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ギリシャは事実上のデフォルトで、欧州の不良債権問題は悪化の一途。ユーロ売り!
http://www.asyura2.com/11/hasan73/msg/115.html
投稿者 尚林寺 日時 2011 年 9 月 01 日 11:28:18: JaTjL5JPya4go
 

http://zai.diamond.jp/articles/-/117003

****日本の内閣が変わっても、為替相場の材料にはならない
****「米国債格下げ問題」より「欧州の債務問題」がより重要
「米国債の格下げ問題」よりも、筆者は「欧州の債務問題」のほうがより大きな問題だと考えている。
もともと「欧州の債務問題」のほうがより大きな問題だとこのコラムでも書き続けていたが、 「米国債の格下げ問題」を含めて「米国債務上限引き上げ問題」が片づいた今、「欧州の債務問題」がクローズアップされたことは当然だ。この問題は、目先では解決できない。
「米国債務上限引き上げ問題」も重大な問題ではあるが、ごく目先で言えば解決した。もちろん、その根源は解決しておらず、問題を先送りしただけなのだが、表面的には目先の問題は終了したと言える。比較するならば、その点で「欧州の債務問題」とは異なる。 
結論として、 「欧州の債務問題」はイタリアやスペインにも波及しており、それを材料に「ユーロ売り・米ドル買い」と考えている。
さらに、8月になって「フランスの大手銀行が破たんするのではないか?」といった具体的事案がウワサされているが、破たんがあれば、それも当然ながら「ユーロ売り・米ドル買い」の材料となる。

****4月に上昇し、5月に急落したユーロ/米ドル
それでは、ユーロ/米ドルの300本足(300週分)の週足チャートから・・ユーロ/米ドルは4月上旬に、中長期のレジスタンスラインを上抜け、その時点で「買いシグナル」を発した。ユーロが対米ドルで4月上旬に上昇した要因については、米国(=米ドル)が政策金利(短期金利)引き上げを実施しない一方で、欧州(=ユーロ)は今後も政策金利(短期金利)を引き上げるという思惑によるものだった。 
そして、4月中のマーケットでは、「ユーロ買い・米ドル売り」が一段と進んだ格好となった。 
だが、ゴールデン・ウィーク中の5月5日(木)に、ECB(欧州中央銀行)は市場予想どおりに政策金利を1.25%で据え置くことを決定したため、早期利上げ期待が後退し、ユーロ/米ドルはこの日以降は大きく急落した。

****現在は週足で大きな「三角保ち合い」を形成中
6月に入り、6月9日(木)に行われたECB理事会で、ユーロの政策金利を1.25%に据え置くことが発表された。 
だが、理事会後に行われた記者会見で、トリシェECB総裁から、7月の政策金利引き上げを示唆する発言がなされた。 
しかし、この時点では「今後のECBのユーロ金利の引き上げ幅は、それほど大きくない」といった思惑が広がったため、ユーロ/米ドルのロングポジション(買い持ち)の解消が出て、6月9日(木)以降は下落を続けた。 
その後、ECBは7月7日(木)に行われた理事会で、実際にユーロの政策金利を0.25%引き上げ、1.50%にすることを決定した。 
だが、利上げ発表後のユーロ/米ドルは下落している。これはECBの政策金利引き上げの思惑で、ユーロ/米ドルを買っていた向きの売りが出たのだろう。 
ところが、7月7日(木)の理事会後の記者会見で、トリシェ総裁は「ECBの利上げは今回(7月)で終わりとは限らない」と発言した。そのため、同日のニューヨーク市場では、ユーロ/米ドルは1.42ドル台から1.43ドル台へとリバウンド(反発上昇)している。 
ただ、上昇は続かず、ユーロ/米ドルは再度下落して1.4000ドルを割り込む場面も見られた。 
以上を俯瞰(ふかん)して見ると、 ユーロ/米ドルは2010年6月安値の1.18ドル台を起点に、サポートラインに沿って上昇していると言うことができる。また、 ユーロ/米ドルは現在、レジスタンスラインとサポートラインに挟まれて、大きな「三角保ち合い(ウェッジ)」を作っている。

****日足では「売りシグナル」が持続している状態
続いて、ユーロ/米ドルの300本足(300営業日分)の日足チャートを・・ユーロ/米ドルは5月上旬に、高値を更新して上昇した。通常だと、高値更新は「買いシグナル」となる。 
しかし、その際に高値圏での乱高下に映る値動きが見られた。必ずではないが、「高値圏での乱高下」が天井を示唆する場合がある。 
結論から言えば、今回のケースでは事前に察知したとおりに、 「高値圏での乱高下」が天井を示唆していたことになった。
2011年に入り、1月頃から5月上旬まではユーロ/米ドルの上昇が加速しており・・サポートラインが引けた。 
しかし、このサポートラインを下に割り込む場合は「売りのシグナル」となり、・・実際のところ、チャートに示したように、明確に下に割り込んだので、「売りシグナル」が点灯したと考えている。 
その後、「売りシグナル」を発して下落したものの、1.39ドル台からはリバウンド(反発上昇)している。それでも、引き続き、 1.4940ドルの高値を更新していないので、ユーロ/米ドルの「売りシグナル」が持続している状態だ。
・・・ギリシャなど欧州の不良債権問題には、いろいろと対応策が出ている。だが、関係各国や関係機関の思惑が一致せず、根本的な解決策とならないものばかりだ。 
結論から言えば、 ギリシャ問題は解決できないと考えている。だから、基本的には「ユーロ売り・米ドル買い」方向でポジションを作るべきだとずっと考えている。
ギリシャ問題は欧州全体の債務問題に連鎖し、スペインやイタリアの名前が挙がるようになってきた。そして、8月に入るとフランスの不良債権問題が浮上してきた。 
まったくひどい状況の方向にのみ進んでおり、解決する方向には向かっていない。 
目先、ギリシャに融資が決まったことも、デフォルト(債務不履行)を避けただけで、問題が解決できないままの状況に何ら変化はない。 ギリシャは事実上のデフォルト状態である。

****9月のFOMCで追加の金融緩和策は発表されるか?
米国債の債務上限引き上げ問題が片づいて、スタンダード&プアーズ(S&P)が米国債の格下げを実施したことで、欧州の不良債権問題だけが、そのまま残っている状態だ。 
格下げ問題を含めて「米国債の債務上限引き上げ問題」が未解決だったころは、米国に大きな問題があり、欧州にも大きな問題があって、相場はバランス(均衡を保持)していた。 
そのような状況下で米国の問題がなくなったのだから、 欧州の問題が大きく取りざたされ、夏休み相場の薄いマーケットの中、ユーロが大きく下落しても不思議ではない状況が整っていると考えていた。
ところが、「米国債の債務上限引き上げ問題」に当面のケリがついたものの、 米国の景気悪化が再び取りざたされ、「QE3(量的緩和政策第3弾)」がマーケットで話題になっている。
「QE3」が実施されれば「ドル余剰」の状態となり、米ドルへの売り圧力が高まる。 
8月下旬になって「QE3」への思惑が広がったため、米ドルとユーロは再びバランス(均衡)状態になっている。
この点について、8月26日(金)に FRB(米連邦準備制度理事会)のバーナンキ議長の講演が行われ、「昨年に続き、ここでQE3に関して、何かしらの示唆があるのではないか?」といった期待が、事前にマーケットに広がっていた。
昨年の同時期の講演で、バーナンキ議長が「QE2(量的緩和政策第2弾」の実施を示唆し、その後、実際に「QE2」が行われたためだ。 
この「QE3があるのか、ないのか?」に関しては、ないと考えていた。いずれ「QE3」を実施する可能性は否定しないものの、今の時点では時期尚早と考える。(中略)


***********************
■8月の欧州株、リーマン破たん以来の大幅な下落率に

http://jp.reuters.com/article/jpeconomy/idJPJAPAN-22965520110831

8月の欧州株式市場は、2008年の米リーマン・ブラザーズ破たん以降で最も大幅な月間下落率を記録した。中でもドイツ株式市場は、9年ぶりの下げとなった。
欧州債務危機の深刻化に加え、米経済の二番底懸念や米格下げなどが投資家心理を圧迫し、売りが加速した。
8月は市場関係者が夏休みを取る関係で薄商いとなるのが通例だが、今年の売買代金はおよそ3年ぶりの高水準に達した。
FTSEユーロファースト300種指数は8月に11%下落し、下落率は2008年10月以来の大きさとなった。
年初来では14%下落しており、下落率は米S&P総合500種の2.7%を大きく上回っている。
アリアンツGIインベストメンツ・ヨーロッパのシニア株式ポートフォリオマネジャー、キャサリン・ガリーグ氏は「欧州債務問題に関連したリスクプレミアムを背景に、欧州株は今年、米株を大きくアンダーパフォームしている。だがそれは、米市場は織り込んでいない米経済のリセッション(景気後退)の可能性を、欧州市場が織り込んでいるためでもあるようだ」と述べた。
今年1─7月は他の主要欧州市場をアウトパフォームしていたドイツのクセトラDAX指数は、8月に19%下落した。これは月間の下落率としては2002年9月以来の大きさ。
投資家の間で、世界経済の減速が独輸出に与える影響を再評価しようとする動きが出た。DAX指数の下げについて、一部ではフランスやスペインなどが導入した金融株の空売り禁止措置による影響も一因との指摘も上がっている。投資家が欧州市場の下落を見込んだ取引を行うために、DAXやDAXのデリバティブで代用するためだという。


************************
■ユーロ圏・アメリカの経済の悪化・・「底抜け」が迫ってきている

http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/

ユーロ圏・アメリカの経済の悪化がここにきて一気に表面化してきていますが、株式市場は金融緩和を期待して月末もあり、買い上げが進んでいます。
まさに「最後のあがき」となっているものですが、次回金融市場が混乱した場合には、打つ手はなくなります。

1)ヨーロッパ: ユーロ圏景況感悪化 リーマン以来の下げ幅 8月4.7ポイント下落し6ケ月連続下落
2)アメリカ : アメリカ住宅価格 6月4.5%下落 マイナスは9ケ月連続
3)日本   : 7月の消費支出 2.1%減少

ヨーロッパの経済がガクンと音を立てて落ち込んできているのが分かりますが、中でもドイツが不振となってきており、ユーロ圏で牽引者がいなくなってきています。

アメリカも不動産価格の下落が止まらず、実際の現場ではこのような下落では済んでおらず、一部では投げ売り状態になってきたとも言われており、「底抜け」が迫ってきていると言えます。

経済の悪化が進む中、株だけが買い上げられてきていますが、これは長くは続きません。
次回、株価がガクンと落ちた際には、もはや打つ手はなくなります。

いつまで楽観の宴が続くでしょうか?
 

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コメント
 
01. 2011年9月01日 13:21:18: Pj82T22SRI
>>01 8月の欧州株、リーマン破たん以来の大幅な下落率に
2011年 09月 1日 06:42 JST
 

 8月31日、8月の欧州株式市場は、2008年の米リーマン・ブラザーズ破たん以降で最も大幅な月間下落率を記録した。フランクフルト証券市場で撮影(2011年 ロイター/Kirill Iordansky)
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 [ロンドン 31日 ロイター] 8月の欧州株式市場は、2008年の米リーマン・ブラザーズ破たん以降で最も大幅な月間下落率を記録した。中でもドイツ株式市場は、9年ぶりの下げとなった。

 欧州債務危機の深刻化に加え、米経済の二番底懸念や米格下げなどが投資家心理を圧迫し、売りが加速した。

 8月は市場関係者が夏休みを取る関係で薄商いとなるのが通例だが、今年の売買代金はおよそ3年ぶりの高水準に達した。

 FTSEユーロファースト300種指数は8月に11%下落し、下落率は2008年10月以来の大きさとなった。

 年初来では14%下落しており、下落率は米S&P総合500種の2.7%を大きく上回っている。

 アリアンツGIインベストメンツ・ヨーロッパのシニア株式ポートフォリオマネジャー、キャサリン・ガリーグ氏は「欧州債務問題に関連したリスクプレミアムを背景に、欧州株は今年、米株を大きくアンダーパフォームしている。だがそれは、米市場は織り込んでいない米経済のリセッション(景気後退)の可能性を、欧州市場が織り込んでいるためでもあるようだ」と述べた。

 今年1─7月は他の主要欧州市場をアウトパフォームしていたドイツのクセトラDAX指数は、8月に19%下落した。これは月間の下落率としては2002年9月以来の大きさ。

 投資家の間で、世界経済の減速が独輸出に与える影響を再評価しようとする動きが出た。

 DAX指数の下げについて、一部ではフランスやスペインなどが導入した金融株の空売り禁止措置による影響も一因との指摘も上がっている。投資家が欧州市場の下落を見込んだ取引を行うために、DAXやDAXのデリバティブで代用するためだという。


02. 2011年9月01日 13:25:35: Pj82T22SRI
>>02 ブラジルが予想外の利下げ−米欧リセッション懸念で政策転換(2) 

  8月31日(ブルームバーグ):ブラジル中央銀行は31日の金融政策委員会で、政策金利を0.5ポイント引き下げ12.0%とすることを決定した。米欧経済がリセッション(景気後退)入りするリスクを踏まえ、6年ぶりの高水準にあるインフレ抑制策から軸足を移し、予想外の利下げに踏み切った。

  金融政策委は賛成5、反対2で利下げを決定した。前回までは5会合連続で利上げを決めていた。ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査では62人全員が金利据え置きを予想していた。

  中銀はウェブサイトに掲載した声明文で、「金融政策委は国際的なシナリオを見直した結果、主要経済圏の成長見通しが全般的に大きく低下したことを反映してシナリオが大幅に悪化したと判断した」と説明した。

  欧州が債務危機波及の歯止めに取り組み、世界の成長が鈍化の兆しを示す状況下で世界的に株価が下落したことが、景気過熱の抑制に注力していた新興市場国にとって転機になったと、バークレイズのブラジル担当チーフエコノミスト、マルセロ・サロモン氏(ニューヨーク在勤)は指摘した。

  サロモン氏はこの日の金融政策決定前の電話インタビューで、「非常に大きなマイナスの衝撃を経験した。リスクがデフレとディスインフレに傾く中で、各国中銀は一息つき、利下げ開始のタイミングの把握に努めている」と述べた。

            トルコに続く利下げ

  ブラジルは世界経済の先行き悪化に対応して利下げに踏み切った20カ国・地域(G20)の国としては、トルコに続き2番目。メキシコは8月26日の中銀政策決定会合で政策金利を据え置き、利下げの用意があることを示唆していた。

  市場ではこの日の利下げは予想されていた。金利先物に基づくブルームバーグの試算によると、今年最大で1ポイントの利下げが織り込まれている。29日の市場では利下げが72%織り込まれていたが、30日と31日にその割合は低下していた。

  ブラジル拡大消費者物価指数(IPCA)に基づくインフレ率は8月中旬までの1年間で7.1%に加速した。

記事に関する記者への問い合わせ先:Matthew Bristow in Brasilia at mbristow5@bloomberg.net

記事に関するエディターへの問い合わせ先:Joshua Goodman at jgoodman19@bloomberg.net
更新日時: 2011/09/01 10:46 JST


03. 2011年9月01日 19:00:09: Pj82T22SRI
>>03ギリシャ、ユーロ離脱の可能性について
2011/05/09 (月) 15:23


金曜日は雇用統計が一大注目と思いきや
その後独誌シュピーゲルが報じた
ギリシャのユーロ離脱可能性上昇によって
ユーロが急落する動きとなりました。
ユーロ圏の4大経済大国
独、仏、伊、スペインの財務相に
ギリシャ財務相と欧州委員会の通貨担当(よく報道でも出てくるレーン氏です)が加わって
6日金曜日に緊急会合が行われたのですが
その席でギリシャ問題が話し合われ
結果としてユーロ離脱の可能性が高まったという報道です。

では、実現可能性と実際の影響はどうでしょうか
可能性については
否定は難しいが、実現までのハードルも高いといったところでしょうか。

ギリシャにしてみると
ユーロに残るために一層の財政赤字削減を迫られ
景気が良くない中で財政出動が制限され
公務員のリストラも進み、景気が一層落ち込むという状況は避けたい。
独、仏にしてみると、
ギリシャがデフォルトするかもしれない中で
休載のために、時刻の税金を投入する自体は避けたいと
ともに思惑が広がる中だけに、
ユーロ離脱に関する報道が出てくるのも致し方ないところでしょう。

ただ現実味という意味ではかなり難しいと思われます。

実際にギリシャがユーロを離脱し
新通貨に切り替えたとします(というか昔のドラクマに戻すのでしょうね、その場合)
この場合、新しい通貨は
ユーロに対して大きく切り下がります
(というか大きく切り下がるような状況だから、今があるのです)

この変更を事前告知した場合、
切り下がるような通貨を誰も持ちたくはありませんから
ギリシャ国内では預金の引き出し騒ぎ
ギリシャ以外の欧州各国からのギリシャからの資金引き上げなど
一気に金融不安を起こしかねません(というか起こす可能性の方が高いでしょう)。

このため、変更に際しては
預金封鎖等を伴って、一気に実施する必要があります。
これはギリシャ経済に対する大きな混乱材料です。
更に、欧州各国の金融機関からすると
保有するギリシャ関連資産の大きな毀損を伴いますので
こちらも洒落にならないところ。
ギリシャへの訴訟の嵐なども吹き荒れそうですね。
混乱が広がると、IMFに救済をもとめて
結局は緊縮財政をせまられるという
ギリシャにしてみると何をやっているのかということにもなりかねません。
現実問題としては
離脱は難しいでしょう。
(そもそも離脱条項がない中で、どこまで電撃的に実施ができるのかという疑問も・・・)

となると、
独・仏などは税金による負担を結局は許容、
ギリシャは緊縮財政を結局は許容といったかたちで
ユーロからの離脱を避けるほうが現実的と思われます。
ただ、独/仏勢にしても、ギリシャにしても
負担に対する国民の不満が大きい上に
先に妥協したほうが負担が大きくなりそうということで
ぎりぎりまでごねるといったところでしょうか。
なんか泥仕合になっている気もしますが。

来週16日に予定されている
ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)が一つの注目材料ですが
個人的には何も決まらない気がひしひしとしています。


ユーロ圏 10年債利回り格差 全体的に見てほぼ前日なみ
掲載日時:2011/09/01 (木) 18:48

配信日時:2011/09/01 (木) 18:38

ユーロ圏の10年債利回り(日本時間18:34時点)(%)
ドイツ    2.184
フランス   2.901(+72)
イタリア   5.176(+299)
スペイン   5.117(+293)
オランダ   2.603(+42)
ギリシャ   17.767(+1558)
ポルトガル  10.276(+809)
ベルギー   4.039(+186)
オーストリア 2.832(+65)
アイルランド 8.584(+640)
フィンランド 2.639(+46)
(注)カッコ内数値はドイツ国債との利回り格差、単位:ベーシスポイント(BP)


04. 2011年9月02日 02:09:52: Pj82T22SRI
>>04 欧州債:スペイン5年債が続落、入札不調で−ドイツ国債は上昇
 

  9月1日(ブルームバーグ):1日の欧州債市場では、スペイン5年債相場が4日続落。同国政府が実施した国債入札で応札倍率が前回を下回り、債務危機の拡大阻止を目指した欧州中央銀行(ECB)の国債購入では市場を支えるには不十分との懸念が強まったことが背景にある。

  一方、ドイツ国債相場は上昇。この日発表された8月のユーロ圏製造業景気指数が低下し、生産活動のさらなる縮小が示され、景気回復足踏みの兆候が増したことが手掛かり。

  スペイン5年債入札の応札倍率は1.76倍と、7月入札時の2.85倍を下回った。資金調達額は36億2000万ユーロで、目標上限の40億ユーロに届かなかった。

  ロイズ・バンキング・グループの債券ストラテジスト、エリック・ワンド氏は「スペインの国債入札は順調ではなかった」と述べ、「ECBの安全策がなかったならば、利回りはさらに高く、倍率は低かっただろう。この日のリスク意欲はやや穏やかだったため、ドイツ国債がまだ買われた」と続けた。

  ロンドン時間午後4時現在、スペイン5年債利回りは前日比3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の4.29%。一時は4.37%まで上げ、ECBが国債購入を開始した先月8日以来の高水準となった。同国債(表面利率3.25%、2016年4月償還)価格は0.13下げ95.67。10年債利回りはほぼ変わらずの5.05%。先月9日以来の最高となる5.12%まで上昇する場面もあった。

  独10年債に対するスペイン10年債の利回り上乗せ幅(スプレッド)は295bpに拡大し、8月8日以来の最大。

  独10年債利回りは前日比5bp低下し2.17%。一時は2.25%まで上げ、先月25日以来の高水準を付けた。独2年債利回りは6bp下げて0.66%。

記事に関する記者への問い合わせ先:Keith Jenkins in London at kjenkins3@bloomberg.net;Emma Charlton in London at echarlton1@bloomberg.net

記事に関するエディターへの問い合わせ先:Keith Campbell at k.campbell@bloomberg.net
更新日時: 2011/09/02 01:34 JST


05. 2011年9月02日 02:11:10: Pj82T22SRI
>>05 ロンドン外為:フラン高、ユーロは対ドルで2週ぶり安値−景気減速で
 

  9月1日(ブルームバーグ):1日のロンドン外国為替市場では、スイス・フランが大幅上昇した。ユーロはドルに対して2週間ぶり安値に下落。各国当局がソブリン債危機封じ込めで苦慮するユーロ圏では、景気減速の兆候が増している。

  スイス・フランは主要16通貨に対して全面高。この日発表された8月のユーロ圏製造業景気指数は低下し、速報値以上の生産活動縮小が示された。スイスの4−6月(第2四半期)成長率は、2009年の不況から脱した後の最低だった。スペインが同日実施した国債入札では、調達額が目標上限に届かず、ユーロは下げ足を速めた。

  三菱東京UFJ銀の為替ストラテジスト、リー・ハードマン氏(ロンドン在勤)は「ユーロ圏債務危機は引き続きスイス・フランへの資金の流れを支えることから、フランは一段高となる可能性がある」と発言。「債務危機は当面、なくならない。結局のところ、債務危機がユーロを対ドルでさらに押し下げるだろう」と続けた。

  ロンドン時間午前10時15分(日本時間午後6時15分)現在、スイス・フランの対ユーロ相場は前日比1.5%高の1ユーロ=1.14106フラン。前日は2.2%上げた。ドルに対しては0.8%上げ1ドル=0.7993フラン。一方、ユーロは対ドルで0.7%安の1ユーロ=1.4274ドルと、先月19日以来の安値となっている。

  円は対ドルで0.4%下げ1ドル=76円98銭での取引。一時は77円24銭まで下げ、先月26日以来の円安水準となった。ユーロに対しては0.3%安の1ユーロ=109円89銭。

記事に関する記者への問い合わせ先:Garth Theunissen in London gtheunissen@bloomberg.net

記事に関するエディターへの問い合わせ先:Keith Campbell in London at k.campbell@bloomberg.net
更新日時: 2011/09/01 19:36 JST


06. 2011年9月05日 00:32:14: OXfgTRLamI
[英銀格下げが金融危機のトリガーか] 2011年9月4日 17:00 / CLUB G-1
 http://eagle-hit.com/

【米ムーディーズは英主要金融機関の一部を格下げの構え−英スカイ】----------------

米ムーディーズ・インベスターズ・サービスは
英財務省の独立銀行委員会(ICB)が今月銀行改革に関する報告書を公表した後で、
  一部の英主要銀行とビルディング・ソサエティーの格付けを引き下げる構えだ、
と英スカイニューズが伝えた。
同報告書は12日に公表される。

スカイによると、ムーディーズの首脳は今週英主要金融機関との会合で、
ICB報告書の発表後に格付けを引き下げ方向で見直し中の14の金融機関の一部について、
格下げの決定が行われることを示唆した。
ムーディーズはこの件について
「格付けの見直しの結論が出た際に市場に伝える」
との声明を出した。
見直しの対象となっている金融機関はコメントしていない。

【ブルームバーグ 13:26】----------------------------------------------------------

この報道は信憑性が高いだろう。
12日以降であるから、15日前後にも格下げ報道がなされる可能性がある。
銀行名は明らかになっていないが、
やはり筆頭は8月に株の大幅下落に見舞われたRBS(ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド)あたりだろう。
英国経済は暴動でも明らかになったように、深刻なリセッションに陥っている。
実体経済は米欧日よりもひどいとさえ言われている。
米国やユーロなどのネガティブな報道が相次いでいるが、
金融危機の意外なトリガーになる可能性も否定できない。
英銀の格下げの先には、英国債の格下げが見え隠れてしている。
英国の動きも要注意である。


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