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地方はなぜこんなに「ボロボロ」になってしまったのか 
http://www.asyura2.com/11/hasan73/msg/232.html
投稿者 sci 日時 2011 年 9 月 12 日 01:28:03: 6WQSToHgoAVCQ
 

既に、他の大都市圏では影響が出始めているが、じきに東京でも人口が減っていき、貧困高齢者が集中するため、地方以上に深刻な高齢化問題に襲われることになる

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/21175
地域振興
地方はなぜこんなに「ボロボロ」になってしまったのか 
日本が手遅れになる前に〜これからの地域再生(1)

2011.09.12(月)
井上 健二 
 

地域の活性化や再生が叫ばれるようになってから、かなりの年月が経ちます。昨今は地域再生法の制定や地域活性化総合特区の創設が重要政策として位置づけられるなど、ブームとも言えるような様相を呈しており、地域再生を進めるための国の施策は400を超えています。

 しかし、地域を訪れてみると、こうした永田町や霞が関のブームとは裏腹に、高齢化や人口減少の波は容赦なく地域に襲いかかっています。多くの地域で過疎化や地盤沈下が進み、さらには、地域の伝統・文化の衰退やコミュニティー自体の消滅までもが懸念される状況です。

 毎年、多額の予算を投入し、400を超える地域再生関連の施策を推進していながら、どうして地域は元気にならないのでしょうか? また、地域の活性化や再生を効果的に進めるためには、何を、どのようにすればいいのでしょうか。行政や地域づくりに関わる多くの方々が、同様の疑問を抱えていらっしゃると思います。

 この連載では、具体的な地域での取り組み事例の紹介や地域再生の実践者との対談なども織り交ぜながら、読者の皆さんと一緒にこうした疑問への答えを模索していきたいと思っています。
地域に大きな影響を与えている5つの変化

 今回は初回ということもあり、これからの地域再生を考える上で重要となる、地域を取り巻く環境がどのように変わってきているのか、また、そのことが地域社会にどのような影響を与えて、あるいは今後与える恐れがあるのか、といったことについて詳しく見ていきたいと思います。

 今、日本は大きな転換期にあります。人口減少・超高齢社会(=生産年齢人口減少社会)の到来という日本の人口構造の変化がその最大の要因です。

 地域を取り巻く環境について見ると、特に(1)人口減少・高齢化の急速な進行、(2)東京一極滞留、(3)地域経済の規模の縮小、(4)投資余力の減少、(5)平成の大合併、の5つの変化が地域に大きな影響を与えています。

 しかも、これらの変化は複雑に影響し合い、地域に対してより深刻な影響・課題を突きつける原因ともなっています。よって、これらをしっかり認識した上で、これからの地域再生のあり方を考えていくことが重要になっています。


具体的に、どのような影響を地域に与えているのかを詳しく見ていくことにしましょう。
(1)人口減少と高齢化で過疎化が加速

 日本はこれまで経験したことのない人口減少社会に突入しています。2004年の1億2784万人をピークとして、減少局面に入っており、国立社会保障・人口問題研究所の推計(2006年12月)によると、2055年には9000万人を切ると推計しています。

 同時に、これまで諸外国が経験したことのないような速度で、少子高齢化も進行しています。2010年の日本の人口構成は、年少人口、生産年齢人口、老年人口それぞれ13%、64%、23%で、人口の約の4分の1が65歳以上という高齢社会ですが、同研究所は2035年には9%、57%、34%となり、人口の3分の1以上が高齢者という超高齢社会が到来すると予測しています。

 さらに、地方に目を移せば、少子化の進行や若者の流出による過疎化は一段と進み、また、高齢化率も全国に比べ高く、集落内人口の半数以上が65歳以上という地域も珍しくない状況で、中には冠婚葬祭が行えない地域、さらにはコミュニティーが維持できず消滅する地域も出てきています。

 国が1999(平成11)年度に行った調査でも10年以内に消滅する可能性のある集落は423集落、「いずれ消滅」を含めると2643集落にも上るとの結果が出ており、極めて深刻な状況です。
(2)地方に戻りたくても戻れない

 このように地域で急速に高齢化が進む要因の1つが東京一極滞留と言われる現象です。戦後3回目の人口の東京一極集中期を迎えていますが、これまでと大きく違うのは、人口の転入超過幅の拡大をもたらしているのが、東京圏への転入者の増加ではなく、東京圏から地方への転出者、特に20代後半から30代前半の年齢層の転出者の減少が主要因となっているということです。

 これは何を意味するのか。進学や就職で東京圏に出てきた若者が、30歳を過ぎて戻りたいと思っても、働く場所がないため、地方に「戻れない」、東京圏への「一極滞留」と呼ぶべき現象が起こっています。


 こうした現象は、実は、数字以上に、地域に深刻な影響を及ぼします。地域再生の担い手となる人材の供給源を失うことに直結するからです。

 現在、地域再生の担い手として、地域で活躍している人の多くが、若い頃に大都市に転出し、40歳頃までに地域に戻ってきたUターン組が多い。大都市の住民の物の見方が理解できることやずっと地域に住んでいる人では気がつきにくい地域の魅力を外の目線で見ることができるからで、こうした人材は地域を再生する上で大事な存在です。

 その担い手となるべきUターン人材が地域に戻るに戻れないという「東京圏一極滞留」現象が続くとしたら、地域再生に深刻な影響を与えかねません。地域再生を進める上での大きな課題です。
(3)人口減少で地域経済縮小の悪循環

 また、地域の人口減少は地域経済の規模を縮小させてしまう可能性があります。

 2005年に経産省地域経済研究会で、人口減少・少子高齢化の進行により中長期的に地域経済がどのように変貌していくかをシミュレーションしています。これによると、政令指令都市などの大きな都市雇用圏を除き、ほとんどの都市雇用圏で地域経済は縮小し、とりわけ、人口10万人未満の都市圏では、域内総生産額は約15%も縮小するとの結果になっています。

 さらに、最も域内消費に貢献する生産年齢人口の減少傾向は地域経済に大きなインパクトを与えかねません。

 人口減少 → 地域内消費の減少等による地域経済の縮小 → 企業・商店等の倒産・撤退 → 人口流出の加速・人口減少 → 地域経済の縮小といった悪循環に陥る可能性もあり、この悪循環を断ち切るための対策が求められます。
(4)自治体の財政逼迫で投資余力が減少

 一方で、これまで地域再生を進める上で一定の役割を担ってきた自治体等の財政状況は厳しさを増しています。高齢化のさらなる進行に伴い、医療・福祉等に必要な予算は右肩上がりで伸びていくことが予想される中、今後、地域再生に対して投資できる財源は相当厳しいものとならざるを得ません。


 さらに懸念されるのが、投資余力の減少です。過去に投資してきた社会資本が更新期を迎えており、その更新費がかさむこと、必要とされる維持管理費が着実に増加しています。

 国の試算では、維持管理・更新費が2037年度時点で投資可能総額を上回り、新たな社会資本の整備がまったくできない状況になるという結果になっています。

 地域再生に社会資本はマストではありませんが、地域によっては社会資本の整備がどうしても必要なところもあります。その投資までもが制約されるということが懸念されています。
(5)ボディーブローのように効いている平成の大合併

 最後に、地域に大きなインパクトを与えたのが、平成の大合併でしょう。国は、1999(平成11)年以来、全国的に市町村合併を進めてきました。その結果、1998(平成10)年度末時点で3232あった市町村が、2009(平成21)年度末時点で約1727市町村とほぼ半減しています。

 「広域的なまちづくり」や「適正な職員の配置や公共施設の統廃合など行財政の効率化」などの効果が認められる一方で、合併による市町村域の拡大で、行政の目が行き届かない地域が増え、身近なはずの基礎的自治体が地域内の諸問題を十分に把握できず、対策も立案もできないという状況が全国的に生まれています。

 特に周辺部の旧市町村では、「地域の活力喪失」「住民の声が届きにくくなっている」「住民サービスの低下」「旧市町村地域の伝統・文化、歴史的な地名などの喪失」などの合併のマイナスの影響がじわじわとボディーブローのように影響を与えています。

 では、こうした地域を取り巻く環境の大きな変化を踏まえ、どのように地域の活性化・再生を進めていけばいいのでしょうか?

 私は、「地域コミュニティーの再生」と「地域内循環型経済構造の構築」、この2つに戦略的に取り組むことが再生の鍵になると考えています。次回以降、このことについて詳しく見ていきたいと思います。 

日本を救う「人口流動」、地域社会は蘇る 金融機能は大阪へ移転――松谷明彦・政策研究大学院大教授(上) (2010.04.26)  

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コメント
 
01. 2011年9月12日 14:29:27: 39HuzqnW7g
地方が衰退したのは必然。

 産業構造が、完全に第3次産業(サービス業)になっている。その数は78%。

基本的に、第3次産業は、「人対人」だから、人口がないところには、各種サービス業は、存立し得ない。

 仕事が地方にあるわけがない。


02. 2011年9月12日 15:40:49: Pj82T22SRI
地方より大都市の方がサービス化が進んでいるが
豊かな先進国は皆、第3次産業(サービス業)主体にならざるえないよ

人口減少が止まらないなら、過疎で自立できないエリアからは撤退していくしかない

勿論、豊かなインフラや公的サービスを諦めた人たちが勝手に住むのは問題はない


03. 2011年9月12日 16:59:05: 5VmIBssrxo
大型ショッピングセンターを郊外にぼんぼん建てたからだよ!

04. 2011年9月12日 22:05:58: oXjyYrHR4I
 現在、日本で起こっている全ての現象の源は、ペテン師小泉純一郎のエセ構造改革にあるのは分かりきった事だ。
未だに小泉ファンがいるが、完全に脳味噌が腐っているな!

05. 2011年9月12日 22:25:04: 8H9nIxVLIY
1960年代、都市部の大気汚染、工場からの有毒排水などの垂れ流しによる公害問題が深刻化する。都市部に社会党、共産党系の革新知事、革新市長が誕生。彼らが「工業は悪だ」式行政運営を行ない、都市部の工場に一定の緑地を義務付けたり、工場が成り立たなくしていった。

これに対して大手メーカーは嫌われた都市から、工業団地を造成して歓迎してくれそうな地方への移転を決意。これにより電子部品の工場など、かさばらない製品をつくるメーカーが地方に工場を移転。これにより地方に雇用が生まれ、豊かになっていった。地方が豊かになったのは、高々50年ほどの歴史しかない。最も、炭鉱や鉱山のあった地域は昔から給料がよかったが。(反面、落盤事故で死ぬ確率も高かった)

1985年のプラザ合意で円高ドル安が決定され、これにより地方の電子部品工場が東南アジアや中国に移転。地方はリゾート開発に未来を賭けるが、これが1991年のバブル崩壊で頓挫。ここから20年ほど、地方はずっと駄目なんだな。

これまで国策で地方の社会資本が整備されてきたが、これの維持更新が難しくなってきている。話は変わるが、JR北海道の社長が行方不明だと。1987年の国鉄分割解体で、地方路線を主体とする三島会社(JR北海道、四国、九州)は早晩行き詰ると思われてきたが、何とか今日までやってきた。だが、もう限界ではないのか。普通列車はほとんどがワンマン化で短編成化、運転本数削減で経費を減らし、利益の出る特急列車を高速化、大増発で何とかやってきたが、最近の状況を見ると新製車がほとんど買えていない。1両1億円の新製車が買えないのだ。

鉄道高速運転も、高速道路1,000円政策で乗客が減少。夜行など乗客をバスに取られ、撤退。これにJR北海道の場合、この春から夏にかけての特急気動車の故障が相次ぎ、これが心労の原因になったのだろう。機械に詳しい人に聴いたが、非電化地方路線の高速気動車は、エンジンや変速機や推進軸のストレスが異常に高く、適切な時期に部品を交換し続けていれば問題ないが、収益の減少で経費削減と銘打って交換を先延ばしにすると、この手のトラブルは起きるのだと言っておられた。

ますます話は脱線して恐縮だが、地方ローカル線のレール交換とか枕木交換がどんどん先延ばしにされる傾向が強まっており、レールのゆがみが放置されている。これにより、柔らかい空気ばねが異常に波打ち、乗っていて非常に不快な線区がある。あれ、あのまま放置しておくと車輌が斜めに揺れる現象が強まり、いずれ脱線するだろう。わかっていても、経費が掛かる鉄道経営が困難になりつつある状況を迎えているのだ。

地方なんて本当に高校生くらいしか乗っていない鉄道。勤労者が利用するには始発が遅い。終電が早い。その高校生が減り続けている。親が仕事を求めて都会に出ると、子供も家族だからついていく。地方の高校生はますます減っていく。明るい見通しは全くない。これが地方の現実。もう駄目かも知れない。


06. 2011年9月13日 00:44:36: qmS1f1vKpE
 地方に引っ越したけど
首都圏の人とは意識が全然違う・・
なんかすごく考え方とか遅れてる。

07. 2011年9月13日 01:40:05: jtyhRG4Nz6
>02
>豊かな先進国は皆、第3次産業(サービス業)主体にならざるえないよ

だからといって地方衰退に直結するわけではない。
「先進国」といっても、アメリカや欧州で日本ほど凄まじい過疎問題、地方衰退が見られないのは何故?
結局は戦後一貫して続いてきた在来農業軽視、国を挙げての急速な産業化政策のツケが回ってきているのだと思うよ。
もう手遅れの感があるけれど…


08. 2011年9月13日 04:14:51: 0OIHAGgZmE

アメリカでは人気の低い地方などは、税制他の優遇策が取られている。

欧州でも保護政策が実施されている。

様々な要因はあると思うが、日本の極度な中央集権構造・制度が最大の要因だと思う。

これまで、地方独自のアイディンティティーを否定し、あらゆる面で地方の東京化を推進してきた。

しかし、当然の事ながら経済的に優位な東京に並ぶ事は基本あり得ない。

アイディンティティーが無くなり、どこに居ても変わらないなら東京に居たほうが良いということになってしまうのではないか。


09. 2011年9月13日 13:08:36: LGUfwnafEI
>>07

現在のアメリカ地方都市しらないでしょ?

ひどいの一言。過疎化どころか、ゴーストタウン化がそこここに。

住宅街も、幽霊街にだよ。

そんな地方都市がどんどん増殖中。


10. 2011年9月13日 13:14:18: LGUfwnafEI
そこで簡単に解決する方法!

都会税をとればいい。大都会に住むことや、会社を置くことがペナルティーになればいい。

都会は便利で、快適で、公共交通機関が発達して、流行にも遅れずにいられるんだから、相当高額の税をかけるといい。

いやなら田舎に住むだろ。


11. 2011年9月13日 18:24:12: FHVyh15Kso
昔は「仕組み」として意識せずに中央のカネが地方に落ちていた。
それが、情報化や技術の発達(特に通信や交通)で落ちなくなった、と言うか「落ちない仕組み=発達」としてみんな歓迎してきた。
かつて、蒸気機関車の時代は、蒸気機関車は給水が必要だから自然とどんな地方でも、「鉄道の町」があって、鉄道が地域経済を支えていた。
しかし、蒸気機関車は廃止され、全国の鉄道網も「都市マスコミのキャンペーン」による「赤字路線廃止キャンペーン」で廃線が続き、国鉄は「強者の本州」と弱者のそれ以外に分割された。
通信の発達は、地方都市にあった「支社」「支店」の統廃合を加速させた。
効率化の波は、小さな町工場を大きな工場に集約させ、工場は海外に移転してしまった。諸悪の様に言われる巨大スーパーもこの流れの一環にしか過ぎない。
さらに、市町村合併が追い打ちをかけた。地方の役場もなんだかんだ地方にカネを落とす。もし、郵政民営化がこのまま進めば地方局が潰れ更に追い打ちになる。
地方にある飲食店の多くは、東京に本社のある「チェーン店」になって、個人経営の店舗を駆逐してしまった。
『かつて家族をが養えた仕事が、もはやアルバイトのバイト代にしかならない。』
その差額は「東京の経営者」の懐に入って行く。
この流れを「資本主義の帰結」としてしまうのは簡単だけど、そこに問題意識を持たないと何も解決できないだろう。

地方で循環していた経済が、東京(海外)に吸い上げられる経済に仕組みが変わってしまった事。ここを自覚すべきだろう。
宮城県知事が進めようとしている、復興プランなどがまさにその典型で、地元の収益が東京に吸い上げられてしまう。
漁港や漁民たちが、都市の派遣労働者と同様の「漁業労働者」という位置づけになってしまう。

「地方に正しくカネが落ちる仕組み」を作る事と、都会のカネを一定額地方に流す仕組みを復活させる必要があるだろう。
個人的には、JRを東西2社(東&北海道とそれ以外)に再統合を行い、特に東が「鉄道輸送ではなくデパートでボロ儲けしている利益」は地方経済再生のために使える仕組みを作る。
国がカネを入れて、最低限の赤字ローカル線は復活させる。
これぐらい「共産主義的な」政策が必要じゃないだろうか。


12. おっさんZ 2011年9月13日 18:50:13: vf1pLsPn/FgHY : w6Snwtdq2w
>>05
おいおい(苦笑)、当時の日本は公害病列島とまでいわれたひどい状態だったんだぞ。
それを考慮せず・・・

>彼らが「工業は悪だ」式行政運営を行ない、都市部の工場に一定の緑地を義務付けたり、工場が成り立たなくしていった。

とは現実を全然知らねえマスゴミに洗脳されたB層のタワゴトよ(爆笑)。
今の中国の汚染状況を見てみろ、アレが当時の日本の姿だ、汚染物質タレ流しじゃなけりゃ『工場が成り立たなく』なるってのはおかしいぜ、そんなに汚染していたら工場は成り立っても人間は住めなくなるだろうが?、そんな事もわからねえのか?。

ってえか『汚染物質垂れ流し工場を規制した革新知事、革新市長』を経済衰退の原因にする論法がトンチンカンだ、汚染しなけりゃ成り立たない経済など自分の命を切り売りするのと同じ、借金のカタに臓器を売るのと変らねえよ!!。

全く『ゆとり世代』ってやつは、これだから困る。
有機水銀汚染された魚とカドミウム米とPCB入り油食わしたろか?。
『社会党、共産党系の革新知事、革新市長』が止めさせなければ、いまだに有機水銀汚染された魚とカドミウム米とPCB入り油食わされるハメになっているんだよ!、それでもいいのか?。


13. 2011年9月13日 20:49:41: AhycxDKgMk
中間搾取している官僚がいるからじゃないですか。
 小沢さんが言っていた、その土地にあったやり方、物って言うのを考えず
税金を使えば良いという官僚が、自民党がだめにしてしまったのだと思います
 是非 小沢さんの言われてることが実現できる様になって欲しいです。

14. 2011年9月13日 21:12:50: mIL64sEuFk
毎日新聞の福本容子はここ2年間景気がいいので、すぐに増税しろと言っていたぞ。

15. 2011年9月13日 23:07:41: Pbr84QGn9Y
製造業は労働の機械化、コンピュータ化、省力化、規制緩和による海外拠点移行で、地方拠点はジリ貧。パソコンでのオンライン会議も身内会議のみならず、国際会議でも普及。海外拠点、英語ベースの海外雇用拡大。
海外規制緩和の代わり、国内活性化のために観光促進、観光立国を小泉政権で標榜。地方はどこか自慢できるところを探し、外国からの観光収入で生活をしなさいとのことだが、円高放置、放射汚染でそれも期待はづれ。欧州のように歴史的所産
を過剰に美化して観光で儲ける術はもたない。ギリシャはそれにあぐらをかき、調子に乗って事実上破綻した。
サービス業といっても、超高齢化の介護サービス、医療・看護サービス以外は環境変化に見合った雇用増の業種はなさそうだ。
IT化も定着して、複雑でぐちゃぐちゃに混乱させ、それをフォローするサービス
とか、殴って怪我をさせてそれを治療するような、あるいはぐちゃぐちゃに混乱
させ、それをフォローするサービスとか、マッチポンプサービス業がはびこる。
ぐちゃぐちゃ金融の虚業はほとんど崩壊過程にどっぷり浸っている。
地方はひどいが、大都市もそのツケはもうすぐだ。
円高放置の赤字国債で通貨安の海外品を買って喜ぶ、蛸足を食いつぶすだけの自滅国家の奇病が、各自の生活基盤にふりかかるのも、そんなに遠くないな。

16. 2011年9月14日 12:56:29: iFONLsjOA6
都市と農村の格差問題は、マルクスやエンゲルスがこの問題を解決しようと論じていたように、イギリスで資本主義が始まった頃から、既に起きていた。

日本でも、地方の疲弊と都市への過剰な人口集中は明治時代から既に始まっていたのであり、現在の日本は明治以降100年の近代化の結果。

そして、今やこの問題は全世界の問題となっているのであり、地方が存在しない都市国家のような国は別として、この問題を解決した資本主義国家はない。

従って、好景気と不景気が交互に起こるために、産業予備軍としての非正規社員を必要とする資本主義では解決不可能な所得格差問題=貧困問題と共に、このこの地方の衰退は市場経済の宿命的問題。

マスゴミやバカな学者どもは、一、二の例外的な地域の例を取り上げて、地方の創意工夫次第で解決可能であるかのような幻想を振りまいているが、市場経済で生き残れるのは常に限られているので、全ての地方が市場経済下で生き残るのは不可能であることは明白。

まして、経済のグローバル化が進んでいる現在は、地方も全世界と闘うことを強いられているので、益々資本主義経済ではこの問題の根本的解決は不可能となりつつある。

従って、全世界レベルで、徐々に市場経済から撤退するしか、この問題の根本的解決方法はない。所得格差=貧困問題も同じ解決方法しかない。


17. 2011年9月14日 19:46:59: idmmqUlliQ
小鼠の毒が完全に周ってしまった。

18. 2011年9月15日 11:18:00: SJZUBP3Hic
ご存知でしょうか?「ユニクロ」の売り上げと純利益・・・? 売り上げはおおよそ40兆円です。さて、あの価格で{一度は広告を見た筈として}純利益は  28%あります。これは、ザ・フナイ・取締役の方の文面にあり、You Tubeでは、創価系ともあった。まとまる筈です。ちなみに、小売業は、3%に満たない。税金払えない状態です。別段恨みはないんですが、少々驚いたのも事実です。それ程小売業は苦労してます。という事は、製造業も苦労してると言う結果ですね・・。ケインズ経済学の中に「自国の製品を売る」とあります。優れた学者でした。恐慌時のアメリカにとって。又、藻谷氏の「デフレの正体」にある様に、現在、日本人は、自分で自分の首を絞めてますネ。製造業であり消費者なんですから。いまや地域に一店とは、ユニクロ・ローソン・イオン・位でしょう。地方のお店の皆さん工夫してます。古着屋とか。若者も多くはこんなお店で買ってるんです。穴場なんです。小生の娘も同様です。地方コミュニティーも努力して、何とか空き店舗の活用を促してます。やはり、子供に商いのノウハウを教えるのではなく、せめて、中高が、現実的でしょう。中年のアイデアは21世紀型とは思えませんから。安い物件が多数あります。なにしろ丸の内の5階建てビルが、七千万で買える時代なんですから・・。地方商店なんぞ数十万で丸ごとかえますヨ。参考まで。意欲・意力のある若者へ発信してます。以上 

19. 2011年9月16日 06:47:01: cWoOXiugNU
東京に原子力発電所を建設しよう
核廃棄物貯蔵庫も建設しよう。
未使用核燃料貯蔵庫も建設しよう
東京に地震を起こそう(米軍核爆弾へ依頼)
これで 地方は復活するぜ

20. 2017年6月01日 16:50:07 : KneqzqnX9k : XGmZ9NBNAUk[10]
これは放熱ダクトですから

2016-02-08

田舎から人がいなくなる理由がわからない田舎者たち
http://www.kh-dd.com/entry/2016/02/08/countryside/

ログミー

なぜ若者の地域離れが止まらないのか? 彼らが故郷を捨てる、3つの意外な理由
http://logmi.jp/24526



英語で一発逆転!田舎者でも外資系金融で働けたブログ

2015-03-21

村人だった僕が「若者の地域離れ」に対して感じる違和感について少し書いてみる。
http://blog.inakano-masa.com/entry/2015/03/21/233413(抜粋)

(前略)

最後に

●偉そうな事を書いてきましたが、地域に若い人が少ないというは揺るぎない事実であり、それに対しては非常に寂しい思いをしているし、何とかしなくてはいけないと思っています。でも、どうすればいいのか、まだ僕の中では明確な答えが見つかりません。

●東京から帰ってきた時に見た地域の姿は、僕が高校生の頃から大きく姿を変えていませんでした。変わらないことの素晴らしさもあるのですが、何も変わっていないという悲しさもそこにはありました。しかし、地域の人たちが果たして「変化すること」を求めているのか?それについても僕はよくわかりません。

●自分自身の体験から唯一言えること。

それは、

●『若者が地域を離れることを選ぶことはなんら問題でもないし、むしろ好ましい』

ということです。

●外の世界を見たいという想い、そしてその環境があるのであれば、若者は「若者の地域離れ」という言葉に”罪悪感”を感じることなく、どんどん外の世界を見ればいいのです。そして、様々な経験を手に入れ、また地元に帰ってきたいと思えば帰って来ればいいのです。

●そう考えれば、地域はただ単純に「地域の良さ」を発信するのではなく、一度出て行った若者たちがまた戻って活躍ができる「環境」を整える事が大切になるのだと思います。

●若者が出て行くのを止めるのではなく、それを応援する。そして、出て行った若者がまた帰ってきたいと思える地域。そんな地域を創り出すことができれば、「若者の地域離れ」などという薄っぺらい言葉は無くなるはずです。

(後略)


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