世界の通貨投機は元に集中しているが，とうとう頂点から中国・インドの住宅土地バルブが弾けた。しかし中国経済のバブルの崩壊は3年ズレて2015 年には認識される、その十年後には一党独裁政治体制の自壊は避けられない。現在，元は中国解体とバブル作裂と、シーラカンス銀行のデフォルトの三つの危機に直面している。上海と香港バブルは，この中国の社会主義的システムの崩壊と無関係に発生する。

香港ドルが、英国植民地政策とポンド基軸通貨時代の遺産と英国銀行と香港民間銀行と中国官製銀行が、香港ドルを印刷発行。中国の元は外国の投機に振り回されないように国家管理しているが、香港銀行発行の元建ての債券は外資に売っている。垂れ流された香港ドルが元を優先選好している。そして、上海株と香港株の投機を支えているのが、それが香港ドルなのである。だからドルが暴落すると当然大暴落が避けられなくなる。

2007年の前半、サブプライムと上海株をキッカケとした、世界の株式市場の同時暴落が発生したことは記憶しいると思う。しかし世界のエコノミストは香港ドル危機を無視している。しかし香港ドルだけが、民間銀行で紙幣を印刷発行されている。香港ドルは米ドルとのペッグ制に切り替えていることを忘れている。東南アジアの金融と物流の中心の土台である。香港の無関税政策に守られ生き延びている。で中国の元も米ドルとのペッグ制を採用している。そのために香港ドルを売り米国のドル買いを続けた。そして米ドルの世界的暴落と、中国元の米ドル切上げ政策への転換は、最後の民営通貨である香港ドルの崩壊消滅を、秒読み段階に突入させている。米ドル大暴落は、確実に、香港銀行のデフォルト（債務不履行）を間違いなく発生させだろう。

中国元のドルの切上げは、香港ドルから中国元への大移動を発生させることになる，米ドル大暴落は、確実に、香港銀行のデフォルト（債務不履行）を発生させる。このデフォルトの白馬の騎士はＩＭＦ。ＩＭＦに資金調達したい政府の・財務省の狙いはギリシァとここにあることが分かる。消費税増税は社会保障に全額は嘘で別の思惑である。

しかしドルとユーロと円が世界の75％のキンとリンクさせると、通貨の信用縮小は収束する。第二次産業革命を、10 年前倒しさせるなら、高度成長路線を復活できる。そうなれば、過去のように、世界大戦という巨大な殺人消費需要の助けを借りなくても、恐慌から脱出することができる。