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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120204/k10015783091000.html
モスクワ 反プーチン首相デモ（NHKニュース）
2月4日 19時8分
来月４日のロシア大統領選挙の投票まで１か月になるのに合わせて、最有力候補のプーチン首相に反対する人たちによる大規模なデモが首都モスクワで行われました。
ロシアの野党勢力は、４日、気温が氷点下２０度と厳しい冷え込みとなるなか、公正な選挙を求める運動のシンボルとなっている白い風船を手にモスクワ中心部の大通りを行進しました。参加者たちは１．６キロの距離を歩いてクレムリン近くの広場に移動したあと、日本時間の午後７時ごろから集会を開き、下院選挙での不正疑惑の追及や、長期政権による閉塞（へいそく）感の打破を求め、プーチン氏の大統領復帰の阻止を訴えました。デモの参加者の数は、ロシア内務省は３万３０００人以上、野党側は１２万人とそれぞれ発表しています。一方、政権側も野党側に対抗して、モスクワ市内の別の広場でプーチン氏を支持する集会を開きました。来月４日の大統領選挙を１か月後に控え、今後、プーチン氏への反発がどこまで広がるのか注目されます。
来月４日の選挙で大統領への復帰を目指すプーチン氏を批判する集会は、首都モスクワだけでなく、極東やシベリアなどロシア各地で行われました。このうち、極東最大の都市ウラジオストクでは、氷点下１０度を下回る寒さの中、中心部の広場に野党勢力の支持者らおよそ３００人が集まりました。集会では、地元の野党勢力のリーダーらが次々に演説し、去年１２月の下院選挙で政権側によって大規模な不正が行われ、プーチン体制の下で行政機関の汚職がひどくなったとして、政権側を批判しました。このあと、参加者らは２キロにわたってデモ行進を行い、１か月後に迫った大統領選挙でプーチン氏を支持しないように呼びかけました。集会に参加した女性は「汚職に縁故主義、横領も、昔に比べて何倍もひどくなっています」と述べ、長期政権を率いてきたプーチン氏に対する不満をあらわにしていました。抗議集会は、このほか、極東のハバロフスクやシベリアのノボシビルスクなど、主要な地方都市でも行われました。
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http://www.asahi.com/international/update/0204/TKY201202040364.html
「反プーチン」の大規模集会 モスクワで３度目（朝日新聞）
ロシアのプーチン首相が返り咲きを目指す３月の大統領選まで１カ月。メディアを通じた公式な選挙戦が始まった４日、首都モスクワで３度目となる「反プーチン」の大規模集会が開かれた。政権支持派は「親プーチン」を掲げる集会をぶつけて対抗。零下２０度の極寒にもかかわらず、参加者はあわせて１５万人を超えた（警察発表）。「プーチン復帰」をめぐる攻防が熱を帯びている。（モスクワ＝副島英樹）
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