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われわれマスコミを含め社会は・・・「万が一の場合にも安全」を信じた (東京新聞コラム「筆洗」)−見逃せない論調です
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/766.html
投稿者 一隅より 日時 2011 年 3 月 26 日 11:21:21: PnbUj1IYwR18o
 

東京新聞 2011年3月26日朝刊コラム「筆洗」より
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2011032602000020.html

 >・・・以前に、原発とは、これほど危ういものなのだと指摘する者はいなかったのか▼いや、いた。・・・多くの警告の書や主張があった。だが、われわれマスコミを含め社会はそれより、政府や電力事業者の言う「万が一の場合にも安全」を信じた。信じてしまった。結果は現状の通りだ・・・
(後略)


 記事そのものは、ギリシャ神話でトロイの滅亡を予言し警告した王女カサンドラの話をひいて、原発問題につなげるお決まりのパターンのもので、どうということはない。
 引用省略した結論部分も、広瀬隆さんの話(週刊金曜日)を引いて、われわれは今後、原発に関する広瀬さんらの警告をきくのか、と終わる。そこに記事筆者の善意がないわけではない。

 しかし、上記引用部分にかくされたインチキは見逃せない。>『われわれマスコミを含め社会は・・・「万が一の場合にも安全」を信じた』、とは。


 まず、ウソその1。
 はたしてわれわれ社会は(マスコミを除く)、安全と信じたか。
 世論調査のパーセンテージなどはインチキなものだから、その割合の多い少ないはともかく、世間一般のわれわれのうちには、次のような人たちがいるだろう。

 まず、
 (「絶対安全かどうかはともかく、多少の心配もあるかも知れないが」)、電気が足りないのだから、必要なのだから、原発やむをえない、という人。
 あるいは、電気が足りないから、必要だからといわれ、それを信じた(これこそ「信じ込まされた」)人。
 これが、最大多数かも知れない。

 なかには、
 (「絶対安全かどうかはともかく、多少の心配もあるかも知れないが」)、地域の産業として有用、必要だと考えた地元の人、
 あるいは、地域の産業として有用、必要だといわれ、それを信じた地元の人もいるかも知れない。

 あるいは、
 (「絶対安全かどうかはともかく、多少の心配もあるかも知れないが」)、地域の産業として地元の人も望んでいると、そう信じ込まされた全国の、地元に無縁の人びと。

 そうして最後に、
 絶対安全と信じた、信じ込まされた人びと。
 でも、こんな人たちが果たしてどれだけあったでしょうか。

 これだけでも、「われわれ・・・社会は」信じた、は大ウソです。


 ウソその2。
 もしかりに、われわれ一般庶民より情報も得やすく、多少の批判的見識もある(と自負している?)マスコミが、自分らも「絶対安全と信じていた」としたら、とんでもないバカですね。
 われわれ庶民以上の、間抜けです。
 猛反省して再出発してください。
 もっとも、自分らのこれまでの阿呆さを認め反省しなければ、再出発は許されません。上記記事にはそれがない。


 ウソその3。
 まあマスコミもそれほど馬鹿ではない、せめてわれわれ庶民並みの知恵はあるとしよう(やや疑わしいが)。
 そうすると、マスコミとはこれまで、
 自らは原発絶対安全とは少しも思っていないが、世間にはそう吹聴してきたということ、その信憑性を高めるためあたかも自分らもそう信じていると思い込ませてきた、そういう存在だったということになります。
 もっとも、ここまでは我々もうすうす感づいてはいました。


 ウソその4。
 これが一番問題。
 上記記事(「筆洗」)によれば、マスコミは今、これまでの嘘(上のその3のウソ)にはすっかり口をぬぐって、自分らもだまされてきた、安全神話を信じ込まされてきたとして、そのようにふるまおうとしているようです。
 そこには責任観念も、反省のかけらもない。


 マスコミはここでまた新しい嘘をついて(「マスコミも安全と信じ込まされていた」)、これからまた、われわれをどこへ引きずり込もうというのでしょうか。
 これまで原発安全神話のお先棒かつぎをしてきたマスコミの、今またウソに重ねたウソの上塗りを見逃してはなりません。
 

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コメント
 
01. 2011年3月26日 11:29:58: Gn4hp0NK0k

至極当然、適切な指摘ですね。

02. 2011年3月26日 11:46:26: N0ecmP8qLE
緻密な分析と指摘,感服しました。
新聞記事はこのように読まなくてはいけないっていう,すばらしいお手本です。

03. 2011年3月26日 11:51:09: jGKzU7J4XE
この手の記事や発言は、まず加害者側から出てくるのが常。
中部電力は名古屋財界のお仲間だろ、だったらまず浜岡をどうにかしろ。

04. 2011年3月26日 12:48:31: 6O32bIJQRg
要は「大本営発表」からほんの一歩も変化してないということ。

日本人の、一般人、官僚(軍人)、司法、広め屋(ちんどん屋)、天皇の意識は戦前と全く同じだから

何度でも同じことを繰り返すだけである。


05. dragon-mee 2011年3月26日 15:16:45: hZX2GIcEoeCiI : ZdVgBrd8W6
「われわれマスコミ」と報道機関が一体の存在になってる点がいかがわしいですよね。いかにも全社横並びで、「世間の意見と違うことは発信しない」という、日本の大手マスコミの病理が表れています。
ジャーナリズムには本来、世の中の俗説にくみせずに真理を追究するという役割があるはず。長いものに巻かれて事実も真実もどうでもよくなっている彼らに、それを求めるのは無理ですか。
新聞やTVがいかに当てにならないか、今回の福島原発の一件でますます明らかになりました。ネットや週刊誌といった、彼らからみれば「二流」のメディアが元気な点が、われわれにとってせめてもの救いです。

06. 2011年3月26日 16:15:13: M1IrLhmmP2
>「万が一の場合にも安全」を信じた。信じてしまった。

なんだ、この開き直りは。
これが報道する側の姿勢なのか?
ただ聞かされたままを伝えるだけの体たらくの無能さを、いまさらさらけてどうする、馬鹿の見苦しい言い訳か。

そんで、無能すぎる、お抱えの宣伝マンでしたってか


07. 2011年3月26日 16:41:50: t8Ekb5MVHM
「われわれマスコミは」は「われわれ記者クラブメンバーは」に訂正するべし。

08. 2011年3月26日 17:02:07: t5JJg21DZE
先の敗戦後のマスコミ論調と全く同じだ。あれほどの経験から何も学んでいない。あのときは、「みんな軍部に騙されていた。」だった。騙されないように、真実を、事実を追求するのがマスコミ・ジャーナリズムの努めだったと反省していたのではなかったのか。一部にそうした人々もいたにもかかわらず、自分たちでそれを潰してきていながら、今頃なんという言いぐさだ。

09. 2011年3月26日 19:15:41: Gn4hp0NK0k

まるでゲッペルスが、「ヒットラーにだまされた、俺も被害者だ」と、言ってるみたい。

10. 2011年3月27日 00:34:25: 5fBmRmkpQM

全てのマスコミと、この『東京新聞』にしたって、
「人類の人口6分の1化」の大計画を知らないはずはない。

日本の役人のトップや東電のトップだって、当然、知っている
だろう。

「人類間引き計画」と、言ってもいい。

地球の人口が増えすぎたから、減らさなければ資源や食糧が
無くなってしまう、というものだ。

地球の人口は、この百年で、少なくとも3倍以上に増えている。

この計画からすれば、6人に5人は、間引きの対象になる。

だから、「誰を先に」か、のみが、立案実行者の判断になる。

役人のトップは、それを知っているから、被災者や一般国民とは
全く逆のことを考えているだろう。

役人トップの隠された「黒い意図」が、救助対応のマズさに表れている。

そして、知っていながら、アリバイ作りをして、国民の側に立っている
フリをしているのが、今日の多くのマスコミである。
『東京新聞』には、まだ「良心」のある人間がいた、ということだ。

進行している事態は、「大量殺戮」のオペレーションではないのか?


11. 2011年3月27日 02:05:25: ezqPTG9DzU
東京新聞はもっと正確に言ったらどうだ

「われわれは歴代自民党政府から内閣官房機密費をもらってきたから原発は安全だと書いてきた」

と。


12. 2011年3月27日 02:06:37: ezqPTG9DzU
「東電からは莫大な広告料をもらってきたから」
とも。

13. 2011年3月27日 09:26:38: lDpUigZqrc
正確に表現するなら「われわれは国民に対して原発は万一の場合でも安全だとだましてきた。」と書くべきです。日本の悪党たち「官僚。大手メデイア11社。既得権益勢力など」は悪のトライアングルを形成しており、国民を情報操作と世論操作で誑かしてきました。ウオルフレンさんの近著「誰が小澤一郎を殺したのか?」角川書店刊。を一読すればわかります。帯封に有る「異分子を「抹殺」する検察、メデイア、日本というシステム」と言うコトバどうり日本は平気でウソをつく国です。福島原発事故「人災」でも人体に対する放射能の許容量を安全の科学的根拠もなく大きく変更しています。こんなおれおれ詐欺のようなペテンが政府系の傀儡幇間のような御用学者たち平気でやる国です。アメリカの手前民主主義国のような顔をしていますが、日本の民主主義は司法行政では建前で実はフアシズムとナチズムのエキスのような政治形態と思想で司法行政は法治国家でなく人治「恣意の裁量権」国家です。原子力政策も秘密秘密秘密で進めデーターなども隠匿して来ました。「将来の核武装の意図のため?」と疑われて当然です。全国の古い原子炉の運転打ち切りと廃炉をすべきです。福島事故処理にはアメリカ。ロシア。國際原子力機関。の助言に従い首都圏などの住民の安全を守るべきです。

14. 2011年3月27日 10:59:08: imp3wJ4pdI
新聞を教材に、というのなら、このように読み方=リテラシーのための教材として使いましょう。教員諸氏、国語(日本語)の授業での健闘を願います。

15. 2011年3月28日 10:24:33: bAeNGmt5TI
これ福島県知事と同じ。

てめえで原発推進しておいて、東電の陳謝を断り、いかにも県民の側の様に振舞う。

いかにも自分も犠牲者の様に振舞う。

お前が元凶だろう。

雲隠れして言い訳を考えている渡部 恒三ともども「明確な県民の敵」である。


16. 2011年3月28日 20:17:25: ZrMDpsyito
我々マスゴミは東電と政府の毒饅頭を喰らい
皆さんを騙す片棒をかついでいました。
誠に申し訳ありません。
これからは、決して毒饅頭には手を出さず
検察、司法官僚の御用聞きを止めて
真実の報道を行うことを誓います
 この程度は云えんもんでしょうか?
エリートは自分に落ち度はない、
というのが基本的スタンスだから
無理というものか。

17. 2011年3月30日 05:56:05: JTp0tKsoEo
ある意味で我々の未来、我々の子供たちの未来は奪われた。
我々の怒りは心頭に発している。もう、なにも失うものもないのだから、これ以上怒らせたらなにをするかわからないほど、怒っている。

でも、これだけは言いたい。確かに東京新聞の「筆洗」は自分たちの責任を回避しようとする姑息さが伺われる。しかし、以下のHPをこの期に及んで恥ずかしげもなく掲載している連中よりはましだということだ。

http://www.kepco.co.jp/ir/private/info04.html


我々の敵は、相変わらず強大だ。
姑息なやつでも「使えるやつ」はつかわないといけないのではないでしょうか。

あと、自分に対して。
廣瀬隆の著作などを読み続けてきたが、つつましく暮らしていくならば、自分とは関係ないと、自分に言い聞かせてきた。それは間違いだったと反省している。


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