フランスとベルギーに経営基盤を置く金融大手デクシアは９日午後、取締役会を開き、両国政府に支援を要請する。公的管理のもとで会社を解体し、優良資産を他社に売る事実上の破綻（はたん）処理に入る見込みだ。ベルギー政府は自国内の資産を一時国有化することも検討する。

　ギリシャの政府債務（借金）危機が起きた昨春以降、欧州の主要金融機関の経営破綻は初めて。

　両国の首相らも同日、ブリュッセルで会合を開き、預金者保護などの支援方針を詰めた。

　欧州メディアによると、デクシアが持つ資産を優良資産と不良資産に切り分ける案が有力になっている。優良資産はさらに国別に分ける。ベルギー国内の資産はベルギー政府が一時国有化し、フランス国内分は同国の公的金融機関が買収する案が出ている。ルクセンブルクにも資産があり、この分は欧州以外の資本家への売却が検討されている模様だ。不良資産も各国政府が引き取る方向という。

http://www.asahi.com/business/update/1009/TKY201110090413.html 　

コメント
01. 2011年10月10日 03:22:57: rWmc8odQao いよいよ来ましたね… いったい、年内に何行つぶれることやら。来年まで引きずりそうだから、２０１３年はいい年にしたいものです。
02. 2011年10月10日 11:42:47: rvupcJi3Us デクシアのギリシャとイタリア債務に対する高い投融資残高が破綻の理由。 欧州のソブリン債（国債、公債など）危機と銀行危機は連動している。 その他にデクシアが取り扱うものとしてニューヨークやワシントン州エバレットなどの地方債100億〜150億ドル（約7700億〜1兆1500億円）。 デクシアの保証付きの債券を発行しているこれらの自治体が、さらに高い利率の支払うハメになる可能性もある。 ソブリン債は安全性のある債券ではなかったということだ。 誰かが損すれば誰かが得するはず。デクシアの破綻を喜ぶものは誰か。
03. 五月晴郎 2011年10月10日 13:28:41: ulZUCBWYQe7Lk : bxtHsuzmZA ＞来年まで引きずりそうだから、２０１３年はいい年にしたいものです。 やはり皆さん、そういう構えですか。 同感です。 ゼニのある人は、ひたすら仕込みの時ですわな。
04. 2011年10月10日 21:05:47: EeHoKvUiOQ アメリカが自分がヤバイもんだから欧州を攻撃している。 そうやって目を逸らして誤魔化して嘘をついていつまでもつかなダメリカは。 ロスチャだって天皇だって黙っちゃいないと思うよ

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