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カダフィ―大佐の殺害写真が流出!尋常じゃないと話題に  その他記事
http://www.asyura2.com/11/kokusai6/msg/158.html
投稿者 taked4700 日時 2011 年 10 月 21 日 07:17:45: 9XFNe/BiX575U
 

http://www.yukawanet.com/archives/3984408.html

カダフィ―大佐の殺害写真が流出!尋常じゃないと話題に

リビアの元最高指導者たカダフィ大佐が拘束され、殺害されたことを中東のメディア『アルジャジーラ』が伝えた。と同時にカダフィ大佐の殺害前の写真がネット上に流出した。写真はデジカメのようなもので撮影され、全身血まみれになった男性が撮影されていたが、この男性がカダフィ大佐であるかどうかの確認は取れていないが、いずれにせよカダフィ大佐は殺害されたとのことだ。

一部メディアの報道によると、カダフィ―大佐は拘束され、のちに殺害されたという。ネットに出回っている写真は全身血まみれで、銃殺等による殺害ではなく、ある程度暴行を受けたような跡も見受けられ、殺害前に何度か殴られた可能性がある。

また、YouTubeにはカダフィ―大佐を集団でリンチする動画も出回っており、国民が彼に対する怒りの凄まじさを再認識させられた。

ネットではこの写真や動画を見て『エグすぎる』『生皮でも剥がされたのか?』『死に顔もボスっぽくていいな』『影武者なんだろ』などと言うコメントも残され、むごい殺害方法に賛否両論だ。むろん今までの政治体制が以下にむごかったかの裏がえしでもあるが、ネット上に殺害写真があっという間に広まってしまうと言う現実に我々は目を向けるべきだろうか、それとも目をそむけるべきだろうか。

リビアの政権と共に、重大な選択を迫られているのかもしれない。

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http://sankei.jp.msn.com/world/news/111021/mds11102101270003-n1.htm

生け捕り後殺害、靴で遺体叩き勝利祝う
2011.10.21 01:24

20日、リビア中部シルトで、カダフィ大佐が潜んでいたという下水管を指さす反カダフィ派の兵士(写真は一部、画像処理しています)(ロイター)

 【カイロ=大内清】カダフィ大佐を生け捕りにした後、殺害した−。リビアの反カダフィ派代表組織「国民評議会」のダゲイリー国防相は20日、記者会見でこう明かした。国際刑事裁判所から逮捕状も出ている大佐については、政権による人権侵害やデモ弾圧の実態解明のためにも司法の裁きを望む声が強かったが、反カダフィ派兵士らの「憎悪」を押しとどめることはできなかったようだ。

 現地での報道や同派部隊兵士らの証言を総合すると、大佐はシルト市内にある、下水道のようなトンネル内に一部の側近とともに潜伏していた。

 部隊は20日、銃撃戦で大佐の警護兵を殺害し、血を流しながらも生きた状態で横たわる大佐本人を発見、一部兵士が額や胸部に銃弾を撃ち込んだ。大佐は、金製の拳銃を所持していたという。

 部隊は身柄を救急車に運び込み蘇生を試みたものの、大佐は死亡。兵士らは、イスラム世界では最大級の侮辱を表す靴底で大佐の遺体をたたくなどして勝利を祝った。トンネルには、「ネズミのカダフィの場所」と落書きされ、遺体は空路、部隊の拠点の北西部ミスラタに運ばれた。

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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111021/t10013409931000.html

カダフィ大佐と息子殺害と発表
10月21日 4時41分

リビアで新たな国づくりを担う国民評議会は、カダフィ大佐とその息子を大佐の出身地のシルトで殺害したと発表し、首都トリポリでは、大勢の市民が8か月に及ぶ内戦状態に終止符が打たれる見通しとなったことに喜びの声を上げています。

リビアの国民評議会は、20日、カダフィ大佐を支持する部隊が最後まで抵抗を続けていた中部のシルトで、カダフィ大佐と大佐の四男のムタシム氏の2人を殺害したと発表しました。カダフィ大佐は、ことし8月に国民評議会が首都トリポリを制圧したあと行方をくらまし、衛星テレビなどを通じて支持者に徹底抗戦を呼びかけていましたが、出身地のシルトの近郊に潜伏しているのではないかとみられていました。国民評議会の高官は、早ければ金曜日にも大佐の遺体を埋葬する予定だとしています。また、国民評議会のアブドルジャリル議長は、22日に記者会見を開いて「リビア全土の解放」を宣言する見通しです。首都トリポリの広場などでは、20日の夜になっても大勢の市民が集まっていて、歌を歌うなどして、8か月にわたる内戦状態に終止符が打たれる見通しとなった喜びを分かち合っていました。ただ、国民評議会内部の意見の対立からリビアの暫定政権の発足は遅れており、民主的な国づくりに向けては課題が山積しています。

ロイター通信などによりますと、カダフィ大佐は、出身地の中部シルトで第2地区と呼ばれる地域にある建物に仲間とともに立てこもって、国民評議会の部隊に対する抵抗を続けてきました。しかし20日午前8時半ごろ、車で西に向かって逃走を試みたところ、フランス軍の航空機による空爆を受けたということです。その後、カダフィ大佐は車を捨てて逃げましたが、正午ごろ、直径が1メートルほどの排水管の中に隠れていたところを国民評議会の兵士に発見され、拘束されました。兵士によりますと、配水管から引き出されたとき、カダフィ大佐は「なんだなんだ、どうなっているんだ」と口走っていたということです。また、カダフィ大佐は黄金色の銃などを持っており、拘束の前後の銃撃戦によって負傷していたということです。中東の衛星テレビ局、アルジャジーラが放送した映像では、カダフィ大佐とみられる男が四輪駆動車のボンネットの上で自動小銃などを持った国民評議会側の兵士に押さえつけられたあと、取り囲まれながら連行されていく様子が映されています。この映像で、カダフィ大佐とみられる男は一瞬カメラの方向にも顔を向けていますが、顔や服には血がついており、負傷により衰弱した様子を見せています。国民評議会のジブリール氏によりますと、カダフィ大佐は救急車に乗せられて病院に到着する数分前に死亡したということで、救急車に同乗していたという医師によりますと、頭と胸に受けた2発の銃弾が致命傷になったとみられるということです。カダフィ大佐の遺体は、シルトから西部のミスラータに向けて運ばれたとみられ、国民評議会の高官によりますと、DNA鑑定で大佐本人に間違いないか最終的な確認を急いでいるということです。
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http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011102100097

カダフィ大佐、銃撃戦で死亡か=生存時の新たな映像−リビア

 【カイロ時事】中東の衛星テレビ局アルジャジーラなどのメディアは20日、死亡したリビアの元最高指導者カダフィ大佐が反カダフィ派連合体「国民評議会」の武装要員に拘束された際、生存していたことを示す映像を放映した。国民評議会幹部は、銃撃戦に巻き込まれて死亡したと語ったが、死亡時の状況をめぐっては情報が錯綜(さくそう)しており、死に至った経緯には謎が多い。
 ロイター通信によると、中部シルトで20日朝、カダフィ大佐が乗っていたとみられる車列が北大西洋条約機構(NATO)軍機の空爆を受け、大佐は銃を手に、高速道路下の排水管に逃げ込んだもようだ。
 反カダフィ派の一人は「カダフィ大佐は拘束された時に足と背中を撃たれて負傷していた」と証言した。映像では、自動車のボンネットの前に立つカダフィ大佐は生存しており、髪をつかまれて地面に引き倒された。反カダフィ派は手に拳銃を持っており、「彼を生かしておけ」との叫び声も聞こえた。
 一方、AFP通信によると、首都トリポリで記者会見した国民評議会のジブリル暫定首相は、「発見時に(カダフィ大佐は)銃を持ち、元気だった」と語った。排水管の中で発見された後、四輪駆動車に乗せられて移送中、反カダフィ派とカダフィ派の銃撃戦になり、カダフィ大佐は頭を撃たれて死亡したという。(2011/10/21-07:01)  

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コメント
 
01. 仁王像 2011年10月21日 20:17:51: jdZgmZ21Prm8E : zqw7Lv8Ckk
 アメリカの軍門に下ってから敵役となってきたカダフィ、その最後にふさわしい死に顔だった。本来は反体制派との華々しい銃撃戦のなかで壮絶な死を遂げるべきだった。ドカンから引きずり出された後、命乞いしたのが事実だとすればブザマだ。

・カダフィはリビアの地で「殉死?」するのがこの男の美学に適うのではないか
 http://www.asyura2.com/10/kokusai5/msg/851.html
 投稿者 仁王像 日時 2011 年 8 月 22 日 20:29:28: jdZgmZ21Prm8E


02. 2011年10月22日 01:06:48: fgKdYi5Js6
【閲覧注意動画2】カダフィ軍の空爆によって殺された7歳の子供の映像【リビア情勢】
http://hibi-zakkan.sblo.jp/article/45993359.html

トリポリや近郊の町では25日、イスラム教の金曜礼拝後に大規模な反体制デモが発生、デモ隊は各地からトリポリ中心部を目指したが、カダフィ氏に忠誠を誓う外国人傭兵(ようへい)部隊などから銃撃を受け多数が死傷したもようだ。

どっちがひでぇかな


03. 2011年10月22日 01:48:29: BiVE5w6GeA
下水道のようなトンネル内に一部の側近とともに潜伏していた。
とは、イラクのフセインと同じ状況ではないか?
疑問だらけのカダフイーの死は白人に富をもたらしたことに間違いはない。

04. 2011年10月23日 07:48:06: yjS0mNNoLE
首領が私欲、差別に走れば必ず虐げられる人が生じ、それは積年の恨みとなり首領に返る。
きっかけが外的なものであろうと、真に善政を行なっていたなら、きっかけはきっかけになり得ず。
結果的に彼がこのような形で絶命したのは、悪政による反動と言う他ならず擁護する余地はない。
しかし、この圧政者の末路を見て、人間とは意思を持ちながらもなんと空しい動物か、
所詮ヒトも動物も同じ、血の流れない時間や場所など未来永劫地球上に存在しないと思い知らされた。
つまり、後味悪いと言いたかった。

05. taked4700 2011年10月23日 15:31:47: 9XFNe/BiX575U : QyC3shODcQ
>>04

>首領が私欲、差別に走れば必ず虐げられる人が生じ、それは積年の恨みとなり首領に返る。

 そういった面が全くなかったかと言えば多少はあっただろうと言うしかありませんが、公平に見た場合、かなり実態は違うと思います。

 カダフィがクーデターをやる前は、欧米資本はリビアの石油の富の大部分をさらっていくことが出来ました。ですから、カダフィがやったクーデター以降は様々な形でカダフィを追い落とす工作がされていったのです。その多くはリビア国内へ反カダフィ運動をする人物を潜入させる、リビア国外でカダフィの仕業に見せかけてテロを起こさせるなどでした。こういった工作に対処するためにカダフィは独裁を敷くしかなかった面があります。また当然のことながら秘密警察組織を立ち上げ、欧米資本から送り込まれた工作員に対する取り締まりをせざるを得ませんでした。

 そして、カダフィも人の子、家族を持ち、子供が生まれ、彼らはリビアの本当の危機を体験することなくイギリスなどで教育をうけます。そして、多分、カダフィが次男であるサイフ・アル=イスラームの進言もあって、アメリカとの妥協の道をたどったはずです。
 結果的にこれが今回のような結末を導くきっかけになりました。


06. 2011年10月23日 22:02:20: KPqyX8eyoE

リビアだけがなぜ空爆を受けるのか。

この疑問を解き明かしていくことで、海外の大手メディアが「中東の春」と持ち上げる一連の政変劇の本当の姿が見えてくる。

 チュニジアやエジプトでの革命の影響を受け、2011年2月後半、リビアでもカダフィによって抑圧されてきた東部地域のベンガジなどの人々が決起。首都トリポリにいるカダフィの政府を転覆しようと西部に進軍を開始し、内戦が始まった。

 ところが、3月初旬にはカダフィの政府軍が優勢となり、3月17日には政府軍が反政府派の最大拠点であるベンガジの近郊に接近。反政府派は、東のエジプト国境に向けて敗走しそうだとも伝えられるようになった。

 すると翌日の2011年3月18日、国連の安全保障理事会はリビア上空に飛行禁止区域を設定。リビア軍機が反政府勢力を空爆することを禁止した。この決定を受けて、19日にはフランスが戦闘機でリビア軍の車両や施設を空爆し、英米もリビア軍の地対空砲基地などに向けて海上から巡航ミサイルを発射。北アフリカの地で戦端が開かれた。

 この戦いは国連安保理の決議を経ているため、名目上「国際社会」とリビアとの戦争となる。だが、安保理決議を棄権したロシアや中国、インド、ブラジルというBRICs4カ国とドイツなどは戦争に参加しないことを表明しており、事実上、フランス、イギリス、イタリア、アメリカ対リビアの戦争といっていい。

 しかし、ひとつ疑問が残るのは、当初、リビアへの軍事制裁に及び腰だったアメリカが急に態度を変えたことだ。財政難からくる軍事費の縮小と、アフガニスタンやイラクへの過剰派兵によって、アメリカはリビア派兵につながりかねない軍事制裁に消極的だった。国連安保理の場において、フランス、イギリスが飛行禁止区域の設定に積極的だったのとは対照的に、ゲーツ国防長官(当時)は「飛行禁止区域を設定することはリビアとの戦争を意味し、利口な人間がすることではない」とまで言っていたのだ。

 ところが、カダフィの政府軍が東部ベンガジを奪い返す勢いを見せた途端、「市民を守る」というお題目を持ち出して方針を変更。フランス、イギリスと歩調を合わせ、リビア沖にいる駆逐艦や潜水艦から110発以上の巡航ミサイルを撃ち、リビア西部に設定した20カ所の目標を攻撃した。

 そこに世界でも指折りの高品質で採掘しやすい油田と天然ガス資源がある一方、カダフィは金本位制の新しい通貨を作ろうと計画していたからだ。もしこの計画が実行されていたら、金(ゴールド)の現物不足に陥っているフランス、イギリス、イタリア、アメリカはリビアの資源の取引相手から排除されてしまう。その狙いを頓挫させるために、反政府勢力の蜂起という形を取らせたのだ。

 リビア国内で進行している出来事は、一見エジプトやチュニジアでのものと同質に見えるかもしれない。エジプトもチュニジアも独裁政権だったが、リビアもカダフィによる42年間の独裁が続いていた。人口が急増し、若年層が国民の大半を占めている点も共通しており、食糧価格の高騰や失業に対する不平等感が国民の間で高まっていたのも同じだ。

 だが、リビアの状況は重要な点で、エジプトやチュニジアと大きく異なる。

 そのひとつは、エジプトやチュニジアでは政権が転覆されても国家が分裂する恐れはなかった。それに対し、リビアには首都トリポリを中心とする西部地域と第2の都市ベンガジを中心とする東部地域の間に強い部族間の対立がある。強権で対立を抑え、統合してきたカダフィがいなくなれば東西対立は決定的になり、国家を二分した内戦に陥る可能性は高い。

 空爆を開始した欧米各国の狙いは、まさにそこにある。

 内戦状態を保ったまま石油資源の豊富な東部を分離独立させ、実行支配すること。こうした手法はこれまでに何度も実行されてきた。

 すぐに思い出されるのは、アメリカが主導しEUの協力で実現した2008年のコソボの分離独立だ。民族対立を煽って発生させた1999年のコソボ紛争後、旧ユーゴスラビア解体の最終章として、信教の自由がある民主的な多民族国家となり、再出発するコソボをアメリカが後押しした形になっている。

 だが、ユーゴスラビア解体によって強引に引き直された国境線は、奇妙な形をしている。とくにコソボは、周辺をセルビア、モンテネグロ、アルバニアなどに囲まれ、ポツンと孤立しているかのようだ。

 そして、現在もコソボ独立に反対しているセルビアを抑え込んでいるのが、空爆で破壊し尽くされたコソボで唯一の巨大建設といってもいいアメリカ軍基地、キャンプ・ボンドスチールだ。アメリカ軍にとってヨーロッパ最大規模を誇るこの基地は、チェイニーやラムズフェルドといった軍産複合体の代理人たちが堂々と政権の中枢を占めていたブッシュジュニア時代に作られた。

 当時の目的は、民族浄化の危機にあるとされたコソボ系アルバニア人を救うためのセルビア空爆の拠点というものだった。だが実際には、アルバニア人救援という理由は空爆を行った後に付けられたという経緯がある。

 当時から、基地の規模が大きすぎることが指摘されていた。そして基地の建設を請け負ったのは、チェイニーのハリバートン社の子会社であるケロッグ・ブラウン&ルート社。つまり、基地の建設は空爆のためではなく軍産複合体の需要を生み出すためであり、紛争後の支配を視野に入れたものだった。

 なぜなら、コソボにもまた、潤沢な地下資源が眠っていたからだ。その地中には20年間にわたってアメリカ全体の消費を賄うことができる170億トンの石炭が埋蔵されており、その他にも銀、アンチモン、鉄、ボーキサイト、クロムなどが産出される。

 これだけの利権があるからこそ、ロシアや中国の反対を押し切り、隣国セルビアやモンテネグロの軍事力で黙らせたのだ。

リビアの石油埋蔵量の80%は東リビアのシルテ盆地に存在すると考えられている。現在、その地域を支配しているのはフランス、イギリス、アメリカが支援する反カダフィ勢力だ。リビアのGDPの70%が石油から生み出されていることを考えると、東部と西部の分割を成功させれば、トリポリを基盤とするカダフィ政権が貧しくなることは自明だ。

 空爆開始後、リビア情勢を伝える欧米マスコミは、今にも反政府派がカダフィの拠点である西部の首都トリポリを陥落させ、リビアの政権転覆を成就させるだろうと伝えた。だが、実際にトリポリを取材した記者たちは、市内は親カダフィの自警団によって平穏が保たれ、価格は高騰しているものの商店は開いており、変わらぬ市民生活をリポートしている。

 今にもトリポリが陥落し、カダフィが殺害され、リビアが反政府派によって「解放」されるのではないかというイメージは、政治的意図を含んだ希望的観測だ。たしかに、カダフィが独裁者であることは間違いないが、トリポリを含む西部の部族は、カダフィ失脚によって、自分たちが享受してきた石油収入を東部に奪われることを理解している。

 カダフィが革命を起こす前のリビアは、東部地域と西部地域が別々の主権を持っていた部族社会だった。西部にもカダフィを見限った部族があるようだが、まだまだカダフィ支持は根強い。事はそう期待通りには進まないだろう。

 そして、フランス、イギリス、アメリカのうち、アメリカはどうもカダフィの死を望んでいないようだ。現在、空爆に積極的なのはフランスで、アメリカはそこから一定の距離を置いている。その背景には、すぐにカダフィを倒してしまうのではなく内戦状態を保ち、資源の乏しい西部を切り離して分離支配を行う方が効率的だという考えがある。

 また、リビアの混乱は中国への圧力という意味でも役立っている。中国にとって、リビアはアルジェリア、ナイジェリアと並んでエネルギー供給面で重要な国だった。今年に入るまで、中国は50件の大規模プロジェクトをリビアで進めていたが、内戦状態になったことですべてが停止に追い込まれている。約3万人の中国人労働者がリビアから避難し、すでに中国企業は数億元の損失を被っているという。

 さらに、アメリカがリビアを狙う3つ目の理由は、リビアとシリアが地中海沿岸国でアメリカの影響力が及ばないふたつの国である、ということだ。CIAが仕掛けた情報ネットワークによる工作は成功し、シリアでも混乱が生じている。もし、アメリカがシリアのアサド政府を転覆することに成功したら、ロシアはシリアのタルトゥス港という地中海基地を失うことになるのだ。

 つまり、リビアでの戦いは意図的に引き延ばされ、空爆だけでは終わらないだろう。なぜなら、一連の混乱の根本にあるのは民衆の自主的な行動ではなく、大規模な投機マネーと金(ゴールド)を巡る争いだからだ。戦争は泥沼の地上戦へ発展する可能性も高い。潤うのは軍産複合体と、ドル石油体制を維持したいと考える闇の権力者たちだけだ。

 リビアへの攻撃は別の形でも行われている。狙われているのは石油や天然ガスだけではないのだ。ドル石油体制を維持したい闇の権力者たちの勢力は、金融危機後、猛烈な資金難に苦しんでいる。

 そこで彼らが狙いを定めたのは、リビア政府が外国で動かしていた政府系ファンドの資金だ。リビア投資庁(LIA)は、総額で約700億ドルにもなるファンドを扱っている。その額は、サウジアラビアやクウェートに比べれば少ないが、成長度は段違いだった。LIAは2006年に設立されたばかりにもかかわらず、北アフリカ、アジア、ヨーロッパ、南アメリカで100を超える企業への投資を行ってきたのだ。

 急成長のきっかけとなったのは、アメリカが「ならず者国家」のブラックリストからリビアを外したこと。欧米からの封鎖が解かれ、巨大石油企業がリビアに回帰すると、リビアは毎年300億ドルの貿易黒字を維持することができた。

 そして、この潤沢な資金のほとんどがLIAを通じて外国への投資に回され、リビアは国際舞台で急速に力をつけていった。

 しかしながら、この政府系ファンドのマネージメントは、閣僚や高官たちの手の中で新しい権力メカニズムと腐敗を生み出し、カダフィ自身のコントロールを逃れる部分もあった。これは2009年に、カダフィが300億ドルの石油収入は「直接リビア人民の下へ」と提案した際に事実であることが確認された。これはリビア政府内のほころびを悪化させた。

 空爆前まで良好な関係を築いていていたイタリアはリビアの主要な投資先となっており、ウニクレーディト銀行の株の7.5%をLIAと中央銀行が保有。繊維会社であるOlceseの株の22%、自動車会社フィアットの株の2%など、主要産業の多くにLIAが食い込んでいた。また、変わったところでは名門サッカーチーム、ユヴェントス・フットボール・クラブの株7.5%もLIAのものだった(経済的にというよりかは(総計54億ドル)政治的に重要な意味を持っている)。

 その他、イギリスの大手メディア、ピアソンの株やフランスの映画会社など、その投資先は多岐に渡っている。

 資金難に喘ぐ闇の権力者たちは、このファンドに注目。エネルギー資源を手にするため、リビアに対する軍事的攻撃を実行しながら、彼らは政府系ファンドの資金を奪った。その事実は、日本の財務省のウェイブサイトでも確認することができる。カダフィの資金源になるという理由から、以下の5つの組織及び7人の個人が財務省の経済制裁の対象となった。

http://www.mof.go.jp/international_policy/gaitame_kawase/gaitame/economic_sanctions/libya_kankeisha_230323.htm

○追加指定されるリビアのカダフィ革命指導者及びその関係者

【団体】
1. リビア中央銀行(Central Bank of Libya)
ムアンマル・カダフィ及びその家族の支配下にあり、体制の潜在的資金源。

2. リビア投資庁(Libyan Investment Authority)
別名:リビア・アラブ外国投資公社(Libyan Arab Foreign Investment Company(LAFICO))
所在地:1 Fateh Tower Office, No99 22nd Floor, Borgaida Street, Tripoli, Libya, 1103
ムアンマル・カダフィ及びその家族の支配下にあり、体制の潜在的資金源。

3. リビア外国銀行(Libyan Foreign Bank)
ムアンマル・カダフィ及びその家族の支配下にあり、体制の潜在的資金源。

4.リビア・アフリカ投資ポートフォリオ(Libyan Africa Investment Portfolio)
所在地:Jamahiriya Street, LAP Building, PO Box 91330, Tripoli, Libya
ムアンマル・カダフィ及びその家族の支配下にあり、体制の潜在的資金源。

5.リビア国営石油公社(Libyan National Oil Corporation)
所在地:Bashir Saadwi Street, Tripoli, Libya
ムアンマル・カダフィ及びその家族の支配下にあり、体制の潜在的資金源。

【個人】
1.ドルダ、アブゼイド・オマル(Dorda, Abu Zayd Umar)
称号:対外治安庁長官(Director, External Security Organisation)

2.ジャービル、アブバクル・ユーニス少将(Jabir, Major General Abu Bakr Yunis)
称号:国防相(Defence Minister)
肩書:少将
生年月日:1952年
出生地:ジャロ、リビア

3.マトーク、マトーク・ムハンマド(Matuq, Matuq Mohammed)
称号:建設相(Secretary for Utilities)
生年月日:1956年
出生地:ホムス

4.カダフィ、ムハンマド・ムアンマル(Qadhafi, Mohammed Muammar)
生年月日:1970年
出生地:トリポリ、リビア
ムアンマル・カダフィの息子。体制との関係が緊密。

5.カダフィ、サーディ(Qadhafi, Saadi)
生年月日:1973年5月25日
出生地:トリポリ、リビア
特殊部隊司令官(Commander Special Forces)。ムアンマル・カダフィの息子。体制との関係が緊密。示威運動家の弾圧に関与した軍部隊の指揮官。

6.カダフィ、セイフ・アルアラブ(Qadhafi, Saif al-Arab)
生年月日:1982年
出生地:トリポリ、リビア
ムアンマル・カダフィの息子。体制との関係が緊密。

7.アル・サヌーシ、アブドラ大佐(Al-Senussi, Colonel Abdullah)
称号:軍部諜報部長(Director Military Intelligence)
肩書:大佐
生年月日:1949年
出生地:スーダン

 アメリカとヨーロッパの支配層はこのファンドに注目した。リビアのエネルギー資源を手にする為リビアに対する軍事的攻撃を実行する前に、彼らはリビアの政府系ファンドの資金を奪ったのだ。この作戦を容易にさせたのは、リビア投資局の責任者であるモハメド・ラヤス自身だ:ウィキリークスの暴露するところでは1月20日、ラヤスは在リビア・アメリカ大使にLIAがアメリカの銀行に320億ドルを預金していると連絡した。五週間後の2月28日、アメリカ財務省はこの口座を「凍結」したのだ。公式の発表では、「アメリカで封鎖されたもので最大の額になる」というこの資金は「将来のリビア」の委託を受けて保有していると発表された。しかし、実際にはこの資金は負債がどんどん積み重なっているアメリカ経済に対する注入資金として利用されるだろう。数日後にはリビア人の資金450億ドルをEUが「凍結」した。

 リビアの政府系ファンドに対する攻撃は、中国のみならずアフリカに特別に強い衝撃を与えることだろう。リビア・アラブ・アフリカ投資会社は、アフリカ大陸の25カ国に投資をしている。その内の22カ国はサハラ以南のアフリカ諸国で、次の5年間で投資を更に拡大する計画だった。

 鉱業、製造業、観光業、情報通信業など、投資の対象はいずれも各国の成長の根幹をなす事業だ。なかでもリビアによる投資によって誕生したアフリカで最初の通信衛星「Rascom(アフリカ衛星通信機構)」は、資本主義最後のフロンティアと呼ばれるアフリカにとって決定的な意味を持つものであった。この通信衛星は2010年8月に軌道に乗ったもので、これによりアフリカ諸国がアメリカとヨーロッパの衛星から独立することになり、数億ドルもの資金を毎年セーブできるようになった。

 また、カダフィは、リビアからエジプト、チャド、スーダンに連なる巨大な地下化石水脈を飲料水と灌漑用に汲み揚げ、配水する巨大人口河川を建設する野心的なプロジェクトを進めてきた。化石水とは、氷河期時代の氷解水がヌビアン砂漠の多孔質層に残存して地下水として滞留したもので、石油探査掘削と同時に発見されたものである。リビア政府の資料によると、リビア国内には地下600メートルの地点に淡水貯水層が5カ所あり、水量は約1万〜1万2000立方キロに達する。現在の需要で計算すると、化石水の埋蔵量は4625年分に達するという。リビア以外でも地下水の汲み上げを行っているが大々的に行っているのはリビアのみである。

 リビア政府は、水を無駄にしないために新しい細流灌漑技術を採用している。配水量の70%以上が補助金の交付される農業分野で利用され、残りが飲料水に向けられる。工業用水としては利用されないという。リビア政府は農業向け配水に多額の補助を行っている。農民の負担は1立方メートルにつき62セントに過ぎず、 一般市民が支払う金額のほぼ半分となっている。

 その大事業がようやく完成間近に迫っている。プロジェクトには26年を費やした。総事業費は195億8000万ドルと言われる。リビア政府はこの灌漑プロジェクトによって砂漠で16万ヘクタールの農地開発を計画している。

 中東・北アフリカでは砂漠を耕作地に変える努力が続けられているが、飲料水問題の影に隠れてしまっている。そのなかでリビアは、化石水の利用で砂漠を耕作地に変える大灌漑プロジェクトを進めてきた。現在、地勢を変える程の勢いで緑化が実現している。河川、湖もない年間平均降雨量さえ254ミリしかない国の砂漠大地の真只中に、緑豊かな果樹園が延々と広がっている。そこではぶどう、アーモンド、洋梨が開花し果実をつけている。カダフィが野心的に進めてきた大灌漑事業の成果である。

 リビアは極度に乾燥し真水の水源が少なく、年間を通じて水を湛えている河川や水流もない。国の最大の試みは、水不足に対処するため大規模な灌漑計画や大人工河川(GMMR)計画が進められていることだ。 実際、リビア南部の砂漠地帯の幹線を走ると、オアシス地帯の緑のベルト地帯が切れ目なく続き、砂漠でありながら、水の豊富さを感じる。 巨大なスプリンクラーシステムを使った大規模な砂漠式農業も必見だろう。 石油やガス資源だけでなく、サハラ砂漠の地下に眠る豊富な滞留水を最も有効に活用している別のリビアが見えてくる。

 この河川土木事業にカダフィのリビアは巨大な国費をつぎ込んできました。この計画によってリビアの砂漠が緑化され、国として食糧の安価な自給が可能になることについては多大の支持者が存在する。石油産出からの収入をこのような形で有効に使っている国家は珍しいと言わねばならない。中近東やアフリカの石油産出国では多数の大金持ちが生まれるのが通例であるが、フォーブスの世界長者番付に一人のリビア人の名もないようである。寿命・教育・生活水準などに基づいて国ごとの発展の度合いを示すHDI(人間開発指数)というのがあるが、2011年度試算ではリビアはアフリカ大陸で第一位を占めている。また、幼児死亡率は最低、平均寿命は最高、食品の値段はおそらく最低である。教育費や医療費は、ほぼキューバ並みの低さに保たれているようである。

 いわゆるグローバリゼーションを推し進めて利潤の最大化を目指す国際企業群の常套手段は、まず給水機構を私有化し、安価な食糧を運び込んでローカルな食糧生産を破壊し、土地を買収し、現地で奴隷的低賃金労働者を調達し、そこで輸出向きの食糧生産を始めることである。アフリカ大陸の随所に見られるトレンドである。ところが、リビアでは石油で儲けた金を治水事業に注ぎ、砂漠を緑化し、自国内で安価な食糧を生産しつつある。これは国際企業群のもくろみに真っ向から逆らう動きであり、欧米諸国としては放っておくわけには行かないのである。

 更に重要なのは、アフリカ連合で設立された三つの金融機関の実施にリビアからの投資があることだ。トリポリに本店のあるアフリカ投資銀行、カメルーンのヤウンデに本店を構えるアフリカ通貨ファンド、ナイジェリアのアブジャに本店を構えるアフリカ中央銀行だ。これら金融機関の発展で、新植民地主義的支配の道具である世界銀行と国際通貨基金からのコントロールからアフリカ諸国が免れることができる可能性を秘めていた。そして元フランスの植民地だった14カ国で強制的に使用させられてきたCFAフランの終了を告げるものだった。リビアの資金を凍結することは、これらの一切のプロジェクトに強烈なパンチを食らわすことになった。「渇望する者たち」が使用した武器は「統一守護者」と命名された軍事行動だけではなかった。欧米にとってのアフリカは、今も惜しみなく奪い取るための大陸なのだ。

 わたしたちはリビアについて知らなすぎる。カダフィに関しては、アフリカ人を解放する真の革命、"アフリカ合衆国を作ろう"、そしてそこの初代大統領になろう!とのアメリカを突き放す壮大な夢と、砂漠をぶち抜く大灌漑プロジェクトを実現させたこと、これは絶対に評価する!


07. 2011年10月25日 23:53:23: yY9BGfrsvg
下水管の中とか、殺すなと命乞いしたとか

ウンザリするほどデマ情報に翻弄されてきたのに

あいも変わらず何の疑問もなく

敵の情報を鵜呑みにしてどうするのかね!

たとえそのような状況下に置かれていたとしても

敵にしてみれば、カダフィーの権威を地に落としたい

より人々に軽蔑されるような情報を流したいという事

いつだって勝者はそんな程度の事しかしてない

残念ながら、敗者にも敬意を払う日本のようにはいかない

平和の戦士カダフィーの冥福を祈る。


8. 2017年9月28日 22:08:35 : FieXiNBWLk : tqFS9X@7p2I[28]
>>7

まさにその通りだと思います。

アメリカのやり口でしょう。


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