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海水注入で吉田氏が独断 事故調中間報告 (産経新聞) 
http://www.asyura2.com/11/genpatu19/msg/632.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 12 月 27 日 00:23:17: igsppGRN/E9PQ
 

海水注入で吉田氏が独断 事故調中間報告
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111227/dst11122700060000-n1.htm
2011.12.27 00:03  産経新聞


 事故調査・検証委員会の中間報告では、東京電力福島第1原発事故での原子炉への海水注入をめぐる生々しいやりとりが明らかになった。菅直人首相(当時)が事故対応への介入を続け、混乱を助長したことがまたも裏付けられた。

 中間報告によると、1号機の危機的状況が続く3月12日夕、菅氏は首相執務室で班目春樹原子力安全委員会委員長、武黒一郎東電フェローらと協議。午後7時すぎ、武黒氏が第1原発の吉田昌郎所長に電話で海水注入の準備状況を聞いた。

 吉田氏が「もう始めている」と答えると武黒氏は「今官邸で検討中だから待ってほしい」と要請。吉田氏は「自分の責任で続けるしかない」と考え、作業責任者にテレビ会議のマイクに入らないような小声で「これから海水注入中断を指示するが、絶対に止めるな」と話し、大声で注入中断を指示したという。

 12日朝の菅氏の原発視察の際も吉田氏は「応対に多くの幹部を割く余裕はない」と困惑。14日夜には吉田氏は自らの死も覚悟し、必要な要員以外は退避させようと判断、総務班に退避用バスの手配を指示した。菅氏が15日朝、「撤退したら百パーセント潰れる」と東電本店に怒鳴りこんだのは、この指示を勘違いした公算が大きい。

 菅氏は官邸5階に閣僚を集める一方、地下の危機管理センターに各省庁局長級の緊急参集チームを設置。指揮系統が二重になった上情報集約もできず、放射性物質拡散予測システム「SPEEDI」の活用にも支障が出ていた。

 

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コメント
 
01. 2011年12月27日 03:18:25 : VpbDzJDyUw
一号機の爆発を、テレビのニュースで聞かされた首相の気持ちを、すこしも察しない
記事だ。この爆発、のちに水素爆発とわかるが、この時点ではまったく不明で、大量
の放射能の拡散も考えられた。想像を絶する大破局の恐怖が、官邸を襲っただろう。

>菅氏が15日朝、「撤退したら百パーセント潰れる」と東電本店に怒鳴りこんだのは、この指示を勘違いした公算が大きい。
撤退は、東電の社長から、じかに聞かされたことだ。吉田氏自身も一時退避している。
一方的なきめ付けで、産経の原子力村への忠義立ての管下ろしは、見苦しい限りだ。


02. 2011年12月27日 06:07:14 : e6SdEWw9lQ
産経記事を読んでよく分からないところがあるので、ソースに当たってみました
「東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会 中間報告」
http://icanps.go.jp/post-1.html

まず1点目: ■撤退をめぐるやりとりについて (>>01 氏も言及されていられますが)
報告書の
(2)福島原子力発電所事故対策統合本部の設置
a 福島原子力発電所事故対策統合本部の設置経緯
http://icanps.go.jp/111226Honbun3Shou.pdf
(68ページ)

他方、清水正孝東京電力社長(以下「清水社長」という。)は、同月14 日夜、吉田所長が、前記のとおり、状況次第では必要人員を残して退避することも視野
に入れて現場対応に当たっていることを武藤栄東京電力副社長(以下「武藤副社長」という。)から聞かされ、同日15 日未明にかけて、寺坂保安院長等に電話
をかけ、「2 号機が厳しい状況であり、今後、ますます事態が厳しくなる場合には、退避もあり得ると考えている」旨報告した。
このとき、清水社長は、プラント制御に必要な人員を残すことを当然の前提としており、あえて「プラント制御に必要な人員を残す」旨明示しなかった。

必要な人員を残すという前提を明言しないで退避と言うから、官邸に呼びつけられて真意を質されたということですね。

2点目: ■ SPEEDI が活用できなかった背景について
2 SPEEDI 情報の活用及び公表に関する状況
http://icanps.go.jp/111226Honbun5Shou.pdf
(257ページから)

[東京電力]
緊急時対応情報表示システム(SPDS)
        |
        |(原子炉内の情報等を送付)
        × └─ 外部電源喪失によりデータの送付ができなくなった
        ↓
緊急時対策支援システム(ERSS)
        |
        |(放射性物質の放出量の予測データを送付)
        △ └─ 停電等で現地対策本部の通信機能が制限されていた
[文部科学省]↓
緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)

上の理由から、ERSS による放出源データが入手できなかったため、SPEEDI システムを緊急時モードへ切替え、放射性物質の放出量を1Bq/h と仮定して放射性物質の拡散予測計算を行った。
計算結果は関係各方面に送られたが、実際の放出量に基づく予測ではないため、ほとんど活用も公表もされなかったと報告されている。

活用できなかった主因が ”指揮系統が二重になった上情報集約もできず” あるような報告ではないと思われる。

# 赤かぶ氏へ …… 中間報告に関しては、メディア各社がこぞって記事にしているが、その中から産経を選んだ理由は何ですか。気が向いたら返答されたい。


03. 2011年12月27日 06:48:11 : zW3lC46BuY
管は素人。アドバイスしていた斑目らの責任。事実か知らんが

04. 2011年12月27日 13:18:52 : BxEKWBjREI
いい加減な話だな。
まあ吉田が更迭された理由はわかるが。

05. 2011年12月27日 18:06:06 : XZWCRAyTMM
>>http://techon.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20111215/202630/?P=5
「菅元総理は、2〜3号炉も1号炉を同じ経過をたどるであろうことを直感し、先手を打つことを、東電、保安院、安全委員会に何度も指示していたのですが、これらの専門家たちは、隔離時冷却系が動作しているからという理由で、ベントや海水注入に踏みきりませんでした。」
という証言もある。

管元総理が何を言ったかろくに書きもせず(書くと嘘になるからだろう)、単に大声で怒鳴った、勘違いしたと難癖付けに終始する。この新聞は、誰のために記事を書いているのか?


06. 2011年12月28日 04:19:58 : K9cWgT7Uk6
>>05
>この新聞は、誰のために記事を書いているのか?

言わずと知れた、原子力村。


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