★阿修羅♪ > 経世済民74 > 749.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
「2012年は石油を買え」とゴールドマン・サックスは言った ・・ゴールド6000ドル説も煽るのは誰?
http://www.asyura2.com/11/hasan74/msg/749.html
投稿者 尚林寺 日時 2012 年 1 月 26 日 11:38:56: JaTjL5JPya4go
 

http://www.bllackz.com/2012/01/2012.html

2011年12月1日、ゴールドマン・サックスは「石油価格が今後2008年以来の高値をつける可能性がある」との見方を示した。
そして、2012年1月9日にも、「2012年は石油を買え」とゴールドマン・サックスは再び投資家・投機家に言っている。

これはインターナショナル・ビジネス・タイムスが報じているもので、「中国の成長は石油に対する需要を上昇させる可能性が高い」とゴールドマン・サックスはいう。

****もっともショッキングなシナリオ
ゴールドマン・サックスは原油価格の上昇をイランとはまったく結びつけていない。
しかし、フランスのソシエテ・ジェネラルは逆にイラン情勢を理由にして、もしホルムズ海峡で混乱が生じた場合は、原油先物相場は1バレル200ドルまで上昇するという見方をしている。

イランを巡る世界情勢は徐々に緊迫しているのは間違いない。2011年はチュニジア・エジプト・リビア・イエメンと、アラブ諸国が次々と激変に入っていった。その流れは今年に入ってもまだ続いている。2012年はシリアとイランが政権崩壊して国家大混乱に見舞われるのではないかと言われている。

米国と激しい対立を見せているイランが追い詰められて暴発して行ったとき、もっともショッキングなシナリオは、イスラエルやNATOを巻き込んだ戦争に発展していくことだ。

****戦争の次に悪いのは、石油ショック
それを避けるために欧米諸国はイランのウラン濃縮施設の稼働を非難して、即時停止を求めているが、イランは断固拒否の姿勢を崩していない。
「すべての政府機関が断固としてこの原則を守り、脅しに屈することはない」

アメリカはこれを「深刻な脅威である」「核兵器製造を意図したもの」として、EUと足並みを合わせて経済制裁のレベルを引き上げてイランを孤立させようとしている。
しかし、イランのほうは経済封鎖が限度を超えるなら、原油輸送の要衝であるホルムズ海峡を封鎖すると宣言している。

核戦争が起こる最悪の事態の次に悪いのは、実際にホルムズ海峡が封鎖されて、石油ショックが全世界に波及していくことである。
そうなれば、一気に石油の価格が暴騰してインフレが到来し、全世界の経済システムが麻痺してしまうだろう。デモ・暴動・略奪・政治的混乱が起きるのも間違いない。全世界がそうなった場合、そのインパクトはユーロ圏の問題どころではなくなる。

こういった事態を見越して、ソジェンやピムコが「2012年は石油だ」と言っているのである。

石油は古臭いビジネスではない。現代文明は石油が支えているのであり、石油が一滴も入らなくなった瞬間に文明は完全に崩壊する。
石油の時代は続いており、石油の重要性はこれからも数十年に渡ってなくなることはない。(脱石油の時代はない。人類は石油と心中しなければならない)

****石油を巡って大きな混乱が起きる可能性
イランは核開発をあきらめることは絶対にない。しかし、アメリカ・イスラエルはイランが核兵器を持つ前にそれを辞めさせたい。
ただ、時間が経てば経つほどイランの核兵器製造は進んでいくから、もし欧米がイランに核兵器を持たせたくないと本気で思っているのであれば、経済封鎖をさらに強化していくことは間違いない。

経済封鎖がより進んでいけば、どうなるのか。

イランの国内情勢・国内経済は極端に悪化していく。そうすると、国民が一気に不満分子になっていく。
そうすると、いつもの例で、イラン政府は不満分子の怒りの矛先を外部に向けて「こうなった責任は欧米だ」と喧伝していくことになる。イランの暴発の可能性はどんどん高まっていく。

今、イランのホルムズ海峡封鎖は脅しにしか過ぎないかもしれない。しかし、事態が悪化していくと、イランは本気でホルムズ海峡を封鎖してくる。あるいは、かなり封鎖に近い行動を起こして来る。

しかし、どう転んだにせよ、石油が2012年のキーワードになっていく確率は高い。

名うてのヘッジファンドが「石油に焦点を絞った」のは、こういった情勢を利用して世界中の資金を石油に嵌め込みさせる罠だという見方もできる。

逆に、石油というコモディティで投機するチャンスだという見方もできる。

どの見方を取るのかは立場によって違うだろう。しかし、いずれにせよ言えるのは、石油がクローズアップされるのが2012年であり、場合によっては石油を巡って大きな混乱が起きる可能性もあるということだ。
石油には注意を払ったほうがいい

ただ、考えなければならない点は、もはやアメリカには大規模な戦争をするためのカネがないことだ。
もしイランをターゲットにした戦争が始まると、アメリカそのものが経済的な疲弊で自壊してしまう可能性も高い。これはNATOにも同じことが言える。

また、イランの石油に頼っているのが中国で、中国は全面的に欧米とイランの激突に反対する。これは兵器産業でイランと結びついているロシアも同じだ。

ではイスラエルが単独でイラン攻撃をすることができるのかと言えば、それも無理だ。チュニジア・リビア・エジプトが混乱して次に出てくる政権は民主主義政権ではなく、イスラム主義政権の可能性も高い。

イスラエルがイランと戦争を起こした瞬間に、イスラエルは周辺国すべてを敵に回していく。

アメリカも、欧州も、イスラエルも戦争で動けないのであれば、今起きているイラン情勢は、戦争に結びつく可能性は低いという見方もできる。

だから、イランが核兵器製造をしていて欧米が断固としてそれを阻止したいと考えていたとしても、それがすなわち「戦争の道」を示しているものではないという見方も説得力があるものなのである。
だから、多くの国際マスコミの見方が割れていて、戦争が起きるとも起きないとも言いたがらない。分からないからである。

★興味深いのは、この「分からない」という状況をもっとも愛するのが投機屋ヘッジファンドであるということだ。
事態が長引けば長引くほど、石油危機を煽って投機家を寄せつけて石油価格を釣り上げることができるようになるからだ。
「2012年は石油を買え」とゴールドマン・サックス以下、多くのヘッジファンドが言っている。石油には、注意を払っておいたほうがいい。


************************
■ゴールド6000ドル説がキタ〜
http://blogos.com/article/30219/

ゴールドは現在1オンス1660ドル前後となっています。直近のピーク(約1900)からは10%以上下落しています。

ゴールド・バブルの終わりの始まりという見方と、押し目という見方がありますが、ここにきてゴールド6000ドルがあり得るという言説を見かけました。

★ニューヨークダウ÷ゴールドの倍率(ダウ・ゴールドレシオ)は、かつて1930年代の金融恐慌時は約2.1倍、1980年のオイルショック・インフレ懸念期に約 1.3倍まで下落したことがあります。それを根拠に「NYダウ12,000ドル前後でゴールド6000ドルが試算される」と述べられていました。

★確かに中東情勢は緊迫しており、欧州情勢もまだまだ予断が許さないかもしれません。ECBもFedも大規模な量的緩和を続ける可能性が高く、世界的な金融緩和の流れもゴールドに追い風かもしれません。
しかし、こういう極端な言説が出てくると身構えたくなります。思い出したのは、ゴールドマンサックスが2008年に出した「原油200ドル」という予測です。
こうした予測にビビッてデリバディブを購入して、原油価格の上昇に備えようとした投資家は、その後の原油価格の大暴落で、手痛い損失を被りました。

★当時ゴールドマンサックスは、対外的には原油高を声高に主張していましたが、自社のトレーディングでは原油をかなりショート(売り)していたのが後に判明しました。

「たとえどんなに立派でも、特定の利害関係がある市場参加者の過激な予測を安直に信じるのはリスキー」というのは、2008年に得られた教訓です。

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 佐助 2012年1月26日 14:11:19 : YZ1JBFFO77mpI : gHqpcm4bVU
予測なんて当たるわけないが,しかしテータから推測できるものがある。

キン相場は必然的に上がる(10倍)これはかなり自信があります。

理由
(国際通貨はキンからお札そしてキンを集めたポンドが世界の基軸通貨からドルになる,そして多極化を迎える)

世界から集めた金を鋳造した複数国の通貨が,世界の基軸通貨でした。その後、英国の両替商が預かった金の証券を発行。金と交換できると印刷されたお札が、金銀にかわって全世界で流通。そして、第一次産業革命を牽引したロンドンに、世界の金が集まって英国のポンドが世界の基軸通貨になりました。第一次世界大戦と植民地戦争で、金とポンドのリンクは停止され。日米欧は戦争バブル景気に沸くのです。そして戦争終結でバブルは破裂したのです。日米欧はポンド金本位制への復帰を試みる,しかし25%の金を保有するドルを無視して失敗した。日本は世界で最後のポンド金本位制採用しドル投機者が勝利して、日本の金交換紙幣は消滅。ドルが基軸通貨になる。このドタバタが周期を分からなくしている。そして紙幣の膨張から行き詰まり,再び金本位制を採用することになろう,世界基軸通貨はドルから多極化に向うことになる(ドル・ユーロ・円・元等が考えられる)

(キンは価格が高騰すると、産出量が逆に低下してしまう唯一の希少金属である)
キンは高騰すると,世界の基軸通貨額と金価格が1対1となり高値で安定するのです(為替は固定化できることになる)

1929年1オンス3.5ドルだったキンが固定為替時代の1965年からニクソンショックの為替はフロートにした1972年までは1オンス35ドルになったキン,1976年の10年後に1オンス350ドルになりました(ドルの世界の流通量と相対的に均衡した)。2008年まで±3割の範囲で横ばい安定していた。そして40年後のバブルが破裂2012年にパニックが発生し、必然的に通貨は再び金とリンクさせ、固定為替にもどすはず。そうすると10倍になる予測ができる。すなわち一オン3500 ドルになると推測できる。キンは上昇続け,キンは百倍に暴騰していることがわかる。

そこで世界恐慌,「発行する国債又は通貨発行高を保有する金とリンクさせる」とドルとユーロが約束すれば、為替の乱高下と、国債をデフォルトする危機は収束できるので過去のピーク値からピーク値は1オンス8000ドルと断言できる。あくまでも3500ドルが安定値でしょう。世界各国の金獲得戦争は激烈になります。日本、中国、ロシヤ、インド、ブラジル、豪州、南アフリカの通貨が、第三の世界の基軸通貨をめざします。でも、どの国も25%の金を市場から購入することができません。そして、バルブで支えている景気が作裂し、外国投資が引上げられるので金買いどころではありません。

米国の政治と経済の指導者は、円が一ドル60 円台を越えるか、欧州連合の一国で債券がデフォルトされるか、新興国のバブルが弾けなければ、金とリンクすることを決意しないだろう。金本位制でなく無視して戦争になると2015年古今未曾有のパニックを迎え,10年以上はドロ沼から脱出できなくなる。


02. 佐助 2012年1月26日 14:29:46 : YZ1JBFFO77mpI : gHqpcm4bVU
追記
日銀がクリントン大統領候補に3京相当のキン小切手を渡したとの噂もある。米国の一部の州はすでに金本位制を取り入れているしIMFもなにか不審な動きもある。中国もEUもキン寄こせと不穏な噂は消えない。

このことから金の輸出輸入を国家管理にし、原価百円の1万円札紙幣で、国民から金価格相場にプレミヤムを付けて買上げると、円は間違いなくドルとユーロと共に、25%の金を保有して、第三の基軸通貨となれる。


03. 2012年1月26日 22:52:45 : an0GYuMR1s
日本は東日本を放棄さされることになるから力を大幅にそがれるよ。円の国際通貨化の線は薄いよ。日本の力を削ぐために人口テロ311をやって原発を爆発させたらしいからね。

昔から発表広報されているアジェンダを考えてみよう。彼らは数百年の公表してのアジェンダを進めている。未来のタイムラインを誘導できるし宗教的にも公開実行は大事な悪魔教の教義だ。長い何十年かのタイムラインで見た場合、紆余曲折があっても必ず遅れても微調整して預言を実行完成させてる帰来があると見受けられるようだ。でこのサブプライム以降の欧米の財政の行きずまりもヤラセだ。言われてるアジェンダのとうりに欧米や世界の破壊と再生がおこなわれてるにすぎない。世界統一政府の出現だ。短視眼的にみるとわからんが。

そうやると昔から何度もかれらは発表してるのだから、そうするだろう。欧州の破壊は予定どうりの芝居。上が全部グルで20年以上前からやるっていってるのだから。その延長戦上の全ての政策がある。大衆を納得さす為に芝居を全貴族がバレててもしてるわけだ。


欧州の全財務相と予算権を潰して廃止して全欧州の財政の統一による統一euだね。予算権がバラバラで通貨がひとつなら統一欧州ではないからね。同様に米国もヤラセ借金で潰して北米国に再編。日本もやらせ国債で潰してシナに征服させて日本人は滅亡というシナリオだろう。在日が妬みで主導してる可能性があるのかもな。

金も世界統一の電子通貨を出すまでのつなぎで出す。すでにオーダー銀貨は出てる。日本はシナとは違うブロックになってたが。金の値段は欧米が持ってる金と地区政府の負債の量がつりあう程度までは人為的に上げるのは明らかでしょうね。過去が100倍単位で上がってきたことも考えても相当高くなる。30000ドルぐらいにまで引き上げるのじゃないだろうか。この計画は天皇の金塊が存在しない場合にのみ実現可能だから前から天皇の金塊の量を作家に本を書かせたりして探りを入れてたわけだ。日本が裏で数万トンの金塊を隠していたら今回の2012年の世界天下統一は失敗して金融ワンワールドは潰れる。



04. 2012年1月27日 23:22:16 : No0b4fS9H6
またGSの口車炸裂ですね

05. 2012年1月28日 00:12:12 : VBBYgF81p2
GSの言葉にスタンダードプアーズがAAAを付けるに違いない。そしてみんな石油を買う。もちろんGSは売り。手じまいのタイミングだけ。ガンジーなんかくそくらえ。あたふたして損するのはまだ金持っている国。どこか一国バカが政治をしている国が極東にある。最初からカモだけど。こっそり教えたらもっと聞き目があるのに。

06. 2012年1月28日 01:04:02 : eQXkK9aRp6
 オイルビジネスはこれからのその需要の見込みに大変危機感を持ち心配している。
自動車のEV化は進み、中国の需要増も落ち着き、2011年の世界需要は1%以上減少した、米国のシェールガスの生産は順調で米国はもう中東のからの石油に依存しなくても良くなったという。更に2012年の経済は更に低迷することが予測され大きなエネルギー需要をもたらすプロジェクトは見あたらない、どの国の政府にもお金がないのである。
 そこで始めたのがイランの石油輸出に対する圧力である。中国、ロシアは反対するが、売り言葉に買い言葉、イランはホルムズ海峡を封鎖するという。待っていましたとばかりにマスコミは実態を確認せずに騒ぎ立て、これに雷同する人たちが騒ぎ出し、200ドル/バレルになるという。ナイジェリアやリビア、イラクの石油生産ははかどらない、テロのせいだと言うが誰がテロをけしかけているのか。
石油会社はニヤリとし、世界の原発ムラはこのときとばかり原発の必要性の声を上げる。
ユーロ問題にもお金が要る、イスラエルが動くにもお金が要る。世界のあちこちで選挙もあるがこれにもお金が要るのである。石油の価格を上げたいのである。それが証拠にはイランから石油を買うなと走り回っているのは米国の財務長官ガイトナーなのである。
また、シェールガスの掘削は地震が起こり使用するケミカルによる環境汚染が起こるというキャンペーンが始まった。
どこかおかしいと思わないのか。
石油の需要は減っているのである。

07. 2012年1月28日 15:45:35 : p9B89YgNYw
ギリシャ国債のような屑を高値で売るのがゴールドマン・サックス
もう詐欺師だね。

日本国としては縁を切るべき、
郵政はどれだけ荒らされているんだろう?
売国竹中は逮捕すべき


08. 2012年1月28日 23:27:02 : ToknaMXFgU
石油だ金だと大騒ぎしている連中は、実態の経済を軽視し過ぎてるんじゃないかな〜。GDP規模の100倍(?)も紙幣と信用を膨張させれば、帰結はインフレしかないのではと素人は思うのですが...

世界で動く実物の価値と等価になる範囲でしか石油も金も価値を持ちえないのではないかな?発想が逆のような気がしてならないのですが...

頭悪いのかな?


09. 2012年1月29日 07:24:53 : wuiFKNWm5k
GSがいいはじめたということは
もうそろそろピークアウトですね。
ペルシャ湾の荒波も収まる目星がついたんでしょう。
やれやれ

  拍手はせず、拍手一覧を見る

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
 重複コメントは全部削除と投稿禁止設定  ずるいアクセスアップ手法は全削除と投稿禁止設定 削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告」をお願いします。 最新投稿・コメント全文リスト
フォローアップ:

 

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 経世済民74掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。

     ▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 経世済民74掲示板

 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧