http://www.asyura2.com/11/hasan71/msg/398.html
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震災直後に円高が更新したため、政府首脳、官僚、財界は震撼し、「復興資金として米国債売却することはできない」と思ったはずだが、ここ数日、急速な円安が進行している。
一方、みんなの党渡辺の東電国有化発言以降、日本のメディアの原発事故被害拡大のニュースに合わせて東電株が３００円を割り込んだ。３００円といえば、１９５１年の上場来安値を大きく更新する水準で、”失われた２０年"どころか"正に”失われた６０年”である。
アメリカとの経済戦争に敗北した日本は、バブル崩壊、長銀救済、郵政民営化等で虎の子の国民資産を奪われ続けているわけだが、日本の大切なインフラを担う東電株もアメリから見れば、円安と３００円割れで絶好の買収のチャンスだろう。
しかも、震災対策を名目にじゃぶじゃぶ供給された日銀のマネーも、悪名高き"円キャリートレード”の復活として、外資による東電株買収を後押ししていると考えられる。
相手は人間じゃない。カネの亡者だ。
でも地獄まで稼いだカネを持っていくことはできないことを強欲な守銭奴たちに覚えていて欲しい。
参考リンク
◆なんなんすかこれ？東京電力（9501）ストップ安売り注文４０００万株が１株残らず誰かに引け買いされた件
http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/316.html
◆「嫌な感じ」の円安 信認低下、日銀にも警戒感 日経新聞
http://www.asyura2.com/11/hasan71/msg/396.html
◆為替：市場に拡がる円安論、震災によって円キャリートレード活発化も
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0406&f=business_0406_199.shtml
東京時間午後のドル円相場はドルが高値圏で推移。原発事故を受けて「住民の年間被ばく限度量の引き上げ検討する」など、円の悪材料が伝わるものの、 85．5〜86円に大口のドル売り指値が控えていることからドルの上値は重く、オプション市場で8月期日の行使価格90円のドル・コールオプションが観測されている。
国内大手証券のテクニカル分析では、ドル円はトレンドラインを上抜けてきたと指摘。現状でも日米金利差から87円程度の上値が期待できるとの見方で、震災の影響で従来よりも金利差の拡大幅や時期が大きく想定できる状況になってきたと解説。昨年12月のドル高値を抜けてきた事から、「1ドル89円でもおかしくない」とコメントしている。
欧州系有力証券では、今般の震災によって円キャリートレードが活発化するに十分な環境が整ってきたと指摘。当面は貿易収支の悪化により円買い圧力が大きく減退した状態が続くこともあるとの見方で、「想定以上のペースで円安が進む可能性がある」と分析している。（編集担当：松浦多恵）
◆東電国有化も検討を＝みんな代表
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201103/2011032400476
◆東京電力：政府管理へ 公的資金を投入 − 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/biz/news/20110401k0000m010169000c.html
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