★阿修羅♪ > 自然災害17 > 358.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
震源域の連動で津波の高さ倍増も 東海・南海沖地震  巨大地震判定、米に2時間遅れ 気象庁は針振り切れ 80年前の地震計 
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/358.html
投稿者 sci 日時 2011 年 5 月 24 日 01:39:47: 6WQSToHgoAVCQ
 

http://www.asahi.com/special/10005/TKY201105220218.html?ref=recc
図:宝永地震と慶長地震の震源域につく拡大宝永地震と慶長地震の震源域につく

 東海・南海沖の巨大地震は、これまで想定されていなかった沖合の震源域も連動して地震が発生する可能性がありそうだ。東京大学地震研究所の古村孝志教授が22日、日本地球惑星科学連合大会で指摘した。あくまでも試算だが、津波は想定の2倍程度まで高くなる可能性もあるという。

 政府は、西日本の太平洋沖にある南海トラフ沿いでマグニチュード(M)8級の東海、東南海、南海地震の三つの地震を想定している。1707年の宝永地震はこれらが同時に動く「3連動」が起き、東海地方では高さ5〜6メートルの津波が押し寄せたとされる。

 南海トラフ沿いには、この三つの震源域の沖合に、もう一つ別の震源域が存在する可能性がある。1605年の「慶長地震」を起こしたとみられる。

 慶長地震の震源域も加えた四つの地震が連動したとして津波を試算すると、沖合で1.5〜2倍程度の規模の津波が発生、西日本の太平洋岸にこれまでの想定より大きな津波が到達する可能性が示された。

 東日本大震災では、想定されていた宮城県沖地震のさらに沖合の日本海溝付近で地下の変動が大きく、津波を大きくしたことがわかってきた。この解析を踏まえ、西日本の海溝型地震を見直してみたという。

 古村教授は「具体的な津波の高さについてはさらに研究が必要だが、東日本大震災を教訓にこれまで知らなかったような地震の発生も考えるべきだ」と話している。(松尾一郎)


 M8を超える巨大地震は、通常の方法では正しく規模を見積もれず、今回もM8.4だった。気象庁には、長い周期の地震波をとらえる特殊な地震計を使う別の方法で、約15分で自動計算するシステムがある。

 ところが、地震はあまりに巨大で、国内の特殊な地震計は、震源から遠い沖縄と小笠原諸島以外では振り切れ、自動解析がうまくいかなかった。海外の地震計の記録を使えば約40分で自動計算できるが、韓国でも振り切れ、使えるデータを選び直して、M8.8と出すのに時間がかかった。

 遅れを受け、気象庁は巨大地震の規模をつかむのに適した長い周期の地震波を観測でき、振り切れないタイプの地震計も使うことを検討している。

 津波予報や被害予測に欠かせない巨大地震の規模を素早く推定する方法は、2004年のスマトラ沖地震で課題になった。

 当時、約30分後にはM8.2、約20時間かかってM9と解析した米地質調査所は、従来法に加えて特殊な地震波を使う「Wフェーズ」と呼ばれる解析法も採用した。遠くの巨大地震なら約20分、近くなら約6分で規模を自動計算する。今回、約34分後に発表したM8.9は従来法だった。

 巨大地震の規模を素早く推定する別の解析法を開発したイタリア国立地球物理学火山学研究所は、今回の地震では約15分後にM8.8という結果を出したという。(瀬川茂子、松尾一郎)

 http://www.asahi.com/special/10005/TKY201105230464.html
東日本大震災を起こした地震で、気象庁がマグニチュード(M)が9近い地震と発表したのは発生から3時間近く過ぎていた。米地質調査所より約2時間遅い。巨大な規模に地震計が対応できなかったためで、気象庁は素早い解析を目指して別タイプの地震計導入の検討を始めた。

 地震は3月11日午後2時46分ごろ発生、気象庁は3分後にM7.9と発表、午後4時にM8.4に修正、M8.8に再修正したのは午後5時半だった。一方、米地質調査所は午後3時20分にM8.9と発表した。

 最終的にM9.0にしたのは気象庁が13日、米地質調査所は地震から6時間後に速報値、15日に確定値を発表した。Mが1違うと、地震のエネルギーは約30倍違う。


http://www.asahi.com/special/10005/TKY201105230183.html?ref=recc
80年前の地震計、「M9.0」捉えていた 東大地震研
写真:石本式加速度計。手前のドラムがまわり、加速度がすす紙に記録される拡大石本式加速度計。手前のドラムがまわり、加速度がすす紙に記録される

写真:3月11日の東日本大震災の地震(M9)の加速度(左の波、上下成分)=東大地震研拡大3月11日の東日本大震災の地震(M9)の加速度(左の波、上下成分)=東大地震研

写真:2009年8月11日の駿河湾の地震の加速度(上下成分)=東大地震研拡大2009年8月11日の駿河湾の地震の加速度(上下成分)=東大地震研

 東京都文京区の東京大地震研究所に設置された約80年前に開発されたアンティーク地震計が、東日本大震災を起こした地震(マグニチュード〈M〉9.0)の揺れを捉えていた。

 この地震計は、地震研の第2代所長の石本巳四雄(みしお)博士が1933年に原型を完成させた石本式加速度計。地震による上下の加速度を記録する。長年使われていなかったが、技術職員の渡辺篤志さんらが2008年に修復し教材として使っている。詳しい製造年はわかっていない。

 石油ランプのすすをつけた厚紙をまきつけたドラムを、20分間で1回転させながら、揺れを針で記録する。地震が起きると、針が表面のすすを削り取って揺れの強さが記録される。

 厚紙の記録を地震研の纐纈(こうけつ)一起教授と読み解いたところ、最大約100ガルの加速度が記録されていた。現在使われているデジタル式の加速度計の記録と一致した。

 石本式加速度計は、09年8月の駿河湾の地震(M6.5)も記録しており、その差は一目瞭然だった。

 纐纈教授は「私もこの加速度計が現役のころは知らないが、現在の機器と変わらずきちっと記録されている」と感慨深げだった。(松尾一郎)
 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
 重複コメントは全部削除と投稿禁止設定  ずるいアクセスアップ手法は全削除と投稿禁止設定 削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告」をお願いします。 最新投稿・コメント全文リスト
フォローアップ:

 

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 自然災害17掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。

     ▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 自然災害17掲示板

 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧