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小出裕章がガレキ受け入れに警鐘「排気系統の<現場で>テストをしない限りやってはいけない」ーーテストせず焼却した東京に抗議
http://www.asyura2.com/11/genpatu19/msg/717.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 12 月 30 日 13:57:35: igsppGRN/E9PQ
 

小出裕章がガレキ受け入れに警鐘「排気系統の<現場で>テストをしない限りやってはいけない」ーーテストせず焼却した東京に抗議 12/28
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65782793.html
2011年12月29日11:48 ざまあみやがれい!


2011年12月28日(水)、小出裕章氏が毎日放送「たね蒔きジャーナル」に出演。大阪府がガレキ受け入れの基準値を発表したことについて、言及。フィルターを付けた上で、<現場で>排気系統のテストをしなければいけないと警鐘を鳴らしました。


▼20111228 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章 - YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=Iefc47Z8ANw&feature=uploademail


※初稿です。誤字脱字は随時修正していきます。

=====(文字おこし、ここまで)

水野「京都大学原子炉実験所助教、小出裕章先生に伺います。小出さん、こんばんはー」

小出「こんばんは」

水野「今日もよろしくおねがいしますー」

小出「こちらこそお願いします」

水野「そして近藤さんです」

近藤「こんばんは。よろしく、どうもー」

小出「近藤さん、こんばんは」

水野「え、まずですね。大阪府が発表しましたガレキの受け入れについての指針について伺います」

小出「はい」

水野「えー…、被災地、の、ガレキ、汚染されたガレキをですね、どうするかという問題なんですが。大阪府は1キロあたり100ベクレルまで、の、ガレキについては受け入れると、これ放射性セシウム値ですね、1キロあたり100ベクレルまで、のガレキを受け入れるということを発表しました。」

小出「はい」

水野「そしてガレキを燃やしたあとの出てくる灰ですね。この灰を管理する際の基準…も…国の基準より厳しいんですが、1キロあたり2000ベクレルと、いう方針を盛り込んだんです。」

小出「はい」

水野「そこで、ラジオネームひがしおおさかのおっさーんさんがですね、これで本当に大丈夫なんでしょうか、これらのガレキ処理、灰を埋めても今後我々に何の影響も及ぼさないんでしょうか、教えてください、といただきました。いかがでしょう」

小出「え…私はもうなんーどもこの番組でも言ってきましたけれども。」

水野「はい」

小出「放射能に関する限り、大丈夫なんて言葉を使ってはいけません。」

水野「すいません。」

小出「はい」

水野「いつもすいません」

小出「必ず危険がある、のです。1キログラムあたり100ベクレルだって危険なわけですし。え…焼却灰1キログラムあたり2000ベクレルを地面に埋めるとすれば、またそれも危険、です。え……いったい私たちが現在の時点で何を受け入れることができるかという、え、一人ひとりの価値判断によっていると、私は思い、ます。ただし大阪府が基準を決めたのは…」

水野「はい」

小出「受け入れの、まず、濃度を決めたのだと思いますが。」

水野「ええ」

小出「住民から見て問題なのは放射性物質が環境に飛び出してきてしまうかどうかという、まずそのことなんですね」

水野「そこです」

小出「はい。えーですから、焼却炉で仮に焼いたときにどれだけの放射性物質が出てきてしまうのかと、そこに、まず、何よりもの関門をつくらなければいけないと、いうことだと思います」

水野「はぁ……。あの、焼却するときにですね」

小出「はい」

水野「一般の廃棄物の焼却施設であっても特殊なフィルターを付ければ」

小出「はい」

水野「大分除去されると」

小出「はい」

水野「いうお話を小出先生おっしゃったことありましたよね」

小出「私はそうずうっと主張しています。」

水野「ええ」

小出「今現在の焼却炉で燃やすというようなことをやってはいけませんので、えー、排気系統に専用のフィルターを取り付けて現場で放射性物質がきちっと取れてるかどうかということを確認…しない限りは燃やしてはいけないと、いうのが私の主張です。」

水野「あの。環境省によるとね」

小出「はい」

水野「そのフィルターを付けたら放射性物質は、99.99%除去できるとか、いうんですけど」

小出「はい」

水野「そんな夢のようなフィルターがあるんやったらそれで全部の原発おおってくれたらいいじゃないですか」

小出「んあ、もちろんそうですね。あの、ただ、原子力発電所の場合にはですね、排気系統に高性能フィルターというものがついてまして、そのフィルターによる放射能の除去試験というのを毎年の定期検査でやることになって、います」

水野「はぉー」

小出「え…そして基本的には高性能フィルターが設置されているのであれば、99.99%採れると私は思います」

水野「ほぉ」

小出「ですから……焼却施設にも高性能フィルター」

水野「それをつけると」

小出「はい。匹敵するようなフィルター。高性能フィルターは、あの、温度に弱い、熱に弱いもんですから」

水野「ええーっ…?」

小出「焼却炉の排気系にそのままではつかないと私は思います」

水野「はい」

小出「その場合にはセラミックフィルターとか別のフィルターがありますので。いずれにしてもそれをつけて、(強調)現場でテストをしなければいけません」

水野「はい」

小出「あの……、ん……、環境省等がそうなっているという、なるはずだという、そんなことでやってはいけなくて」

水野「机上の話ではなくて」

小出「そうです」

水野「現場で本当に、とれるのかどうか、99.99%」

小出「はい。はい」

水野「はあそういう、実際にじゃあそれがつけてどうなるのかという事を抜きに」

小出「はい」

水野「受け入れの基準の数値だけ決めても」

小出「駄目だと……」

水野「これは住民の方々の不安を払拭することはできそうにないってことになりますね」

小出「そうです。」

水野「んで、もう1つね」

小出「はい」

水野「あの、小出先生、これ致し方ないから、焼却は各地でやるしかないんだというご意見だと思うんですが」

小出「はい」

水野「反対論の方々もいらっしゃるわけで」

小出「もちろん、たくさんおられます」

水野「そうですね」

小出「はい」

水野「例えば神戸大学の山内和也先生」

小出「はい」

水野「この番組でもお話くださいましたけれども」

小出「はい」

水野「試算をなさいました」

小出「はい」

水野「例え99.99%除去できたとしても、も、余りにも多くの量のガレキを処理しなきゃいけないんだと」

小出「はい」

水野「そうすると1日120トンのペースで、計算したら、1年間、焼却を続けるとおよそ44万ベクレルが大気中に放出されると」

小出「はい」

水野「焼却を続けるってことは放出量も増加するんだというこういうご意見なんです」

小出「ええ。山内さんの試算……ま、44万ベクレルとおっしゃったんですか?」

水野「はい」

小出「え…もしそうだとすればですね、1つの焼却炉から1年間に44万ベクレルのセシウム137が大気中に出ていくよということですね」

水野「はい」

小出「それは大気中に出れば、え……空気に乗って流れていって、あちこちに汚染を広めるわけですね」

水野「ええ」

小出「ただし、みなさんに考えて欲しいのですけれども。福島第一原子力原子力発電所の周辺、には1平方メートルあたり、何百万ベクレルというすでに汚染があるのです」

水野「1平方メートルあたり何百万ベクレル」

小出「そうです。飯舘村にしてもそうです。1平方メートルあたり何十万ベクレルという汚染があるのであって。え、仮にどこかの焼却炉で焼却して1年間に44万ベクレルが空気中に出てきたと、しても、住み、言葉が大変悪いと思うけれどもそれがいったいど、なんなんだというふうに言いたくなってしまうのです、私は」

水野「それぐらいもう福島近辺はものすごい」

小出「猛烈に汚れているのです」

水野「汚れ方だということですか」

小出「そうです。それで子どもも含めて被曝を今しているのです。」

水野「んー………。そこは本当にあの、あたし自身も悩んで、小出先生の言葉でも受け入れにくい所なんです」

小出「はい(苦笑)」

水野「どうしたらいいのかわからないっていうのが私の今の答えなんですね」

小出「はい」

水野「あのー……でまた、大阪の悩みの1つとして、これ、灰を海へ埋め立てる」

小出「埋めてはいけません。もともと……」

水野「いう話になりそうなんですよね……」

小出「はい。あの、1キログラムあたりう8000だろうが2000だろうが海に埋めるなんてことはやってはいけなくて。え、これも私はなんどもこの番組でも聞いていただいたけれども、それはもともと東京電力の所有物なんですから、各地の自治体が引き受けるのではなくて、東京電力に返すべきものだと思います」

近藤「あのー先生」

水野「はい小出さん。ごめんなさい、近藤さん」

近藤「あのーなんていうんでしょう。海へ埋めるということはおかしい。そして焼却する場合も相当な設備が要ると」

小出「はい」

近藤「しかしですね。その、こういうふうに自治体が、あ、遠くからから声を上げて引き受けるっていう、ことの意味はね。」

小出「はい」

近藤「あのー、それになりにーなんちゅうんでしょう。先生は理解はできるわけでしょう。つまり、あの、福島にそのまま頬っておいていいっていうわけではないですよね」

小出「私はそう思うのです。はい」

近藤「んで。それで東京がまず引き受けるっちゅうてやったわけですよね」

小出「はい」

近藤「すっとー、他に次々声があがってれば問題ないんだけど、ないから大阪がやると、こういう、今の流れでしょう」

小出「はい」

近藤「そうすると、その……、それ自体は、あの、先生、1つの方向性としてはOKなわけですか」

小出「えーと、東京がですね、排気系統のテストもしないまま燃やしているということに私は抗議したいと思っている……」

近藤「ああー、そういう問題があるわけですよね」

小出「はい。ですから住民をきちっと守れるということがわからない限りはやってはいけないことなのであって。」

近藤「ああそうか。そうすると」

小出「とうていもうやってはいけないし」

近藤「なるほど。手を挙げても…」

小出「はい」

近藤「私のとこは引き受けますと手を挙げても住民を守れるという前提がないとダメだって言うことですね」

小出「そうです。はい。ですから排気系統の現場でテストをしない限りはやってはいけないと私は言っています」

水野「ああそうか……。だから放射性物質の数値だけ、で、受け入れるか受け入れないかということを今まで論じ続けてるところが多いわけですけれども」

小出「はい」

水野「現場で本当に守れるのかどうか。で、具体的なそのフィルターというもの、あるわけですから」

小出「はい」

水野「やるべきことはあるということですね」

小出「そうです。」

水野「はい。それをやるかどうかが非常に大切だというのが小出先生のご意見」

小出「はい」

水野「のようです。先程私神戸大学の山内先生のお名前、間違ってお伝えいたしました。大変失礼しました。神戸大学教授の山内知也(ともや)先生の試算をご紹介いたしました」

小出「はい」

水野「京都大学原子炉実験所助教、小出裕章先生どうもありがとうございました」

近藤「どうも」

小出「ありがとうございました」

=====(文字おこし、ここまで)

 

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コメント
 
01. 2011年12月30日 14:36:51 : 5fVqpnLeak
福島が高度の汚染だから他の地域が多少汚染されてもしょうがない、というこの人の独自の主張はやはり受け入れないことにする。

現場テストもしないで焼却をしている東京の非難はその通り。おまけに、より高汚染の宮城のがれきを一般の焼却施設で燃やしている。


02. 2011年12月30日 14:39:18 : iidK5jB2Bc
ったく、このキチガイ学者には唖然とする。
汚染度のもっともひどい福島と比べて、地方でいくら放射能汚染が広がろうとたいしたことはないという。


小出「ただし、みなさんに考えて欲しいのですけれども。福島第一原子力原子力発電所の周辺、には1平方メートルあたり、何百万ベクレルというすでに汚染があるのです」
水野「1平方メートルあたり何百万ベクレル」
小出「そうです。飯舘村にしてもそうです。1平方メートルあたり何十万ベクレルという汚染があるのであって。え、仮にどこかの焼却炉で焼却して1年間に44万ベクレルが空気中に出てきたと、しても、住み、言葉が大変悪いと思うけれどもそれがいったいど、なんなんだというふうに言いたくなってしまうのです、私は」



こういうキチ外学者をなんとかしないと、この国は福島と同じレベルまで汚染されなければ気がすまないということになる。
ほんとうは福島と比べること自体が論理的におかしいのだ。
汚染はどんな理由があろうとも少なければ少ないほどいいし、また、一箇所に集めて動かさなければ、強い汚染の拡散は防げる。

このキチ外学者を擁護する頭のいかれた阿修羅の小出信者にとってはまたしても批判することはタブーなのだろうが。w

いやはや、キチ外に刃物じゃなく、キチ外に阿修羅だ。www


03. 2011年12月30日 14:48:52 : NPBK4fhMis
「焼却炉のゲンバで原発の煙突についている99.99パーセントと飛散をストップさせるフィルター付が機能しているかどうかの試験をして焼却を認められる」とする。小出氏の意見。そんなもの何処にもないまま焼却しているのだろう。大阪もそうやり、出来た灰は瀬戸内に繋がる大阪湾に捨てるとするので、放射能の危険を理解しているとも思われない大阪当局に任せてはいけない。飛散する焼却灰の問題もある。兵庫県対岸の四国も声を上げるべきである。明石の蛸、鯛、鳴門ワカメも汚れちゃうよ。
 小出は「海に捨てることもいけない」と警告している。結局各地で「焼却灰を飛散させること」、「焼却灰を土の中に埋め」ること「海に捨てる。」こと、どれも現実には認めていないのじゃないか。

04. 2011年12月30日 15:16:45 : iidK5jB2Bc
小出の言っていることは巧妙な詐術。
現実にはできないことを前提条件に、瓦礫を受け入れろといっているわけだから、現実にはできないことを承知の上で受け入れだけが進行することになる。

それは小出のあらゆる発言に共通する詐術のパターン。

たとえば汚染食品の拡散と流通にしても、現実にはできえないこと(東電に放射能測定させ、それをマーケットで表示させる)を前提に、拡散を承認している。

こんなキチガイじじいのいうことを神妙に聞いているのは阿修羅の半キチども以外にだれがいるのか?w


05. 2011年12月30日 15:57:35 : GNcNi6mjs6

大変危険な落とし穴がありますね。

煙突から放射性物質が漏れ出していないか測定してOKだったら焼却してもOKということですが…

大阪府はアルファ線核種を存在していないことにして、放射性物質=セシウムとしている。

当然セシウムしか測らないでしょう。セシウムが漏れないからOKとしてしまう危険性があります。

内部被曝で恐ろしいのはウラン・プルトニウム等のアルファ線核種の放射性微粒子です。

1号機の爆発で大量のウラン・プルトニウムが三陸沿岸に飛散した可能性があります。

アルファ線核種はガイガーカウンタ、モニタリングポスト、ゲルマニウム半導体検出器などでは検出出来ません!

みなさん、だまされてはいけません。実際にテストなどしても無意味です。

放射性物質で汚染されたがれきは決して焼却してはいけないのです。


06. 2011年12月30日 16:01:32 : eXaBnt7Tzs
基本的なことだが「封じ込めること」を何よりも前提に事を進めなければならない。。
巨大プロジェクトが、基本から逸脱していれば、被害も巨大になるのは当然だ。生半可な実験などで、どうなるものではない。技術の世界を甘く見てはいけない。
小出氏は機械というものを、さほど信頼してない発言もされていたと思うが、それについては同感だ。ものを作る人間に言わせてもらえば、機械は壊れるものだし、建築は倒れるものだ。

まずは仮置場・貯蔵施設の建設を急ぐ方が先だろう。 
続いて、放射性廃棄物処理場・処分場の建設だ。
10年単位のプロジェクトになる。あたりまえだ。
核が簡単に処分出来るわけがない。
国が責任を持って、被災住民に説明し、避難させるのが本当だが、期待できない。
学者にも期待出来ない。
技術屋の俺が言うのもなんだが、技術者にも期待できない。
東電に海外プロジェクトの経験を持つエンジニアがいるそうだが、ひとりで出来ることなんか、たかが知れている。広大な核廃棄物処理地帯を管理できるゼネラリストなど、世界中探してもいない。
結局、日本人はスポンテニアスな計画・建設しかできない。つまり核廃棄物処理地帯はなし崩し的に形成される。汚染も基準も場当たりで、対処していくことになる。基準も採算も度外視して、核を封じ込める性能設計に情熱を燃やすエンジニアなど少数派だろう。
核燃料は外界にむき出しのままで、排出される放射性廃棄物がどれほど膨大な量になるのかさえ、予測できない。
東日本の広大な地域が、核のゴミ捨て場になると以前から言ってきたし、逃げるしかないとも言ってきた。
今は、東京・他の地域での核廃棄物の焼却をやめさせるべきだし、北日本や西日本を守ることが重要だ。
どうしても瓦礫を燃やしたければ、仮設焼却プラントを被災地に持っていけ。
JFE・東芝あたりにねじ込めば、実験くらい実現するだろう。

放射性廃棄物仮置倉庫設計者談


07. 2011年12月30日 16:17:47 : tZFsDhN6zM
このラジオ番組を聴いている人の中で小出氏に帰依しようという心づもりなのはごく少数しかいないと思うがな。他の反原発の識者の中で政府の委員会の委員に選ばれている人もいるが、小出氏は選ばれていないようだ。つまり、脱原発後のビジョン作りや被曝に対する対策作りなどの面で期待されているわけではなく、基本的な原発の仕組み、放射性物質の性質、総論的な部分についての正確な知識について社会は期待している、ということだ。足りない部分は他の専門家の意見を聴けばいい。

08. 2011年12月30日 17:28:10 : Xcd9KLtvbQ
セシウムは焼却によって641度以上の温度で気化し、焼却直後の排気ガスを一旦180度くらいまで冷却するので、気化したセシウムは再び元に戻り灰などにくっつくき、その状態でバグフィルターを通せばそのフィルターで99.99%取り除けるということだと思うが、原理的にそうなっても想定外の事態も起こるかもしれない。仮に排気の温度がトラブルなどで180度まで下がりきらずに300度だったとするとフィルターに穴が空くなどし、フィルターが破損すればセシウムは100%大気中に出てくる。実際に過去にバグフィルターに穴が開いた事故がおきている。一度のフィルターの破損によって排出されるセシウムは膨大な量になるはずだ。さらにはバグフィルターの焼損を防ぐために、排ガスをそのまま排出するバイパスがあるそうだ。そこから密かに排出されれば、その地域はあっという間に汚染される。そして同じ焼却炉で何度も何度も焼却すると、焼却炉の炉内や煙突などが非常に高い線量が観測される汚染空間となり、その焼却炉は原発と同じような危険地帯ということになる。作業員が炉内に入ってメンテナンスしようとすると当然ながら作業員は被曝するだろう。将来、焼却炉の廃炉にも膨大な手間と費用がかかるようになるかもしれない。焼却灰の処理の仕方が悪ければ、灰が風で舞うなどして大都市の空に拡散するかもしれない。埋め立てれば長い年月をかけて地下水や海水、海産物を汚染する。焼却灰の不法投棄の可能性も考えられ、一度不法投棄されれば取り返しがつかない。とにかく瓦礫を拡散することによって非汚染地帯を汚染地帯へと変え、被害ははさらに拡大することだけ間違いない。自治体で瓦礫を引き受ければその自治体にカネが流れるので福島には新たな焼却炉が作られず、結果的に福島の人たちをさらに被曝させることにつながる。福島に新たに放射性物質を含む瓦礫専用の焼却炉を数箇所に作ることを最優先し、それまでは瓦礫を福島から移動させてはならない。

09. 2011年12月30日 20:02:55 : DxqwLsmr3Q
震災瓦礫は、全国が協力しなければ処理出来ないような大嘘がまかり通っているが、震災瓦礫2300万トンのうち、鹿島JVが850万トンを2000億円で落札し、現地に処理場・処分場を建設している。
他にも瓦礫処理をやりたい企業体など、まだまだあるわけで、処理能力が不足しているというのは、大嘘だ。

「痛みを分かち合う」のではなく、「利権を分かち合う」というところでグズグズやってるだけ。

臨海リサイクルパワーがそうであったように、大阪湾フェニックスは、金に困ってて、金がほしいだけだ、関西市民の健康と自然環境を犠牲にしてまでも。

核をばら撒くな。

参考までに↓
「フェニックス事業の現状と課題」
http://j-fusyoku.jp/Phenix.html


10. 2011年12月30日 20:58:45 : 1RhHy2oVmo
日本中をどうしても放射能汚染列島にしてしまいたい奴らがいるようだ。
「実験」なんてヤリマシタ、ダオジョウブでした、で終わりさ。ストレステストみたいなもんさ。

利権の奪い合いを繰り広げながら、気が付くと、日本中汚染だらけ、輸出品は汚染で外国が買わない。輸出できるのは汚染した人間でもオッケーな種類の労働力や、汚染の着かないソフトくらいになってるんじゃないか。それで、世界の汚物置き場を引き受けて代金を非汚染食料を輸入・・・なんてのは悪夢だ。

やっぱり小出先生ちょっと理屈がおかしいですね。


11. 2011年12月30日 21:07:05 : iidK5jB2Bc
09氏のいうように、おそらく「利権」だろうな。
でないとこんなバカバカしいことをやる理由が、正気な頭なら考えられない。

そして「利権」のために国民の生命や健康を一顧だにしないという日本人の体質もまた、昔から変わらなかったということだ。
(特攻隊のような残虐な戦争方式や「姥捨て」の習俗、「子殺し」の習俗など)

絆(きずな)なんてことをテレビマスコミでしきりに言い立てているが大嘘だ。
日本人にそんなやさしいものなどありはしない。みんな大嘘を付き合って腹の中ではいかに他人を踏みつけてもいいから現状の生活を維持するかをニコニコ顔で考えているだけだ。

こんな国、滅びてしまえ。


12. 2011年12月30日 21:38:51 : tZFsDhN6zM
◎20111230 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章〖録音〗

@http://www.youtube.com/watch?v=d7tnfeZC6_s
Ahttp://www.youtube.com/watch?v=z2utI8MHUs0


13. 2011年12月30日 22:04:26 : 9tgwoZaWmg
確かに小出もとんでもないな。まさに他人事。。
よその自治体で処理する費用や放射性物質が拡散するリスクを考えれば、福島で処理すべきことは明らか。燃やすよりは、ソ連のように上から土かけて埋め立てろ。
フィルターで99.9%カットできたところで、フィルターを誰が整備するのか。被爆するような施設は極力少なくすべき。

14. 2011年12月30日 22:32:22 : XsvsHjFoas
>13さん
ほんとにそうです。ゴミ焼却場の職員はイキナリ原発被曝労働者にされてしまった。
なんの手当も、ろくな防護も、専門知識もなしに、上司にだってありゃしない。「日本のリクビダートル」だ。もっと悲惨だ。

焼却場もすぐに寿命が尽きるだろう。で、誰が解体するの?またまた、なんの防護知識も準備もない、普通の解体やにやらせることになるんじゃないか。

今だってそうだ。瓦礫を裁断したりコンテナ梱包したりする労働者はスゴイ被曝をさせられてるはずだ。大穴掘ってセメンで固めちまうというのも、漏洩の危険が将来ある。が、はるかに安全だろう。


15. 2011年12月30日 23:44:32 : l1NPjWZAfD
小出さん、自分の専門外のごみ処理に口出しすると、へんなことになりますから、やめましょう。
まさか、環境省のあの「99.99%神話」を信じているとはビックリ。もうちょっと勉強してもらいたいです。
あッ、講演や出版で忙しくて、それどころではないのでしょうね。

16. 2011年12月31日 04:42:28 : NoKDzdQfJM
結局、どこもかしこも利権か?国から仕事をもらえるところばかりが、栄える。
正しい解決策を語ったところで、徒労。

社会主義の中国が、実は日本より資本主義でぐんぐん成長している。GDPで、
日本を追い抜いたというが、実質では日本の4、5倍程度だろう。10年後には、
実質で日本の10倍になる。


17. 2011年12月31日 10:45:16 : Bcml9vh5QU
「たね蒔き」自体が、多少のガス抜きをするための陰謀番組じゃないのかね。

18. mainau 2011年12月31日 19:09:30 : GgaPs4QXWLwO2 : 85rTG3hiJk
放射能がれきを全国に拡散させるなどというのは、人類の歴史上始めての試みである。
もし本気でこれを行うなら、日本人は世界史の上に、たぐいまれな愚かな民族として、長く記憶されることになろう。
ガンダーセンにしろ、チェルノブイリの専門家にしろ、みなが放射能がれき拡散にあきれ果て、反対している。
拡散させてしまうなら、世界最低の低能民族であることを証明することになってしまい、日本民族は消えない汚点を世界史に残すことになる。

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