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「千年に一度の巨大地震の世紀」首都圏直下型や3連動型の可能性も(産経新聞)
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/494.html
投稿者 BRIAN ENO 日時 2011 年 8 月 03 日 14:14:11: tZW9Ar4r/Y2EU
 

東日本大震災規模とされる平安時代の貞観(じょうがん)地震(869年)や関東直下型地震、東海・東南海・南海地震の3連動とみられる仁和(にんな)地震など9世紀に起きた地震が、阪神大震災(平成7年)以降の地震の状況と酷似していることが、産業技術総合研究所の寒川(さんがわ)旭(あきら)・招聘(しょうへい)研究員(地震考古学)の分析でわかった。近い将来に首都圏直下型や3連動型地震が起きる可能性が高いとの見解を示し、「千年に一度の巨大地震の世紀になるかもしれない」と警鐘を鳴らす。

 寒川氏は、古代以降の文献史料とともに、各地の遺跡で発掘された地割れや液状化現象による噴砂などの地震痕跡を調査。9世紀前半に関東北部や東北などでマグニチュード(M)7前後の地震が相次いだ後、貞観地震が発生していることを確認した。

 貞観地震は当時の歴史書「日本三代実録」に、「海は猛(たけ)り吼(ほ)え、津波が怒濤(どとう)のように多賀城下に押し寄せ、千人がおぼれ死んだ」と記述。当時の海岸から約5キロ内陸の多賀城跡(宮城県多賀城市)周辺では道路が寸断された跡が見つかり、仙台市などでは津波で運ばれた堆積物もあった。

 878年には関東南部でM7以上の直下型地震が発生。887年の仁和地震では、日本三代実録に「都(京都)の建物は倒壊し、圧死する者多数。海岸には海潮(津波)が押し寄せ、無数の人がおぼれ死んだ。大阪湾岸も津波被害が甚大だった」と記録。東海から四国にかけて甚大な被害があったという。

 寒川氏の分析によると、最近数十年間に秋田などで死者100人以上を出した日本海中部地震(昭和58年、M7・7)や阪神大震災(M7・3)、新潟県中越沖地震(平成19年、M6・8)など各地でM7前後の地震があり、その後東日本大震災が発生した点が、平安時代の状況と共通していると指摘した。

 首都圏直下型地震や東海・東南海・南海地震について寒川氏は、いずれもフィリピン海プレートの影響下にあり関連が深く、過去の首都圏直下型や仁和地震に匹敵する3連動型地震が発生する可能性が高いとした。

 また、6月30日に長野県中部で起きた震度5強の地震は、千年あまり活動がなかった牛伏寺(ごふくじ)断層付近で発生。7月5日にも和歌山県北部で震度5強の地震があったことからも日本列島が活動期にあることが改めて浮き彫りになった。

 一方、古代以降、M8・2程度の元禄関東地震(1703年)や3連動型の宝永地震(1707年)があった「18世紀初め」、安政東海地震(1854年)や、高さ9メートルの津波が襲ったという翌日の安政南海地震、死者1万人といわれる安政江戸地震(1855年)が起きた「幕末」にも巨大地震が集中したが、三陸沖では東日本大震災に匹敵する地震はなかった。

 寒川氏は「東日本大震災では『想定外』という言葉がしばしば使われたが、文献史料には過去の巨大地震が詳しく記されており、決して想定外ではない」と話した。

 古村孝志・東大地震研究所教授(地震学)の話「これまで、江戸時代以前のデータは不確かさがあるということで防災対策などでもあまり注目されなかったが、今回を教訓に文献史料などを見直さないといけない。東日本大震災後の余震は以前より落ち着いてきたが、陸のプレート深部はまだ動いており、バランスをとるために再び大地震が発生する可能性が高く、対策が急がれる」

産経新聞 8月3日(水)3時15分配信


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110803-00000506-san-soci
 

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コメント
 
01. 2011年8月03日 20:10:56: EszHBBNJY2

どうなんだろうね。地震の余地だけはできないからな。
ただ、地殻が大きく動いているのは実感できる。そこは皆同じ思いだろう。
年内にもう一発大きな地震が日本のどこかで起きそうで怖い。


02. フシギ空間 2011年8月03日 20:40:20: OmtZW.QhVGmO2 : ShfEr8YtB6
>千年に一度の巨大地震の世紀
タイトルに違和感覚えないのか?産経新聞

03. 2011年8月05日 01:27:55: a06shwtFd2
100メートル超の超巨大津波を想定して、防災対策すること。

縄文時代には海の底であった名古屋市も、将来の東海地震での津波で再度海の底に戻ることも想定した方が良いのでは?

「千年に一度」を想定することもいい。

今まで発生したことがない超巨大地震も発生することを想定してもおかしくない。

縄文時代以前に海の底であった場所は、将来来る地震と津波で再度海の底になる可能性を考慮して、対策すること。


04. 2011年8月05日 05:03:31: yVSOCfK9oI
やはり阪神大震災の前に「USGS(アメリカ地質調査所)」やら同じくアメリカの掘削専門会社などの現地調査等が行われていて。彼らが動くと必ず後で大震災が起こるようだ。これは動かない事実なんだ。

     「GEQ(ジー・イー・キュー)」
    
      柴田哲孝著 角川出版社


    阪神大震災を「小説」仕立てで分析した名著。多くの事例は当時の
    本物のデータ・名称等を参考に書かれております。


 「USGS」は「ハイチ地震」の約3年以上前から現地の地質調査をやっていました。更に彼らは、断層が破壊する恐れがあるとハイチに伝えたことがわかっています。彼らの「チーム」が動くと必ず後で「地震」が起こるとされています。
 80年代以降の大地震はそれ以前の3倍の頻度で起こってるし、震源の深さが15キロメートル前後という大変に「浅い」地震が主流です!
 また地震が起こると後で「米国」に有利な軍事拠点が増えるという事実です。
 リチャード・コシミズ氏はその「講演会」や「ブログ」=YOUTUBE動画等で米国の人工地震テロを告発しています。是非、皆様も一度ご覧下さい。



[削除理由]:この投稿に対するコメントとしては場違い。別の投稿にコメントしてください。
05. 2011年8月05日 07:33:47: p9B89YgNYw
千年に一度の巨大地震なら復興国債も千年で償還すれば良いだろう、
売国財務省、野田は4ね!

06. 2011年8月05日 13:44:08: AoxBiTnhro

 くわばらくわばら。
 
 地球は太古の昔から、マイペース。

 これほどまでにハイリスクな自然のなかで日本があることを

 改めて気づかされる。

 過去の災害は、回復可能だったが、原発は、日本消滅もありうる。

 とんでもないもの作ってしまったことよ。


07. 2011年8月07日 20:33:42: 8pgL4Nusqw
>02さんに一票。

08. 2012年3月11日 21:37:05 : 5rkSBmy7Lc
千年に一度の確率がどのくらいかわかるー

この意味は、自然地震ではありえないという意味だよ

産経っていかれすぎてる。



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