［ワシントン／メキシコ市　１８日　ロイター］　関係筋によると、国際通貨基金（ＩＭＦ）は欧州債務危機への支援で、最大６０００億ドルの財源を新たに確保することを目指している。ただ、一部の関係国は、欧州がまず域内諸国への支援をさらに拡大すべきと主張している。

ＩＭＦは声明で「加盟国への支援で５０００億ドル必要」と表明。１７日に行われた理事会に出席したＩＭＦ筋は１８日ロイターに対し、５０００億ドルに加え、「保護バッファー」としてさらに１０００億ドルの資金が必要になると語った。

これらの関係筋によると、ＩＭＦは世界経済の状況が大幅に悪化した場合、今後２年間に世界全体で１兆ドルの資金が不足する可能性があると推定している。

今週１９─２０日にメキシコで開催される２０カ国・地域（Ｇ２０）財務相・中央銀行総裁代理会合では、欧州債務危機への対応としてＩＭＦの財源強化が協議される見通しだが、Ｇ２０内では欧州諸国に一段の対応を求める圧力が強い。

会合のためメキシコを訪れているブラジル政府高官は「安定基金の強化など、明確かつ断固とした措置を講じるよう欧州諸国に求める声がＧ２０内では強い」と述べた。

また、カナダ銀行（中央銀行）のカーニー総裁は、欧州政府が、向こう数年間にわたって持続可能な金利水準での資金調達を確実にするために必要となるあらゆることを行ってきたかどうかは明らかでないと指摘。オタワでの記者会見で「ＩＭＦの財源拡大が理にかなうためには、欧州危機による影響を被っている罪のない国々への支援に基本的な焦点が当てられるべきだろう」と語った。

別の関係者によると、カナダに加え、米国、日本、韓国は、危機に対する欧州のこれまでの貢献についてまず協議し、欧州に追加措置で合意するよう求めている。一方、欧州諸国は、すでに十分な対応をとったとし、ＩＭＦの財源拡大を求めている。

同筋は「欧州諸国が追加措置に応じ、その後、Ｇ２０の欧州以外のメンバーからＩＭＦへの追加資金の拠出について確約が得られれば望ましい」と話した。

＜必要な財源膨らむ＞

ＩＭＦは現在の融資能力はおよそ３８００億ドルだが、中期的には推定約１兆ドルの資金需要を見込んでいる。

ＩＭＦ報道官は「向こう数年間に世界全体で約１兆ドルの資金が必要になる可能性があるとのスタッフ試算に基づくと、ＩＭＦは最大５０００億ドルの追加財源の調達を目指すことになる。これには欧州諸国がＩＭＦの財源強化に向け拠出を表明している約２０００億ドル（１５００億ユーロ）も含まれている」と述べた。

そのうえで「現在は、資金調達の選択肢を模索している予備段階だ。必要な協議が行われるまで、これ以上のコメントはない」と語った。

中国、ブラジルなどの新興国は、ＩＭＦでの発言権拡大と引き換えに追加財源の拠出に前向きな姿勢を示している。

だが、米国など先進国から新たな拠出を引き出すのは不可能ではないとしても困難となる。米国は財政が圧迫されており、一部の議会共和党議員は、ＩＭＦの財源がさらなるユーロ圏諸国の支援に活用される場合、米国の拠出金から１０００億ドル引き揚げると警告している。

おねだりするIMFとすっからかんの米国　小笠原誠治　
2012/01/19 (木) 10:15　

　ユーロ危機がなかなか収束しそうにないなかで、IMFは18日、IMFの融資能力を強化するため5000億ドル（約38兆円）の融資財源の増強を目指す方針を明らかにしました。

　皆さん、このニュースを聞いてどうお思いになります？　IMFがユーロ危機を収束させようと必死になっているのは結構なことだ、なんて思っていませんか？

　でも、念のために言っておきますと、アメリカは極めて冷淡。

　We continue to believe that the IMF can play an important role in Europe, but only as a supplement to Europe's own efforts.

「IMFは、欧州において重要な役割を果たすことができるが、それは欧州自身の努力を補完するものに過ぎないと我々は引き続き信じる」

　Europe has the capacity to solve its problems. The IMF cannot substitute for a robust euro-area firewall.

「欧州は自分の問題を解決する能力がある。IMFは、ユーロ圏のファイアーウォールの代わりを務めることはできない」

　まあ、直接的には言っていない訳ですが、幾らIMFが5000億ドルの財源強化策を考えようと、米国としてはお金を出す気はないと言っている訳なのです。

　では、このところ孤立化している英国はどうなのでしょう？

　The UK has always been willing to consider further resources for the IMF, but for its global role and as part of a global agreement.

「英国は、IMFの更なる財源について常に検討する用意があるが、その財源はIMFが世界のために貢献するためのものであり、まあ、世界的な合意の一部としてのものである」

　これも少しばかり分かりにくい言い方ですが、ユーロ圏の債務国を救うためのお金は出す気はないということなのでしょう。

　では、5千億ドルはどうやって集めるのか？　IMFは、何を考えているのでしょうか？

　実は、このうちの2千億ドル分については、欧州勢が出すことが表明されているので、残りは3千億ドルということになるのですが、米国や英国は出す気なし。となれば、中国とかロシアとかブラジル‥なんてところが考えられる訳ですが、中国は、IMFにおける発言権の拡大などの見返りを要求しているようであり、そう簡単にことが運ぶとは思われないのです。

　ということで、5千億ドルの財源強化をやりたいとIMFが声を大にして叫ぼうとも‥全然迫力がないのです。

　というよりも、妙なことに気が付きませんか？

　「そうそう、これは変だよ。何故欧州勢はIMFにお金を出すの？　そんなお金があるのであれば、直接債務国側に融資すればいいのじゃ？」

　それはそのとおり。では、何故欧州勢は、IMFを通じてお金を出すことを考えるのか？　それは、万が一のことを考えてのことでしょう。例えば、ギリシャに直接お金を出しても、それが果たして将来確実に返済されるかどうか確かでないからに他なりません。その点、IMFを通せば、万が一にも貸し倒れはないだろう、と。

　ただ、妙なことはそれだけではないのです。

　それは‥IMFと言えば、ラストリゾートである訳で、最後の最後に登場する機関である訳なのに、
そのラストリゾートが、お金がないなんて自ら公言している訳ですから、もうこれは笑い話でしかないのです。

　要するに、IMFをラストリゾートとする世界的な信用維持装置は、今、完全に崩壊してしまった、と。

　それに、もし、今後IMFが必要な資金を専ら借り入れによって賄うことにでもなれば、今度はIMFが格付けの対象になり‥そして、欧州金融安定化基金が格下げされたように、IMFも格付けされた上、しかし、トリプルAには格付けされない事態が予想されてしまうのです。

　IMFが格付けの対象になるなんて、どう考えてもおかしい。しかし、仮にIMFが、世界銀行のように債券を大々的に発行することにでもなれば、格付けの対象になることは止むを得ないと考えざるを得ないのです。

　で、IMFが調達したお金が、ギリシャなどの債務国に融資される訳で‥そして、ギリシャなどが
将来そのお金を確実に返済する見通しがないのであれば、IMF債は、当然、投機的とか投資不適格の烙印を押されてしまうことでしょう。

　つまり、そもそも最後のリゾートとしての役割を果たすのであれば、その財源は加盟国からの出資・拠出によらざるを得ないのです。

　大体、格付け会社は、我が日本国を中国並みにしか扱っていない（Aa3)のに、その日本が、ラストリゾートのIMFに対し10兆円も融資しているのですから、全く持っておかしな話であるのです。

　Aa3の日本から融資してもらっているIMFは、当然日本よりも格付けが下でないと理屈が合わないでしょ？　IMFの融資が、資金繰りに窮した国々に行われることを考えればなおさらであるのです。

　ということで、平気でお金を無心するIMFなんて、どう考えても漫画でしかないのです。

　お金を借りたがっている欧州勢からIMFのトップを選んでいることがそもそも矛盾しているのです。

以上

やはりCIAあたりのオペレーションでしょうか。これぞサージカルストライクですねｗ
今や真面目に政治家をやるのも命がけです。中川氏のご冥福をお祈りします。

アメリカに貢いだり盗み取られるのを終らせるなら、日本は今よりももっと豊かに安定した国になる。少なくとも、まるでチンピラ与太者のようなアメリカの不当な要求に応ずるのが終れば、国民の精神衛生にもよかろう。

無理だね。前回でまだ懲りないの？戦争するってことだよ。

やるなら今度はほんとに終末戦争になる。

失明したら大変・・・だ。

消費増税は絶体させない。

以上

不当な要求をされている事を世界中にアピールすべきだと思う。私がアメ人と付き合った経験から言わせてもらうと、あいつらは黙っているとどんな酷い事でもやりかねない、知らなければどんな汚いマネでもする、そういう人種なんです。でも仲間を集めて反撃したり、声を大にして公の場で抗議する様な者には手出しできない。だから日本人のようにナァナァの関係でグレーゾーンで付き合ってはいけないのです。
日本人は今まで内向き過ぎてアジア周辺国との関係も良くない。仲間を集めるのはしばらく無理かも知れない。せめてアメリカとの付き合いは感情を抜きにして全て法的にはっきりした立場でやらないと、今までのように密室でナァナァの関係ではいつまで経っても家畜扱いでしょ。

これ矛盾していますがユダヤ金融資本に買収されたマスコミは
一切報道しません。

アッタまきます！！！！

日本の最高裁が、アメリカのFRBに有罪判決を出さないかな。あれ、一番の世界の癌。他にも裁判所が日本の法律通りにきちんと仕事を、山ほど売国勢力に有罪判決を出せるだろう？
日本の政治家がいまこのときに、誰もロンポール支援を表明しないことは、嘆かわしいことだ。世界終了のボタンの主導権争いだろう？何の損得勘定だ？
そういうトップから動いてくれないと日本がどうやって救われるんだ？
世界の破滅の危機回避に、どうして政治家は自分の言葉で国民をただしく誘導できないのか？大きな声を出せ！

もしそうだとしたら、もうアメリカと戦争するしかないでしょう

今から１年以内に秘密裏に核兵器を開発しておいて、戦争覚悟で、アメリカ国債を全部売り払う。

野田はきちんと殴られた理由を説明し、日本国民に説明する

前原はスパイだから、密告されないようにする必要はある

野田首相が中国との間の取引で、将来はドルでの決済を相互の通貨に切り替える、という話し合いをしたと聞いてますが、同時にイランからの原油決済の件で、イランの中央銀行への送金した国への報復処置を防ぐため、原油輸入量を削減するとの経産大臣の発言を撤回すると発言（アメリカの要請に従うと、中国だけが漁夫の利をてにするので実現を疑問視されているの意味か）するなど、アメリカを怒らすような発言をしていますが、これらを、どのように理解しておいでですか？

イラクのフセイン、リビアのカダフィが原油取引をドルから変更したため、攻撃を受けて殺れたそうでね。アフマデネジャドは昨年末にドルでの取引を取りやめたため、次の攻撃対象とされているそうです。EU,韓、日がアメリカの指示で原油輸入を減らすと、イランは中国に対する輸出量を増やすため、損害は少なく、困るのはEU,韓、日となり、結局はドル決済額が減るだけという状況のとき、不足する原油輸入を日本は中国経由で手にするのでしょうか？EUはロシアから供給を受けるとかんがえられているようです。

だとすると、結局はドルの地位は低下を続けると思うのですが。

あとは数学の時間。
x=3
x9