http://www.47news.jp/CN/201104/CN2011040601001037.html

水素爆発防止へ窒素注入　微量プルトニウム再検出

福島第１原発事故で東京電力は６日夜、水素爆発が起きて放射性物質が放出されるのを防ぐため、１号機の原子炉格納容器内に窒素ガスの注入作業を始めた。

　東電はまた、３月２５日と２８日に敷地内２カ所で採取した土壌から微量のプルトニウムを検出したと公表した。一部での検出は今回の事故が原因とみられる。同月２１日、２２日時点と同程度の濃度で、過去の核実験に伴い観測されたのと同レベルだという。

　窒素は、発生装置を格納容器の配管につなぎ、数日で約６千立方メートルを入れる。注入に伴い放射性物質が外部に出る恐れがあり、開始後は１〜４号機付近の作業員を一時退避させる。２、３号機でも注入に向け準備した。

2011/04/06 22:54 【共同通信】 　

コメント
01. 2011年4月06日 23:26:33: crKRdsCfCo http://www.zengyoren.or.jp/oshirase/pdf/toudenkougibun.pdf 福島第一原発放射能汚染水放水に対する抗議 4月4日、政府は福島第一原発施設内の放射能汚染水を、漁業関係者に何 の相談もなく大量に放水することを決定し実行するという暴挙に出た。 本会は、東京電力の関係者に対し高濃度放射能汚染水の海への流出を一刻 も早く止め、これ以上の海への流出を行わないことを強く申入れてきたにも かかわらず、国と東京電力はこれを無視し、我が国漁業を崩壊に導く放射能 汚染水の放水を強引に実行した。 地震による施設の損壊状況の把握や放水による水の処理等、当然として行 わなければならない手立てを何ら行わず、このような重大な事態を引き起こ した、国と東京電力の責任は到底許されるものではない。 海で生計を立てている全国の漁業関係者は、無責任な対応に計り知れない 強い怒りを抱いている。 我が国漁業を死に至らしめないため、汚染水の放水を一刻も早く中止する とともに、高濃度汚染水の流出防止にあらゆる手を講じなければならない。 今回の国と東京電力の一方的な決定によりなされた暴挙と高濃度汚染水の 流出が引き起こすあらゆる問題への対応や、直接、間接を問わず関係者の被 る全ての被害に対する補償は、国と東京電力の責任において実施することを 直ちに明らかにすることを求める。 平成23年4月5日 全国漁業協同組合連合会
02. 2011年4月07日 10:40:27: 6mp0wtFJYz 汚染水がだだ漏れしている状況で窒素ガスを注入することに何の意味があるのか。 水の注入は止められないので結局は酸素も水素もとめどなく出てくる。 窒素ガスを注入出来るなら液体窒素はダメなのだろうか？一瞬で凍るハズだが、誰か教えて下さい。
03. 2011年4月07日 14:25:38: cZwbEYOtto 4月6日13時現在のデータ（保安院によるプラント関連パラメータ）によれば、1号機ドライウェルの放射線量は　31 Sv/h（ミリではない）　と異常に高い値である。格納容器に窒素ガスを注入（報道では“封入”と言っているがおかしい）することは、この高いレベルの放射性物質を含む気体を外部に排出することでもある。 　ニュースなどでは、水素爆発の危機を防ぐという事だけが取り上げられ、上記のことに全く触れていない。東電や保安院の会見でも、このことに触れないようにしているようだ。 　この後に及んでもまだ真実を伝えようとしていない。許しがたい姿勢である。

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