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被曝覚悟の350メートル 消防隊見守る妻「日本の救世主に」(産経)隊員の恐怖心は計り知れないが、拒否する者はいなかった 
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/452.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 3 月 20 日 08:23:29: igsppGRN/E9PQ
 

【放射能漏れ】被曝覚悟の350メートル 消防隊見守る妻「日本の救世主に」
2011.3.20 01:19  :産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110320/dst11032001230006-n1.htm

 見えない「敵」との戦いだった。福島第1原発事故で19日未明の放水活動を行った東京消防庁ハイパーレスキューの第1陣が19日夜に帰京。同庁で会見した。廃虚と化した原発内で被曝(ひばく)しながら、ホースを手作業で広げる決死の作業。隊長らは「無事にミッションは達成した」と胸を張る一方、「隊員の家族には心配をかけた」と涙で言葉を詰まらせた。

 ハイパーレスキューの冨岡豊彦総括隊長(47)が、福島第1原発に最初に足を踏み入れたのは18日午後5時ごろ。特殊災害対策車でどのように安全にミッションをこなせるかを探るのが目的だった。

 当初の東京電力側からの情報では、水をくみ上げる海側までは車で近づけるはずだったが、原発内はがれきで埋まり、進入はすぐに阻まれた。

 「ホースを手で広げるしかない」。午後7時半から始まった作戦会議。がれきを避け、海から放水車までホースを延ばすには被曝の危険が増す車外で作業を行うしかないという結論に達するまで4時間かかった。

 海水を1分間に約3トン送り出すホースは太くて重い。ホースの重さは50メートルで約100キロ。それをロープで引っ張り4人がかりで運ぶ。敷設は約350メートルで、足場は悪く、危険な作業だった。作戦の決行は高山幸夫総括隊長(54)ら約40人の隊員に委ねられた。

 「危険度を熟知する隊員の恐怖心は計り知れないが、拒否する者はいなかった」(東京消防庁の佐藤康雄警防部長)。だが、防護服の着用に普段の3倍以上の時間がかかるなど、緊張の色を隠せなかった。

 約20人が車外に出ての作業。車外作業者には、放射線量を測る隊員から危険度を知らせる声がかかった。「常にそばでバックアップしてくれる仲間がいたからこそ達成できた」と高山隊長。作業は約15分で完了し、屈折放水塔車は白煙を上げる3号機に向け、19日午前0時半、放水を開始。20分で約60トンを放水した。

 家族には心配をかけたという思いがある。冨岡隊長は任務に出る前、「必ず帰ってくるから安心しろ」と妻にメールを送った。妻からは「信じて待ってます」と短い返信があった。佐藤部長は妻に福島行きを伝えると、「日本の救世主になってください」と一言書かれたメールが送られてきたという。

 会見で、冨岡隊長は「国民の期待をある程度達成できた。充実感がある」と語る一方、作戦に従事した隊員について「家族には本当に申し訳ない。おわびを申し上げたい」と涙ぐんだ。

 高山隊長は「家に帰ったら家族と酒を飲みながら反省会をしたい」と笑い、佐藤部長は「恐怖心を克服し任務に当たってくれたことに敬服の念を抱いている」と隊員らをねぎらった。
 

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コメント
 
01. そのまんま餓死 2011年3月20日 11:16:41: W/1M1p8se0m5I : tXYvRJkBTY
効果に有数の企業である東電は
保養地、豪華な施設、社宅を当然
被災者に解放しているでしょうな!

社員は炊き出しに、奥さん方は
手伝いにさぞかし汗を流していることでしょうね!


02. 2011年3月20日 17:27:20: jb60lJ9uVc
彼らは犠牲者であり被害者だ。政府や官僚や富裕層やマスコミに見殺しにされたのだ。彼らを英雄扱いすることで、支配層の責任や非道さが見過ごされてはならない。右翼やネトウヨが、特攻隊を英雄視することで、当時の政府や軍部や官僚の戦争責任から目をそらそうとする過ちと似ている。

03. akita 2011年3月21日 12:29:02: SXV3JKjMi2wUQ : gaUWVt7MgQ
東京のこと(自身)だから東京消防がやるのはあたりまえ。あたかも福島のためにといわんばかりのメディア、政府すり替えるのはやめてくれ。福島原発の電気はすべて関東地区のものなのです。東京消防の隊員を英雄扱いするのはやめてください。ましてはテレビ出演なんぞもってのほかです。いまだ多くの被災者、不明者の中「英雄」もどきを作って何かを隠そうとしている輩がいることは事実です。

04. 2011年3月23日 03:33:28: IeGzrmGP07
消防士としてどんなに厳しい震災現場であろうと出動命令があればそこ赴き、最善をつくし、国民の付託に尽くすのが当然の義務である。それをマスコミが報道することは自由であるが、消防士は原発など特殊な危険現場へ出動するために教育されたエリートの中のエリートのプロ集団である。今回、彼らの行ったミッションはけっして英雄でもなければ、必要以上に褒めあげる報道は必要ない。東京都知事が涙を流して褒め讃える必要もない、当然の職務。他県消防士自衛隊は褒めないのか。
称賛すべき集団は他にいる。日立、東芝など原発メーカーの子会社の下請け、孫請け、ひ孫請けの技術者である。彼らはなぜ消防士のように称賛されたり、(外国のメデアは50人の英雄と彼らを称賛している。)テレビ局に呼ばれたりしないのか。消防士より遥かに多量の放射線量を浴びながら懐中電気をともしながら、原発メーカーの負い目を背に受けて厳し環境の下、「原発の復元」で昼夜頑張っている。彼ら下請けは、危険だからと仕事を断ると以後永久に仕事はこない。プロはなかない



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