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これからの家づくり @(反戦な家づくり)
http://www.asyura2.com/11/hasan72/msg/762.html
投稿者 メジナ 日時 2011 年 8 月 18 日 23:29:56: uZtzVkuUwtrYs
 

これからの家づくり @
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-1096.html
2011-08-18(Thu):(反戦な家づくり)


なんとも、漠然としてたいそうな表題を書いてしまった。

ちょっと失敗したかなと思いつつも、やはり書き進めてみたい。
一回ではとても書ききれないので、@ということにしておく。


おそらく、今回の震災で多くの人が気づいていることに、「持ち家政策」への疑問ということがある。

1945年8月
戦争により日本の都市に200以上が被災し、死者は33万人、負傷者は43万人、被災人口は970万人。被災面積は約6万4,000ヘクタール、約223万戸(住宅数の約2割)。
と、ウィキペディアには書いてある。

今回の津波による浸水面積が5万3千ヘクタールあまりであるから、面積においてはほぼ同じであるが、空襲は主に都市部であったことから、住民と住宅への被害は、桁違いに多かったはずである。

戦前の日本の住宅事情は、とくに都市部にあっては劣悪と言える状況であったようだ。
大都市では8割以上が民営の借家であり、所帯持ち家の平均が3坪〜6坪であったという。


詳細は、こちらの論文に詳しい

大都市の住宅事情 −戦後史概観− 三宅醇氏著


こちらの論文によると、戦前戦中から住宅不足は深刻だったという。
そこに、戦争による焼失住宅が232万戸。さらに、引き上げや疎開からの帰還で、住宅不足は420万戸。実に住宅数の1/3に及んだという。

戦後しばらくは、借地の上に立つ6坪程度の狭小住宅(おそらく連棟長屋と思われる)を、建物のみ購入するという、なけなしのカネによる持ち家化が進んでいく。

やがて高度経済成長が始まると、木賃アパートが急増し、住宅はそっちのけで産業への投資が進んでいく。資本にしても国にしても、庶民の住宅など、住めればいい という程度の認識だったようだ。

ところが、1970年代に入り、高度経済成長が一段落すると、住宅産業というものが登場し、住宅への資本の投下が進み、持ち家率は一気に上昇する。

その広さも、12坪以上のものが増え、住宅産業は高度経済成長以降の日本経済の大きな柱になる。住宅の投資は、そこから派生する消費が大きいために、見かけ以上の経済効果を期待された。

その結果、日本人の過半数は、持ち家を得るために働き、持ち家に住むために生き、持ち家の老朽化と共に老いていった。
働き続ける限りローンを払い続け、住宅の価格と同じくらいの利息を銀行に貢いできた。

さらに波及効果と言われるように、少しでも広い住宅に住むと、少しでも物を買いそろえ、日本人は働けば働くほど、なぜか貧しくなるという負のスパイラルに、少しずつ少しずつ落ち込んでいった。

それは、「消費者」 という言葉に端的に表現されている。

消費するために存在する人間。
働いて得たオカネはもちろん、その存在そのものを削り取られ消費する存在。
資本が 賃金という名目で投下したカネを、消費という行為で再度資本の流れに戻すための存在。

この消費者の典型が、住宅ローンのために生き働く姿であり、持ち家政策の実態であった。

夢のマイホームとか、理想の家づくりとか、私も含めて住宅業界で生きてきた人間は口にしてきた。
だが、反省を含めて、ちょっとこの辺で大きな構図を見直すべきではないか。

もちろん、持ち家の全てを否定するものではないし、理想の家づくりがいけないと言うつもりもない。
ただ、「持ち家政策」という手のひらの上で踊らされているのは、もう止めようじゃないか ということだ。

いろんなことを考えて、がんばって良い家を作っている人は、たくさんいる。
私も、その端くれであると思ってやってきた。
だが、しょせん、持ち家政策の手のひらの上で飛び回っていた孫悟空であったのではないか という忸怩たる思いが、胸に去来する。

では、どうするか。

この視点から、郊外楽園プロジェクトを深化させていきたいと思っている。

ということで、今日はお時間となりました。
続きは、また明日(か明後日かその次か・・・)
 

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コメント
 
01. メジナ 2011年8月18日 23:41:00: uZtzVkuUwtrYs : sy4SxNTKOI
投稿者です。
文中の論文リンクが上手く出来ない時は、下記の対応を願います。
@URLのクリック:http://ci.nii.ac.jp/naid/110003790379
Aリンク先の CiNii 論文PDF - オープンアクセス をクリック

02. 2011年8月19日 12:55:03: WOSVA39v1O
 東京一局集中の政策も多いに問題である。住居を田舎に作らず過疎状態を作ってしまった。日本には広大な森林がある。水が有る。気候も比較的恵まれている。
ドイツなどは100万都市は作らない。変わりに交通網を発達させた。
その方が、家を守り、町(都市ではない)を守り、山や海を守る意識が生まれる。
自分の好みの家を景観に合わせて作りそのことに誇りを持てる。
自分のやりたい仕事につき誇りを持って働く。
誇りを持って仕事をする人が神様であり、サービスを受ける身であるからお客様は神様でない。
TVのように与えられる楽しみでなく、自分から見つけた事で楽しむ。
それで生きてゆけぬものか。

03. 2011年8月19日 15:32:41: uBx0ZtljjI
そう、これは、社会の仕組みを、根本から変えれば、今ある「耕作放棄地」「塩漬け土地」「無駄な空き地」「シャッター商店街」「無人民家、空き室」などが、一気に解決するという事。それどころか、大変な繁栄をもたらす。

都市計画、社会制度設計、国家建設、これらを、今後、千年計画として、実行する時が、到来しているのである。この事に、気が付いている人は、非常に少ない。従来の概念から、抜け出すことが出来ないでいるのだ。

それは、「経済漬け」「マスコミ洗脳」「雁教育」によるものだが、それらも含め、「人間社会のあり方」を自ら考え、実現出来る、稀有なチャンスが、正に今なのだ。

欧米白人による一方的支配は、必ず崩壊する。何故なら、誰もそれを望まないからだ。

その時、右往左往する必要など、全くない。もはや、今既に、崩壊しているといってもよい。今まで、あらゆるものを産み出して来た、西欧人。今後もその手を緩めることは無い。

我々日本、アジアの中に、非常に優秀なブレーンが数多く存在する。白人の監視、謀略をかわし、我々はそれを実現する。


04. 2011年8月20日 04:57:32: VhGY6NjYQY
1000年とは言わないが30年先を考えた政策を。

05. 2011年8月20日 20:51:31: dmt13r86DQ
何が言いたいのかさっぱり分らん。

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