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それでも、私たちは諦めてはいけない。
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投稿者 sinjitu 日時 2011 年 3 月 30 日 20:50:46: QaSMrnemDxpRE
 

昨昼、私は東電に行きました。
「そこで、抗議してきました」と言いたいのだが、
私は一言の言葉も発することができなかった。

私の他に誰もいなかったからか?
私を記録し、権力による暴力を監視する同志がいなかったからか?
拡声器を持っていかなかったからか?
道行く人々、OL、会社員、全てが他人行儀に見えたからか?

いや、違う。私は怖気づいたのだ。

二度三度、”通行人の一人”として他人顔で東電前を通過するのが精々だった。
見上げるビルは高く、威圧的に私を見下ろしていた。
こんな所で、一人声を上げても気違い扱いされるだけではないか、
映画「ターミネーター」のサラ・コナーのように。


ガードとして、東電前のあの交差点の角に一人ずつ警官が立っていた。
きっと、私が抗議し出したら路上に待機してある機動バスの中から大勢出できて取り囲むのだろう。
他に誰もいないのをいいことに、頭のおかしい、一人の厄介者として、
「おいおい」とか「まあまあ」とか酔っぱらいをなだめるような口調で取り囲まれ、
ゆっくりだが、確実にものすごい力で押さえつけられ、
すぐ道の端っこに連れて行かれてしょっ引かれてしまうだろう。
あとは、警察署での尋問が待っているかもしれない。

しかし、これは想像に過ぎない。
人は誰しも新たな行動を起こそうとする時には、大変な不安が付きまとうものだから。
「不可能性」というのは、行動する前にしか存在しないのだ。
一度行動を起こせば、たとえそれがどんな形であれ
少なくとも「しなかった」よりは、よほどマシであろう。
そして、現在の状況は私たちの行動を必要としているのだから、尚更なのだ。

はじめの一歩。これは大変勇気の要ることだ。
私も昨日それを身をもって知るに至った。
しかし、だからといって、私は決して諦めたわけではない。
昨日できなかったら、今日やってみる。
今日無理だったら、明日トライしてみる。
持続的に、粘り強く。そうやって、全ての運動は力を持つに至る。
敗北など存在しない。諦めた時が負けだ。

私が東電前に行った時にも
疑いと怒りと悲しみと怖れと嫌悪の入り混じった目をして、東電本社を振り返っていた女性がいた
また、同じような意識を瞳に抱いて付近を歩く青年も一人見かけた。
味方がいないのではない。彼らを探す必要もない。
同士は自然に集まってくるものなのだ。
彼らはどこにでもいるのだ。信じることだ。
私たちは決して一人ではないのだから。

http://www.youtube.com/watch?v=4737LtQI7HQ&feature=mfu_in_order&list=UL
「 I Am Not Alone」  

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コメント
 
01. 2011年3月30日 21:07:28: MzQ0dNuj7k

そうだね。

02. 2011年3月30日 22:27:28: E3srEFqnX2
それでいいのか?

日本の若者よ。


03. 2011年3月30日 22:57:22: Ey9ocC9aAg
このままでは原発事故で、権力もなにも、国家が全滅する。

04. 2011年3月30日 23:25:04: ibwFfuuFfU
ガードとして、東電前のあの交差点の角に一人ずつ警官が立っていた
-----------------------------------

この警官の先月生まれた赤ん坊も、やっぱり放射性物質が混入した水道水を飲まされるのである。

誰も逃れられないんだよ


05. 2011年3月31日 03:48:21: EhrMJGHOxI
話はそれるが、以前読んだ本で、

太平洋戦争で捕虜になった日本兵に対処していたアメリカ軍人がこうコメントした。

「将校は馬鹿ばっかりだ。下士官クラスの人間に聡明な者が多い」

どうしても日本の組織はこうなっちゃうのだろうか。

東電の建物の中にいる連中 = 将校

なんとかしようと水とかかけたり、これでいいのかと抗議する = 下士官、兵卒

どうしてこうなるのかの考察は重要だ。


06. 2011年3月31日 03:52:27: EhrMJGHOxI
近所の鼻持ちならないタイプの人の例

やたらとPTA会長になりたがったり子供の偏差値を自慢したり。
賞状やトロフィー、メダルが大好き。
そして、いきつくところ、「勲何等・・・章」とかをもらおうとしたり。

やはり、「何か」を頂点とした評価のシステムというものがあり、それを妄信してしまうというところにこういった問題の根源があるように思うがどうであろうか。


07. 2011年3月31日 22:01:58: FmB0JlnSpg
みんな同じく浮きを吸い、水を飲んでいる。
水や食べ物はお金があれば「安全を買える」が、空気だけはどうしようもない。
総理も、大臣も、国会議員も、官僚も、警官も、一般市民も、みんな同じ運命にある。今後長年に亘り放射能を吸い、浴び続けていく幼い子供が気の毒でならない。20までに発ガンする子供も多いことだろう。

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