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日銀による国債引き受けは一度使うと止まらない“麻薬”
http://www.asyura2.com/11/hasan73/msg/155.html
投稿者 sci 日時 2011 年 9 月 06 日 02:24:03: 6WQSToHgoAVCQ
 

確かに戦争のための支出の場合は、引き返せない麻薬になりうるが
国民(政治家)がよほど愚かでない限り、社会保障支出の場合は、
円安輸入インフレが過熱したら、国民からの削減要求が来るのではないかな

ただし、よほどの緊急事態でない限り、日銀直接引受けよりは、常に市場を介した国債消化を行った方が望ましいだろう
インフレ率が上昇し、札割れが頻発するようなら、それは歳出削減への強力なシグナルとなる
その時、引き返せずにハイパーインフレになるような愚かな国民であれば、それも仕方がないということだろう

http://diamond.jp/articles/-/13880 
【第193回】 2011年9月6日 加藤 出 [東短リサーチ取締役] 

日銀による国債引き受けは一度使うと止まらない“麻薬” 

 最近、多くの債券市場参加者が最大のリスク要因として警戒し始めているのは、政府が日銀に国債の直接引き受けを要請することだ。

 財政再建に前向きな野田佳彦新首相が誕生し、当面はそのリスクの顕在化は後退した。とはいえ、与野党問わず、日銀国債引き受けを“財源”にすればよいと考える議員は非常に多い。

「需要不足があるときに、日銀に10兆円程度国債を引き受けさせたところで、ハイパーインフレになるはずがない」という声も聞こえる。それはそのとおりだ。しかし、一度政府がその“打ち出の小槌”を使い始めたら、節度が失われるだろう。そういった事例は古今東西、枚挙にいとまがない。

 近年でいえば、1990年の中南米(カリブ諸国を含む)の平均インフレ率は480%。また、93年に年間インフレ率が100%を超えていた国は世界で24ヵ国、そのうち1000%を超えていた国はじつに12ヵ国もあった(IMFのデータより)。それらはすべて、税収の裏づけのない歳出を政府が行い、中央銀行が紙幣を何年も刷り続けた結果である。

「いや、今の日本の政治家には高い財政規律が備わっているから心配はない」とあなたが信じるなら話は別だが、もしそうなら、政府債務はここまで巨大に積み上がっていないはずである。

次のページ>> 1932年からの高橋是清財政は成功だったか?

 32年からの高橋是清財政を成功例として持ち上げる声がよく聞かれるが、あれは成功例だったのだろうか。ロンドンではポンド建て日本国債は暴落し、ジャンク債扱いになった。二・二六事件で暗殺されていなくとも、高橋が日銀国債引き受けを停止することは当時容易ではなかっただろう。大蔵省理財局国債課長を務めた、西村淳一郎氏は次のように記している。

「(日銀国債引き受けを)初め非常に心配して、こんなことをしてえらいことになるのではないかと相当議論の的になっておったのが、これは簡単にできるよい制度だというような空気に変わった」「世間はそれに慣れてしまって引受制度はあたりまえ、本来かくあるべきものだと考えていた」

 日本は近い将来、高齢化によって貯蓄が減少し、海外投資家に日本国債を買ってもらわねばならない比率が緩やかに高まる。それまでに、日銀国債引き受けによって日本国債の格付けが悲劇的に低下していたら、海外投資家は高いリスクプレミアムを要求するか、あるいは購入を拒むだろう。

 そうなると、もはや日銀は国債引き受けをやめられなくなる。一度始めると、破綻に行き着くまで止まらなくなるメカニズムがそこに内包されている。

(東短リサーチ取締役 加藤 出)
 

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コメント
 
01. 2011年9月06日 06:26:00: Pijo5v1olc
信用の裏付けのないおお金はつくらないし、頼らない。経済学の一番の課題はこれである。これが守れないことは経済学の敗北そのものを意味する。中央銀行、政府、金融機関にかかわる専門家はとっくにモラルをなくしている。
彼らのモラルは全バブルの震源である金融の根拠なき利益を背景にうまれ、定着したものだ。いつまで昔の甘い夢を見るつもりか。

02. 2011年9月06日 07:21:33: uKFoqoJusE
預金金利ゼロ、貸したいお金が銀行にだぶついている、
したがって預金金利ゼロである限りどんなに国債増発しても市場は問題ない、すなわち日銀が直接引き受ける必要は全くない。

だが増発しないで日銀が買いオペしてもお金は市場に増えない、オペして得たお金は日銀に返却されるだけ、銀行は日銀にお金を借りているので借り手がいなければ返すのは当然のこと

日本の金融緩和は世界ダントツなのです、日銀が市場にお金を無限に供給しようとしているが、市場がいらないと言っている。
預金金利ゼロとはこのことなのです。


03. 2011年9月06日 08:03:22: h69tTYryng
まあこのままでもいずれ破綻は確実。
それならば日銀が引き受けて一気に超インフレ、超円安にした方がマシ。
このまま行くとあと50年は国民は真綿でクビを締められるように
デフレ、超円高に苦しむだけだ。
第二の敗戦を早く認めるべき。
ここから日本の再生が始まる。

04. 2011年9月06日 09:51:40: EPvgWxBaMI
高齢化によって貯蓄が減少し・・・・とあるが

貯蓄は今現在の生産力の裏付けではなく、過去の生産制力を通貨等の金融資産の形にして保存しているものであると私は考えている。
であるから、現在の生産力が下降してしておれば、それに見合った金融資産価値の低下、つまりインフレは当然であろうと思うのであるが・・・。

今、オートメ化、ロボット化が著しく進んだ生産現場においては円通貨による消費が不足して生産調整でしのいだり
輸出にシフトしているのではなかろうか?

そうすると、今日本に必用なのは貯蓄ではなく国内消費の拡大であろう、その為には金融資産価値の低下、つまりインフレが
必用であり、その為には日銀の国債引き受けも有りではないだろうか。

高齢化によって貯蓄が減少は、過去の生産制に裏付けされた貯蓄通貨が減少するという意味ととらえて、でした。


05. 2011年9月06日 10:39:15: L48M8TudBM
FRB米国中央銀行が米国債を買っている、タコが自分の足を食っている状態なのだが、猿まねするか?

06. 2011年9月06日 10:57:18: Pj82T22SRI
>>04 高齢化によって貯蓄が減少

毎年の貯蓄額の黒字(貯蓄率)が減っているから、総家計資産自体は増加しているよ。

さらに企業が負債を返却し続けているから、需要(投資と消費)は必然的に減少するしかない。

内需拡大の必要性を長く訴え続けても、民間(家計・企業)レベルでは、無理だから、
そこで政府が借金して失われた需要を作り続けてきたのが失われた20年というわけだ。

>現在の生産力が下降してしておれば

あと経済危機の時以外は大体、実質GDP+成長だから、実質では生産力もまだ一応増加している。

そうした生産力に見合う内外の総需要不足は、政府だけで補うのは限界があるからデフレ不況(名目GDPと企業利益の減少)が起こるし、
リーマンショックなど海外の需要急減でも大きなダメージを受ける。

長期的には、資産課税を中心とした増税と、社会保障効率化・削減によってバランスを取るようにしなければ、いずれは財政破綻は避けられない。


07. 2011年9月06日 13:08:31: LGUfwnafEI
ほんとに馬鹿だなあ。

蛇口が開いてないのに、どんどん水圧上げたって水は流れないだろ?

消費にどんどん金を投下しないと、回るもんも回らない。

そんなこと小学生でもわかる。

ああわかってるからやんないのか・・・

悲惨な時代だな


08. 2011年9月06日 17:20:13: mVvdO5duzM
元財務官僚の高橋洋一らは、国債の日銀直受け、おおいにやるべしと言っているな。

■「日銀引受は禁じ手」の虚妄 実は「毎年行われている」
▼「日銀引受は禁じ手」は文学的表現
(前略)なぜ、一般物価、為替、金利のうちどれか一つでもいいから、数字でいわないのだろうか。
一般物価の上昇の悪い例としてハイパーインフレがよくでてくる。
これは経済学では定義されていて、年率1万3000%(130倍)だ。
こうなると、私も通貨の信認は失われると思う。
国際会計では年率30%上昇でも不味く、ハイパーインフレという。
これでも通貨の信認は失われているといってもいいだろう。
その時は金利も30%以上になっているから、10年国債の価格は9割以上も下落するので、
さすがに国債の信認も損なわれるといっていいだろう。
日銀・財務省は、こうした国際的に通用する数字を言うと、
今議論している20兆円程度の日銀引受額ではそうならないのでいえない。
そして、「日銀引受は禁じ手」という文学的表現で逃げる。
それは、毎年日銀引受が行われているという、日銀・財務省に不都合な真実を隠して、喧伝されている。
これは大学でも教えてくれないし、新聞でも報道されない。
というのは、学者もマスコミも日銀・財務省のポチばかりで、彼らから教えてもらっていないからだ。
今2011年度の国債は、新規財源財44.3兆円、借換債111.3兆円、財投債14兆円の計169.6兆円、発行される。
この分類は財務省の便宜的なもので、市場関係者から見ればどの国債も同じであるので特に意味はない。
これらを金融機関や個人が157.8兆円、日銀が11.8兆円を消化する
http://www.mof.go.jp/jgbs/issuance_plan/yoteigaku221224.pdf)。
この日銀11.8兆円が日銀引受だ。その根拠は毎年度の予算書にも書かれている。
毎年行われていることが禁じ手のはずないが、なぜか学者やマスコミはころりと騙される。
この11.8兆円を30兆円にしたところで、一般物価が年率30%も上昇するはずない。
ちなみに、私が官邸にいた2005年度は、財務省にささやいたら、23兆円まで奮発してくれた。
それでも、物価は上がらなかった。
数百兆円かそれ以上も日銀引受をすれば、一般物価は年率30%くらい上昇するかもしれない。
そうした数量関係もわからずに、通貨の信認の定義もなしで、政府の決定が行われるとは、関係者の専門知識を疑ってしまう。
明確な定義もできずに、合理的な理由もなく拒否するのは、被災者より組織のメンツを大切にしているからだろう。
http://www.j-cast.com/2011/04/14093074.html?p=all

■若田部昌澄教授の「日本は復興できる」(早稲田大学教授・若田部昌澄)
3月28日のモーニングサテライトに早稲田大学の若田部昌澄教授が日本の復興の条件を政策提言していた。
(http://www.tv-tokyo.co.jp/nms/shincyouryu/post_1000.html)
主張は、復興財源の確保として増税に反対し日銀引き受けを行う。
その効果として円安とデフレ脱却し、景気が回復することによって財政再建にもなるというものである。…
―――いまの日本でどういう政策がいいのか
一番大事なのは財政政策を出すと同時に金融政策も出すということ。
財政だけを出すと円高に振れていく可能性がある。
円高になると被災地を含めて追い打ちをかけるようにひどいことになる。
税金ではなく、公債を出せばいい。
ただ公債を出すだけではなく、その資金の調達を日銀のマネーを出すことでやる、
日銀直接引き受け。あわせ技。
―――効果としては
関東大震災の時と同じような効果。
ここで言っていることは、関東大震災の時に行ったような政策をできるだけ良い部分も学んで
現在もやればいいということ。
…円安によるデフレ緩和、復興需要で景気後退は軽微になるということが見込める。
復興に対して力強い援軍が必要。
それをマクロ経済で援軍を出していくことが大事で、それがここで言っていること。
―――国の借金が大きくなるので規律を設けなければいけない
出口の議論は非常に大事で、その事の議論をきちんとやらないといけない。
例えば、インフレになることを懸念するのであれば、インフレ目標をつけるということもあり得ますし、
そういう知恵はいくらでも出しようがある。
http://d.hatena.ne.jp/keiseisaimin/20110331/1301545503
■政府通貨は見事な政策 若田部昌澄(早稲田大学教授)
(前略)政府通貨はじつに見事な政策である。
国民に購買力を直接支給する財政と金融の合わせ技であり、たんなる国債発行とは異なる。
それゆえ財源問題もない。
もちろん論理的には日銀が政府の長期国債を新規発行国債に限らず、大量に購入すればよい話ではある。
しかし日銀はこれまで長期国債の購入を渋ってきた。
日銀が危機対応に目覚めれば別だが、日銀の行動が変わらないとすれば政府通貨は十分考慮に値する。
平時では使われない政策でも、危機には望ましい政策もある。
あとは、どこまで政策担当者が腹をくくるかに懸かっている。
http://voiceplus-php.jp/archive/detail.jsp?id=128&nif=false&pageStart=20

■震災からの経済復興−これから何をなすべきか(学習院大学教授・岩田規久男)
(前略)今後、数年にわたって取り組むべき「東日本大震災からの復興政策」を提言したい。
この提案は、2011年度から直ちに取り組むべき「緊急対策」と
その後、長期にわたって取り組むべき「街づくり政策」、
「エネルギー政策」および「財政金融政策」とから構成される。
▼東日本大震災からの復興のための「緊急対策」
ここでは、「緊急対策」としての「東日本大震災からの復興政策」の骨子を述べておこう。
【1】総額40兆円〜50兆円程度、11年度10兆円の復興費予算の計上:
   今後5年間程度の間にわたって、
   総額40兆円〜50兆円程度の復興予算を計上する。
   初年度の11年度は「緊急対策」として、10兆円程度の復興予算を計上する。
【2】復興国債の発行:復興費の資金は、復興国債の発行によって調達する。
【3】復興国債の全額日銀引き受け:復興国債は、全額、日本銀行が引き受けるものとする。
   政府は日銀法第5条の但し書きを利用して、復興国債を発行して、
   早急に、日銀に引き受けさせる法案を国会に提出する。野党はこの国会議決に協力すべきである。
【4】11年度の復興予算の主たる使途は次の通りとする。
(1)被災者の食料・医療等、必需品の確保
(2)被災者の居住の確保
(3)被災者のうちの入院患者と要介護者の病院と介護施設の確保
(4)瓦礫の除去、道路、港湾、空港など損壊したインフラの修復
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■日銀引き受けの復興国債を発行せよ
…財政破綻を避けるには、デフレを早期に脱却して、長期的には、
インフレ率を2%程度で安定させ、日本経済の名目成長率を先進主要国並の4%程度に引き上げる必要がある。
ところで、日銀の国債引き受けとは、政府が発行した国債を日本銀行が購入することをいう。
ではなぜ、政府が発行した国債の購入を投資家に任せずに、日銀が購入すべきなのだろうか。
これ以降についての解説は、来月発売予定の拙著『経済復興──大震災後の再建のために』(仮題)で、
詳細に述べることにしたい。
http://www.chikumashobo.co.jp/new_chikuma/sp_shinsai/index.html
■岩田規久男「緊急寄稿 震災からの経済復興」を読む! 
(片岡剛士/三菱 UFJリサーチ&コンサルティング経済・社会政策部主任研究員)
(1)総額40兆円〜50兆円程度、11年度10兆円の復興費予算の計上
(2)復興国債の発行
(3)復興国債の全額日銀引き受け
(4)11年度の復興予算の主たる使途
http://synodos.livedoor.biz/archives/1733880.html

■4%のインフレ目標でデフレ脱却の姿勢示せ――岩田規久男・学習院大学経済学部教授
■要点
・日銀がデフレを容認しているからデフレが定着している
・マネタリーベースを増やせば、予想インフレ率は上昇する
・4%のインフレ目標の導入でまず、デフレ脱却を急げ
http://www.toyokeizai.net/business/interview/detail/AC/396d5a486965f76dffd92e2c8e5208ec/

■デフレ脱却が難しいという人に、政府紙幣12兆円刷って、
それを財源として国民の年金保険料(基礎年金部分)を1年間ただ【1】にしたら、どうですか。
それでもデフレ脱却できないなら、さらに政府紙幣12兆円にします。
それでもダメならさらに12兆円。
http://twitter.com/YoichiTakahashi/status/23052236145
■【1】とほぼ同じもので、政府が国債12兆円発行して日銀が12兆円引き受ける【2】。
これは財政法ただし書きでできる。
さらに、政府が国債12兆円発行して日銀が12兆円市中から買い切りする。
これはすぐ今でもできる。
http://twitter.com/YoichiTakahashi/status/23052247089
■これと長い見で見て似たもので、日銀が単に市中から12兆円買い切る【3】。
そうするとその分の利払費は浮くので、財政支出に回すことが可能。
40年債を買い取れば2%で40年分だからかなりの財源になる。
理論上、1,2、3は同じ
http://twitter.com/YoichiTakahashi/status/23052279237
■大蔵省時代に、榊原さんが10万円金貨で派手にやって6000億円の国庫収入。
そこまで派手にやらなくても、毎年記念通貨で小遣いかせぎ。
http://twitter.com/YoichiTakahashi/status/23052215208

■財政難で景気対策ができないなら量的緩和だが、それをどうしてもいやというなら政府紙幣でいい。
量的緩和でベースマネーを増やすことと政府紙幣は理論的には同じだから。
政府紙幣20兆円を日銀に持ち込めば2年くらい年金保険料をタダにできる。
これでデフレが直らなければさらに政府紙幣20兆円
http://twitter.com/YoichiTakahashi/status/18838647138689024

■政府紙幣でデフレ脱却・円安・失業率低下になるが何が、問題なのか。
やり過ぎると酷いインフレになるが20兆円くらいなら大丈夫。
インフレ目標で縛っておけばいい。
http://twitter.com/YoichiTakahashi/status/18920525086588928

■政府紙幣はまず20兆円。その次から5兆円ずつ。
beiその他の予測資料をみながらだけど、たとえばbeiが2%を超えたらストップとかね。
効果にタイムラグがあるからあのあたりをよくみながら。
こういうことをやるのが本当のテクノクラート
http://twitter.com/YoichiTakahashi/status/18968321940525056

■政府紙幣50兆円で国民50万円=社会保障保険料2年間タダをやってもまったく問題ないはず。
この程度なら今の日銀の通貨発行怠慢から今でもインフレにならない。
政府紙幣500兆円で国民一人あたり500万円にしよう
http://twitter.com/YoichiTakahashi/status/28820476591611904
(高橋洋一=嘉悦大教授・元財務官)


09. 2011年9月07日 05:56:17: OBQXkSvDlc
米国や欧州の紙幣増刷がとまらないのは、基本的には何京円(京=10000兆)にもなるという、サブプライムローンを発端にしたディリバティブの崩壊による借金による不況が原因と思っています。

たかだか1000兆円の借金の日本とは事情が違うと思われます(幸い日本は、ディリバティブの損失は非常に小さい)。

・・・このとを正面きって言う人がいないのは何故かと思ってしまいます。

とはいえ、1000兆円の半分500兆円でも返すには、金利分20兆円、返済分20兆円としても25年もかかってしまいます。しかし毎年40兆円の返済は不可能。金利分20兆円返済したとしても永遠に借金額は減りません。
インフレ政策で景気回復し、借金を返済、および目減りさせる以外に道はないんじゃないかと思います。

野田氏の増税など問題外で弊害の方が大きすぎると思われます。増税しても景気後退で増税分15兆円などなくなってしまうでしょう。そして野田氏はこのことを知っていて言うのですからひどい話です。財務省は税金が給料ですから増税ばかりを言っているとのことです。


10. 2011年9月07日 15:25:29: OBQXkSvDlc
追加です。
失礼しました。国債の分は正確には政府の負債で国民の財産です。返済しなくても構わないのでしょうが、しかしあまり金額が大きいと金利が上がったらやはり大変ですし、デフレ脱却にはある程度紙幣を刷らなければ立ちいかないと思います。
紙幣を見守っている人がいれば際限なく紙幣をすることにはならないでしょう。
病は気から、景気も気からです。皆が安心して消費できる環境になったら嫌でも景気は上がると思います。

11. 2011年9月15日 02:48:29: NoB4T4uYVg
阿修羅さんへ
何らかの歯止めを作っておけば大丈夫。
例えば、国債で金を調達するのではなく、政府保有の米国債を担保に(って日銀に米国債を買い取らせるってことですけど)日銀券を引き出せばOK!

どうせ米国債は紙切れになるんだから、早いとこ始末した方が御国のためですよ。
(2年以内と見てます。)


12. ぜんたろう 2011年9月21日 15:42:45: JkPc7XRPvYM1c : 7RU0rd1ctg
政府による円高、デフレの対策には限界があると思いますので、
やはり日銀による国債の買取が望まれると考えます。
少なくとも震災復興にかかる復興債においては、全額買い取るべきです。
インフレリスクに関して言えば、機軸のドルをはじめ、その他の主要な通貨はリーマン以降急速に供給量を増やしています。
しかしながら、円においてのその供給量の推移は他国通貨に比べて明らかに緩やかである。したっがて、復興にかかる予算程度を日銀が買い取ったところで、ほとんど影響が無いといえる。
ましてこのデフレ、需給ギャップ下において、ハイパーインフレなど起こり得ない。
主要国の金融当局が過剰とも思える金融政策を取るなかで、日本の国一国だけが正論を振りかざしてみたところで、結果都合のいい存在として扱われているのが今日の現状そのものである。

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