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ネルソンに座礁したゴンドウクジラ18頭が、昨晩無事に海へと戻された。
TVNZ http://tvnz.co.nz/national-news/pilot-whales-strand-in-nelson-4677450
海洋ほ乳類医療を行うプロジェクト・ジョナの自然保護部門のスタッフと一般市民が、満潮となった朝9時にゴンドウクジラを海に帰した。
しかしながら、クジラたちが再び座礁することのないように、状況は注視される予定だ。
Project JonahのCEO、Kimberly Muncasterによると方向感覚を失ったクジラが再び座礁することは多く見られることだという。
「再び海に戻ったクジラは、まだ森の中を抜けたというわけでもありません。方向感覚を失った彼らの状況では、容易に再座礁が考えられますので、地域のプロジェクト・ジョナと地元の人々は、今後数日の間は状況に注意し、我々プロジェクト・ジョナのウェブサイトを通じて情報収集する必要があります。」
座礁し海に帰った一匹のゴンドウクジラが再座礁した後に昨晩起こった、70頭ものゴンドウクジラの座礁。救援の努力にもかかわらず、そのうちの7頭が死亡した。
近隣住民は、来週までのあいだ、海岸沿いや湾岸を定期的にチェックすることで、この状況の改善に貢献することができる。海に戻ったクジラも、彼らの群れの残りのものも、まだ湾内にいるかもしれず、再び浜に乗り上げる可能性がある。もし、浜に座礁しているクジラを見つけたら、できる限り早く自然保護部門へ連絡しよう。彼らが生き残れる可能性がより大きくなるために。
《地震とクジラの座礁について》
クジラが打ち上げられるのは地震の前兆かもしれないということは、以前からネット上で話題になっていました。2011年2月22日のニュージーランドの南島中央部クライストチャーチ近郊で発生したM6.3の地震の前の2月20日に、ニュージーランド南島の南西沖にあるスチュアート島でゴンドウクジラ107頭が座礁してニュースになった。
そして、日本でも3月11日（東日本大震災）の１週間前（3月4日深夜）に、茨城県鹿嶋市の下津海岸でカズハゴンドウクジラが約５０頭も打ち上げらた。
もちろんクジラが打ち上げられたからと言って、必ず地震が発生するわけではありません。しかし、先月12月23日にニュージーランド・クライストチャーチではM5.8の地震が発生したりしていました。
先月、深海魚の「リュウグウノツカイ」が打ち上げられたことが報じられて話題になりました。他にも1月2日に、神奈川県小田原市の海岸で、体長６メートルを超すザトウクジラが打ち上げられているのが見つかった。
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