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福島原発 : 教育関係者に訴える!  今すぐ、立ち上がってください!! [武田邦彦 (中部大学)]
http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/466.html
投稿者 純一 日時 2011 年 4 月 03 日 12:31:25: MazZZFZM0AbbM
 

http://takedanet.com/2011/04/post_2f0b.html


(平成23年4月2日 午後9時)

福島県及び近県の教育関係者 に御願いします。


現在、福島県及び近県の空間放射線量は1時間あたり約2マイクロシーベルトで、呼吸による体内被曝と水や食糧から入る放射線量もほぼ同じ量ですから、約6マイクロシーベルトになります。


一方、福島原発の処理は長期化が予想され、児童生徒の被曝量は「考慮しなければならないレベル」になります。1年間の被曝が予想され、その場合、6×365×24=53ミリシーベルトになり、児童生徒の放射線障害は100人に0.5人を越える段階にまで達しています。

・・・・・・・・・

教育者の先生方、児童生徒は先生方の命令のもとに行動することを求められます。 自分たちでは自分の健康を守ることができません。


言うまでもありませんが、教育は政府と独立しており、子供達の命と健康を守ることが教育者のもっとも大切な役割です。


政府の指示や勧告は教育委員会とは独立です。そのための教育委員会です。

学校の開始日を5月の連休明けにしてください。そして屋外の運動はしばらく中止してください。 御願いします!!


放射線の量と健康障害については様々な学説がありますが、50年にわたる研究の結果が、ICRP(国際放射線防護委員会)および放射線障害防止の法律と規則(国内)で決まっていて、年間1ミリシーベルトです.それを越えているのですから、学校はそれに対して真剣に取り組み、将来、児童生徒に放射線障害を万が一でも出さないように、情熱のある行動を求めます。


半減期のある放射性物質は時間が経てば減っていきます。 だから最初が大切なのです!


「おそらく大丈夫だろう」とか「政府が言っているから」では教育者としての信条に反します。 「万が一にも児童生徒の健康に害が亡いこと」を第一にしてください。


政府は、原発の近傍の海で規制値の3355倍でも「健康に影響がない」と言っています。 その海で児童生徒を海水浴はさせないと思います。


ご自分でご判断しないでください。あくまでも「基準以上は危険。基準以上で児童生徒の登校をさせない」と決意してください。


学校の先生は教育上の全権があります。いろいろな事情があるでしょうが、ここで教育者としての責務を貫いてください。


これまでの、世界の被曝の経験では、ICRPのデータにもあるように、すでに数100名の児童生徒が20年以内にガンになる可能性のレベルまで来ています。

「危険を承知で知らない顔をする」ことこそ「風評」であり、事実を直視することは「風評」ではありません。事実を見るには勇気が要りますが、将来の子供のために先生方が勇気をもって事実を見て、具体的な行動をとっていただく事を切望します。

(平成23年4月2日 午後9時 執筆)


 

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コメント
 
01. ダイナモ 2011年4月03日 13:52:10: mY9T/8MdR98ug : oz3zVsEkfw
 放射線防護基準などを決める国際組織・国際放射線防護委員会(ICRP)は、福島第一原発事故に関連し、同原発の周辺住民が居住し続ける場合、その地域で浴びる放射線量限度を当面年間20ミリ・シーベルトに引き上げるよう日本政府に求める声明を発表した。

 現在の一般の年間許容量は1ミリ・シーベルトだが、ICRPは、2007年に勧告した緊急事態発生時の一時的な緩和基準が今回適用できると判断した。同勧告では、放射性物質の汚染地域に一般住民が居住する場合、20〜100ミリ・シーベルトの範囲ならば健康影響の心配がないとしており、今回は、この基準で最も低い20ミリ・シーベルトを適用した。基準の緩和は一時的で、将来的には、1ミリ・シーベルトに戻す。

(2011年3月27日21時15分 読売新聞)

--------------

原発から30キロ圏外の福島県浪江地区では猛烈な放射線量を記録し続けている。

朝日新聞の報道によれば、4月1日の時点で記録のある17日間の累計だけで30ミリシーベルトに上るとしている。国の基準では10〜50ミリシーベルトを「屋内退避」の対象としているが同地区は対象外だ。同地区では早晩50ミリシーベルトを超えるだろう。こうした地区こそ緊急に安全な場所への避難が必要だ。


02. ダイナモ 2011年4月03日 14:44:11: mY9T/8MdR98ug : oz3zVsEkfw

武田邦彦先生のおっしゃる

「現在、福島県及び近県の空間放射線量は1時間あたり約2マイクロシーベルトで、呼吸による体内被曝と水や食糧から入る放射線量もほぼ同じ量ですから、約6マイクロシーベルトになります。」

ということですが、事実と異なります。福島近県の空間放射線量はいずれも1マイクロシーベルトを大きく下回っており、「約2マイクロシーベルト」という記述とは食い違っています。しかも福島県内においても多くの地区では実際には1マイクロシーベルトを下回っています。

「呼吸による体内被曝と水や食糧から入る放射線量もほぼ同じ量ですから、約6マイクロシーベルトになります。」

と書いていますが本当にそうなのでしょうか。具体的な根拠が示されておらず、どうやら単純にたし算をしただけのようです。およそ科学者の態度とはかけ離れています。

「すでに数100名の児童生徒が20年以内にガンになる可能性のレベルまで来ています。」

これも具体的な根拠が示されておらず、結論だけが書かれてます。科学者を名乗るならこんな重大な主張には必ずそれなりの根拠を示すべきです。これではいたずらに不安をあおるだけです。

武田邦彦先生が「呼びかけ」の根拠とされているICRP自体が、緊急事態発生時の一時的な緩和基準を要請しており、「基準以上は危険。基準以上で児童生徒の登校をさせない」という基準そのものが変わってしまっています。

 


03. 2011年4月03日 16:13:16: uub2yCQUmw
ダイナモさんへ  ご教示ください。
専門的にお詳しいようですので、教えてください。
緊急事態発生時の緩和基準を正当化する根拠は、ICRPやWHOの公的文書ではいかに定義されていますか。
緊急事態における介入による基準緩和の目的が、文書には明確に記されていたような気がしますが、私の専門外なので、文書の名前さえ忘れてしまいました。
英語か日本語でお願いいたします。

あなたが専門家ならば、私たち素人に教えてください。
パソコンで可能なプログラムもお持ちでしょうから、出し渋らずに、福島と近県のこの間の累積被爆量といくつかのシナリオ別の1年間の被爆量予想もしていただければ幸いです。安心できます。

真剣に考えて過労気味の、人生の最後に良心に従っているだけの、お年を召された方を責めるばかりはどうでしょうか。
あなたの知性をわれわれにもおすそわけください。


04. ダイナモ 2011年4月03日 16:39:45: mY9T/8MdR98ug : oz3zVsEkfw
>>03

わたしは放射線被爆に詳しい訳ではありません。普通の人と変わらない知識しか持っていないと思います。それでも武田邦彦先生の主張は事実と明らかに異なることが分かります。

>緊急事態発生時の緩和基準を正当化する根拠は、ICRPやWHOの公的文書ではいかに定義されていますか。

私は専門家ではありませんので分かりません。ただし、ICRPが、緊急事態発生時の一時的な緩和基準を日本政府に要請している事実は新聞報道で知っています。

>福島と近県のこの間の累積被爆量

これについては累積被曝線量ではありませんが1日ごとの時間あたりの放射線量の測定値が朝日新聞の夕刊に毎日掲載されています。

>いくつかのシナリオ別の1年間の被爆量予想もしていただければ幸いです。

シナリオ別 ? 素人の私には無理です。

>真剣に考えて過労気味の、人生の最後に良心に従っているだけの、お年を召された方を責めるばかりはどうでしょうか。

そういう問題ではないと思います。武田邦彦先生がいやしくも科学者のはしくれなら「すでに数100名の児童生徒が20年以内にガンになる可能性のレベルまで来ています。」などという極めて重大な書き込みをしておいて具体的な根拠を示していないのは科学者のとるべき態度ではないと思っただけです。

そもそも武田邦彦先生は科学者ではないのですか ? 私と同じ素人ですか ? もしそうなら私の書き込みは撤回します。素人を相手にしても可哀想ですから。

 


05. 2011年4月03日 18:14:30: Opev5wMx0g
200人に1人が放射線障害にさらされるのですか。どうか皆さん子供達を疎開でもさせて救ってください。先生父兄の皆様お救いください。疎開の世代より。

06. 2011年4月03日 18:45:05: pEgCpfCxXY
ダイナモさんこちらをご覧ください
http://www.iwaki.or.jp/cms/index.php?page_id=0
福島第一から北西方向に放射能汚染度の高い地域が
ぽつんぽつんとあるんです。
郡山市、福島市、飯館村が
風向きと放射能雲により
高濃度汚染地帯(ホットスポット)となっているようです。

07. ダイナモ 2011年4月03日 18:52:59: mY9T/8MdR98ug : oz3zVsEkfw
>>06

そうですね。北西方向に放射線レベルの高い地帯が伸びているようです。

その中でも浪江地区は4月1日の測定で 36.2マイクロシーベルトと突出して高い値を記録しています。


08. 2011年4月03日 22:34:44: un312m293Y
原子力安全委員会、保安院のホームページと
文部科学省のホームページにモニタリングデータが
発表されています。文部科学省のモニタリングデータには積算量ものっており、
測定エリア【32】では、約9700マイクロシーベルトとなっています。(4月3日)
測定の開始が3月23日からですので、水素爆発やベントした日から十日
もたっていることと、漏れた時に高い線量を放出したことを考えると
かなりの量になるのでは。福島市は大体北西に50から60kmでしょうから
測定エリア【1】になります。現在の数値も見てください。そして計測前の
日にちの分も考えてみてください。
一日中外に居てデータの数値が身に降りかかってこなくても、どんなものでしょう。
もし我々がこの辺りに住む、子を持つ親であったらどうでしょうか。

武田邦彦氏のホームページには、考え方と計算式も掲載されております。


09. 2011年4月04日 13:07:58: FHVyh15Kso
規制値については、最終的には「政治判断」でしかない、と崎山比早子氏も話している。(BS-11 インサイドアウト)
自然放射線以外の原子力発電所や医療治療等による放射線の被曝については、それが嫌な人は、拒否する、徹底的に逃げるかしかない。
しかし、現実問題として、それが可能な人は「ハイパーメディアナントカの様な人」しかいないのも事実。
そこで、政治的に「妥協点」を計って出している数字が規制値。
発がんリスクが、1万人に10人なのか100なのか、1人でも出たらダメか、
つまり危険な事には変りなく、政治的な判断によって、サジ加減が決められる。

ICRPの基準緩和の要請も、福島県民およびその周辺住民の一斉避難となった場合の「世界に与える印象や経済的な影響を考慮した」結果の、一種の政治判断。
人体実験だとは言うつもりはないけど。

ただし、問題なのは、直接被曝と体内被曝が曖昧に論じられている事、
また政府の「今すぐに影響はない」という、放射線による急性障害に重きを置いた思考、
勝間に代表される様な、極端な後発障害への無知および軽視あるいは、意図的な間違いは大問題。

最終的には、個人の判断ですが、
福島原発が石棺等で覆われ、直接的に放射性物質の飛散が止まるまでの時期(その間は放射性部室は出まくる)と、
それまでに、我々が取り込んでしまうであろう、放射性物質の量を判断して、
連休前までに収まるのなら留まろう、夏までかかるのなら避難を考えよう、という考えの基準になる
原発の状況が明かされないのは困った事だ。


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