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最臨界はない・・?(powered by;fc2 blog)
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投稿者 稲垣勘尚 日時 2011 年 3 月 31 日 07:19:35: Je/tdYZdw47GA
 

ニュース番組に出てくる御用学者達の統制された発言には、原子炉内で作業したことのある元科学者としてうんざりしておる。
「プルトニウムは重いから拡散しにくい」などと戯れ言を言い続けるのはもってのほか。過去の核実験で生じたプルトニウムが世界中に飛散しておる。彼らはヨウ素に比べれば・・などと後追いの言い逃れでお茶を濁すのであろう。安全、安全と言い張るより、きちんと危険性を知らせるべきである。

さて、福島原発の弱点である圧力容器底部の配管継目から溶融したウラン、プルトニウムが格納容器に漏れ出ておるのであろうが、次の点が気になるところである。

福島第1原子力発電所は非常に古い発電所である。燃料棒中の核分裂に寄与しないウラン238は、数年程度、炉内での中性子照射により毒性の強いプルトニウムに転換する。
3号はMOX燃料で最初からプルトニウムの比率が比較的高いが、1号,2号もプルトニウムの比率が比較的高くなっておるのであろう。

そして、溶融したウラン、プルトニウム、核分裂生成物などは、炉底部の狭い空間から落下し集積する可能性が高い。
落下後も溶融状態を保っておれば、重い元素が下部に集積、分離する可能性がある。
プルトニウム239は臨界に達する質量がウランに比べてかなり小さいので、核燃料棒の10分の1=20kg程度で再核分裂を始める。

そして、プルトニウム239とプルトニウム240の混合体=核融合の核爆弾ほどではないが・・核爆発する可能性は排除できない。

そのような危惧が福島海岸に4基並んでいるのである。気休めでも「安全安全」を連呼することの非科学性をメディアは自戒せよ・・。

 

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コメント
 
01. 2011年3月31日 07:21:15: gcGJ0B89T6
2010年8月26日、炉内中継装置(直径46cm、長さ12m、重さ3.3トン)がつり上げ作業中に落下する事故が起きた
原子炉に鉄クズ(交換装置)3.3トンが落下し、回収が不能であることがわかった
燃料棒の交換方法断たれる
休止不能で制御棒なんとか突っ込んで冷やし続けている状態
燃料が高濃度のプルトニウムで福島よりずっと臨界しやすい
プルトニウムは臨界を防ぐ制御棒効きづらい上に温度にムラができやすい
プルトニウムの量は長崎原爆の100倍以上
本州のど真ん中福井県にあるが、地震プレートの真上にあることが建設後にわかった
高速増殖炉の構造上配管が複雑でクネクネしててペラペラ、地震に構造的に弱い
耐震性をどれだけ強化しても、地震のゆっさゆっさ自体は今の技術では防げない
ゆっさゆっさすると、炉内で巨大な鉄クズもゆっさゆっさ、燃料棒破損も
中を見るカメラが故障し、修理不能であることがわかった
冷却系が液化ナトリウムで、水や空気に触れると大爆発を起こす
福島でやっているほぼ全ての冷却方法が今のままでは通じない、逆に爆発的火災になる
2011年2月21日、装置を現場で担当する燃料環境課長が敦賀市の山中で自殺
今までに2兆4000億円以上つぎ込んで年間維持費だけで500億円掛かり、これまでの発電量は0
燃料の質と量から、チェリノブイリや広島長崎なんか目じゃない人類史上最強の事になる
半径300kmは…

02. 稲垣勘尚 2011年3月31日 07:32:56: Je/tdYZdw47GA : 3IjTqkV7Vc
訂正。
最臨界⇒再臨界です。

03. 2011年3月31日 07:40:07: 3QbeWKbmc9
>1は「もんじゅ」のことだが、福島原発のように爆発しないように、
緊急にフランス、アメリカ、ロシアなどと連携して、措置せよ。

福島原発災害で東日本が半身不随となり、
もんじゅで西日本が壊滅すると、日本は生存でなくなる。
それどころか、世界の命が危機に陥る。

もんじゅ大被災回避を進めるべきだ。


04. 2011年3月31日 09:41:49: i7CGvypOTw
> 「プルトニウムは重いから拡散しにくい」などと戯れ言を言い続けるのはもってのほか。過去の核実験で生じたプルトニウムが世界中に飛散しておる。彼らはヨウ素に比べれば・・などと後追いの言い逃れでお茶を濁すのであろう。安全、安全と言い張るより、きちんと危険性を知らせるべきである。

「過去の核実験で生じたプルトニウムが世界中に飛散しておる」のは、核爆発の結果であり、核爆発は数千万度の高温になり、世界中に飛散するのは当然のこと。
チェルノブイリ原発も核爆発であり、当然燃料は超高温になって飛散した。

他方、福島原発の原発は正常に停止しており、爆発は炉心の外側で起きた水素爆発で、この爆発と炉心の核爆発を同じだと主張するのは非科学的である。

また、福島の熱中性子炉は、再臨界事故は起きえない。
この記事は非科学的であり、無用の恐怖心を煽るだけであり、科学者を自称するのならば、
真実を正確に書くべきである。


05. 2011年3月31日 12:14:27: QZCalGpXjY
04

 「他方、福島原発の原発は正常に停止しており、爆発は炉心の外側で起きた水素爆発で、この爆発と炉 心の 核爆発を同じだと主張するのは非科学的である。」


 福島の原発は正常に停止しているだと??(爆笑)。爆発も「水素爆発」と強弁しているが、

 きのこ雲上がっているし、ありゃ、核爆発かもしんねえな。

 今まで「原発は安全」とウソ言ってた連中。反省できない奴は死んで欲しい。

 


06. ダイナモ 2011年3月31日 12:54:29: mY9T/8MdR98ug : SFB6e5PgNo

>>05

>きのこ雲上がっているし、ありゃ、核爆発かもしんねえな。

核爆発の根拠がきのこ雲ですか? 水素爆発でもきのこ雲はできます。
本当に核爆発だったなら原発周囲の放射能汚染レベルは現在のレベルよりはるかに高くなっています。

>今まで「原発は安全」とウソ言ってた連中。反省できない奴は死んで欲しい。

言葉遣いに気をつけてものを言ってもらいたい。


07. 2011年3月31日 15:20:46: 4e4pU6dwOo
06 ダイナモ氏に賛成。
 メルトダウンしても、MOX燃料に含まれるPu濃度では、原爆のように一瞬で全核分裂物質が反応することは起きえません。

 また再臨界(連鎖反応)は、適度な量の水がメルトダウンした燃料内に含まれていないと生じず、この事態は非常に起きにくく、起きる確率はゼロではないものの、ほとんど無視できます。

 これらは科学的事実であり、福島の事態を甘く見たり東電を弁護するという意図があるものではなんらありません。それとは次元の違う話です。


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