ついに危険水域！イタリア“破綻”確率４０％超え
http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-news/news/20111116/ecn1111161232004-n1.htm
2011.11.16　夕刊フジ

　イタリアの財政問題が緊迫度を増してきた。長期金利の指標となる１０年債の利回りは、自力での資金調達が困難となる「危険水域」の７％を再び突破。さらに５年以内に国債がデフォルト（債務不履行）となる確率はついに４０％台に突入した。

　「破綻確率」は、国債のデフォルトに備える保険の一種であるＣＤＳ（クレジット・デフォルト・スワップ）の値に基づいて米分析機関ＣＭＡが算出しているもので、イタリアはこれまで３０％台後半で推移していたが、１５日に４０・４９％と大台に乗せた。

　ベルルスコーニ首相の辞任を受けて次期首相に指名された「スーパーマリオ」ことマリオ・モンティ元欧州委員による新内閣組閣に向けた協議が難航。当初１３日に予定されていた新内閣発足は、１６日以降にずれ込む可能性が高まり、財政再建への市場の疑念が再び広がった。新政権に対する期待感が早くも薄れた形だ。

　ユーロ圏ではこのほか、ギリシャが９０・９２％、ポルトガルが６１・０５％、アイルランドが４７・９４％、スペインも３４・３１％といずれも破綻リスクが高く、財政危機ドミノが懸念される。

コメント
01. 2011年11月17日 10:03:28: EgJQJ07b1k で、俺たちはどうしたら儲かるのかを書いてくれないと糞記事なんだわ。 オマエさんの意見は無いのか？？ こんなもん俺らが心配してもどうにもならんだろ。知っていても何もできんしな。
02. 2011年11月18日 08:23:57: gSNPkqXgms 投資じゃ儲からん、という話だろ。まあ、所詮はネズミ講なんだから、 胴元（ユダ金）しか儲からないようになっている。 一般の給与所得者まで株やら金融商品やら買い込んで投資家気分を 味わおうなんてヘソで茶が沸きます。こういう危険な仕事は機関投資家に まかせておいて、一般人は黙って銀行に預けておけばいい(まともな利子が つけばの話だけど)。全く変な世の中になってしまったものよ。
03. 2011年11月18日 08:45:43: qePNe7jDXN >>1 お前さんまだ儲けることしか頭に無いの？ チ〜ン　ご愁傷様 資本主義は終わったのだよ！ 教えてもらおうなんて甘い甘い・・・
04. 2011年11月18日 13:17:45: W9fTZuqlnk >>2 預けてる銀行も胴元の一員なので、預けてる預金もギャンブルに使われています。 資本主義が崩壊したら戻ってきません。 勿論、預金保険機構なんて当てにしてはいけません。
05. 2011年11月18日 21:14:44: v9I0GzB2Vc 単純計算をしてみる。 イタリアの破綻確率が４０％、ポルトガル６０％、アイルランド５０％、スペインが３０％以上とすると、合計１８０％超でＥＵではギリシャ以外に２か国が破綻することになる。 イタリアの経済規模はかなり大きい、スペインがこれに次ぐ。ユーロの底はまだ先か。
06. 2011年11月19日 06:42:24: Pijo5v1olc 統一通貨ユーロ圏の国債を使った錬金術が世界の信用の集積地として機能していたことを考えてみれば、今後の世界の実体経済が被る過酷な運命が理解できよう。 金融というのはおカネのキャッチボールでもあり、典型的なのがユーロ圏の国々で互いに国債を持ちあった。国債は民間の債務と切り離される性質があるから、国債の返済危機が起きるまでは、ユーロ圏の人々には自分たちのふところが金融資産(国債のプラスの部分)が増えた実感しかなかったはずだ。国債を使った信用増殖のトリックの本質はここにある。揮発すべき運命の国債がユーロ圏の信用拡大の源泉となってきた。そのユーロ圏が世界の金融を牛耳っていたのだ。 投資家はユーロ圏の国々がやってきたおカネ(国債)のキャッチボールが実際は世界的規模で行われていたことに気づくことだ。これが欧州危機の最重要な真実だ。 世界規模の信用収縮(資金引き上げ競争)はこれから始まる。

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