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都内の盛り場を見ても外人を見かけなくなりましたが、みんな脱出したのだろう。菅総理の姿が見えません
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/721.html
投稿者 TORA 日時 2011 年 3 月 25 日 15:06:32: CP1Vgnax47n1s
 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu236.html
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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都内の盛り場を見ても外人を見かけなくなりましたが、みんな脱出したのだろう。
菅総理もダウンしたようですが、過剰に恐怖感を煽るとパニックになるだけ。

2011年3月25日 金曜日

◆原子力を弄ぶ罪深きジャーナリストたち 3月23日 永田町異聞
http://ameblo.jp/aratakyo/entry-10838793124.html

この国の原子力行政は、地震国であるという厳然たる事実に、真摯な姿勢で向き合ってきたのだろうか。

平成17年に内閣府の原子力委員会が策定した「原子力政策大綱」を見てみよう。

今年から新大綱の策定作業がはじまっているが、いまのところ17年の大綱が生きており、すくなくともこれが現下における日本の原子力行政の基本的な考え方といえる。

驚かされるのは、219ページにおよぶ文書のなかで、「地震」という言葉が出てきた箇所を調べてみると、わずか2か所に過ぎないことだ。

最初に登場するのは9ページで、こういうところに使われている。

「原子力施設の設計・建設・運転に当たっては、地震等の自然現象に対する対策はもとより、設備の故障や誤操作に起因して、内在する放射性物質が国民の健康に悪影響を及ぼす潜在的危険性(リスク)を抑制する安全対策と、妨害破壊行為のリスクを抑制する防護対策を確実に整備・維持する必要がある」

「地震など自然現象に対する対策」と、通りいっぺんの記述があるだけで、具体的な対策の中身は示されていない。

次に25ページのこの部分。「なお、国は、国内外において大きな地震が相次いだこと等から、原子力施設の地震リスクについて国民の関心が高まっていることに留意するべきである」

国は留意すべきである、というだけだ。大きな地震が相次いでいると言いながら、それを、たとえば地球規模で何らかの変動が起きているのではないか、などと敷衍して考察することもなく、あくまで鈍感に「地震と原発」という重大な課題を通り過ぎる。

原子力委は初めに原発推進ありきの議論でOK、地震対策はその分野の専門家が取り組めばいいという、霞が関的なタテ割り発想が、26名の有識者をそろえたはずの会議に見てとれる。

国の原子力行政の基本において、地震への万全の備えという、国民の命を守る姿勢そのものが抜け落ちているのである。

では、昨年6月にまとめられた資源エネルギー庁の「エネルギー基本計画」では「地震」という言葉が何回出てくるだろうか。これも「総合資源エネルギー調査会」なる有識者の審議を経ている。

まず3ページ。「テロや地震などのリスクは減じておらず、エネルギーの輸送・供給や原子力などについては一層の安全確保が求められていく」

次に31ページ。

「安全規制を取り巻く近年の大きな環境変化を踏まえた上で、必要な取組を実施してくことが重要である。具体的には、安全審査制度における品質保証の考え方の取り入れや検査制度における品質保証の取り入れの拡充、大きな地震動を受けたプラントの点検方法の標準化・マニュアル化、トピカルレポート制度28の対象分野の拡充、リスク情報の活用方策等について検討する」

原子力政策大綱と同様、「地震」という言葉が出てくるのはこの2か所だけである。どんなにコストがかかっても地震への備えを万全にしておくのだという姿勢は微塵もうかがえない。

原子力の平和利用を唱える以上、なによりも「地震対策」という項目を掲げ、原発の是非論も含め、議論するべきではなかったか。

大地震を想定しておかねばならないはずのこの国で、原子力行政に携わる官僚や民間の有識者が、ほとんど本気でその重要な問題に立ち向かおうとしていないことは、驚愕すべきである。

もとより下記のような霞ヶ関作成の原発増設プランを前提にし、アリバイ的に御用学者や評論家、ジャーナリスト、財界人を集めて審議しているのだから、いまさら嘆いても仕方がないことかもしれない。

「2020 年までに、9基の原子力発電所の新増設を行うとともに、設備利用率約85%を目指す。さらに、2030 年までに、少なくとも14 基以上の原子力発電所の新増設を行うとともに、設備利用率約90%を目指していく」(エネルギー基本計画)

原子力委にしても、総合資源エネルギー調査会にしても、議事録を読んでみると、いつも威勢よくメディアで発言している評論家やジャーナリストが、委員として惨めなほどにズレた議論をしていることに気づくことがしばしばある。

例に出して恐縮だが、ことし1月31日に開かれた原子力委員会・新大綱策定会議における青山繁晴氏の発言は次のようなものだった。

「原子力発電が集中立地している若狭湾では、雨が降ったとき、自然界の放射線量がどれぐらい増えるかというと、大体170nGy/h(ナノグレイ・パーアワー)までいくんです。ところが、原発が地震で揺らされたとして、使用済み核燃料棒のプールの水とかが仮に漏れたという被害であれば、170nGy/hまではとてもいかない。すなわち自然界の放射線量を超えることがない。環境への影響はない。中越沖地震で柏崎刈羽原発の使用済み核燃料棒のプールから水が漏れましたが、IAEAの調べでも環境への影響はなかったことが確認されている。しかし社会的には、こうした事実がまったく知られていなくて、環境が汚染されたかのような事実誤認がある。(中略)必ず巨大地震というのはやがて来るわけですから、そのときに何が起きているかということを地元の方あるいは国民全体がフェアに、客観的に判断できるような教育を今から積み上げることが大事ではないかと思っています」

この青山氏の発想からは、日本の原発がどうやって地震に備え、安全を確保すべきかという視点は完全に欠落している。

そればかりか、原発が巨大地震に見舞われたときに国民全体が「フェアに客観的に」判断できるよう教育すべきであるという趣旨の発言は、つまるところ「地震国の国民として少々の放射能で騒がない教育が必要」とも受け取ることができる。自然と人間に対する恐るべき傲慢さといえないだろうか。

ちなみに170nGy/時は、0.136マイクロシーベルト/時である。福島第一原発3号機北西0.5キロにおける放射線量が一時、5000マイクロシーベルト/時を超えたのは周知のとおりだ。

福島市の県北保健福祉事務所で3月22日11時に観測した数字が6.53マイクロシーベルトで、青山氏が持ち出した170nGyすなわち、0.136マイクロシーベルトの48倍という計算になることを考えると、いかに原子力委でいい加減な議論が行われていたかがわかる。

3月25日に開催される予定だった原子力委の会議は延期されたが、次回会合でも青山氏は同じ考えを貫けるだろうか。

かつて内橋克人氏は、行政や電力会社に支給されるデータ、紙に書かれた情報をマル呑み込みする知識人たちの説く「原発推進論の無知蒙昧ぶり」(内橋克人「原発への警鐘」)を嘆いた。

財団法人「日本原子力文化振興財団」が1000人のジャーナリストを選び「PA(パブリック・アクセプタンス)戦略」と呼ばれる原発推進洗脳作戦を繰り広げたことも、内橋氏は厳しい視線で書いている。

また、鎌田慧氏はその著書「原発列島を行く」(2001年)において、「言論買収」という激しい言葉で、マスコミにはびこる原発信奉者を糾弾している。

「政府資金は、膨大な広告費として、新聞、雑誌、テレビなどのマスコミを汚染した。言論買収といってもまちがいない。また、原発の信奉者は、これまで数多く輩出した。かつては大熊由紀子(朝日新聞)、最近は上坂冬子(作家)などが、宣伝に貢献している。上坂は電力会社の『助さん格さん』にともなわれてアジア各地の原発事情をみてまわり、原発賛美の記事を書いている」

いまこそ、ジャーナリストや識者といわれる人々が目を覚ますべき時だ。経産省の幹部が原発関連企業に天下りし、電力会社が地元にカネをばらまき、原発を「クリーンエネルギー」だとうそぶいて推進してきた結果が、この惨状だ。

国が一刻も早く脱原発にエネルギー政策を転換し、代替エネルギーの開発を強力に進めるため、識者、ジャーナリストは霞ヶ関におもねる姿勢を改めねばならない。もはや世論をミスリードすることは許されない。


◆【緊急報告】広瀬隆/広河隆一 「福島原発で何が起こっているか?−現地報告と『原発震災』の真実」
http://www.ourplanet-tv.org/

日時:2011年3月23日(水)19:00〜21:00(18:30開場)
会場:早稲田奉仕園 スコットホール(定員200名)
上記で開催される同イベントの生中継。


(私のコメント)


テレビのニュースでは、対策会議にも菅首相の姿が見えませんでしたが、23日を最後に姿を見せなくなっている。福島第一原発は小康状態ですが、決して楽観は出来ないようだ。テレビを見ていても情報操作が厳しくなってきているように思える。枝野官房長官も国民のパニックを抑えることに力点を置かなければならなくなっているのだろう。

福島第一原発から湯気や煙が出続けているように、放射能の汚染物質が少しづつ出続けている。海水で冷やすのは応急措置であり、冷却装置が働かなければ使用済み燃料棒は過熱し続ける。昨日は3名の作業員が被爆しましたが、彼らには何も知らされていないで作業させられているのだろうか? 少なくとも高圧電気工事にはゴム手袋とゴム長靴は必要な装備ですが、ゴム長靴も支給されていないようだ。

保安院も3号炉の一部破損を認めましたが、180ミリシーベルトは作業できる状況ではない。2号炉も一部破損しているのだろう。今日の動きとしては海水を入れ続けるのはまずいからタンカーで真水を運んで注入するという動きがあるようですが、対策が後手後手になっている。官邸が機能不全になっているために、バックアップ体制が取れていない。

菅総理の性格的な欠点が出てきて、イラ菅と言われるように官僚をどやしつけてばかりいては官僚も逃げるだろう。だから情報が総理に集まらなくなり官邸は機能不全を起こしてしまう。そしておそらく体力的精神的にダウンして会議にも出られない状況になっているのだろう。ネット上のニュース記事でも菅総理の動向がつかめない。

今日は広瀬氏の講演の動画を紹介しますが、あまりにも恐ろしくて気の弱い人は見ないほうがいいかもしれない。NHKや民放の放送では「問題ない」のオンパレードですが、広瀬氏はそれに異議を唱えている。マイクロシーベルトも1時間あたりの数字であり、1万倍すれば1年の値になるそうです。そしてどのテレビにも同じ専門家が出てきますが、御用学者であり信用が出来ない。

原発が停電して自家発電もストップすれば、冷却装置もストップして燃料棒が過熱して暴走を始める。まさに「想定外」の事が起きたわけですが、永田町異聞で指摘しているように「原子力政策大綱」には、ほとんど防護対策には簡単にしか触れられていない。地震の言葉は出てくるが津波などは「想定外」の事だったのだろう。福島第二原発や女川原発は同じ津波に遭いましたが、何とか事故は防げたようだ。

だから福島第一原発も、自然災害対策を打っていれば、最悪の状況は防げただろう。最悪の状況でも水素爆発が防げていれば電源が復帰すれば元の装置も動かすことも出来るのでしょうが、広瀬氏によれば水素爆発で爆発によって内部もかなり破壊されているようだ。テレビの解説では原子炉は大丈夫と言うことですが、内部のデーターが分からないから、今後どうなるか分からない。

原子力委員会のメンバーである青山繁晴氏は、使用済み燃料棒の保管プールは地震にも影響がないと発言していますが、水素爆発が起きて燃料棒が露出することまでは予見できなかったようだ。けっきょく大前氏が言っていたように、日本には原子力発電が分かっているのは日立や東芝の技術者ぐらいであり、大学教授や科学担当記者や知識人や東京電力は原子力発電所が分かっていないのだろう。だから水素爆発も予見できなかった。

原子力発電に否定的な学者や専門家がどんどんパージされて、イエスマンだけが残って原子力発電が進められているのですが、事故対策まで御座なりになってしまったから今回のような事故が起きる。東京電力は採算重視であり、安全対策は後回しだ。国会でも原発の安全対策が討議されても、それが現場に反映されることはない。反対すれば東京地検が動いて失脚させられる。

最初から予想しているように、電源が来ても装置の復旧には相当時間がかかるだろう。上手く行かなければ近づくことも出来なくなり原子炉が爆発すれば広瀬氏が予測するような事態になる。私自身はそこまでにはならないと思いますが、死の灰は風任せに撒かれ続けることになるだろう。永田町異聞にも書かれているように日本の知識人の原発に対する無知ぶりは、今回に事故の原因の一つになったともいえるだろう。少なくとも原発が分かっていれば水素爆発は防げたはずだからだ。

テレビなどにも、日立や東芝や三菱などの原子力プラントの元技術者がなぜ出てこないのだろう。出せば東京電力や経済産業省へのずさんな原子力行政が批判されるから出さないのだ。死の灰が撒かれ続ければ、いずれは隠し切れなくなって実態がはじめて分かるだろう。しかし過剰な恐怖感を煽るのも間違いであり、早くも国外脱出や買いだめなどが始まっている。

私などは米軍がどう動くか注視しているのですが、米軍家族も続々国外に脱出している。横須賀が母港のジョージワシントンも急遽出港して退避するようだ。都内の盛り場を見ても外人を見かけなくなりましたが、みんな脱出したのだろう。菅総理も過労とストレスでダウンしたようですが、過剰に恐怖感を煽るとパニックになるだけであり、かえって判断を誤ることになる。


 

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コメント
 
01. 退職爺い 2011年3月25日 15:46:58: ie.Js0/dJqxbg : i1jA91CTH2
ジルコニウムが福島原発の海水取水口から検出されたと言う。

内閣政府は国民の安全を守ることが最優先の筈だが、東海地震が危惧される浜岡原発を来月にも再開とは…

言葉を失ってしまう。それとも静岡の商用電源周波数が何Hzか知らないが
関東、東北にでも供給するとでも言うのであろうか。

ただ単に再開すると言うのであれば、倒閣、反官僚運動の国民的な行動を起こさねばならないのだろうか。


02. 2011年3月25日 16:01:21: 3FnU3GYeqM

地上の星 - 本当の「フクシマ50」

2011年 3月 25日 15:24 JST
http://jp.wsj.com/Japan/node_209339


 福島第1原子力発電所での過熱事故や放射能漏れとの闘いにおいて、脚光を浴びているのは「フクシマ50」と呼ばれる消防士や自衛官、工場職員だ。


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福島第1原発の制御室で懐中電灯の明かりを頼りに計器をチェックする東電社員
http://jp.wsj.com/var/plain_site/storage/images/media/images/20110323_tepco/4392604-1-jpn-JP/20110323_TEPCO_image_Col3wide.jpg
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 だが、日本史上最悪の原発事故の鎮静化に向けた辛い裏方作業の多くは、原発業界の数百人の名もない現場作業員の身に降りかかっている。高まる被ばくの脅威にさらされながら、パイプの運搬やがれきの撤去などさまざまな肉体労働で現場を支えている。

 福島第1原発では通常、日常的な原子炉の保守作業を行う数千人の労働者が働いている。だが今その多くに対して、事故を起こした現場に自ら志願して乗り込むことが要求されている。しかも、通常の賃金でだ。

 怖いが、誰かが行かなければならない、と多田堅司さん(29)は話す。多田さんは、東京電力の下請け会社、東海塗装に勤務する保護塗装のスペシャリストだ。

 多田さんの通常の職務の一つは原子炉設備の腐食箇所の塗装。多田さんは21日から福島第1原発で働く数百人の待機要員の一人に加わる予定だ。待機要員はエンジニアや機器操作員のほか、電力ケーブルの運搬と給水パイプへの接続など原子炉の過熱を収束させるために必要なあらゆる力仕事を担う人たちだ。

 現場要員の任務の内容は主にまた聞きしたものだ。彼らの一部は、福島原発周辺の退避指示圏の端に位置する大型トレーニング施設、「Jヴィレッジ」に待機しており、外部との接触はほとんど断たれている。電話もあまり通じない。

 物腰の柔らかい、人好きのする丸顔に黒縁のメガネをかけた多田さんは、取材に応じ、現場の同僚が給水に必要なポンプの設置を行っていたことや、放射線量はそれほど高くないことを電話で伝えてきたことを教えてくれた。

 東電や事故現場に要員を派遣しているその他の企業によると、それら要員には、特別な報酬や既存の災害・疾病保険以外の特別手当ては支払われていない。緊急事態への対応に追われ、そうしたことを検討する時間はないという。また、それを問題にする派遣要員もいないという。こうした危機に際して報酬を要求するのは、さもしい行為とみなされている日本ならではだ。

 東海塗装の池田義専務取締役は、カネのためにこの任務を引き受けている者は誰一人いないと述べた。また、要員の多くは退避指示が出された地域の住民であり、事態収拾のためには支援を惜しまないとした。

 多田さんによると、多田さんの通常の月給は約20万円で、日本のサラリーマンの平均月給29万1000円をはるかに下回る。それでも多田さんは、仕方ない、誰かが行かなくてはならないと話す。だが、多田さんの母親は行かせたがらなかったという。

 技術専門学校で建築を学んだ多田さんのように、待機要員の多くは高等教育は受けていない。重要なのは彼らが放射線環境に精通している点だ。

 60人あまりの主要員は、原子炉付近の厳重に防御された建物内で寝泊まりしている。当初、原子炉の冷却作業の運命はこれら一握りの要員が握っていると勘違いされたことから「フクシマ50」と呼ばれるようになった。これら福島第1原発所長率いる中核管理職は、復旧作業の指揮や制御室の運営、原子炉計器の監視を行っており、建物を離れることはめったにない。

 消防隊員や電源ケーブルの敷設要員などの残りの作業員は、シフトが終わると現場から撤収し、放射線量の比較的少ない場所で待機している。待機所の一つとなっているJヴィレッジについて、福島県は政府が退避指示を出している原発から20キロ圏内に位置すると主張しているが、防衛省は圏内ではないとしている。

 東電は23日、330人の社員を現場に派遣した。その他の224人の要員は東海塗装のような東京電力の「協力会社」から派遣されている人たちだ。

 多田さんは、日本の原発業界の中間層に位置する半熟連労働者の一人。下層には大勢の日雇い労働者がいて、最上層には東京電力や東芝、日立製作所といった企業の管理職やエンジニアがいる。

 池田専務によると、東海塗装は現在までのところ、自ら志願した6人の要員を派遣している。池田専務は、東電には40年間世話になったので、われわれのできることをしたいと述べた。

 現場要員は防護服とマスクを着用しており、放射線環境での作業訓練を受けた者でなければならない。防護服の下に着用した作業着の胸ポケットには、放射線量を測る2つの線量計が装着されている。


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福島第1原発で送電線を修復する作業員(3月18日)
http://jp.wsj.com/var/plain_site/storage/images/media/images/20110323_powerlineworkers/4392738-1-jpn-JP/20110323_PowerLineWorkers_image_Col3wide.jpg

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 多田さんによると、既に現場に行った同僚の話では、5時間の作業による放射線の被ばく量は100マイクロシーベルト。胸部のX線写真を1回撮影したときと同程度だ。これは、多田さんの言う事故前に通常勤務で4時間作業を行ったときの被ばく量、190マイクロシーベルトよりも少ない。

 福島第1原発から約30キロに位置する田村市の避難所にいる、原発設備メーカーの男性社員も、今週初めに現場勤務を要請されたと述べた。男性は、3号機への給水パイプの運搬と敷設をすることになると思うとした。

 男性は高卒で、月給は多田さんと同程度。男性によると、要請は拒否することもできると言われた。だが、受け入れなければならない義務だと感じたという。他人のために自らの命を犠牲にした第二次大戦中の神風特攻隊を思い出したのだという。

 要請を受けたら「行きます」と言うしかない、心は落ち着いてる、と男性は述べた。

記者: Phred Dvorak

http://jp.wsj.com/Japan/node_209339


03. 2011年3月25日 16:16:15: 3FnU3GYeqM

東日本巨大地震:命懸けで作業を行う人たちの給料は?

一般の作業員には特別手当なし

 放射能漏れの深刻な状況が続く福島第一原子力発電所の事故現場では、自衛隊や消防隊員のほか、残骸の除去作業などを行う数百人の作業員がいる。米ウォールストリート・ジャーナルは24日付に「原子炉戦闘の裏側、作業員部隊」と題する記事を掲載し、現場作業員らの待遇について紹介した。


 同紙によると、東京電力をはじめ事故現場に作業員を派遣している企業は、作業員らに対して従来の傷害保険、疾病保険以外に特別な手当は支給していないという。東京電力の下請け作業を手掛ける東海塗装で原子炉の特殊コーティング作業を行っているタダ・ケンジさん(29)は「怖い」と正直に打ち明けながらも「誰かがやらないと」と語った。放射線にさらされながら作業を行うタダさんの給与は月20万円ほどで、これは日本の平均給与(29万1000円)に比べかなり安い。作業員を派遣している東海塗装の専務は「国が危機的状況にある中、この任務を金のためにやっている人などいない」と語る。


 事故処理に当たっている作業員は、タダさんのように工業高校出身者が多く、決して高学歴とは言えない。彼らに特別な技術があるとすれば、放射能にさらされる危険な環境での作業に慣れているという点だろう。


パク・スンヒョク記者


【ニュース特集】東日本巨大地震

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

記事入力 : 2011/03/25 10:22:12

http://www.chosunonline.com/news/20110325000031


04. 2011年3月25日 16:18:25: 3FnU3GYeqM

記事入力 : 2011/03/25 10:20:42

「東京電力社長はどこに行った」

記者会見にも姿見せず…「謝罪はないのか」 怒りの市民

 「東京電力の社長はなぜ謝罪しないのか」


 福島原子力発電所を運営する東京電力の清水正孝社長が13日以降の記者会見や事故説明に全く姿を見せていないことから、市民の怒りが爆発している。インターネットサイトには「清水社長を刑事処罰しよう」という書き込みまで掲載されている。日本の企業では、社会的に物議を醸す事故があった場合、社長が自ら記者会見を行い「心から…非常に…誠に申し訳ありません」と何度も腰を90度に曲げ謝罪する。


 清水社長は13日の記者会見で「津波が一番の問題だ」と、安全管理責任よりも自然災害だったことを強調する発言をしていた。清水社長は、役員報酬削減などを主導したことから「コストカッター」という異名を持つ人物だ。今回の事故についても「コスト節減に執着し、安全管理をきちんとしなかったため」という声が上がっている。


 清水社長の代わりに皷(つづみ)紀男副社長が福島県内の避難所を訪れ、被災者におわびをしている。東京電力は原発事故による農作物廃棄や、避難による多額の損害賠償で、破綻の可能性まで取り沙汰されている。


 地震発生初期に頻繁に記者会見を行い「冷静に行動しよう」と呼び掛けた菅直人首相もテレビ画面に現れなくなった。その代わり、枝野幸男官房長官が1日に3−4回記者会見を行っている。このため「一体、首相はどこで何をしているのか」との批判が出ている。「菅首相が会見を避けているのは、原発事故が悪化していることに伴う政治的負担を減らすため」という分析もある。


東京=車学峰(チャ・ハクポン)特派員


【ニュース特集】東日本巨大地震

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

http://www.chosunonline.com/news/20110325000030


05. 2011年3月25日 16:30:37: 00UK2ZcH9U
02、

つっこみ入れたほうがいいのか?


06. 2011年3月25日 16:49:43: DhMjC6G9OE
広瀬隆氏らや共産党の言うことに耳を傾け貴重な提言として対策を講じていれば
数百億円の経費増で済んだろうに、数十兆円もの被害を出してしまった。東電や日本が被るであろう「名誉毀損」ははかりしれない。私だって日本国民として恥ずかしい。原子力の平和利用を夢見る人類、オバマ大統領やフランス、ドイツに与えた損害を、日本は今後何百年かけて償っていくのだろうか。

07. 島唄 2011年3月25日 17:45:25: ZW97PFZHjT5Lg : 00UK2ZcH9U
ロックとロス茶の内輪もめ?

08. 2011年3月25日 18:38:20: 8puQJ3fdBk

http://publications.asahi.com/syukan/nakazuri/image/20110401.jpg

「福島フィフティーズ」魂の叫び

世界が注視する原発でいま、何が進んでいるのか!



09. 2011年3月26日 03:04:21: WtSnKtJ5N2
横田基地も手薄だろうから奪還するチャンスかもね。それは冗談としても、静岡から新潟に渡る超膨大な横田空域は開放されているのだろうか?「あらゆる援助をする用意がある」というようなことをオバマが言ったが、今、横田空域や横田基地を開放してほしいと頼んだら絶対に断れないだろう。明らかに救援の妨げになっているのだから。横田空域や横田基地の開放に熱心であると思われる石原都知事とか民主党の長島議員とかは何か言ったのだろうか?今言わずして何時言う?今言わなかったら本心を疑われるのではないかな?さあ、みんなで被災者を助けるために横田空域と横田基地の開放を訴えましょう!

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