http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/

FT紙は一面トップで【ユーロ圏の国債が巨大売り圧力に直面】と報じ、この売りがオーストリア・フィンランドにも波及してきていると大々的に報じています。

今やヨーロッパ中が炎上してきていると言え、これを「消す」ための「お金」を世界は持ち合わせていません。

ち、ヨーロッパの金融市場が国債暴落から金融機関マヒに発展し、ユーロが信用を無くし、事実上国際間の決済通貨から消えることになります。

今後１ケ月以内に事態は大激動するかも知れません。
ウイーンにまで危機が波及してきた今、我々に残された時間はそうありません。

*************************
■フィッチ、米銀格下げ検討

http://ameblo.jp/kokkahasan/

格付け会社フィッチが欧州の債務危機が波及する懸念を理由に、米国の銀行の格付け見通しを「安定的」から引き下げる可能性があると明らかにしました。

リポートによりますと、ユーロ圏の債務危機がタイムリーかつ秩序だった形で解決しなければ、米銀の全般的な見通しは悪化するだろう。ネガティブ・ショックを受けるリスクが高まっている」と指摘。

また、欧州からの波及効果により、米銀の資金調達にも影響が生じる可能性があるとしており、危機がフランスや
ドイツに拡大する恐れがあることから、エクスポージャーを多く持つフランスやドイツに危機が拡大する恐れがでている、と述べています。

すでにフィッチは、１０月１３日に、欧米７行の格下げを検討する方針を示しています。
その７行は
ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー
バークレイズ、ＢＮＰパリバ、クレディ・スイス、
ドイツ銀行、ソシエテ・ジェネラルとなっています。

なお★ムーディーズは、すでにバンカメ、シティグループ、ウェルズ・ファーゴの格付けを引き下げています。

欧州危機が米国の金融危機につながるのは時間の問題といえ、いよいよ本格的な金融クラッシュが差し迫っているようです・・・。

コメント
01. 2011年11月17日 18:10:25: OIxNYWfJog 国債は中央銀行が最後の買い手になるので、自国通貨建て国債ならデフオルトは有りません。 中央銀行、無制限に玉を持ってる。 ユーロは相乗りだから、他国の国債まで無制限に保証したくないというので問題なのです。 さらにドイツはゲルマン民族優性説を、心の底に持っているのでしょう。愚かな堕落した劣等種族の国債を救済したくないと。
02. 2011年11月17日 18:41:03: wGXyN9G4YY 私たちは、どんな風に防衛すればいいのですか？
03. 2011年11月18日 03:52:07: Pijo5v1olc 個人は死ねばおしまいだが、経済は人類が生存する限り連続する。今の世界経済の現状は過去の経済活動の結果であり、未来の経済活動の出発点(原因)だ。この経済を左右する中心が金融だ。金融は既存の価値を信用(カネ)に変化させるが、物理的に減損摩耗しない金や土地であっても、その価値はその時々の人々の評価に依存して未来永劫普遍でないから、金融に失敗はつきものだ。 金融が未来の経済活動の成果を信用創の源泉にしたとき、あるいはそうなってしまったとき、必然的に今のような失敗(悲劇)が起こるのだ。単純なカネの原理を知らなかった金融が今の悲劇を起こした。将来の付加価値と既存の価値をで不良国債をコツコツと解消するのか、信用無視のおカネの増殖でツケをなくし、同時に信用も無くすのか。 答えはデフレ経済を意味する前者に決まっている。
04. 2011年11月18日 08:18:24: gSNPkqXgms >>03 この20年に限ってみると、日本はその「前者」を選んで(国債は増えたが 銀行の不良債権は形式上整理した)塗炭の苦しみを味わっているが、 欧米は「後者」を選んでキリギリスの生活をして来てこの1〜2はハード ランディング中という気もする。
05. 2011年11月18日 09:22:00: DyuIIO5nE6 >>04 悪魔の心になれば、 前者を選んでも、後者を選んでも ハードランディグになる。 善者の心で運用すれば 儲けは独り占めできないが 皆が幸福になれると、思う。 表の情報を見ていると 両極端の表現が多いように思う。 やれ超裕福だ、超貧困だ。 そんな中、裕福でも無いが、質素かも知れないが 便利でもないかも知れないが。 食うものは充分ある、死ぬ程働く必要もない。 世界経済に関係なくノンビリと、ボチボチと 暮らしている、国や、地域は沢山有ると思うよ。
06. 2011年11月18日 13:37:21: Nw7kqEELBU ＞01 「ユーロは相乗りだから、他国の国債まで無制限に保証したくないというので問題なのです。」 ユーロを作った理由は神聖ローマ帝国の復活ではなかったか… 中央銀行を操っている支配階層にとっては国家など玩具ではないか。 「ドイツはゲルマン民族優性説を、心の底に持っているのでしょう。愚かな堕落した劣等種族の国債を救済したくないと。」 そのわりにはトルコ、東欧などの移民を入れまくっているが… 資本家にとっては、肌の色や宗教よりも低賃金で働く奴隷が欲しいだけだからな。

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