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野田首相と谷垣総裁の“極秘会談”外部に漏れ報じられる理由 (週刊ポスト) 
http://www.asyura2.com/11/hihyo12/msg/752.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 3 月 12 日 16:23:53: igsppGRN/E9PQ
 

野田首相と谷垣総裁の“極秘会談”外部に漏れ報じられる理由
http://www.news-postseven.com/archives/20120312_94116.html
週刊ポスト 2012年3月23日号


 政治報道では「極秘会談」が「スクープ」されることがあるが、これは額面通り信じていいのか。東京新聞・中日新聞論説副主幹の長谷川幸洋氏はメディアと政治家の裏にある駆け引きを解説する。

 * * *

 野田佳彦首相と自民党の谷垣禎一総裁の極秘会談が報じられた。双方とも会談の事実を否定しているが、永田町で「会談はなかった」と信じる人はほとんどいない。民主党の小沢一郎元代表のコメントが象徴している。

「民主党の小沢一郎元代表は3日、テレビ東京の番組で、野田首相と谷垣氏の極秘会談について『2人にとってあまりいいことはない。何でこそこそ会うんだ。会っても大した結果は出ない』と述べ、強い不快感を示した」(読売新聞、3月4日付)

 そもそも極秘であるはずの会談が外に漏れてマスコミに報じられるのは、どういうわけか。そこには大体、2通りの思惑がある。一つは会談をマスコミに報じさせることで既成事実化し、政局の流れを作りたい。もう一つは逆に流れを壊したい場合だ。

 一般的に言えば、政治家同士の会合が当の本人の知らない間にマスコミに報じられる、というケースはめったにない。なんの話で会うのか。いつどこで。会合の事実をマスコミに書かせるかどうか。書かせるなら、どの社にどこまで書かせるか。カメラ撮影は認めるか。報道のタイミングはどうするか。ときには双方に都合がいい見出しまで、ぜんぶ事前に段取りと手配が決まっている。

 石原慎太郎東京都知事を軸にした先の新党騒ぎでもそうだったが、ときどき政治家同士の夜の密会シーンがテレビで報じられるだろう。ああいうのは、実は密会でもなんでもない。報じてもらいたい思惑をもつ政治家が事前に記者に連絡している。だいたい連絡もなく、星の数ほどある店の前でタイミングよく記者がカメラを構えていられるはずもないのだ。

 ついでに言えば、記者の側は決定的な局面で事前連絡がもらえないと、自分だけが外される「特オチ」になりかねないので、ひたすら政治家にゴマをするという関係になりがちだ。政治記者にとって政治家の「密会報道」はいつでも輝く勲章である。

 そういう事情だから、読者、視聴者の側は「こんな会談があったのか」と驚いてばかりいる必要はない。そこを一歩踏み込んで「こんな会談を表に出して、この政治家はいったい何を考えているのか」とニュースの裏側を考えてみたほうがいい。


 

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コメント
 
01. 2012年3月12日 17:06:38 : Mnxczxr6Dw
【政治】 カレル・ウォルフレン氏 「日本の大新聞は民主主義の敵。国民は本当に起きていることと違う情報を与えられている」
  

1 名前:影の大門軍団φ ★ 2012/03/12(月) 16:48:15.96 ID:???0

消費税増税をめぐって2月28日に行なわれた党首討論で谷垣禎一・自民党総裁は野田佳彦・首相に、
反増税を打ち出す小沢一郎・元民主党代表について小沢氏を切るなら増税賛成もと匂わせるなど、与野党間で「小沢切り」が進んでいる。

日本の現代政治や官僚制度の研究家として知られるアムステルダム大学教授のカレル・ヴァン・ウォルフレン氏は、
著書『誰が小沢一郎を殺すのか?』(角川書店刊)のなかで、検察、霞が関、メディアが一体となって
長年にわたって小沢氏を「人物破壊」し、世界的にも類を見ないやり方で1人の政治家の政治的抹殺を図ってきたと指摘した。

同氏は今の日本政治を改めてこう分析する。「与野党が国会で『小沢を切れ』と言い合う光景は世界的に見ても議会のあり方として尋常ではない。
まるで小沢氏が国家への反逆や国民の虐殺を行なった罪人であるかのような扱いです。

私は日本のマスコミの幹部にも友人が多いが、彼らも小沢氏が有罪か無罪かより、
司法が小沢氏を政治的活動に復帰させないようにできるかどうかに関心がある。

それはつまり、小沢氏に無罪判決が出て政治の一線に戻ってくれば、日本政治は大きく変わる可能性があるということの裏返しでもあるのです」

秘書のための寮を建てる土地を「契約した年に収支報告するか」「所有権移転した年に報告するか」というだけの問題で
2年間も司法に縛られ現在裁判中の小沢氏の本当の“罪”は、「官僚国家への反逆罪」だったのだ。

ウォルフレン氏が日本の現状を憂える。「国民に選択肢が与えられない政治状況というのは、国民の理性的な議論をなくしてしまう反民主的な動きです。
じことは戦前の大政翼賛会や55年体制と呼ばれた戦後の政治構造など、日本では昔からありました。

国民にとって不利なのは、国家権力を監視すべき大新聞まで、日本ではそうした政治状況を作る側に回り、
民主主義の敵になっている。そのため国民は本当に起きていることと違う情報を与えられています」

どんな微罪でも、証拠がなくても「小沢は有罪」、それどころか、「無罪でも有罪」という権力総動員の体制は恐ろしい。
既得権派は完全に“小沢はがん”と見定めているが、国民と国家にとっての本当のがんは、どちらなのか。


http://www.news-postseven.com/archives/20120312_94118.html

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02. 2012年3月12日 20:54:09 : Dl2ka4ofmE
久しぶりに拍手ができました。
この数日間は何だったんでしょう。

03. 2012年3月12日 23:14:43 : Yt5kutfclo
頼まれれば何でもやる職業についている人たちというのがいて、この人たちが仕事で嫌がらせや迷惑行為をやってます。
この人達は人に言えないような悪いことを色々とやっている可能性が非常に高いです。

自民党には絶対服従らしいので、何年も前から悪質な書き込みを行なっているのもおそらくはこの人達じゃないでしょうか。たぶん投票なんかも頼まれたらやってるんじゃないかな。


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