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日系自動車6社の9月中国新車販売台数(朱鷺の森日記) トヨタが不調だと日経は事実が書けないのか?
http://www.asyura2.com/11/hasan73/msg/603.html
投稿者 スカイキャット 日時 2011 年 10 月 14 日 17:31:24: 3nXimNhwS3/Ls
 

9月の中国の新車販売台数を探しても、トヨタの台数を国内のメディアで探すのはできなかった。
相当不調だから、情報を規制でもしているのか思っていました。
海外のメディアに乗っていましたが、確かに不調でした。
トヨタは10%強伸びたと言っても86400台。日産は20%以上伸びて117700台。
これじゃ、記事にしたくないのもわかります。
正しい数字をきちんと出すことが信頼につながるわけで、影響力のあるメーカーの好・不調で記事を書く書かないのではそれはただの不正です。
正々堂々とやるべきです。
それともそれだけトヨタが追い詰められていることの証でしょうか。
そういえば欧州でのトヨタの販売台数も記事になっていませんね。
日産に抜かれたから書けないのでしょうね。
一事が万事と言うところのようです。

★以下、本文
日系自動車6社の9月中国新車販売台数;2つの記事
2011/10/14 00:54

日系自動車企業の中国市場における9月の新車販売台数の記事。日経だとこんなふう。

■日系自動車6社の9月中国新車販売、4社2桁増 内陸部で攻勢
2011/10/13 日経朝刊
中国に進出する日系自動車大手6社の9月の新車販売台数が12日、出そろった。日産自動車が前年同月比20.9%増、トヨタ自動車が10.5%増となるなど4社が2ケタ増だった。日産とトヨタは当初の年間販売目標を引き下げず、東日本大震災による遅れを取り戻そうと、値下げや内陸部での販売で攻勢を強めている。

日産は多目的スポーツ車(SUV)「キャシュカイ」(日本車名=デュアリス)などが好調で5カ月連続の2ケタ増。トヨタも「カムリ」が売れ、3カ月連続の2ケタ増となった。スズキが22.8%増、三菱自動車が21.0%増と両社も大幅増。スズキは低燃費車に対する補助金の支給基準が厳しくなる前の駆け込み需要があったという。

ホンダは6.4%減で2カ月ぶりのマイナス。10月末に「シビック」の新モデルを投入するため、従来型の販売を取りやめた影響が大きい。

***********************

ホンダ以外は好調だったような印象を受けてしまいますが、チャイナネットの記事は全く正反対のことを書いています。


■日系自動車の中国での販売伸び率が低下 市場奪回は困難


2011-10-12 10:46:25 | チャイナネット |

http://japanese.china.org.cn/jp/txt/2011-10/12/content_23603655.htm>

世界の大手自動車企業が9月の中国市場での販売成績を次々と発表した。それによると、日系自動車の販売伸び率は米国、ドイツ、韓国を下回り、減速することが予想される。業界関係者は、日系自動車の生産台数はすでに回復し、販売促進を強化しているが、災害やリコールなどがブランドに長期的な影響を及ぼし、外部環境が深刻化する中で日系自動車の回復は難しくなっていると見ている。



中国市場における世界自動車メーカーの9月の販売データを見ると、ハイシーズンの9月、米国のゼネラル・モーターズとその合弁企業の中国市場における販売台数は24万200台で、前年同期比15.3%増、前月比16.7%増だった。ドイツのメルセデス・ベンツは1万5300台で前年同期比12.7%増加、今年1〜9月は13万5500台で32.8%増加した。また、韓国系自動車メーカーも奮闘している。ヒュンダイの9月の中国市場における販売台数は11万6800台で、前年同期比16%増だった。

一方、日系自動車の伸び率は比較的小さい。トヨタ自動車は値下げ販売を積極的に行う中、販売台数は8万6400台、前年同期比10.5%増となった。同社の生産は7月と8月に急速に回復し、前年同期比の伸び率はそれぞれ28.4%と14.9%となったが、9月は大幅に縮小した。

そのほか、日系自動車の輸入台数も急速に回復し、安定した伸びを見せたが、市場シェアは低下している。全国乗用車市場信息聯席会が発表した8月の自動車輸入データによると、日系ブランドのシェアは7月より2ポイント低下し、22%となった。〜


**********************

そして「市場の流れを変えるのは困難である」と続き、「商品については、ドイツの自動車は世代交代が速く、新商品に積極的に新技術を使用し、値上げ幅も大きくない。そのため、外観だけに工夫を凝らす日系自動車より競争力がある。」と切り捨てるかのごとく結んでいます。


トヨタしか比較対象にしていないのもどうかと思いますが、2つに記事で共通しているのは、日系企業が「値下げ」をして販売台数をかろうじて伸ばしていることです。


チャイナネットの記事に何か下心があるのか、それとも、この期に及んでも、ということなのでしょうか。

http://su-mi.iza.ne.jp/blog/entry/2474960/


★参考(時事の記事)
日産の9月中国新車販売、前年比21%増=乗用車は23%増
 【北京時事】日産自動車は11日、9月の新車販売台数(小型商用車、輸入車含む)が11万7700台と、前年同月比20.9%増加したと発表した。うち東風汽車との乗用車合弁、「東風日産」は同23.4%増の58万6700台。(2011/10/11-17:44)

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011101100643  

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コメント
 
01. 佐助 2011年10月14日 20:31:06: YZ1JBFFO77mpI : FHT6T6dWVU
ハイブリツドは短命で原発と同じ繋ぎの車です,最新鋭の自然エネルギーから最新鋭の産業革命によるエンジンレス車に成功した企業がスタイリングを重視すると世界一の巨大企業に成長する。欧米ではディーゼルエンジン車が主力です。二番煎じのトヨタの後退は必然的である。

円高によって生産工場の低賃国への海外流出はとまらない,しかし新興国バブル崩壊と激烈な価格切下げ競争に突入し海外の市場が益々縮小続けるために,生き残りを掛けた戦いが繰り広げられ,2014年まで何とか生き延びた企業は,縮小を食い止め海外市場を拡大することが出来るが,TPPなどで日本は失われた10年から失望の10年となる。そして古今未曾有のパニックに襲われます。

それは2020年までに価格切下げ競争に勝った低賃金国が追い付いてくるからです。ハイブリツドに拘ると日本車の世界優位性は消失する。しかし最新鋭の自然エネルギーから最新鋭の産業革命に成功したエンジンレス車ならスタイリングを重視すると世界一の巨大企業に成長することになる。


02. 2011年10月14日 22:12:16: p2YptnnUdM
タイの水害で水害地から離れたところに工場があるTOYOTAも大きなダメージを受けた、と書いてあった。そう書いてクレと頼まれたのだろうか?

03. 2011年10月15日 00:13:46: 8H9nIxVLIY
トヨタの製品は、かつては「面白みはないが、安心して乗れる。」と言う、保守的な設計思想によって成り立っていた。このため、自動車に関心のない層が選ぶことを念頭にした設計がなされており、自動車を財産と捉える庶民から金持ちまで支持される製品を目指していた。トヨタに乗る人たちは、とにかく自動車の「下取り価格」を念頭に置き、他社製品より下取り価格が有利なことからトヨタに乗るのである。この下取り価格を支えるのが充実した中古車販売網であり、中古車市場でトヨタが有利になるように価格操作してきた。中古車販売網に絶大な力を持つトヨタが、豊富な資金で市場を動かしている。

かつてトヨタばかり乗り継いできた資産家が、日産やマツダや三菱やホンダが高級車を出した1980年代に浮気したところ、下取り価格の安さに嫌気が差してトヨタに戻った話はいくらでもある。以上は日本国内の話であった。

中国でトヨタが苦戦しているのは、コストダウンを優先した新自由主義者、奥田社長の時代以降に本格的に進出したことも背景にあるだろう。奥田社長は「自動車なんて5年もてばいいんですよ。」と、まるで戦時設計の兵器や民生品と同列に自動車を捉えていたのである。この結果、ブレーキが突然効かなくなるとか、エンジンのバルブスプリングが折れるとか、工業製品の信頼性を失墜させる構造破壊がおきたのである。

下のようなニュースがある。

広州=桑原健】中国の国家品質監督検査検疫総局がトヨタ自動車の乗用車に関し、部品破損が原因の死傷事故が起きていると明らかにした問題で、トヨタの中国法人は「発表内容について確認中だ」とのコメントを出した。具体的な事故の発生数が不明なほか、完成車メーカーで同社だけが名指しされた理由も分からないため、情報収集を急いでいる。

同総局は8月29日に開いた上半期(1〜6月)の製品品質問題に関する記者会見で、ブレーキ部品の破損などによるトヨタ車の死傷事故が「やや多い」と指摘。具体的な車種としてセダンの「カムリ」と「鋭志(日本名マークX)」、多目的スポーツ車(SUV)の「プラド」を挙げた。

広範な品質問題を扱った会見の中で、具体名が挙がった完成車メーカーはトヨタだけだった。同社は2010年3月に大規模リコール(回収・無償修理)を巡り、豊田章男社長が中国を訪れて謝罪会見を開いた。同年9月には系列の金融会社が法律違反のリベートを支払ったとして、中国浙江省杭州市から罰金の支払いを命じられた。
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C9381959FE2E3E2E0E28DE2E3E2EBE0E2E3E39790E0E2E2E2

日本人は、トヨタに対して今でも耐久性が高いとか思い込んでいる節があるが、そのような刷り込みのない中国人には、つくられたトヨタ神話は通用しないようだ。


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