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「糞バエ」の意地を見せた高田昌幸氏(元北海道新聞記者)の「自由報道協会賞」受賞辞退の弁/東本高志 
http://www.asyura2.com/11/hihyo12/msg/621.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 1 月 30 日 07:01:59: igsppGRN/E9PQ
 

「糞バエ」の意地を見せた高田昌幸氏(元北海道新聞記者)の「自由報道協会賞」受賞辞退の弁/東本高志
http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/aad9bb8855d528da0b251c632d583022
2012-01-29 00:51:33  薔薇、または陽だまりの猫


高田昌幸さんは知る人ぞ知る北海道新聞のエース記者だった人です(昨年の6月に同新聞社を退社し、現在はフリー
ランス)。2004年には北海道警裏金報道の取材チームのリーダーとして日本ジャーナリスト会議(JCJ)大賞を受賞し
てもいます。その高田さんがご自身のブログに「『自由報道協会賞』の『辞退』について」というコメントを発表しています。

自由報道協会は昨年の1月にフリージャーナリストの上杉隆氏や岩上安身氏らが中心になって設立されたフリージャ
ーナリストを中心としたジャーナリスト団体です。その自由報道協会(上杉隆代表)が設立1周年を機に昨年1年間に取
材、報道、評論活動などを通じて顕著な業績をあげたジャーナリスト及び作品を顕彰する目的をもって「自由報道協会
賞」を創設しましたが、高田さんはその記念すべき第1回目の「自由報道協会賞」の部門賞「3・11賞」の受賞を辞退し
たというわけです。

高田さんはその辞退の弁を次のように書いています。

「この度、『自由報道協会賞』の『3・11賞』に私が編者となった書物がノミネートをいただきました。地味な本に着目い
ただいたことに深く感謝しています。また昨日夕、協会事務局のインターンの方にノミネートされたとの連絡を受け、そ
の後、27日夜の授賞式に出席も了解しました。/ところで昨日の連絡まで、私は賞のことも知らず、どのような部門
にどんな作品がノミネートされているのかも知りませんでした。今夜零時すぎ、協会のHPで候補の一覧を初めて拝見
しました。その中で記者会見賞の部門があり、小沢一郎氏の受賞がすでに決定されていることに強い違和感を感じま
した。/この賞は報道する側の諸活動が対象になるものだとばかり思い込んでいました。小沢氏の政治姿勢や小沢
氏の事件に関する検察の姿勢などに関係なく、報道する側へのアワードと一緒に、通常は報道される側の権力者が
並び立つことに強い違和感を感じております。」
http://newsnews.exblog.jp/17353600/

高田さんの違和感は私はジャーナリストとして当然の違和感だと思います。逆にいえば私は報道される側の政治家を
受賞対象とすることを決めた(この際、小沢一郎氏というフリーランス記者の中でも評者によって評価が著しく異なる
人物をわざわざ受賞対象にした、という問題性は問わないことにしても)自由報道協会賞運営委員会(上杉隆、島田
健弘、畠山理仁、村上隆保、自由報道協会インターン)の面々のジャーナリストとしてのセンスと見識を疑います。

高田さんは以前、作家の辺見庸氏から自身を含む会社員記者を「糞バエ」と酷評されたことについて次のような述懐
を述べていたことがあります。

「スミヤキスト通信ブログ版さんが『辺見庸氏の罵倒』という一文を書いている。」また、「新聞労連委員長だった共同
通信社の美浦さんは『辺見庸氏の罵倒に答えてみたい』という文章を書かれている。それらを読んでいたら、あの辺
見氏の激烈な言葉を目にしたときの、言いようのない、深い絶望感のような感覚を思い出した。」

「私が『糞バエ』を初めて目にしたのは、たぶん、2001年ごろである。東京で経済官庁の取材を担当していた。日々
の仕事にそれなりの刺激はあったけれど、一方で、役所の広報マンじゃあるまいに、役所が主語の記事をこんなにも
書き続けて喜んでいる俺はどうかしている、という思いも抱えていた。」

「『糞バエ』と言われて、それに反論する気持ちにはなれなかった。ひたすら落ち込んだ。今もそうかもしれない。ただ、
一方では、自分自身と自分の行動に対する、もっと深い洞察が必要だと思った。もし万が一、『自分は糞バエではな
い』と胸を張って言えるとしたら、それはどんな姿なのだろうかと、それをもっと深く考え、行動すべきだと。そして、今
もそうなのだが、あの激烈な言葉を読むと、自分の心の奥底に、なにか、ずっしりとした、例えば、マグマのようなもの
が燃えているように感じることがある。そこからはいつも、『このままじゃ、いかんだろ』という声が発せられているよう
に感じるのだ。夜逃げのように慌しい引越し作業の中、ロンドンへの荷物の中に辺見氏の本を半ば無意識に何冊も
詰め込んだのは、その何か燃えるようなものを、時々、呼び起こしたいという気持ちがどこかにあったからなのだと思
う。」
http://newsnews.exblog.jp/d2006-08-30/

高田さんのこの自省はいまもどこかで続いているのでしょう。そして、その思いが今回の「自由報道協会賞」受賞辞退
の弁ともなったのでしょう。高田さんはいまだに「糞バエ」の意地を捨ててはいないな、と私は彼のまっとうな記者魂に
ホッとします。実のところ、彼への信頼を一度捨てようかと思っていたことがあるのです。つい最近まで。

最後に辺見の「糞バエ」発言とはどういうものだったのか。該当箇所を抜粋しておきます。

【辺見庸『いまここに在ることの恥』V‐2「憲法と恥辱について」の一節より】
…………………………………………………………………………………………
【戦後最大の恥辱】
私は人としての恥辱についてもっと語りたいのです。おそらく戦後最大の恥辱といってもいいくらいの恥辱、汚辱……
そうしたものが浮きでた、特別の時間帯があった。そのとき、私たちの多くは、しかし、だれも恥辱とは思わなかった。
が、恥を恥とも感じないことがさらに恥辱を倍加させる。ひょっとしたら、それは私の脳出血に関係するかもしれませ
ん。私はカーッとしました。「これをただ聞きおくとしたら、思想も言説もまともに生きてはいられないはずだ」と思いま
した。それはいつ起きたか。忘れもしない二〇〇三年の十二月九日です。名前を口にするのもおぞましいけれど、コ
イズミという一人の凡庸な男がいます。彼が憲法についてわれわれに講釈したのです。まごうかたない憲法破壊者
が、憲法とはこういうものだ、「皆さん、読みましたか」とのたまう。二〇〇三年十二月九日、自衛隊のイラク派兵が
閣議決定された日です。コイズミは記者会見をして憲法前文について縷々(るる)説諭した。こともあろうに、自衛隊
をイラクに派兵するその論拠が憲法の前文にある、といったのです。およそ思想を語る者、あるいは民主主義や憲
法を口にする者は愧死(きし)してもいい、恥ずかしくて死んでもいいほどの、じつにいたたまれない日でした。いやな
喩えだけれど、それは平和憲法にとっての「Day of Infamy」でした。

二つの意味で屈辱的でした。最悪の憲法破壊者であるファシストが、まったくデタラメな解釈によって、平和憲法の精
神を満天下に語ってみせたということ。泥棒が防犯を教えるよりももっと悪質だと私は思います。ナチスとワイマール
憲法の関係を私は想起したほどです。ナチスはただ単純な憲法破壊集団ではなかった。一応は憲法遵守を偽装し、
「民主的」手つづきで独裁を実現しようとしてワイマール憲法四十八条の大統領緊急令を利用したり、全権賦与法案
を議会でとおすなかで独裁を完成していく。つまり、ワイマール憲法の権威をいっときは利用もし、世論を巧妙に欺い
た。いうまでもなく、これと日本の現状を比較するのには明らかな無理がありますが、コイズミ的なるものへの世論の
無警戒には、なにやら過去の恥ずべきぶりかえしを見ざるをえません。これが第一番目です。

二つ目。コイズミの話を直接聞いていたのはだれだったのか。政治部の記者たちです。

彼らは羊のように従順にただ黙って聞いていた。寂として声がない。とくに問題にもしなかった。翌日の新聞は一斉
に社説を立てて、このでたらめな憲法解釈について論じたでしょうか。ひどい恥辱として憤慨したでしょうか。手をあ
げて、「総理、それはまちがっているののではないですか」と疑問をていした記者がいたでしょうか。いない。ごく当た
り前のように、かしこまって聞いていた。ファシズムというのは、こういう風景ではないのか。二〇〇二年に私がだし
た『永遠の不服従のために』(毎日新聞社刊、講談社文庫)という本で書いたことがあります。やつら記者は「糞バエ
だ」と。友人のなかには何度も撤回しろという者もいました。でも私は拷問にかけられても撤回する気はない。糞バエ
なのです。ああいう話を黙って聞く記者、これを糞バエというのです。ただし、糞バエにもいろいろな種類がある。女
性の裸専門の雑誌に書いて、ブンブンとタレントにたかりついている糞バエ。私は彼らの悲哀をわかります。フリーラ
ンスの記者が、ものかげに隠れて何時間も鼻水を流しながら、芸能人の不倫現場をおさえようとする。それは高邁な
志はないかもしれない。でも、生活のためにそれをやっている。私はそれをかばいたい気がします。

許せないのは、二〇〇三年十二月九日、首相官邸に立って、あのファシストの話を黙って聞いていた記者たち。世
の中の裁定者面をしたマスコミ大手の傲岸な記者たち。あれは正真正銘の、立派な背広を着た糞バエたちです。彼
らは権力のまく餌と権力の排泄物にどこまでもたかりつく。彼らの会社は巨額の費用を投じて「糞バエ宣言」ならぬ
「ジャーナリズム宣言」などという世にも恥ずかしいテレビ・コマーシャルを広告会社につくらせ、赤面もしないどころ
か、ひとり悦に入っている。CMはこういう。「言葉に救われた。言葉に背中を押された。言葉に涙を流した。言葉は
人を動かす。私たちは信じている。言葉のチカラを。ジャーナリスト宣言」。これはまさにブラック・ユーモアです。ある
いは、ジョージ・オーウェルの『一九八四年』にでてくる「ニュースピーク」や「ダブルシンク」の日本版です。言葉を脱
臼させ根腐れさせているのは、なにも政治権力だけではない。マスメディアが日々それをやり、情報消費者にシニシ
ズムを植えつけている。あれをもっとも憎むべきだ、軽蔑すべきだと私は思っている。しかし、みんながそうだから、
脱臼した言葉のなかで暮らしているから、糞バエでも恥知らずに生きていける。われわれも糞バエになればいいわ
けです。コイズミがなにをしようが、憲法前文についてどういおうが、「そうですか」と。あるいはちょっとシニカルに「あ
あ、あんな人だからね」と。でも、一瞬の蘇生というものがあるではないか。一刹那の覚醒というものがあるのではな
いか。
……………………………………………

東本高志@大分
higashimoto.takashi@khaki.plala.or.jp
http://mizukith.blog91.fc2.com/

***************************

藪田さんから(CML)

高田氏の件は、知らなかったが、氏の判断の確かさを支持したい。

自由報道協会は、既存のメディアにたいする批判として、あってもいいかなと思っていたが、「小沢一郎」に受賞させるようでは、自由報道協会はやっぱりだめよね。

岩上安身については、ジャーナリストというより、ひと昔の言い方をすればイエロージャーナーリスト。なにかひとつの事を深く探求して行くのではなく、その時その時、話題になっているメジャーな路線からこぼれた与太ネタを、ネットを通じて流しているだけで、あたかもそれがメジャーな報道界にたいするアンチテーゼのように見えてるだけで、ジャーナーリズムの変革にも何にもつながらないと思う。

むしろ、一部の行き詰まりを感じているリベラル層の「ガス抜き」になっている感さえある。

行き詰まりグループの、新たな打開ネタとして、「小沢一郎」支持・内閣論が出てきたと思っている。いわゆる「英雄待望論」ですね。かつてのヒールが転じて、今や救世主かのよう。

オジサンたちのヒーロー「小沢一郎」イエイエイエ〜〜ィ

私のスタンスは、高田氏や東本氏と、同じです。

*********************
関連
自由報道協会賞大賞に「日隅一雄」の冠をいただいたことの私的な意義〜現実と希望 /情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄
取材、報道、評論活動などを通じてジャーナリストとして顕著な業績をあげ、ジャーナリズムの信用と権威を高めた個人・団体・および作品等を顕彰する「自由報道協会賞」の授与式が1月27日、行われた。同協会を立ち上げた上杉隆さんらの意向で、大賞を「日隅一雄」賞と命名していただいたうえ、27日には、同賞のプレゼンターを務めさせていただいた。本当にありがたいことで、上杉さんはじめ自由報道協会の皆さんに感謝しています。

 授与の場面→ http://ow.ly/8IZrq の49分ごろから
 上杉さんによる命名理由の説明→ http://ow.ly/8IZBs の5分30秒
 私の挨拶→ http://ow.ly/8IZBs の7分10秒ごろから

当日、挨拶の予定を聞いておらず、かつ、時間もなかったため、十分に謝意を伝えることができなかったことを悔やんでおり、このブログで改めて、お礼を述べたいと思います。

 私は、弁護士になって数年後から、「表現の自由」を侵害している日本独自の仕組みを改善し、「表現の自由」を保障する仕組みをいかに作り出すかということを課題としてきた。このブログもその活動の一環であり、また、このブログに書き続けることで、課題への気持ちをますます強くしてきた。

 ブログでは、選択の余地のない地域独占型電力会社が徴収した電気代で原発推進広告をテレビで流すということに触れたこともある。海外ではそれを防ぐための仕組みがあることについてもご紹介し、いずれは、訴訟を提起して、このような国民の意思を歪めるようなCMを流させないようにしたいと思っていた。

 偶然ですが、3・11の数日前、そのためのファイルを整理し、新たなファイルに綴じた。今年こそ、この訴訟を提起しよう、そう決意していた。

 そこに3・11が発生した。東電・政府からは市民がどう動いたらよいかに関する必要な情報がほとんど流されない。それなら、自分でそういう情報を少しでも引き出してやろう、木野龍逸さんとの二人三脚での「東電会見春の旅」はこうして始まった。

 東電会見の状況が改善されれば、私たちはすぐにでも、会見への出席を停止し、通常の生活にもどるつもりだったが、それはかなわず、私たちは、岩上安身さん主宰のサイト「IWJ」やニコ生で、東電会見が生中継されていることから、東電や政府がどのような答えに窮し、どのような回答をし、あるいは、回答をしないのか、ということを直接、数万人の視聴者に見てもらうことを願って、また、私たちの質問を通して、少し事故対応が改善されうるのではないかと願って、会見に出席し続けた。

 私は、本業弁護士としての一定の蓄えもあれば、会見のない時間帯に本業をして食っていくことはできるが、木野さんは、完全に収入の途を絶たれた状態での「旅」でした(その後、木野さんを支える会が発足され、寄付金をもとに木野さんの生活は確保されている)。

 そんな中、下痢が続くようになり、5月23日、悪性腫瘍の疑いがあることを知らされ、25日、手術や放射線治療ができない状態の胆のう末期癌であると説明された。余命は半年、うまく抗がん剤が効けば一年、効く確率は2〜3割…。

 1か月弱入院して癌の確定診断、抗がん剤の第1回投与を受けた後、退院。その頃、私は癌に立ち向かうための様々な治療について検討し、それを実践していました。そもそも、寝具さえまともなものがない部屋でしたから、そこに生活するための道具をそろえるには時間がかかります。同僚弁護士や仲間たちの支援でゆっくりと生活の基盤を固めていきました。
 
 落ち着いてしばらくすると、東電原発事故のことが気になった。久しぶりにインターネットで中継をみたところ、相変わらずのやりとり…。少しだけなら参加できるかもしれない…。こうして、再度会見に出席するようになり、また、会見のやりとりを記録しておく必要性を感じ、「検証 福島原発事故・記者会見―東電・政府は何を隠したのか」(岩波書店)を上梓した(現在3刷)。

さらに、今回の事故で、名目的に主権者とされる国民が主権者として必要な情報を得ることができていたのか、主権者としての意思が政策決定に十分に反映されてきたのか、改めて疑問をもったと思う。実は、ほかの国では、主権者が主権者として振舞うための制度が設置されている。それらを紹介するブックレット「『主権者』は誰か 原発事故から考える」を岩波書店から2月中に発行する予定だ。

 こうしたことが出来るのは先輩や仲間たちの支援があってこそだし、多くの方が著作を買ってくれていることも心強い。

 しかし、正直、何か、証がほしいと願っていた。私がこれまでしてきたことよって、これだけの進展があったという…。年末が近づき、私の体は、医師が宣告したとおり、弱っていった。腫瘍が大きくなり、食べ物がまともに食べられない、腹痛で寝られない…。
 
 上杉さんから、「日隅一雄賞」の申し出を受けたのはこの前後だった。自由報道協会が良質の報道を表彰する予定で、ついては、日隅一雄を大賞に冠したいという申し出だった。まさに、これは「証」だった。密室的な報道(異論もあるでしょうが、客観的にはそう批判されても仕方ない状況)をブレイクスルーしつつある「自由報道協会」が、既存メディアも含めた顕彰を行うことは、日本の情報流通が大きく変わることにつながる。これに私の名前を付してもらい、毎年、私のこと、そして、私が言いたかったことを思い出してもらえる。これこそ、「証」だ。

 上杉さんとは、日程も含め何度か連絡をした。そのやりとりのなかで、互いに何も言えなくなった瞬間があった。上杉さんの気持ち、私の受け止め、それを感じ取った上杉さんの気持ち、タクシーの中でなければ、私は…。
 
 結果的に、上杉さんが選択してくれた時期はまちがっていなかったように思う。ごく最近になって、下半身を中心にむくんできている。授与式を見た人から「ふっくらしたようだね。少しよくなった?」と聞かれた。実際には、浮腫みが上半身にまで来ているということだ。体重が2週間で2キロ減ったあと、2週間で5キロ増えた。浮腫みと腹水が貯まり始めた事実、すでに痛みに対し、麻薬系鎮痛剤を投与してい事実。主観的には、岩波ブックレットに並行して絵本をつくっているし、無制限10本勝負と命名した連続講演会もこれから続く。まだまだ生き抜くつもりだが、客観的には終末期が近づいていることは否定できない(この貴重な体験を独占するのも申し訳ないので(笑)、現在闘病日記もブログに掲載中)。

 しかし、冷酷な現実を前にしても希望を忘れてはならない。上杉さんたちは私に「証」という希望を与えてくれた。この希望を胸に、現実に立ち向かっていきたい。上杉さんをはじめとする運営委員会の皆さん、冠を快く認めてくれた自由報道協会の皆さん、そして私たちを支援している皆さん、本当にありがとうございました!

 今回、大賞をとった岩上安身さんの試みは極めて貴重だ。市民が直接報道に参加し、発信を支援する。このような試みは、閉鎖的な記者会見をこじ開けることにつながる。1%の人が独占していた情報が広く伝わるようになる。そして、これらの試みが全国で行われれば、中央の報道だけでなく地の報道も活性化されるはずだ。岩上さん、そして、岩上さんと共に情報の流通に貢献しているスタッフの皆さん、おめでとう!

(なお、今回、私の名前を冠にいただいたことから、各賞へのノミネートは辞退しました。木野さんもとばっちりを食った格好です。自由報道協会だけでなく、彼へも支援を!支援方法は、この下の方に書いてあります)
http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/f6c2c565ed309770f585e2182656d6b3


 

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コメント
 
01. 2012年1月30日 07:55:15 : miR0iUMCBY
>一部の行き詰まりを感じているリベラル層の「ガス抜き」になっている感さえある

その「行き詰まりを感じているリベラル層」とやらは愚かで
指導していかなければならない存在という腹の中ががアリアリなのよw

この独善性と慇懃無礼な上から目線が共産党員の限界

こんな奴らにリベラルと定義されるなら極右といわれたほうがマシw

我々はどうしようもない世界に住んでいる
それは原理主義で生きていける世界ではない
問題は、その加減
もちろん人それぞれだから、そこを話し合う

しかし検察やメディアがやりすぎではない
その裏にあるものも見えないなら、人間としてどうかと思う

何回も言うが受賞辞退当然だ。上杉は子供だ
しかし傍の人間が、鬼の首とったように「はしゃぐ」ことではない


02. 2012年1月30日 17:10:36 : FLGFysv5iw
◎120130 文化放送 夕やけ寺ちゃん活動中〖録画・IWJ:CH1〗

http://www.ustream.tv/recorded/20109078


03. 2012年1月30日 22:17:41 : FLGFysv5iw
◎2012.1.27(金)クロスオーナーシップ メディアが相互批判できない理由

●解説:神保哲生(ビデオジャーナリスト)

http://www.youtube.com/watch?v=6dQeb0WUdBc


04. 2012年2月02日 21:52:50 : NV2SFroFMk
 いや、この小泉某とやらの科白には大変に辟易した。
 十年も前のことだった。
 憲法判断が必要な時は、前文しか読む能力しか無かった。
 栗本慎一郎の経済学のレクチュアを理解不能だった。
 猥談しかしゃべれない、大脳旧皮質男。
 家庭さえも満足に守れぬくせに、国政を語る身の程知らず。
 ライオンナレッジの薄汚い狐の姿。
 ライオンハートだと?論点ずらしも程々にしてくれ!
 Z80Aに及ばない言語能力、曰く「感動した」、「米百俵」。
 こんな奴を総理にして、ろくに批判もできなかったマスコミが、
どの面下げて、今、自由報道協会を批判できるのか。

 小泉は、許さない。
 しかし、あの当時、小泉批判もできなかったくせに、今頃声をあげて
他者を批判するような、小賢しい輩を信じることは絶対できない。
 高田昌幸@北海道新聞よ、恥を知れ。
 いや、それは高望みに過ぎるのか・・・


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