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米著名投資家ウォーレン・バフェット氏「富裕層に増税を」(ニコブログ)
http://www.asyura2.com/11/hasan72/msg/778.html
投稿者 元引籠り 日時 2011 年 8 月 19 日 20:07:42: dkOnWN./sADdA
 

富裕層に増税を=米著名投資家
(時事通信社 - 08月16日 07:05)

 【ニューヨーク時事】米著名投資家ウォーレン・バフェット氏は、15日付の米紙ニューヨーク・タイムズに寄稿し、「私や私の友人たちは、億万長者を優遇する議会に長期間甘やかされてきた」とした上で、年収が100万ドル(約7700万円)を超える富裕層に対し、即刻増税すべきだと述べた。米国の財政問題が世界的に注目を集める中、同氏の意見は論議を呼びそうだ。

 バフェット氏は、財政赤字削減のために誰もが犠牲を強いられようとしているのに、同氏を含め超富裕層は減税措置により、犠牲を免れたままだと強調。「政府は『犠牲の分かち合い』を真剣に検討すべきだ」と指摘した。 

日本にもウォーレン・バフェット氏が述べたようなことを主張する人はいないのでしょうか。富裕層に増税するということは、「富の再分配」機能を健全化するということです。富裕層を優遇してきた減税措置をやめ、本来の再分配機能を取り戻し、政府がお金を循環させるということです。世の中にお金がうまく回らないから、景気も良くならないわけで、それは富裕層にとっても喜ばしいことではありません。金は天下の回りもの、とはよく言ったもので、江戸時代の商人は景気が悪い時に派手にお金を使ってみせたものです。あのアメリカでもこういう声があるというのに、庶民にばかり犠牲を求める日本はいったいどういう国なのかと考えさせられます。

http://nikonikositaine.blog49.fc2.com/blog-entry-1904.html  

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コメント
 
01. 2011年8月19日 20:25:04: mHY843J0vA
>庶民にばかり犠牲を求める日本

逆でしょう
そもそも日本の最高税率は米国以上ですし
相続税も遥かに高いのに、さらに高くなりました
今後、法人税や所得税の増税も待っています

>年収が100万ドル(約7700万円)を超える富裕層に対し、即刻増税すべき

またバフェット氏が会社から貰っているのはおよそ10万ドルです
配当課税や資産課税を提唱するなら、さらに尊敬されるでしょうね(笑)

http://www.sumida-tax.jp/article/13866706.html
http://www.cyzo.com/2011/02/post_6538.html 
平成23年度税制改正大綱では、富裕層をターゲットにする「相続税の大増税」が打ち出されたのだ。
 今回の相続税のポイントは、最高税率を50%から55%に引き上げることと、基礎控除と呼ばれる非課税枠を4割ほど縮小させたことである。その上、さらなる相続税増税が控えていて、その率は80%にまでなるかもしれないというのだ。

「日本国民が保有する金融資産1,400兆円のうち、その6割ほどは60歳以上の高齢者が持っている。あらゆる控除をなくして、相続税を10%かけただけでも、単純計算で毎年40兆円の税収となる。消費税、所得税をあげるには反発が大きい。そこで政権は大声を出さない高齢者と富裕層をターゲットにしているというわけです」(民間シンクタンクのエコノミスト)
 残しておくより使ってしまえと、年寄りのフトコロからカネを吐き出させて、景気を刺激しようなんて、役人の考えそうなことだ。そういえば、麻生元総理も自著の中で、お年寄りからカネをふんだくれと書いていたな。


02. 2011年8月20日 04:39:47: VhGY6NjYQY
所得の再分配は必要なことだ。
しかし、役人の手を通すと大義名分の元、役人がていよくネコババする。

資本、労働、役人、この3つの要素で考えなくてはいけない。
役人は資本側の階級でも、労働者側の階級でもない。役人という独立した階級だ。
他の2者と違うのは、何も生み出さずひたすら盗むこと。


03. 2011年8月20日 05:57:23: MtMZQ7mEUM
>米著名投資家ウォーレン・バフェット氏「富裕層に増税を」

さすが、「オマハの賢人」といわれるだけはある。
アメリカの“仏陀”だな。


それに比べて、天下り官僚や経団連幹部のような日本の富裕層ときたら。
「金持ちに増税したら、経済に活力がなくなる」
「金持ちに増税したら、金持ちが海外に逃げる」などと
主張し、いつも富裕層の増税に反対してきた。

事実はむしろ逆で、この20年間、富裕層を減税してきたから、
「失われた20年」といわれるような経済の衰退を招いてきたのではないか。

◆下への格差拡大と貧困化が進んだのは、
「金持ちに減税して、貧乏人に増税しているから」(飯田泰之・経済学者)
経団連等、財界幹部やその御用学者・識者は、メディア操作に長けていて、
みんなすぐに生活保護の話をする。はっきりとは言わないけど、
「生活保護や社会保障のせいで財政が苦しい」と匂わせる。
でも、そんなことよりも、一番大きいのは、金持ちを減税していることなんです。
75%とっていた人から40%しかとらなくなったら、そりゃ財政が悪くなります。
「脱貧困の経済学」92ページ


04. 2011年8月20日 06:32:17: MtMZQ7mEUM
>>02
>所得の再分配は必要なことだ。
>しかし、役人の手を通すと大義名分の元、役人がていよくネコババする。

そのとおり。
だからこそ、小さな政府でも、大きな政府でもなく、
官僚・公務員・族議員差配の複雑な政府でもない
効率的でシンプルな政府=公正な政府、
「シンプルな政府、普遍主義(非裁量的なルール)にもとづく社会保障」が
21世紀の政治家・国民が目指すべき目標だろう。

21世紀半ばまでには、実現したい国家構想
■「福祉国家型最小国家」に関するやりとり
http://togetter.com/li/157490

「小さな政府と大きな社会保障」が正解だ。
“鍵”は、ベーシックインカムや負の所得税(大人手当て)。

もっとも合理的なのは、利用者から見て極めて使い勝手が悪い官僚・公務員の裁量にもとづく無原則な社会保障を全廃し、
「負の所得税」のような非裁量的なルールで所得を再分配することだ。
負の所得税とは、課税最低限以下の低所得者に「マイナスの税金」つまり所得補償を行なう制度である。
たとえば年収300万円以下は非課税だとすると、いまの税制ではそれ以下の所得の人は税金を払わず、働けない人だけが生活保護を受ける。
これでは少しでも働くと生活保護が打ち切られるので、働くインセンティブがない。
それに対して負の所得税では、課税最低限の所得との差額の一定率を支給する。
その税率を0.5とすると、たとえば年収150万円の人には、(300円―150万円)×0.5=75万円を支給するのである。
これによって、少しでも働けば所得が増えるので、労働意欲が生まれ、生活保護を受けられないホームレスを防ぐことができる。

■大きな政府、小さな政府、シンプルな政府。
一般的に、政府の大きい小さいは “予算規模”で区別される。
けれど、ブログ界隈で議論される政府の大きい小さいの場合は必ずしも予算規模の話ではなく、
政府を構成する組織・人員の大きさが焦点になっている場合が多い。
「小さな政府」を主張すると、(予算規模の話だととられて)
「福祉の切り捨てだ」「弱者の切り捨てだ」「所得の再配分ができない、格差を増大させる」と言われたりするけれど、
所得の再分配・福祉と(規模の意味で)小さな政府は両立可能だと思う。
ただ、それは小さな政府というより「シンプルな政府」なんだと思うけれど。

たとえば、ベーシックインカムや負の所得税を導入して年金・保険・育児教育補助を根本的に整理しなおして
厚生労働省の役割を1/5以下に縮小したら、それは予算的には「大きい政府」だけど、
機能的には「小さな政府」であり、よって「シンプルな政府」だ。
予算も機能も福祉もない“夜警国家”へ立ち返るのはやりすぎだと思うけれど、
18世紀から積み上げた経済学的知見や計算機科学を活用すれば、
規模を大きくせずに機能のみを伸ばした政府を実現するのも不可能ではないと思う。

複雑な政府では、みんなの目が届かないところでルールが悪用されたり、理不尽な運用がなされたりすることが多い。
一方、シンプルな政府はシンプルであるがゆえに悪が露見しやすい。
シンプルな政府は公正な政府により近い。
シンプルであるがゆえに行き届かない部分は、“時限的な”例外を設けて対処すればよい。
                    ◇
政府機能は所詮必要悪だ。税金なんか払わずに済むのならばそうしたい。
しかし、それでは公共的な財やサービスの供給がなされず、長期的にみれば多くの可能性をコロしてしまう。
だから、社会的ゆるやかな合意のもと、みんなの信頼の上に政府という機構を構築している。

しかしそこで、複雑で規模が大きいがゆえ政府のX非効率、機能不備、汚職が増大すれば、
政府への信頼が揺らぎ、公共の仕組みとしての政府が支持されず、結局は破綻してしまう。
だから、いつの時代もヒトは本能的な嗅覚として政府の汚職と無能を嫌悪し、公正な政府を求めている。
http://www.be-styles.jp/archives/3213

■イメージ図
http://www.be-styles.jp/wp-content/image697.png

■大きな政府・小さな政府の議論は、福祉の大きさと、行政の大きさに話を分けて行うことが重要だ。
そうしないと、国民のニーズを正確に汲み取ることができない。
▼均等な「ばらまき」か、行政による「事業」か
この点に関しては、できるだけ偏らない配分で、使い道が自由な「お金」を再配分してくれる方が、
公平感があるし、行政コストが掛からないのではないか。
国や自治体がハコモノを作ったり、福祉関係の事業に補助金を出したり、
教育費などに使途を限定した支出を行ったりするのは、時に便利であるかも知れないが、
お金の使途が不自由であり、生活スタイルへの介入でもあるし、
何よりも、多くの行政関係者の関与を必要とする分コスト高だ。
こう考えると、何の権限にも天下り先の確保にもつながらずに予算を食う「子ども手当」を
官僚及びその周囲の利害関係者(大手マスコミなど)が目の敵にする理由がよく分かるのではないか。
尚、子ども手当に対する所得制限は事務を複雑にするし、不要だ。
お金持ちにも手当が支給されることが問題なら、お金持ちの資産なり所得なりにもっと課税すればいい。
手当の仕組みはシンプルに保って、公平性の調整は課税の見直しで行えばいい。
(経済評論家・楽天証券経済研究所客員研究員/山崎 元)
http://diamond.jp/articles/-/11333?page=3


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