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資本主義は終わりの局面 冷静な目で考える次の世界経済 (日刊ゲンダイ) 
http://www.asyura2.com/11/hasan74/msg/229.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 11 月 20 日 00:43:19: igsppGRN/E9PQ
 

資本主義は終わりの局面 冷静な目で考える次の世界経済
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-4309.html
2011/11/19 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ


◆ギリシャ破綻の次はイタリアの破滅、そしてドイツ、アメリカ、日本と連鎖する危機の実相

ギリシャ危機はアッという間にイタリアに飛び火し、その火はEU全土に燃え広がる勢いだが、どうしてこんなことになったのか。立ち止まって、冷静に考えてみる必要がありそうだ。

たかが、ギリシャのデフォルトである。小国の財政問題で、なぜ世界経済が沈没の危機に瀕するのか。ギリシャの財政危機はとっくの昔から分かっていたし、イタリアやスペイン、ポルトガル危機も予想できたことだ。イタリアの政治的な不安定さもいつものことで、何もベルルスコーニだからという話ではない。つまり、天変地異のようなことが起こったわけではないのに、世界が沈むような大恐慌になりつつあるのはなぜなのか。それをハッキリさせる必要があるのだ。

慶大教授の金子勝氏(財政学)は「欧州危機の本質は、国家の財政危機ではなく金融危機だ」と言った。

ギリシャ一国が破綻したところで、世界は困らない。欧州の金融債を保有する金融機関が困るのである。そして、金融がダメになると、連鎖で世界経済が破滅する。歪んだ金融資本主義をつくり上げてきたツケだ。それがモロに回ってきたのだ。
「リーマン・ショックで弱った銀行は、きちんと不良債権処理をしてこなかった。そこに欧州の国債危機が重なったため、耐えられなくなったのです。債権処理をしようにも、複雑な証券化商品は、あちこち混ざり合って、どこに何があるか分からない。何から手をつけていいかも分からない。これは市場原理主義のなれの果てです」(金子勝氏=前出)

◆1%のために世界が崩れるアホらしさ

ここでもうひとつの疑問。そうやって共倒れにならないように、各金融機関はリスクヘッジをしてきたのではなかったか。CDSに代表されるようなデリバティブを発行し、どこかが潰れても連鎖しないように金融工学を応用してきたのではなかったか。
「それがまた裏目に出たのです。高度に進化した金融工学は、コンピューターを駆使する。世界中が同じようなルール、プログラミングでリスクヘッジしているものだから、ひとつの綻(ほころ)びが生じた途端、みんなが共倒れになってしまう。恐ろしいのは、金融工学を過信して、各金融機関はリスクを平気で拡大してきたことです。ヘッジしているから大丈夫とタカをくくり、抱えきれないリスクを背負った。だから、ギリシャの小さな問題が世界中をのみ込んでしまったのです」(金融ジャーナリスト・浪川攻氏)
愚かな話だ。金融工学への過信もアホなら、それによっていい思いをしたのはたった「1%」の富裕層だけなのだ。
米議会予算事務所の統計によれば、上位1%の平均年収は96万ドル(約7500万円)で、彼らが米国資産の半分近くを保有している。富を独占しているのは、ウォール街のバンカーたちだ。コイツらのせいで、世界経済が音を立てて崩れようとしている。公共サービスはカットされ、年金カット、増税を余儀なくされる国々が続出することになる。こんなバカバカしい話はない。

◆マネー資本主義は完全に終わった

ハッキリしたのは、もうこのシステムは持たないということだ。マネー資本主義、金融資本主義の終焉である。福井県立大教授の服部茂幸氏(経済学)は、こう言う。

「米国発の新自由主義経済システムは、完全に行き詰まった。出口がありません。これまで、米国の『金融立国』の成功を1%のエリートが享受し、自画自賛してきました。しかし、この1%の成功でさえ、砂上の楼閣だった。住宅バブルがはじけて、楼閣はもろくも崩れ去ったのです。冷静に考えれば、いつかこうなることは分かっていた。とうとう“その日”がやって来たということです」

金融が機能しなくなれば、資本主義はもうオシマイだ。今はグローバル経済で、みんなつながっている。日本だけが助かるなんて、あり得ない。危機はやがて、フランス、ドイツに波及し、世界を巻き込み、当然、日本も直撃する。これが今回の危機の実相なのだ。

◆ルールなきジャングル経済に向かう世界

だとすると、資本主義が終わって、次に来るのは何なのか。欧州もダメ、米国もダメ、もちろん、日本もメタメタで、先進国は総崩れ。どこもリーダーとなり得ない。

元相愛大学長の高橋乗宣氏と同志社大教授の浜矩子氏が書いた「2012年 資本主義経済大清算の年になる」(東洋経済新報社)には、こんなくだりが出てくる。

〈ドルはいまや、世界の迷惑通貨になっている。基軸通貨とは、その国にとっていいことが世界中にとってもいいことである、ということだ。19世紀の「パックス・ブリタニカ」の時代はポンドがその役割を担った。第二次世界大戦後、「パックス・アメリカーナ」が幕開けした。今やその関係は明らかに成り立たなくなっている〉

その上で、今後の地球経済は「ルールなきジャングル経済に向かう」と書いていた。そうした混乱期には戦争や恐慌が起こる。それが過去の歴史だ。混乱期が過ぎれば、おそらく、中国やインドなどの新興国が台頭してくるのだろう。元財務官で青山学院大教授の榊原英資氏は本紙のインタビューでこう言っていた。

〈近い将来、国際社会のリーダー的存在になっているのは中国かもしれない。近代資本主義は終わり、国家資本主義の時代になるのではないか。市場経済はそのままだろうが、バックには国家がつく。そうした国が繁栄し、日本も含めて、先進国は衰退していく〉

新自由主義経済の後は中国型資本主義ということだ。一言で言えば、戦後日本の官僚主導経済に似ているかもしれない。今後は先進国が衰退し、新興国の時代になる。新興国は保護主義にならざるを得なく、国家の統制が強くなる。そこには資源ナショナリズムも絡み、世界がブロック経済化していく。

◆国家資本主義もおぞましい社会

問題はそれがいいことなのかどうか、ということだ。野放しの弱肉強食社会であった新自由主義の勝者は1%だったが、そこに国家の規制とコントロールが加われば、そこまで格差は広がるまい。統制された競争であれば、勝者は10%くらいに増えるかもしれない。とはいえ、それだって格差社会であることには変わらない。資本主義は格差を生む。格差は民主主義の危機を招く。世界経済が混沌とし、民主主義が危機に瀕し、民族主義やナショナリズムが台頭する。そんな時代になるのである。

金融ジャーナリストの須田慎一郎氏は「金融危機は世界経済の低迷を招く。今後は国家統制経済になり、貧者のキャッチボールの時代になる」と言う。つい最近も中国経済を視察してきた経済ジャーナリストの井上久男氏はこう言った。
「中国では教育に投資するんですよ。親戚が金を出し合って、ひとりの子どもの教育費を出す。その子が出世してくれれば、みんなが潤う。期待に応えられない子どもが自殺したりする。こうした競争社会もまた、おぞましい」

歪んだ社会主義下の競争社会もまた怖い。世界経済は本当にジャングル化し、暗中模索の時代になる。未曽有の混乱が長く続くのは避けられない。

 

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コメント
 
01. 2011年11月20日 01:11:36: OIxNYWfJog
だいたい競争に勝たなければ成らないという、強迫観念に取り付かれていること自体おかしいのではない?

買った=ドイツ
負けた=ギリシャ

=両方とも負けた。

昔の農民って競争に勝とうと農作物を作っていたのかな。
食べて生活して、みんなで平和に暮らす、それで良かったんじゃない。


02. 2011年11月20日 01:46:23: j8DlsR41DQ
まあ経済発表は嘘が多いから。議論の前提が嘘でしょう。日経とかね。日本人は米国の泥棒に強奪されてるのに経済云々とかの辻褄あわせをいって自分をなだめてるんだからね。

御用学者とかはどこからか金を貰ってるわけですから、犬ですよね。   そもそも、経済云々よりみんなの子供が被曝させられてしまったんですから、どうするんですか。そんな悠長なことをいってる場合ではないでしょう。住むとこも食べるものも汚染でなくなるかもしれない危機ですよ。東京の地震はせまってるでしょう。原発も次が爆発さされますよ。

日経や経済学者が嘘をいってるのは。転載ですが。

韓国経済の実情 投稿者:いかるが 投稿日:2011年11月14日(月)20時39分22秒 返信・引用
今、韓国経済は3度目の経済危機に向かって危険な進路を取っている。 だが、それを伝えている日本のマスメディア(経済紙)はほとんど存在しない。 それはなぜなのだろうか。単に韓国経済というものの市場の規模が小さいから無視されている。確かにそうした理由があるかもしれない。だが、伝えていることが真逆だと述べたら驚くのではないだろうか。 日本で一番有名な経済紙といえば、日本経済新聞だと思われるが、5月10日の記事に韓国経済は堅調であるとはっきり書いてある。 確かに経済成長率だけを見れば、韓国経済は順風満帆なように見えなくはない。 特にここ数年間、韓国の輸出は大幅に伸びて、韓国のGDPの2割を占める巨大企業「サムスン」のグローバルな成長を見習えという記事が日本の新聞に多数掲載されている。一般紙だけではない経済紙もそうなのだ。 しかし、サムスンの経営戦略は、明らかに日本企業が戦後、グローバルに展開して来た行ったことの摸倣から始まったにすぎない。技術にイノベーション(技術革新)があるわけでもなく、日本の大企業から購入してきた機械機器を使い、さらに日本の中小企業から同じく購入した部品を組み立てて、製品として売ってシェアを伸ばしている。その証拠に、2010年の韓国の対日貿易赤字は360億ドルと過去最高を記録している。 サムスンの経営戦略を学べというなら、日本の技術者を引き抜き、技術を得たら容赦もなく解雇するブラック企業を学べと述べているのと同様である。また、サムスンが新興国市場を広げた背景は、アメリカや日本が進出してこなかった新興国市場にターゲットにするしかなかった競争力の弱さがある。アメリカで日本と勝負してもその当時はまったく勝てないのは明らかだった。 また、サムスンは確かに韓国の巨大企業だが、全ての韓国人に恩恵をもたらしているわけではない。サムスンそのものは韓国政府に多大な支援をもらっているのだが。 しかし、そのようなことも日本のマスメディアは伝えない。結局、日本のマスメディアからは、韓国経済の現状を知ることは出来ない。だが、日本のメディアが韓国経済の現状を伝えていなくても、韓国の新聞は、今の様々な経済状況を伝えているのである。 それを分析していけば、決して、楽観論では語れない本当の韓国経済の実情が見えてくる。 経済危機が迫っているということはあらゆるジャンルから
以上転載ここまで


03. 2011年11月20日 02:16:53: FijhpXM9AU
日本でも一昔前は、村の篤志家が成績優秀な貧しい家の師弟に資金援助を提供するなんている話はよくあったのであるが、決して金銭的な見返りなど求めなかったところが大違いなのである。

04. 2011年11月20日 05:17:46: Pijo5v1olc
冷静に考えてみれば、金融なんてものは実体経済の鏡に過ぎない。あると思ていた金が蒸発していただけで、破産を許す社会なら、無一文からやりせる。こうなると金持ちの金貸しは損するが、無一文にはならないだろう。こうして世の中は変転していくのだ。こうした清算を受け入れる社会になればよい。

しかし、清算は悲劇だから清算を起こさない学問を手に入れるのが人類の仕事だ。


05. 2011年11月20日 09:59:44: jS8MRLwVhE
農作物が余ったら、漁民が穫って来た魚と交換する。等価交換。
そこには普遍的価値が存在するし、富と言い換えてもいい。
交換と流通に不便だから通貨が発達して来ただけ。通貨量が増大して
誰にもコントロール出来なくなって、投機に走ったりもする。
通貨や証券をやり取りするだけの虚業が金融機関。
預貯金も所詮は信用で成り立っているにすぎない。

金融危機到来で、仮に日本国債が暴落する局面なら、預金封鎖もあるかも知れない。
財務省はそれを奇貨として新円発行(デノミ)、箪笥預金の収奪という挙に出るかも。
一切をチャラにして国の借金も消えるわけだ。


06. 2011年11月20日 16:25:43: 5jTmoyAhbc
金融賭博がどこかで破綻するのは当然です。大儲けしたユダ金は稼いだ紙で尻拭いしたらいい。ユダ金にくっついてウロウロしてきた世界中のノーナシ金融機関も覚悟しなさい。持たざるものは今更あわてなくてもいい。なるようになる。

07. 2011年11月20日 22:20:51: sgrPE4M4Lg
02さんに同意です。
金本位制は、とうの昔に亡くなり、マネーと物も分離してマネーが一人歩き。
共産圏の終焉に続いて、資本主義も終焉。極端から極端へ、この間に答えが
あるとも思えない。

08. 2011年11月21日 08:08:28: C6Bx4DT5iQ
権力もない金もない私のような貧乏人がますます貧しくなり、金持ちはますます権力を使いお金持ちなる。いつの世も才能が必要。金持ちは投資ができる教育、人材、事業に。

09. 2011年11月21日 09:57:33: JCC6CeKpMk
夕刊フジで海江田さんが中国には欧州資本が多い、と書いてたよ。欧州危機は中国の成長を直撃し、それが世界中に波及することにならないか?

10. 2011年11月21日 11:47:19: 7C9Y5cQlhU
世界資本主義経済が崩壊することはない。
近いうちにアメリカとその連合国対中国、ロシアとの戦争が勃発しその結果資本主義は危機を免れ再生するであろう。あるいは人類が滅亡することになるかもしれない。中国とアメリカは危険な道を辿っている

11. 2011年11月21日 15:04:13: Auu8RI4b8U

 2012年、世界が混とんとして訳わかんなくなるんだろうな

 日本では天罰の超巨大地震が襲い

 あちこちの原発施設が崩壊する

 もんじゅなんか世界に死の灰まき散らす危険物

 世界は、日本の核燃料サイクルの野心を警戒しないとマジやばいっすよ


12. 2011年11月21日 20:13:31: JrPYjVYQO2
映画
CAPITALISM: A LOVE STORY

アメリカの資本主義崩壊危機までのわかりやすい走馬灯。


13. 2011年11月21日 20:46:10: S57QJHub3w
 
ネット配信 2011年 11月 22日(火) 20時15分〜
 
ベンジャミン・フルフォード氏
 
国家非常事態対策委員会
http://www.mopal.jp/mopal-new/index.php/emergency
 

14. 2011年11月22日 17:26:48: LGUfwnafEI
戦争が近づいてます。

大きな戦争になります。

そういうことです。


15. 2011年11月22日 23:52:24: quOUZaOwy6
イランを悪の帝国からまもれ

16. 2011年11月23日 06:30:50: PJxys7P2m6
ナショナリズムが跋扈するって言うけど、内向き民族主義になれば戦争は起きないよ。
遣唐使廃止して、国風文化に邁進した平安時代300年、鎖国の江戸時代260年は平和だったじゃん。ある程度の保護貿易、食糧自給、人造石油の開発が必要。

17. 2011年11月23日 10:46:40: F02mjjn2cm
13さん

このような時にこそ、理性が必要なんですよ。
ベンジャミン話は、こっそりとトイレで笑いながら楽しむものです。

お子ちゃまが読むと信じきって、ピエロダンスはじめてしまいます。


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