★阿修羅♪ > 経世済民72 > 540.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
米国債デフォルトで何が変わるか?  日米欧“同時”政策機能不全 債務危機と低成長で動転する政治家たちの悲哀と求められる発
http://www.asyura2.com/11/hasan72/msg/540.html
投稿者 sci 日時 2011 年 7 月 27 日 05:16:45: 6WQSToHgoAVCQ
 


http://diamond.jp/articles/-/13319
[経済評論家・楽天証券経済研究所客員研究員] 
山崎元のマルチスコープ【第191回】 2011年7月27日 
米国債デフォルトで何が変わるか? 
米国債「リスク・フリー神話」の消滅
 米政府の債務上限引き上げに関する米議会(特に共和党)と米政府の交渉が順調に進まず、米国債が一時的な利払いの遅延などの「デフォルト」(債務不履行)に陥る可能性が出てきた。
 デフォルトとは債務に関する契約を少しでも違えることであり、利払いの遅延は立派なデフォルト行為だ。
 政府債務の上限を巡る米議会と米政府の緊張したやりとりは過去に何度もあった。その度ごとに、ぎりぎりで上限が引き上げられて、問題がしばらく先 送りされる解決を見てきたので、今回も何とかなるのではないかとも思えるが、今回は、来年の大統領選挙を巡る駆け引きもあって、共和党とオバマ政権・民主 党との間の政治的な利害対立が先鋭化しているので、本当に問題が起こるところまで合意が形成できないかも知れない。この場合、米政府の資金繰りがつかなく なって、国債の利払いに遅延が起こる可能性が十分でてくる。
 この構造は、特例公債法案の可否を巡って与野党が駆け引きしている日本の政治状況とよく似ている。但し、日本の場合、政府のバランスシートが巨大なので、赤字国債を発行できなくても、しばらくの間資金繰りをつけることは可能と見られ、米国ほどの緊迫感はない。
 通俗的な金融論の解説では、国の債務、中でも強国且つ大国である米国の政府債務はリスクのない「リスク・フリー資産」と位置づけられて説明される ことがしばしばある。これまでしばらくの間、米国債には、デフォルトに至るような「信用リスク」が想定されることは無かったのだが、現実にデフォルトが起 こると、この米国債のリスク・フリー神話が大きく揺らぐことになる。
 主な格付け会社の米国債の格付けは「AAA」のままだが、今頃になって米国債の格付けを「ネガティブ・ウォッチ」(引き下げ方向での見直し中、と いう意味)の対象としたことを公表するような会社もある(あまりにも馬鹿馬鹿しいので個別の社名は挙げない)。相変わらず、「格付け会社」ではなく「後付 け会社」と呼びたくなるような体たらくであり、格付けが信頼に足るものではないことをよく物語っている。
 とはいえ、米国債が現実にデフォルトを起こすような事態となったときに、何が起こるのかについては、適当な前例がないこともあり、不安を覚える向きも多いようだ。
次のページ>>リーマンショックのような大問題にはならない
短期的に大問題は起こらない
 もちろん、先の事は、分からない。しかし、もし起こった場合に米国債のデフォルト自体は、たとえば金融危機の引き金を引いたリーマン・ショックのような大問題にはならないのではないかと筆者は考える。
 今回起こるかも知れないデフォルトは、米政府に必要な支払いを裏付ける資金調達能力が無くなって起こるデフォルトではない。債務を膨らませたあげ くに、これ以上の資金調達が不可能になる「支払い能力」が問題なのではなく、資金を調達する上での「手続きの停滞」がその本質だ。かつてデフォルトを起こ した新興国や現在のギリシアのような状況ではない。
 国債利払いの停止、あるいは行政サービスの停滞のようなことが起こった場合、共和党も民主党もその責任を負う悪者にはなりたいくない筈なので、何らかの合意が遠からず形成されるだろう。
 手続き上の障害を取り除いてしまえば米政府は資金調達能力が十分あるし、米国の長期金利は十分に低い水準にある。
 デフォルトに対する反応として、一時的に、日本円や金のような相対的な安全資産が買われて急騰する場面があるかもしれないが、外国の中央銀行や海外機関投資家にとって米国債の資産価値が急激に変わることはないので、米国債が投げ売りされるような事態にはならないだろう。
 仮に米国債の利回りが急上昇したとしても、その利回りでは資金需要が十分ないだろうし、実質金利が十分に高ければ投資家にとっては魅力的なものになる。
中期的には歳出削減による不況が心配
 但し、心配が無いわけではない。
 現在、共和党と民主党は、債務上限の引き上げを巡って、歳出削減のパッケージを議論している。特に、共和党は強硬で、一切の増税に反対するのと同時に、大幅な歳出削減を主張している。
次のページ>>日本国債の状況を米国債が早足で追いかけてくるような状況
 仮に米国債がデフォルトを起こした場合、これを収束するために歳出削減に関して強硬な意見が債務上限引き上げの付帯条件として採用される可能性が強まるだろう。
 失業率が高止まりし、不動産価格が低迷する米国では、当面、民間消費は低調だろうし、民間の資金需要も盛り上がらない。こうした中で政府部門の支出を急激に縮小させると、近い将来、米国景気の本格的な後退が起こる可能性がある。
 この状況下では、米国の長期金利は一段と低下することになるだろう。米国債のデフォルトは、一時的に米国債の売り(長期金利上昇)につながるかも知れないが、やや中期的には却って米国債が買い進められるような(長期金利が低下する)状況をもたらすかも知れない。
 景気後退が深刻な場合、FRB(米連邦準備制度理事会)は、長期国債を含む資産の買い取りを行ってもう一段の金融緩和(「QE3」)を実施する可能性があるが、これも米長期金利の低下要因となりそうだ。
 債券投資家にとっては悪くない状況が到来するように思われるかも知れないが、これは、経済の全体像としては、長期的な経済停滞の中にある日本国債 の状況を米国債が早足で追いかけてくるような状況を意味する。決して喜ばしい状況ではない。もちろん、日本の経済にとってもマイナス要因となる。
長期的には米ドル離れ
 そもそも、一時的な「手続き要因」によるデフォルトが、「長期的」な米国債やドルを巡る状況に影響すると考えることは、経済的な思考として正しく ないのかも知れない。しかし、絶対の安全資産と考えられていた米国債の「神話」がデフォルトによって否定されることには、長期的な影響もあるような気がす るし、デフォルトが何らかの象徴的な意味を持つ可能性も考えてみたい。
 既に、日本以外の中央銀行は、外貨準備を米ドルから他通貨建ての資産に徐々にシフトする動きを見せているが、「デフォルトの実績あり」ということになると、米国債の保有を減らす動機と名目がもう一つ増えることになる。
次のページ>>デフォルトは余計な神話のヴェールを一枚剥がすことに貢献?
 海外の年金基金のような機関投資家もデフォルトの実績があり、おそらくはAAAから滑り落ちる米国債の保有を減らすことはあっても、増やそうとはしないのではないか。
 とはいえ、これまで、米ドルは世界の準備通貨でもあると同時に決済通貨でもあった。軍事力を含めた国力、金融システムの発達、法的な制度の整備も含めて、米国の金融市場及び米ドルは、世界の金融取引にとって好都合であった。
 こうした前提条件が一度の手続き的なデフォルトで急に変化するとは思えないが、考えてみると、米国の金融システム自体は、決済通貨が米ドルでなく ても、他の通貨あるいはSDRのようなものに変化しても問題なく利用することが出来る。米国の金融業にとって、取引が複雑になることは、参入障壁を作りや すくなったり、手数料を稼ぎやすくなったりするメリットもある。
 急激な変化があるとは思えないが、長期的には、世界の金融システムの米ドル離れが進行するのではないだろうか。この流れの中にあって、「米国債デ フォルト」が起こると、本来絶対ではないはずの米国債の信用が絶対だと勘違いされてきた余計な神話のヴェールを一枚剥がすことに貢献したと振り返られるよ うなイベントになるのかも知れない。
日本は若年層の雇用が心配
 起こりうるかも知れない米国債のデフォルトの、日本にとっての影響を考えて置こう。
 先ず、短期的にも、中期的にも、為替レートが円高方向に圧力が掛かりやすくなることを覚悟しておく必要がありそうだ。最初は、米ドルの信用の剥落から、次には、米国の不況に伴う金利低下(米国の「日本化」ともいえる)から、円高が進む可能性がある。
 この場合、日本の特に製造業企業の海外移転は加速することになりそうだ。
次のページ>>「嫌な時代」がやって来る?
 加えて、現在、日本企業ではいわゆる「2013年問題」(年金支給開始年齢の引き上げに伴う問題)の影響もあり、高齢社員の定年が実質的に延長さ れる方向にある。この場合、企業は、一時的に高齢社員向けの人件費の減少ペースが鈍るので、このしわ寄せが、若年者の雇用機会減少に回る可能性が大きい。
 さらに、本稿で想定したように、米国の不況入りが現実のものとなると、日本では、ただでさえ悪い若年者の雇用状況が更に一段と悪化する可能性があるということではないだろうか。
 米国債デフォルトだけによる問題ではないが、日本独自の政策でデフレを解消し、若年者の雇用状況を改善しなければ、若年者の大量失業がさらに大きな問題になるような「嫌な時代」がやって来るのではないかと心配だ。

http://diamond.jp/articles/-/13295
ソブリン危機――歴史的難局の選択肢【第2回】 2011年7月26日 
日米欧“同時”政策機能不全 債務危機と低成長で動転する政治家たちの悲哀と求められる発想転換――モハメド・A・エラリアン PIMCO最高経営責任者/IMF元理事 
米国の債務上限引き上げ協議の紛糾、欧州の債務危機、そして日本の復興財源議論の迷 走…。日米欧で進行中の一連の出来事の背景には、いわずもがな、政治・政策の機能不全がある。国際通貨基金(IMF)の元理事で、現在、世界有数の資産運 用会社PIMCOの最高経営責任者(CEO)を務めるモハメド・エラリアン氏は、従来の知見だけでは解決できない技術的難題に直面している政策立案者らに 同情を寄せつつも、このままでは、世界経済がより激しい乱気流に突入しかねないと警鐘を鳴らす。
モハメド・A. エラリアン(Mohamed A.El-Erian) 運用資産1.28兆ドル(2011年3月末時点)を誇る世界有数の資産運用会社PIMCO(パシフィック・インベストメント・マネジメント・カンパニー・ エルエルシー)の最高経営責任者(CEO)兼共同最高投資責任者(Co-CIO)。国際通貨基金(IMF)、大手投資銀行などを経て、1999年に PIMCO入社。投資戦略の要職を務めた後、ハーバード大基金の運用会社のCEOに転身。2年後、07年12月にPIMCOに復帰。米財務省国債発行諮問 委員会メンバー、IMFの理事を務めた経験がある。IMF次期専務理事候補に名前が浮上したことも。現在、全米経済研究所(NBER)、ピーターソン国際 経済研究所の理事を兼務。ケンブリッジ大学卒業。オックスフォード大学大学院で経済学修士号と博士号を取得。主な著書に「When Markets Collide」(放題「市場の変相」プレジデント社刊)。
 他の人はいざ知らず、私の場合は、自分の乗った飛行機が乱気流に遭っても、操縦室の閉ざされた扉の向こうに座っているパイロットがうまく対応して くれると信じられれば、安心できる。だが操縦室の扉が開いていて、機体が思うように動かないことにパイロットたちが苛立ち、次の操作について言い争い、操 縦マニュアルを見ても何の手がかりもない様子が目に映れば、とても安閑とはしていられない。
 今日、西側諸国の多くで、政治家たちの振る舞いがそんなパイロットたちに似ているのが気掛かりである。こうした印象は、単に彼らの意見や行動が矛盾しているからというだけではなく、実際の経済の動きが一貫して彼らの期待を大きく下回っているからである。
 こうした印象が顕著に見られるのは、欧州、米国、日本だ。景況感を示す指数が再び悪化し始め、もともとペースの遅かった景気回復の足も止まり、無 理のかかったバランスシートがますます危なっかしいものになっている。企業や家計がさらに警戒心を強めるのも無理はない。政治家にとっては、やっかいな仕 事がさらに困難なものになるのは必然である。
 欧州では、ユーロ圏周縁国で債務危機が拡大するなかで、政界はその対応に失敗している。多くの首脳会議やプログラム、複数回にわたる巨額の支援、 各国の社会に対して痛みを伴う経済的犠牲を強いているにもかかわらず、である。動転したパイロットが操縦する飛行機のように、欧州経済は(政界の)指図通 りには動いていない。ギリシャのゲオルギオス・パパンドレウ首相が先週、ユーログループ議長を務めるルクセンブルクのジャン=クロード・ユンケル首相に宛 てた力強い書簡で述べたように、「市場と格付け機関は、私たち皆が期待したような反応を示していない」のである。
 政治家たちの予測を大幅に下回る結果が出ている以上、政官界のなかにほとんど調和が見られないのも不思議ではない。見解が対立する例も増えている――しかも、驚くほどあからさまに、不安を煽るような形で。
 欧州において意見対立が見られるのは、「ソリューション提供者」(欧州中央銀行、欧州連合、国際通貨基金による「トロイカ体制」)と、現在痛みを 伴う財政緊縮措置をとっている国々(ギリシャ、アイルランド、ポルトガル)とのあいだだけには限られない。悪影響につながる意見の不一致は、トロイカ体制 そのもののなかにも現れている。特に泥沼となっているのは、フランクフルト(欧州中銀の本拠)とベルリン(ドイツ政府)との対立である。
次のページ>>米国の債務上限引き上げ協議はまるで学級会議
米国の債務上限引き上げ協議はまるで学級会のようだ
 米国での状況は欧州ほど深刻ではないが、ここでもやはり政策の機能不全が蔓延している。前例のない財政・金融面での刺激策にもかかわらず、経済は 依然として伸び悩んでおり、失業率も憂慮すべき水準で高止まりしている。中期的には今後も財政の悪化が続く見込みだが、その一方で短期的には、政治家たち が、財政赤字の上限をどこまで拡大すべきか学級会のような議論を続け、米国債の大事な「AAA」格付けを危うくしている。
 しかも政治家たちは、複雑な技術的難題に直面している。これについてベン・バーナンキ連邦準備制度理事会(FRB)議長は、あいかわらず率直な物言いで、「私たちは、状況を正確に読み取ることができない」と表現している。
 専門的モデルや歴史的分析も含め、FRBが経済について持っている知見では、今日の経済状況を把握するには不十分だというのである。だとすれば、 注目の的となった連邦公開市場委員会の最新の議事録において、賛否が分かれた様子が示されているのも不思議はない。委員会のメンバーは、金融政策について お互いに異なる進路を予想しており、さらなる金融緩和を期待する者もいれば、いったん金融引き締めに転じることを期待する者もいる。
 一方、日本は引き続き呻吟している。大地震・大津波、そして長引く原発事故の発生から4ヵ月が経過したというのに、包括的な復興計画はまだ着手さ れていない。結果として生じた経済的な不確実性は、多年にわたる不十分な経済成長と公的債務の悪化という構造をさらに悪化させつつある。
 欧州、米国、日本の政治家が抱える問題については、重要なテーマが6つある。第一に、この3つの経済地域は、いずれもレバレッジ解消をめざす不安 定な動きに悩まされている。先ほどから比喩で使っている飛行機に喩えるならば、飛行中に機内の酸素が吸い出されてしまうようなもので、レバレッジ解消は社 会を動揺させ、伝統的な公的政策の効果を損なってしまう。
 実際、欧米日の経済を完全になすがままに任せたら、恐らく過剰な債務を整理し、長年続いた社会的契約を変更するだろうが、それは、ひどく無秩序で、経済の縮小につながるような、そして新たな金融危機のリスクを高めるような形で行われるだろう。
 第二に、国内でのレバレッジ解消の動きは、他の構造的な障害をさらに悪化させている。経済地域ごとに、また(住宅、労働、信用仲介など)部門ごと に細部は異なるものの、それは共通した不幸な結果と結びついている。つまり、経済の成長力を損ない、したがって秩序ある形で過大な債務を克服する能力を損 なってしまうのである。
次のページ>>胃袋がでんぐり返るほどの乱気流へ?
胃袋がでんぐり返るような乱気流は必至か
 第三に、欧米日の政治家たちの活動を取り巻いているのは、大規模な再編のただなかにあるグローバル経済だ。そこでは、中国をはじめとして、システム上重要な複数の新興経済諸国が、自国の高度成長段階を切り開きつつある。
 第四に、構造的問題に対して景気循環対応型の措置を選択することで、政治家たちは事態をいっそう面倒なものにしてしまっている。これもやはり、いま直面している尋常ならざる課題についての彼らの無理解ぶりを反映している。
 第五に、政治的な思惑(politics)が事態をひどく複雑化させている。その理由はシンプルだ。必要となる構造的対策には、ほとんどの場合、 長期的なメリットの代償として直近の痛みを伴うからだ。政治家が毛嫌いするトレードオフである。次の選挙までの任期が短いとなれば、なおさらである。
 最後に、コミュニケーション面がひどすぎる。中期的な経済展望について、政治家がこれほどまでに明確なビジョンを示せないという状況はめったに見られない。この失敗によって、漠とした不安につながる不透明感がさらに強まっている。
 こうした点をすべて考え合わせると、今日の政治家というのは同情に値する。ひどく効果の薄い手段を駆使して、異様に難しい課題に取り組まなければ ならないからだ。だが、同情に値するからといって何でも許されるわけではない。政治家たちが従来の景気循環を軸とした考え方を離れ、今日の停滞の根底にあ る、より面倒で、しかし決定的に重要な構造的問題をもっと正確に把握し効果的に対処できるような考え方へとシフトしていくよう、私たちは求めていくべきな のだ。
 残念ながら、そうした変化は一朝一夕には実現しないだろう。場合によっては、条件が今よりも大幅に悪化しなければ、政治家の意識はそこに集中しな いかもしれない。あらかじめ状況の悪化に備えられる企業・家計は、当然のように引き続きその準備を進めるだろう。だがそれ以外の者は、不幸なことに、これ までよりさらに胃袋がでんぐり返るような乱気流に襲われることになる――しかも、閉ざされた操縦室の扉が与えてくれるはずの安心感もなしに。
翻訳/沢崎冬日、エアクレーレン
Pity the Policymakers by Mohamed A.El-Erian(c) Project Syndicate, 2011
 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2011年7月27日 10:36:45: Pj82T22SRI
規制が増え過ぎた欧米(もちろん日本も)は
今後は金融立国としての地位も失っていく
規制が不十分な国では、経済は成長し、国民所得は増大するが
その労働は高金利とインフレ・バブルで搾取され、
さらにバブル崩壊で国民に負担が押し付けられて政情不安が発生する
根本的な対策は通貨も財政政策も一体化した世界国家樹立しかないが
あと100年は無理だろうな

02. 2011年7月27日 10:37:46: Pj82T22SRI
米債務問題、国民の過半数は大統領の解決策支持=調査
2011年 07月 27日 07:46 JST

 7月26日、ロイターと調査機関イプソスが行った調査によると、オバマ大統領が求めている歳出削減および増税による解決策を支持する回答が過半数を占めた。写真はワシントン近郊にあるメリーランド大学のタウンホール会場。22日撮影(2011年 ロイター/Jason Reed)

ノルウェー爆破・乱射事件、「容疑者は精神障害」と弁護士
ドル幅広く下落、対円で協調介入以来の4カ月ぶり安値
米株が予算協議の難航で続落、半導体株は逆行高
ロイター調査:53人中30人、主要格付け会社1社以上が米格下げと予想

 [ワシントン 26日 ロイター] ロイターと調査機関イプソスが行った調査によると、米国民の圧倒的多数が債務危機について懸念しており、オバマ大統領が求めている歳出削減および増税による解決策を支持する回答が過半数を占めた。

 調査は成人600人(登録有権者512人含む)を対象に25日夜に実施された。誤差は4%ポイント程度(登録有権者については4.3%ポイント)。

 調査によると、8月2日とされるデフォルト(債務不履行)回避期限が直前に迫る中、債務危機を「懸念している」とする回答は83%に上った。このうち「非常に懸念している」とする回答は54%を占めた。

 連邦債務上限引き上げに向けた予算協議をめぐっては、回答者の56%が、オバマ大統領と民主党議員が求めている歳出削減および増税による解決策を支持した。一方の共和党は、増税に反対しており、大幅な歳出削減による財政健全化を主張している。

 歳出削減のみによる解決が最も望ましいとする回答は19%だったの対し、増税のみの財政健全化が望ましいとする回答は12%だった。

 また予算協議がこう着状態に陥っていることについて、共和党議員に責任があるとする回答者は31%に上った。オバマ大統領が原因とする回答は21%、民主党議員とする回答は9%となった。

 交渉で誰が一番譲歩すべきかとの質問に対しては、共和党議員との回答が29%、大統領とする回答は25%、民主党議員との回答は20%だった。

 ただ、オバマ大統領の再選の鍵を握るとされる無党派層では、29%がオバマ大統領が譲歩すべきと回答。一方で、共和党が譲歩すべきとする回答は13%にとどまり、無党派層では、共和党支持が大統領を上回った。

© Thomson Reuters 2011 All rights reserved.


米債務問題に市場の不安増大、与野党に依然隔たり
2011年 07月 27日 08:31 JST


 7月26日、米連邦債務の上限引き上げ問題をめぐる民主党と共和党の隔たりはこれまでになく大きく、市場は米国が債務不履行に陥る可能性や格付けが引き下げられるリスクに身構えている。ワシントンの連邦議会議事堂で20日撮影(2011年 ロイター/Eric Miller)

 [ワシントン 26日 ロイター] 米連邦債務の上限引き上げ問題をめぐる民主党と共和党の隔たりはこれまでになく大きく、市場は米国がデフォルト(債務不履行)に陥る可能性や格付けが引き下げられるリスクに身構えている。

 以下は同問題をめぐる26日の展開。

 *米大統領上級顧問のデビッド・プラフ氏、CNNとのインタビューで、債務上限引き上げに関する与野党の案には類似点が多いとの認識を示す。

 *米大統領首席補佐官のビル・デーリー氏、「多くの案が上がっているが、一部の人々が懸念しているデフォルトは起こらないと確信している」と発言。

 *ホワイトハウス、行き詰まり打開のため議会のメンバーと水面下で交渉を続けていると発表。

 *ロイターが過去2日間に実施した調査によると、エコノミスト53人中30人は、米国が3大格付け会社(スタンダード&プアーズ、ムーディーズ、フィッチ)のうち少なくとも1社の最上級格付けを失うと予想。また、大半は、この問題をめぐる与野党の対立が既に米経済に悪影響を与えていると回答。

 *ロイターと調査会社イプソスが実施した世論調査で、56%の米国民が、オバマ大統領や民主党の推す歳出削減と増税を組み合わせた財政赤字削減と債務上限引き上げのアプローチを支持していることが判明。

 *ホワイトハウス、合衆国憲法修正第14条について、デフォルト回避に向けた選択肢とはならないとの認識を示す。

 *ワシントンでの交渉の行き詰まりは既に市場にも影響を及ぼす。市場には、長期投資離れと投資家が資金を引き揚げ始めている兆候。

 ドルは26日の市場で幅広い通貨に対して下落し、原油は小反発。金は安全資産を求める買いから過去最高値近辺で推移し、ニューヨーク株式は債務協議の難航が引き続き重しとなり続落。

 *国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事、米国に対し債務上限引き上げをめぐる政治的こう着を速やかに打開するよう求め、解決されなければ世界経済に深刻な結果をもたらすと警告。

 *米貨物輸送大手ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)(UPS.N: 株価, 企業情報, レポート)、四半期決算発表で慎重な経済見通しを示し、債務協議の行き詰まりを理由に挙げる。同社株は3.3%下落して終了。

 *共和党のベイナー下院議長、27日と予想される採決に向けて独自の赤字削減案への支持集めに奔走。オバマ大統領が拒否権を発動する構えであるほか、身内の共和党内の財政保守派からの反対もあり、成立は望み薄のもよう。

 *大手金融機関は、米国が最上級の信用格付けを失う現実的な可能性に備える。米証券業金融市場協会(SIFMA)のメンバーは、格下げがあれば米国債利回りは長期的に最大70ベーシスポイント(bp)上昇する可能性があると予想。「米国の資金調達コストが長期的に1000億ドル程度膨らむ可能性があることを意味する」との見解を示す。

© Thomson Reuters 2011 All rights reserved.


03. 2011年7月27日 10:53:05: Pj82T22SRI
>>03 米証券業界が格下げリスク警告、調達コスト7.8兆円増加も
2011年 07月 27日 06:27 JST

 7月26日、米証券業金融市場協会のメンバーは、米債務上限引き上げ協議がこう着していることに関連し、債務不履行よりも格付けが引き下げられることの方がリスクが大きいとの見解を示した。ウォール街で25日撮影(2011年 ロイター/Lucas Jackson) 

 [ニューヨーク 26日 ロイター] 米証券業金融市場協会(SIFMA)のメンバーは26日、米債務上限引き上げ協議がこう着していることに関連し、デフォルト(債務不履行)よりも同国の「AAA」格付けが引き下げられることの方がリスクが大きいとの見解を示した。電話会議で述べた。

 また、格下げによって米国債利回りは長期的に最大70ベーシスポイント(bp)上昇する可能性があるとした。

 JPモルガン・チェースのグローバル・フィクストインカム戦略統括者テリー・ベルトン氏は会議で「60─70bp(の利回り上昇)は大きい」との見方を示し、「これは米国の資金調達コストが長期的に1000億ドル程度膨らむ可能性があることを意味する」と述べた。

 電話会議の出席者からは、デフォルトのほうがさらに大きな混乱をもたらし、金融市場全体に波及する恐れがあるとの指摘が出たが、ベルトン氏は、デフォルトの確率は「ほぼゼロだ」と述べた。

 同氏によると、8月2日とされるデフォルト回避期限までに合意に至らなかった場合でも、政府は支払いを乗り切るだけの税収を確保しているという。 

 一方、バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチの米経済担当シニアエコノミスト、マイク・ハンソン氏は、利払い不履行の方が「はるかに悪く、上下両院のメンバーが避けたいと考えるシナリオ」と述べた。その上で「そのリスクは低いが、ゼロではない」とした。

 ベルトン氏は、格下げによる市場への影響は短期的にはより抑制されているとして、国債利回りの上昇は5─10bpにとどまるとの見方を示した。

 米国の格付けが「AA」に引き下げられれば、市場は米国債の売却を余儀なくされるとの懸念もあったが、同氏は「投資家の多くは、継続保有が可能との見方を示している」と指摘した。ただ長期的には、外国中銀などの外国人投資家の需要が引き続き鍵を握るとした。

 今週行われる総額990億ドルの2・5・7年債入札については「弱含む」との見方を示し、債務上限引き上げ協議の難航で今後の入札日程が延期されるようなことがあれば、一段と憂慮すべき事態となると警告した。債務上限引き上げ問題で入札日程が8日間遅れた1995年には、政府の調達コストが25bp上昇したという。

© Thomson Reuters 2011 All rights reserved.


04. 2011年7月28日 14:33:14: Pj82T22SRI
>>04 米国債「AAA」の価値は年間1000億ドルに相当=JPモルガン
MarketBeat―WSJ.comが分析する市場の今

2011年 7月 27日 13:52 JST 

 米国政府の格下げに値札を付けるとどうなるか。JPモルガン・チェースの債券投資戦略部門の責任者であるテリー・ベルトン氏によると、現在「AAA」の米国債格付けが「AA」に引き下げられると、財務省証券の利回りが長期的には60-70ベーシスポイント(bp)上昇し、金額ベースでは年間1000億ドル(7兆8000億円)相当、調達コストが膨らむという。
イメージ Everett Collection

アンクル・サム、時間切れ間近

 同氏は報道陣との電話会見で「長期的、恒久的に米国の借入コストが年間1000億ドル程度膨らむことになる」と述べた。格付けだけでは金利の決定要因にならないことは確かだが、ベルトン氏は格下げが米国債を買う外国勢に与える心理的な影響により、借入コストが大幅に上昇するとみている。

  同氏は利回りの上昇幅の節目になる水準について「70pbを上回るか下回るかが、米国の長期的な健全性にとってかなり重要になる。1000億ドルは金利上昇分として支払われる額であり、本来財とサービスの対価として支払われるものが移転される」と指摘した。

  同氏が描く予想でなにか良い面があるとすれば、8月2日の連邦債務上限引き上げの期限が到来し、議会での合意が達成されないとしても、短期的には財務省証券の利回りの急上昇はない点だ。同氏がファンドマネジャーの顧客40余りを対象にした調査によると、財務省証券の売却に追い込まれるのは1社か2社程度であるため、利回りは5-10bp程度しか上昇せず、短期的には反応は鈍いと予想される。

  同氏は「財務省証券がAAAからAAに変更されても、総じてファンドマネジャーはそれらを売る必要には迫られないだろう」と指摘。「意外だが、財務省証券以外の社債、住宅ローン担保証券、政府機関債など国債以外の債券のほうがやや影響を受けるとみている。平均的な格付けを維持しようとするポートフォリオもあるため、国債が引き下げられると、それより下位の国債以外の債券が売られる可能性がある」と述べている。 

記者: Jonathan Cheng


  拍手はせず、拍手一覧を見る

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
 重複コメントは全部削除と投稿禁止設定  ずるいアクセスアップ手法は全削除と投稿禁止設定 削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告」をお願いします。 最新投稿・コメント全文リスト
フォローアップ:

 

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 経世済民72掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。

     ▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 経世済民72掲示板

 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧