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S&Pがフランスの格付けに関し「誤発信」・・しかしそれにしても、EUを狙い撃ちしているのは誰?
http://www.asyura2.com/11/hasan74/msg/135.html
投稿者 尚林寺 日時 2011 年 11 月 11 日 10:36:19: JaTjL5JPya4go
 

http://markethack.net/archives/51783136.html

・・・格付け機関、スタンダード&プアーズが間違って「フランスの格付けを見直す」という意味のリリースを発信してしまいました。
同社は慌ててこれを訂正し、「フランスの格付けに変更はなく、見通しも変わっていない」という釈明の声明を出した。

〆弊社の技術的エラーにより今日、S&Pのグローバル・クレジット・ポータルから「フランスの格付けが変更された」というメッセージが誤って発信された。これは事実ではない。
フランスの格付け「AAA/A-1+」に変更は無いし、見通しにも変更は無い。また今回の誤発信は格付けに関する監視活動の一環で引き起こされたエラーではない。弊社はこのエラーの原因を追求中である。〆

★「しつこく否定しているところが、かえって怪しい」という市場関係者の嘆息が聞こえてきました。

★S&Pが仏格下げ示唆の文書を誤送信、仏当局が調査

http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-24113720111110

ニューヨーク/パリ10日ロイター] 格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は10日、同社がフランスの格付けを引き下げたことを示唆する文書が誤って社外に送信されたことを明らかにした。

S&Pによると、問題の文書は同社のウェブサイトの一部登録者宛てに自動的に送信された。現在、原因の究明を行っているとしている。
この日はフランス国債利回りが上昇し、10年物のフランス国債と独連邦債との利回り格差はユーロ導入以来の水準に拡大した。

フランスのバロワン経済・財政・産業相はこうした事態を受け、当局に対し原因究明を要請。フランス金融市場庁(AMF)は直ちに調査を開始すると同時に、欧州証券監督機構(ESMA)に対し報告を行った。


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■ブラウン前英首相:フランスは債務危機で次に狙い撃ちされる危険

http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=aLJihsAyJdPg

11月11日(ブルームバーグ):ブラウン前英首相はフランスが債務危機の次の犠牲者となる危険があると警告し、経済成長を支援する国際的な合意の必要を訴えた。
ブラウン前英首相は10日のモスクワでのイベントで、「フランスは今後数週間か数カ月以内に市場から狙い撃ちされる危険に直面している」と発言した。
ブラウン氏はその上で、20カ国・地域(G20)の議長国であるフランスのサルコジ大統領に対し、世界の経済成長を支援する計画の策定を強く求めた。


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■イタリアは本当に危ないのか?・・そんなことを言えば、米国も日本も危ないのに

http://news.livedoor.com/article/detail/6014030/

イタリア国債の流通利回りが7%台に乗って、世界中がイタリアに注目しています。7%の利回りは危機ラインなんて言っている訳です。

つい数か月前までは5%程度の金利で資金調達ができていたイタリアが、今や7%の金利を支払わされる羽目に陥っているのです。別にイタリアでインフレが起きている訳でもないのに、金利が急騰するなんて‥

でも、ギリシャ問題であれだけ騒がれ、イタリアも緊縮財政に本格的に乗り出す必要があるなんて言われ、そして、IMFの監視下に置かれるとなれば、投資家が神経質になるのも当然かもしれません。そうなれば、イタリア国債を引き受けたがる投資家が少なくなり、国債の価格は低下し、利回りは上がる、と。
★でも、何故急に? 
★確かに、以前からイタリアも噂にはなっていたのですが、でも、実際には大丈夫ではないかとも思われていたのです。何故ならば、イタリアの対GDP財政赤字比率は、ギリシャが引き下げを目指す120%程度にとどまっており、また、プライマリーバランス、即ち、基礎的財政収支は黒字であるからです。プライマリーバランスが黒字であるということは、債務残高の増大は停止しているということであるのです。それに、イタリアの国債の大半が、イタリアの金融機関によって保有されているために、資本の逃避が起こる可能性が低いとみられていたからでもあるのです。

では、何故急にこんなことに?
私は思います。今回のイタリアの騒ぎは、少しばかり過剰反応ではないか、と。だって、プライマリーバランスは黒字でもあるからです。

確かに、ギリシャは、50%も借金の元本が削減されるようなことが余儀なくされ‥それと同じようなことがイタリアで起こらない保証がない訳ではないからです。しかし、その可能性は極めて小さい。確かに、イタリア国債に対する人気が落ち、イタリア国債の消化が困難になれば、イタリア政府は資金繰りに窮しデフォルトに陥ることもあり得る訳ですが‥★そんなことを言えば、米国政府もそうですし‥それに日本政府もそうであるのです。

確かにベルルスコーニ首相に対する不信感があり、今後の政治に対する期待も低いかもしれない。それに、南欧特有のイージーゴーイングな気質や、脱税問題というようなこともある。

しかし、それにしても、今イタリアがデフォルトを起こす必然性はないというべきではないでしょうか? ですから、敢て言えば、投資家が今問題にしているのは、イタリアを含め、欧州の政治家に対する不信感ではないのでしょうか。
 

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コメント
 
01. 2011年11月11日 11:02:03: EksFgvoSW6
メルケルはPIIGSを見限ったようだ。南欧はユーロ脱落。

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