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ロン・ポールの支持に見るアメリカの変化・・・アメリカは疲れてしまった
http://www.asyura2.com/11/kokusai6/msg/621.html
投稿者 墨染 日時 2012 年 5 月 23 日 10:29:35: EVQc6rJP..8E.
 

http://green.ap.teacup.com/pekepon/784.html

■ ロン・ポール大統領は有り得ない?
「ロン・ポールが大統領になったら・・・」
この前置きは、ほとんど意味を持ちません。

現在アメリカの若者の人気を集めるロンポールですが、
実際に彼が大統領になったら、
それこそ、アメリカどころか、世界中がパニックに陥ります。

FRBの解体。
米軍の海外からの撤退。

ロン・ポールの政策は、どれも現実的ではありません。

確かに彼の言説は、真理を語っていますが、
キレイごとで収まらないのが、世界というものです。

■ 大統領の予備選の活動を縮小したロン・ポール
ロン・ポールは先日、資金難を理由に、予備選から撤退する事を表明しています。
但し、共和党の大統領候補である事は止めないと言っています。

共和党の大統領候補選挙のシステムは複雑で、
予備選の得票が多い候補が、選挙人を総取りする州があったり、
比例性の様な方法で、票を振り分ける州があったりします。

ただ、現状ではロムニーが必要票を獲得する事は確実視されています。

ロン・ポールは党員集会の票で過半数を超える州が数多く存在する様ですが、
ロムニー選出の流れは、ほぼ決定事項と言えます。

■ ロンの声に耳を傾け始めたアメリカ人
ちょっと古い映像ですが、
アメリカの軍人達がロンポール支持のシュプレヒコールを上げながら、
ワシントンを行進しています。

こんな事は、以前では考えられない事です。

ここに集まっているのは、極少数の人達ですから、
アメリカの軍人を代表している訳ではありません。
なんだか、退役軍人の失業者みたいな風体の人も多いので
全てが現役の軍人とも思えません。

しかし、数年前までは、ドクター中松よろしく
「大統領選で変な事を言うジイサン」程度の扱いしか受けて来なかった彼を
こんなにも多くのアメリカ人が支持する様になるとは、
誰が予想したでしょうか?

「アメリカは特別な国を止めて普通の国に戻ろう」というロンの主張に、
今、多くのアメリカ人が共感を覚えています。

そこには4年前のティー・パーティーのブームの様な熱狂も無く、
サラ・ペイリンの様なアジテータも存在しません。

ただ、少なからぬ米国の市民の耳に、
今までロンが主張してき多くの事が届く様になったのです。

■ ロンの主張はアメリカの身勝手でもある
多くの陰謀論者達が、ロン・ポールを持ち上げています。
彼こそが、世界の支配者に一人立ち向かう勇者だ・・・と。

しかし、彼の主張は、実は非常に身勝手なものです。

「アメリカは何故多額の税金と、若者の命を犠牲にして、
 世界の警察である必要があるのか?」

「何故、税金を集めて福祉を充実する必要があるのか?」

彼の主張は伝統的なアメリカの不干渉主義の焼き直し、
即ち、アメリカさえ良ければ、それでいいじゃないか・・・という主張にも聞こえます。

現在、ロン・ポールの主張に呼応する多くのアメリカ国民は、
「世界よりも自分達が大事」だと考える人達とも言えます。

(学生達は、中央銀行制の問題点などを理解した上で支持していますが)

■ 自信を無くして内向するアメリカ
GMやクライスラーが復活したり、
フェースブックが華々しく株式公開する裏で、
多くのアメリカ人が、「世界のアメリカ」に興味を失っています。

フード・スタンプの受給者達からすれば、
砂漠に撒き散らす爆弾よりも、
今日の食べ物にありつける事の方が大事に決まっています。

オバマもロムニーも彼らにしてみれば、雲の上のエリートであって、
どちらが大統領になった所で、自分達の生活は改善しないと人々は考え初めています。

■ ロン・ポールが大統領になると困る日本
「国防の為に消費税は20%に、所得税も値上げ」と言われて喜ぶ日本人は居ません。
しかし、ロンが大統領になれば、これが現実化するのです。

アメリカ軍がグアムやサイパンまで退いた時、
自衛隊は単独で、中国やロシアと対峙しなければなりません。

核の傘を外されてしまえば、国防を組み立てることすら出来なくなります。

戦争とは、実際に戦闘を行う行為だけを指すものではありません。

「この条約を批准しなければ、武力行使も辞さない」という脅しこそが、
最大の威力を発揮するのです。

■ それでも、ロン・ポール大統領を見てみたい
そういう大人の事情からは、ロン・ポール大統領は有り得ないのですが、
個人的には、ロン・ポール大統領を見てみたい。
これは、単なる幼稚な好奇心に過ぎませんが・・・・。

もし、彼が大統領になる様なハプニングが起きるならば、
それはアメリカの自由の表れなどでは無く、
連邦の縮小すらも計画の一部である事を証明する様に思えるからです。

 

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コメント
 
01. 2012年5月23日 15:45:05 : xfVu9EDCmU
あんた何様のつもりなんだい?ロン・ポールはもう何十年も前から同じことを一貫して主張して来ている。縮小して自由の国アメリカが残るのと、拡大して自由の国アメリカが消滅するのとを比べれば、前の方がいいにきまっているのではないか。ロン・ポールの主張は、アメリカが鎖国すれば、世界は良くなるという主張だな。

02. 2012年5月23日 17:34:30 : P053rSSVfo
〉もし、彼が大統領になる様なハプニングが起きるならば、
それはアメリカの自由の表れなどでは無く、
連邦の縮小すらも計画の一部である事を証明する様に思えるからです。

〉そこには4年前のティー・パーティーのブームの様な熱狂も無く、

ちょい、論点や事実認識がずれている。茶会は2年ぐらい前のことでまだ続いているし。計画って陰謀論のことか。ロンがその一部というわけかな。もう少し深く調べてくれ。これはブログの本人のコピーペなのかい。

ロンが8月の全国大会以降、独立した党から立候補して上下院にも候補を立てるという前ぶりということはないのかい。


 


03. 2012年5月24日 00:45:01 : kNRqr9j356
ロン・ポールの政策が「現実的」でないと言う人間は、今の政策(FRBのドル基軸、米軍駐留の世界帝国)が現実的であると信じている愚か者の信仰告白に過ぎず、それこそが非現実的でキレイごとw
これが崩壊間際であることは、この体制自体が理解している。矢継ぎ早の大統領命令と有事立法によって、米国本土での混乱を圧制的に抑えようと計画していることが分かる。
それとは全く逆の方向に現在の問題を解決する「現実的」な提案を行っているのがロン・ポール。
米軍を撤退させて予算を抑えて財政崩壊を防げとw
FRBによる金融緩和こそが経済混乱の元凶であるから抑えろとw
少なくとも連邦準備券と競争するGOLDで裏付けた民間通貨の発行を自由化しろとw
FRB自体は議会の立法で1913年に設置したものであるから、どうFRBを解体するかは議会での議論が必要。しかし、FRBは立法で成立した政府組織(民間ではない。FRBは連邦法を執行する独自「警察」を持っているw)であるから立法によって単純に廃止可能であり、廃止自体は、「現実的」も糞もなく単純に選択の問題w
FRB設置前の大昔からドルは存在していたのだから、ドルが消えるわけでもないw
現在のドルをGOLDで再び裏付けるだけw
1オンス35ドルでないことだけは確かw
ロン・ポール大統領がフォートノックスとニューヨーク連銀のGOLDを検査してタングステンだったら、それも不可能になるけどw
そもそもパニックになる種を蒔いたのは、現在の制度であって、それを解決しない限りパニックになるw
要は、圧制によるか自由によるかの対処方法の選択であって、ロン・ポールの政策を「現実的」でないと言っているのは、何が現実かすらも分かってない馬鹿に過ぎないw

04. 2012年5月24日 01:41:14 : kNRqr9j356
ワシントンでの退役軍人の行進はAdam Kokeshの企画。
「ロンの政策は非常に身勝手」だと是非彼らの前で言ってもらいたいw

ロン・ポールの不干渉主義の外交政策を非難する者たちの理屈がコレ。
それは「アメリカさえ良ければ、それでいいじゃないか」ということだと。
それは「世界よりも自分達が大事」ということだと。
こう言うことによって、国民に引け目を感じさせることによって、他国への干渉を正当化してきたw
もはや馬鹿しか騙されないと思うがw

ロン・ポールが言っているのは、政府の役割の話。
政府は他国に干渉するなと。
政府は税金で福祉を行うなと。
そして、それが合衆国憲法の本来の趣旨。
20世紀に失われてしまったその理解をロン・ポール等が呼び覚ましている。
民間人が何をするのも自由だが、政府がそれを行うことは不可だとロン・ポールは言っているに過ぎない。
お前が個人的に「自分よりも世界を大事」にするのは自由だと。
お前がお前のカネを送るのは自由だと。
お前がボランティアで他国の国民を助けに行くのは自由だと。
しかし、政府は、憲法の中で許されていることだけの行えと。
そして、政府が福祉と対外干渉を行うことが当たり前と信じ込んでいるこの異常な時代の中で、その「変な事を言うジイサン」を支持する米国民が増えてきている。

不干渉主義は、「自信を無くした」「内向」なんかではないw
ロン・ポールは、外交、自由貿易って言っているのだからw
ただし、いわゆる「自由貿易協定」は大企業のための管理貿易であって、自由貿易ではないからロン・ポールは反対している。当然、TPPも反対。

「国防のために消費税20%、所得税も値上げ」がデフォなのは何故?w
すでに政府が行っていることを大削減して、国防に回せよw
まるで、緊縮財政イコール増税というインチキ話と同じじゃんw
ちなみに、本当の緊縮財政とは、財政大削減+減税+債務削減。

“「この条約を批准しなければ、武力行使も辞さない」という脅し”が、「幼稚」でなく「大人」の対応だと信じている馬鹿には、何を言っても無駄かw


05. 2012年5月24日 01:57:44 : bnSg79ZZAg
まるで無駄飯食いの米軍が

日本から居なくなった途端に

中国だかどこかの国が日本に

戦争でも仕掛けてくると言うのかな?

自分の国を自分たちで守る

ごく当たり前の事じゃないか

第一、米軍?が他の国を守っているのかね?

米軍?のおせっかいで余計に戦禍が

世界中に広がってるのではないのか!


06. 2012年5月24日 04:05:14 : sUpHQ8Q75g
>>05
> 米軍?のおせっかいで余計に戦禍が
> 世界中に広がってるのではないのか!

その通り!
ただしおせっかいのような良心の延長にある行為じゃなく
自分らの存在意義を高める演出だがね

当事国の資源と引き換え
日本のように資源のない国からはカネを引っ張る
その量を多くするための演出さ

しかし事実はというと
米軍がベトナムから撤退し
フィリピンから撤退しても
アジアは米軍がいた頃より数段安定してる

極東でも
朝鮮半島や日本から全面撤退すりゃ
テポドンが飛ばなくなるどころか
北鮮から拉致被害者が大挙して戻ってくるんじゃないのか


07. 人力 2012年5月24日 11:28:47 : IcEmOi2vqF80I : n9gsyjFSVA
このブログを書いた本人です。
皆さん、誤解されている様なのちょっと弁明を。

先ず、私はロンポールの大ファンですよ。
彼は学生時代に中央銀行制の偽善に気づき、それ以来一貫してFRBの解体や、税金によって国民の富を収奪する大きな政府に継承を鳴らし続けています。

アメリカは大陸から新天地を求めて海を渡った人達が築き上げた国ですが、いつしかヨーロッパの資本家達に富を奪われる構造に変化してしまいました。

特に連邦準備制度の成立によって、ドルの金利は12の民間銀行に流れ込むシステムが確立します。大西洋横断を成し遂げたリンドバーグの父親などは、リバタリアン派の議員として最後まで大きいな政府と戦った事は有名です。

アメリカの憲法事態が国家の横暴から、国民の自由を守る視点で作られており、国家の暴力に対して国民が銃を持って対抗する権利を認めているとも言えます。

では、ロンポールが正論を述べているから、大統領に相応しいのかと言えば、今の世界のシステムの上で彼が大統領になる事は不可能でしょう。アメリカ自体が世界のシステムの一部であり、彼らが仕掛けた戦争も、金融崩壊の、偶発的な事で無い事は皆さんも良くご存じでしょう。

ただ、私はロンポール大統領という可能性がゼロでは無く、ある意味それを楽しみにもしています。もし、ロンが大統領になる時は、現在の連邦が崩壊する時だと思っています。
アメリカでは失業の長期化により、国民の不満は高まっています。リーマンショック以降、FRBは湯水の様に市場に資金を供給していますが、それは砂に染み込む水の如く、金融市場に吸い上げられ、どこかに消えてしまいます。(単に、利息の支払として消える訳ですが)

今後、大きな金融危機が発生した場合、アメリカ人が税金で大銀行を救済する可能性はあまり大きくありません。その場合、巨大な経済危機がアメリカ全土を襲い、暴動はやがて銃を手にした人達による内乱に発展する可能性もあります。

アメリカは自由と正義という外向きのプロパガンダで結束し易い国民ですが、国内での対立が表面化すれば、移民国家の脆弱性を露わにします。

連邦の通貨であるドルに魅力が無くなった時、アメリカの各州が連邦に参加している意味はあまりありません。連邦は巨大な債務の塊ですから、連邦から独立して、その債務から逃れようとする州も少なくないでしょう。特に、リバタリアンの勢力が強い南部諸州などは、例年、連邦からの独立法案が州議会に提出される程の土地柄です。

アメリカの諸州は、赤字州債の発行を禁止されていますので、財政状態は比較的健全です。実際に州の財政が破たん仕掛けている現在は、教師や消防士のリストラを断行して、債務削減に務めています。その点、ヨーロッパ諸国よりも余程、財政再建に真剣とも言えます。

カリフォルニのGDPは昨年あたりまでは世界の国の中で10番目でした。アメリカの諸州はこの様に、欧州の国家に勝るとも劣らない経済力を持ています。ですから、連邦を離脱して、いくつかの州が新連邦を形成する事は十分に考えられます。これは、崩壊後のロシアの辿った道だとも言えます。

さらに、合衆国という巨大過ぎる国が無くなる事で、メキシコとカナダとの連邦もスムーズに成立するかもしれません。アメリカに4つくらいに分裂し、そこにカナダ、メキシコが参加する形で、北米連邦が形作られるのです。

まあ、荒唐無稽なホラ話の一つとして読んで欲しいのですが、しかし、アメリカがこの様な状態になった時、ヒーローとして一番注目されるのは、やはりロン・ポールなのだと思います。

しかし、私は大統領執務室の椅子に座るロンはどうも想像できません。
参謀議長から「核のスイッチ」のレクチャーを受けても、キョトンとするばかり、あるいは、ためしにポッチっと押してみちゃいそうな・・・・。

現在世界の抱える債務はあまりにも大きく、世界的な徳政令でも発布されない限りは、いずれは国家が破たんします。しかし、世界を運営してきた者達が、そんな事も予測出来ずに、影の金融システムを急膨張させたとも考えられません。

戦争による世界の変革は、核兵器の存在によって不可能になっていますので、世界が大きな変革を実現し、さらなる成長に向かう為には、金融大崩壊の様なショックドクトリンが用意されるのでしょう。

まあ、単なる妄想に過ぎませんが・・・。


08. 2012年5月24日 15:24:32 : DDdlEE2BGM
人力さん、

〉共和党の大統領候補選挙のシステムは複雑で、
予備選の得票が多い候補が、選挙人を総取りする州があったり、
比例性の様な方法で、票を振り分ける州があったりします。

11州で選挙代理人獲得のトップに立ったとあります。でも総取りでロムニーにいれなきゃいけない州とかあるようですが、これを計算に入れてまだポール議員に指名獲得のチャンスはあるんですか。多分、その可能性がなくなったから事実上の選挙資金投入を辞めたんじゃないですか。

次に考えられるのは、第3党からの出馬ですが、これはオバマに塩を送るようなもので上下院に他の候補を立てて恒久的な党を目指す以外に意味はない。

しかし、息子のランドの4年後の共和党の大統領選にでることを考えたらここで静かに身を引くということも考えられる。

ポール議員の大統領は想像でけんというのは、もともと反連邦の彼が大統領を目指すと言う矛盾戦略から出ているのです。リバタリアン党からの共和党への復帰もその矛盾を考え抜いた末の決断でしょう。しかし、そのおかげで今、大きなリバタリアン層をも生み出しました。ポール議員は立法府や行政府という政治の外側である社会全体を改革の基礎、主体と見ていますから今回の選挙戦も実は社会への思想、運動浸透をも同時に目的としている。

しかし、彼が大統領になってもちゃんとした施政方針のもと他の大統領候補以上に有能な行政指導をする準備と資質があると思います。大体、結果を残した大統領たちは就任前は過小評価されていたのがほとんどですから。


09. 2012年5月24日 22:02:45 : iyeSdVDP4I
極悪三兄弟国家 は世界で他国干渉をもうやめてくれれば世界は平和になる。


10. 人力 2012年5月26日 10:01:08 : IcEmOi2vqF80I : n9gsyjFSVA
08さん

仰るとおり、ロン・ポールの矛盾は、政府を否定しながらも、大統領を目指すところです。これは尤も効率的なプロパガンダとして有効な手段ですが、大統領戦の彼のTVコマーシャルを見ていると、米国民の彼への支持も、実は非常に「アメリカ的」な思考の上に成立しているのでは無いかという思いにもかられます。

ピーナツ畑の農場主が大統領になる様なお国柄ですが、その農場主を大統領に仕立てたのはブレジンスキーです。オバマを見ても分かる通り、アメリカの大統領に求められる最大の資質は、「大統領を演じられるか」という能力の様に思われます。

ウォーター・ゲート事件で信用を失った大統領を、もう一度国民に奉仕するヒーローに見せかける為、ジミー・カーターが担ぎ上げられたとも言えます。

そしてイラン事件で弱虫のレッテルが貼られた大統領職を、再び正義のヒーロに仕立てる為に選ばれたのが、「役者」出身のレーガンであった事は記憶に新しいと思います。

もし、アメリカが金融機関の強欲の為に亡国の危機に瀕するならば、その後のアメリカを支える大統領として、ロン・ポールこそが適任なのかも知れません。


11. 2012年5月26日 19:39:58 : 7ZrvJuoXhs
アメリカも案外まともだな。

12. 2012年5月27日 01:48:39 : c0WVONeoQk
ポーリアンたちはポール氏こそアメリカであって、今のアメリカのほうが変質したとみているのです。

でも、非アメリカンとして、アメリカがリバタリアニズムの先鞭をつけたことは認めるが、今後もアメリカがリバタリアニズムの先頭を行くとは確信できないね。

物質主義の彼らはどこかくるくるパーで、ひとつ事を繰り返し叫ぶだけで、理論化が苦手のようだ。理論化の遅れこそ実はリバタリアニズムの浸透を妨げている。ロンポールの運動の大衆化はすばらしいものだが、実は現代の主戦場はアカデミックなフィールドにあるのだ。リバタリアニズムの理論化もアメリカ以外で進むんじゃないかな。ついでに言っとくが一部のサイトで騒いでいるのと違ってリバタリアニズム=オーストリア学派ではなく、いまだ混沌とした多様な思想の集合体だぞ。

第一彼らの神のハイエクやミーゼスは19世紀生まれのオーストリア人なんだが普通のアメちゃんがオーストリアの位置が分かるかな。


13. 2012年5月27日 21:57:54 : kNRqr9j356
アメリカ人が“物質主義”だから理論化が苦手とか意味不明なことを言ってる自分の頭が混沌としてるだけだろうがw
リバタリアニズムの理論体系は基本が明確だから、そこから導き出される命題も明快w
オーストリア学派の経済学が人間行為の公理から経済学の大系すべてを導き出すのと似てるw
「リバタリアニズム=オーストリア学派」のわけが無いだろうがw
オーストリア学派経済学で市場を理解すれば誰でもリバタリアンになってしまうw
それ以外の「経済学」で市場を誤解すれば国家統制主義者になるw
それでもリバタリアンを名乗る奴らは、リバタリアニズムの破壊を目論む工作員と見なすw
貨幣や市場に対する国家干渉が有害であることが分からない奴が何故リバタリアンになれるのか俺には理解不能だからw
だから俺はオーストリア学派でない奴がリバタリアンを名乗っても信用しないw
もちろん、オーストリア学派の知識無しでも、攻撃を起こしていない他人様を攻撃してはならないことと他人様の財産を侵害してはならないことを心底信じている奴なら良いけどねw
そうではなく、似非経済学と似非帰結主義で他人の財産を攻撃する口実を作る似非リバタリアンが多すぎるからw
基本的に解決済みの論点すら日本という田舎では、自称リバタリアンは理解していないし、自称反リバタリアンも元よりリバタリアニズムの理解が一切無いから批判の体すら成していないw
森村進みたいなイカサマ野郎が「分類」して、その中のどこかに位置したら「リバタリアン」を名乗ってよいと工作してナシ崩し的に外から元・共産主義者の屑たちを招き入れてリバタリアニズムを破壊しようとしているw
もちろん日本という田舎のエセ知識人達の輪の中でしか通用しないけどw
私有財産や資本を憎む者がリバタリアンを自称して、共産主義者の政策をリバタリアンも支持するとか嘘が広まる爆笑ものw
それを見て「混沌とした多様な思想の集合体」とか言ってるんじゃないの?w
もちろんリバタリアニズム内での様々論争はあるし発展中だが、「理論化の遅れ」なんて言う奴は、自分が知らないだけだろ?w

14. 2012年5月28日 00:27:45 : c0WVONeoQk
13さん。

私は12です。つりじゃありませんが、ここまでの物言いが来るとは。
かなりヒートアップしてますが、独善的な物言いは誤解を招きます。

〉「リバタリアニズム=オーストリア学派」のわけが無いだろうがw
オーストリア学派経済学で市場を理解すれば誰でもリバタリアンになってしまうw
それ以外の「経済学」で市場を誤解すれば国家統制主義者になるw
だから俺はオーストリア学派でない奴がリバタリアンを名乗っても信用しないw

ー言っていることが矛盾しているようです。


いちいち反論しませんが、あなたもかなり一部の一部のリバタリアニズムサイトに染まっているようです。その態度こそ、元共産主義者のリバタリアンっぽいです。意見はそれほど違いはないと思いますが、この態度には全体主義的な危険を感じます。

森村さんの相続税とかには反対しますが、彼のその他の財産権についての著作も読んで判断していますか。

冷静で寛容な議論ができないような人間(他者の異なる意見を尊重できない人間)は自由の敵です。ロンポール議員の活躍で日本でもリバタリアニズムが浸透しつつありますが、独善的な自称リバタリアンこそリバタリアニズムの発展を阻害します。いつかそんなかたがたがリバタリアニズムの広がりとともになだれ込んでくると思っていましたが。

もっと、自分の頭で考え抜いてください。(あなたが一部のリバタリアニズムサイトの作者でなければですが)貴方には十分その能力があると思います。おっとおこらないでください。


15. 2012年5月28日 02:40:56 : kNRqr9j356
そりゃ物言いが来ますよw
リバタリアニズムの理論化が遅れているなんて何見て言ってんだって感じなんだからw
自分が言いたい放題で喧嘩を売っておいて売っていませんって言ってるようなものだw

「リバタリアニズム=オーストリア学派」では無いよw
リバタリアニズムは非攻撃者を攻撃しないという哲学を財産権に煎じ詰めた政治上の倫理体系。
オーストリア学派はこういう干渉政策を取ったらこういう結果になりますよって説明できる経済学。
全然異なるものだろw
でもオーストリア学派経済学を理解していたら私有財産権を尊重し経済に国家が干渉しないことが社会に最良の結果をもたらせると分かるからリバタリアンになるというわけw
経済に国家が干渉することを擁護する「経済学」を支持する者が、どうやって私有財産と自由な経済取引と自由な財産処分を擁護できるのか逆に教えてほしいw
市場経済の中心たる貨幣の国家統制を擁護しておいて、なぜ自由市場経済の支持者を名乗れるのか逆に教えてほしいw

「異なる意見を尊重」するなんて、リバタリアニズムの戒律は無いw
「尊重」するかしないかは、その個人が決めることであり、当然ゴミと思えばゴミとして扱って良い。
言論の自由であり、言論上で猛攻撃してよいw
その「態度」が「全体主義的」とか、また意味不明なw
リバタリアニズムは、異なる意見を持つ者を肉体的に攻撃してはならないということでしかないw

全く異なる思想を「リバタリアニズム」の名称で束ねることは有害無益w
ぞろぞろ他の屑思想を引きずって来てなだれ込まれないように、徹底的に嘘、勘違い、誤謬を指摘しなければならないw

> 森村さんの相続税とかには反対しますが

いやいや、そんな生ぬるい「反対」で済ましていいわけがないw
私有財産の根本を破壊するのだからなw
枝葉末節的な論点ではないのよw
財産権のド真ん中の論点なのよw
リバタリアニズムは財産権の論理なのだから、あの野郎の「財産権」の著作を読むまでもない。
リバタリアンなら誰でも知っている議論を説明するのは馬鹿でも出来る。
森村が爆笑ものなのは、そこから離れて相続否定に持って行く自前の議論になった瞬間にボロボロになることw
家族と対立する概念と思ってるなんて、個人主義すら理解できていないw


16. 2012年5月29日 21:27:23 : MeT0KrZHqY
>11さん

人間だからまともなのも居ます。

アメリカにも地味に力なくね。


17. 2012年5月29日 23:04:59 : qeowKVW6Xw
森村さん、あるいは笠井さんの相続税に反対されているような方々がいるようですが、まず、その方々の財産権の定義はどのようなものなんでしょうか。森村・笠井両氏の相続税論議は過激すぎますが、その根底には既得権、特に土地所有権を中心にした富の蓄積の偏りが階級を生むことへの反発があると思います。森村氏も大方ロックの土地所有の定義を認めているようですが(ここで氏は矛盾しています)、果たして土地に私有権を認められるのでしょうか。たとえば1億年前には恐竜だかが歩いていたであろう土地に先に来た人間がかってに自分の所有を主張して、今から一億年後もその土地の所有権を認められうるのでしょうか。そのような観点に立つと土地の期限付きの占有権、使用権は認められても恒久的な私有は許されなくなります。土地は多くの国で今も私有財産の大きな部分を占めますから、財産権の定義しだいで革命的な変革を要する可能性もあるのです。

それから、第2に財産権は知的所有権には及ばないのでしょうか。この件で特に一部のリバタリアンは矛盾していると思います。知的所有権という形で政府の規制を嫌うなら他の財産権にもそれは適用されませんか。私有財産権を尊重し国家の干渉を避けるということは知的所有権も他の財産権も政府の認可や保護なしに社会の自生的秩序に基づいて尊重するということにはならないんでしょうか。

以上のような観点から考えると単純に財産権の至上性や知的所有権への反対を一部の日本のリバタリアンがいうのは、アメリカの誰かの受け売りを無思慮に喧伝しているようなものに思うのです。とにかく、各学説も勉強せずに受け売りをする方々ほど非寛容的で過激なのは左右の全体主義にかぶれたものたちと同じ行動様式だということで、そういう連中のいうことこそ疑って精査するべきだと思います。


18. 2012年5月30日 01:45:56 : HtB4u8KwXg
>その根底には既得権、特に土地所有権を中心にした富の蓄積の偏りが階級を生むことへの反発があると思います。

だからそういうのはリバタリアニズムと対極の左翼のルサンチマンじゃん。
金持ち=既得権益とか共産主義者の典型だし。

受け売りとかそういう問題じゃなくて共産主義者がリバタリアニズム本出して共産主義唱えてリバタリアンと名乗ってる事に腹を立てているんだよ。左翼の平等主義はリバタリアニズムとは相入れない。


19. 2012年5月30日 01:48:20 : kNRqr9j356
「過激すぎる」かどうかが、あなたの判断材料なのか?w
俺の判断材料は、それが正しいのか間違っているのかだけどねw
森村と笠井は、完全に間違っているんだよw
リバタリアニズムの原則を土足で踏みにじって破壊してるのw
そういう連中が、日本でのリバタリアン理論家の代表者ですみたいな顔するなってのw
またそれに騙されている奴らが多いってのが、なおさら情けないわけよw
笠井の寝言が「アナルコ・キャピタリズム」のわけがないw
どこまで行っても、あいつは共産主義者w

>その根底には既得権、特に土地所有権を中心にした富の蓄積の偏りが階級を生むことへの反発がある

この発想、思考、感情がある限り、リバタリアンには絶対に成れないって覚えておいてw
社会が発展する上で私有財産権が最重要のものであり、それによって生まれる「富の偏り」に何も問題が無いことが理解できずに、なんでリバタリアンになれるの?
リバタリアンが怒るのは、政府による統制と分配が生む「富の偏り」。
だから、オーストリア学派を知らない奴は、無理って言ってるのw
相続禁止とか言う奴らは、マルクス主義か何かにどっぷり浸かって思考の土台になってるんだよw
市場についての理解が間違っているから、その結果の「修正が必要である」という考えが常に出てくるわけw
それで何故に私有財産権を最重視する政治思想であるリバタリアニズムの支持者のふりをするの?w
財産の大小が財産権を侵害する理由になるなら、そもそもそれは財産権とは呼べないw
期限付きの「財産権」は財産権じゃないw
だから知的財産は「財産」じゃないのw
私有財産権に基づく自由社会が「階級」を生む事実が何を正当化するの?
ちなみに、その社会においてはほとんどが「中産階級」になるけどねw
「財産権の定義」を変えて「革命的」に財産所有者から奪い取るのは、共産主義者だからw
リバタリアニズムの財産権の定義は、土地の占有から始まるのw
その財産権の定義を支持する者をリバタリアンと呼ぶのw
森村や笠井の寝言を支持する奴は、リバタリアンとは呼ばないのw

「社会の自生的秩序」から「知的所有権」が生まれた事例を示せw
政府が暴力の脅しで押し付けない限り「知的所有」なんか生まれないw
泥棒を誰もが認識できるものが「財産」なのw
映画館で必死で「泥棒」ですって宣伝しないといけないものは「財産」ではないのw
中国で「自生的」に「知的財産」が生まれるか考えてみろw
逆に考えると、「知的財産」が存在しない自由市場がどれほど大衆を豊かにするものであるかが分かるw
財産権とは、政府以前に存在するものであって、政府は、その財産権の「保護」サービスを独占的に行うと称して課税を行う暴力団に過ぎないが、その保護サービスに「知的財産」を加えると、本来の財産権を侵害することにしかならないw
「知的財産」(無)が侵害されたと称して賠償されるものは、実体のある財産(お金)だからw

再度言うと、リバタリアニズムの財産の定義に基づいて「財産権の至上性」を支持するのがリバタリアン。
支持しないなら、リバタリアンでないだけの話w
「アメリカの誰か」に限らず、「誰か」が開拓するのが、思想なのw
誰でも出来るもんじゃないw
思想の開発も分業で行われるw
画期的な開拓者である「階級」がいて、それを吟味する「階級」がいるし、それを「受け売り」する「階級」もいて、その思想が広がるわけw
ある「学説」を断固として支持することが「非寛容的」で「全体主義」とか意味不明だが、あなたは、あなた自身の特定のイデオロギーから判断していることには無自覚なのか?w
俺は自分の立ち位置を明確に自覚した上で発言しているけどねw


20. 2012年5月30日 02:05:27 : kNRqr9j356
19のコメントは、17に対してです。

> 18
財産権が「既得権」という奴らが森村と笠井を支持していることが、すべてを物語っていますよねw

既得されたものが「財産」だってのw
「既得財産」を「既得権益」と称する者は、絶対に「リバタリアン」を名乗るなw

リバタリアンは「既得権益」に反対するが、それは自由市場での稼ぎではない政府の権力を用いて得る「権益」のことであって、「既得」の正当な財産を非難する奴がリバタリアンのわけがないw


21. 2012年5月30日 04:18:09 : kNRqr9j356
>各学説も勉強せずに

森村と笠井は「学説」にすらなってないからw
インチキ言論に「寛容」なあなたのような人間以外の誰も「学説」とは受け取っていないw
俺を含めてちっとでも知性がある者は、あの連中は共産主義者がリバタリアンを名乗って乗っ取り工作を行っているとしか受け取らないのw


22. 人力 2012年5月30日 08:08:59 : IcEmOi2vqF80I : n9gsyjFSVA
皆さん、お詳しいようなので、ご教授いただきたいのでが宜しいでしょうか?

アメリカにおいて所得の低い層がロンポールを支持するのは、ひとえに「税金の否定」による所が大きいと思うのですが。逆に彼らは、それ「公的福祉の消失」だという事を理解していない様にも感じます。

あるいは、政府への不満の、アナーキズム的代償としてリバタリズムを支持しているように感じます。

そもそもリバタリズムの由来は大陸ヨーロッパの干渉からアメリカが独立うる事を目的としていたと私は理解しているのですが、その場合の「租税」とは、宗主国が植民地に課す税であって、現在の独立国家としての連邦政府や、州政府が課す税とは別種のものでは無いかと?

ところが、時代とともにリバタリズムが変質して、元来、宗主国に向けられていたある種の敵意が、自国の政府に向けられるという変質が起きたのではないかと私は思うのです。この場合、「自国の政府」が「宗主国の傀儡」という考え方が根本にある訳で、リバタリアンが否定しているの現在の連邦政府の正当性なのだと思います。

ロンポールのFRB批判などは、リバタリアンのこの様な伝統の上に展開されており、アメリカが真に自立した政府を設立し、政府紙幣なりを発行した場合、ロンポールが政府を批判する根本的理由が消失する様に思われます。

リバタリズムとは、アメリカとヨーロッパの対立の中で生まれてきた思想であって、それを純粋に学問として切り取るは、無理があるのはないでしょうか。それを日本において展開しようとしても、基本となる対立構造が明確でないので、何を否定すべきなのかも不明確になるかと思います。

そもそも、日本の社会の基本は「村社会」による共同体であって、私的財産権から最も遠い社会構造をしています。「共同体」の相互扶助によって社会を機能させる事は、強力な中央集権に対抗する意味において、オーストリア学派の主張とも親和性が高いと思うのですが・・・。

不勉強なので、見当違いの事を書いているとは思いますが、日本において果たしてリバタリズムが確立するのか、どなたがご説明いただけますか?


23. 2012年5月30日 11:21:01 : HtB4u8KwXg
>22
学生が多いなら所得が低いのは当たり前だが
資産が少ないとは限らない。階層が低いとも限らない。
所得だけで階層を察するのは偏見。

由来はホッブズやロックの唱えた自然権じゃないのか。
ホッブズは独立戦争よりも前の時代の人物。

リバタリアンは国が貨幣を独占し管理することに反対している。
その意味で政府紙幣なんかは中央銀行が発行するよりも大きな政府志向だろ。

何に反対するのかも明確。国家の介入。

国家の介入しない状態なら人々のムラ社会的な価値観など
どうでもいいことだ。ただ自己所有権を守る法は必要。

日本に社会主義者が多いのは確かだが
消極的自由や自然権を全面否定するものもあまり居ないだろう。
大きな政府は財政破綻やインフレ、消極的自由の抑圧といった弊害がある。
ただ現状は森村、笠井とかベーシックインカム派とうの左翼によってリバタリアニズムも
恣意的に乗っ取られている状態。


24. 人力 2012年5月30日 11:49:32 : IcEmOi2vqF80I : n9gsyjFSVA
>23さん

お返事ありがとうございます。

国家の介入を否定する事がリバタリズムの本質だとすると、リバタニズムの行き着く先は、個人の権利はどの様なシステムで調整されるべきなのでしょうか?「国家」を細分化した最小単位を仮に村とするならば、リバタリアンは村単位の集団の個人への介入も認めないという事なのでしょうか。

その場合、個人の利益の衝突はどの様に解消されるのか?又、現在の国家が補償している社会福祉の代替する機能は、どの様に担保されるのでしょうか?

近代国家は人々が富を巡って争い合う事の無い様に知恵を出し合って築いて来たものだと思います。但し、国家はそのシステム維持にコストを伴うので、徴税によってそのコストを撒かないます。リバタリズムを支持する人々の多くは、アメリカという国家まで否定する過激な人は少ないでしょう。

一方で国家が過剰に個人に干渉する事を嫌っていますが、彼らは自分達の老後をどの様に定義しているのでしょうか。お金が無ければ、餓死するのも仕方が無いと考えているのでしょうか?

私がリバタリズムをどうしても理解出来ない点は、リバタニズムを主張する人達自身が、現状では国家の庇護のもとで暮らしており、アーミッシュの様に、国家から独立した存在足りえないという点です。

例えば軍事一つを取っても、国家間の力の差は軍事力の差と言っても差し支えが無いと思えますが、一方的にリバタリズムの国家が軍備を縮小しても、敵対する国がある以上、相手に漬け込む隙を与えるに過ぎない点はどの様に判断すればよいのでしょうか?

アメリカのリバタリズムの中央銀行制の破壊という目的は良く理解出来るのですが、国家の介入の否定に関しては、国家に変わる機能を創造しない限り、現実的目標足り得ないと感じるのですが・・・。

知識が不足しているので、本質を外した疑問かもしれませんが・・・。


25. 2012年5月30日 12:26:25 : qeowKVW6Xw
17ですが、21さんは豆長者じゃないようなので残念。

〉社会が発展する上で私有財産権が最重要のものであり、それによって生まれる「富の偏り」に何も問題が無いことが理解できずに、なんでリバタリアンになれるの?
リバタリアンが怒るのは、政府による統制と分配が生む「富の偏り」。〈

ー(政府による統制と分配が生む「富の偏り」。)あるいは「貧困」が政府が法律によって規定する財産権によってが既成化しているところまでは考えていないのか。既成の素朴な財産権を「知的所有権」以外には疑っていないのか。これをいうのは左翼ではなくて健全な市場を望むものだ。それを左翼という者は実は単純素朴な「保守」だ。

森村、笠井さんのすべてが正しいわけじゃないし、21についても同じことが言える。

ただ違うのは自分の頭で考えているか怪しいところだ。「正しいから正しい」じゃ循環論法だ。というか「何々さまがおっしゃっていることだから正しいと僕は妄信する」というべきかな。この手の自称リバタリアンがウェブ上で目立つが本当にアカデミックな探求の態度からは程遠い連中ではっきりいってリバタリアニズムの発展を阻害しうる影響力を持ちつつある。ちゃんと関連書籍も読んでいないし論議が浅すぎる。まあ、一種の宗教的信念に転化しているのだろが。

己の立場を妄信するところからは何の進化も生まれない。現在のリバタリアニズムも一歩一歩進化してきたものなのだ。

私有財産権を否定するものなど世界中探してもそんなにはいない。相続権を否定するものもしかり。

要は不可侵である私有財産権の範囲と定義を科学的に示してほしいということだ。

土地財産権は正しく知的所有権はだめだというのも受け売りで誰かは土地所有権は正しく知的財産権はだめだといったからというんじゃなく科学的に説明してほしい。


26. 2012年5月30日 19:40:22 : kNRqr9j356


>。ヨ公的福祉の消失」だという事を理解していない様にも感じます。

ロン・ポール支持者は理解しているw
なぜなら、ロン・ポールに反対する者たちが、素晴らしい制度が消失すると言わんばかりにそれを強調しているからw
そう言えばロン・ポールを否定できると疑っていないこと自体が、福祉主義者の福祉主義者たるゆえんであり悲しいところw
ロン・ポールは思想的に公的福祉に反対していることを明確に表明しているが、福祉主義者に社会制度を乗っ取られてきた長年の結果として社会の中で公的福祉への依存者が多く成りすぎている現状に対する大統領公約としては、即座に公的福祉を丸ごと廃止せずに経済を立て直して民間福祉を促しながら公的福祉を段階的に廃止していく先鞭を付けると言っているだけ。

その公的福祉に反対している者がリバタリアンであり、公的福祉は何ら素晴らしいものではなくますます「貧しい」者達を生み出して社会を破壊する有害なものであると理解できた者が、リバタリアンになれるw
政府が福祉を始めると、どんどん社会から財源を奪って拡大し、ますます政府に依存させられる人々が増えて社会全体が貧しくなるだけw
だから、公的福祉を支持する発想、思考、感情が残っている者はリバタリアンではないし、ベーシック・インカムを支持する奴は絶対にリバタリアンではないw

「代表なくして課税なし」の話だと思うけど、独立して建国して議会で「代表」が決めたら何でも課税していいなんて議論ではないよw
宗主国の政府による弾圧の苦い経験から、自国政府を憲法で縛り上げて厳しく制限したのw
だから、合衆国憲法は、所得税を禁じていたし、富の再分配を禁じていたし、政府紙幣を禁じているのw
政府の主な財源は関税だったし、今のような見渡す限り何にでも課税されている状況を当時のアメリカ人が容認したわけがなく、即時「革命」だろw
国王だけでなく民衆支配(mob rule)を否定したのが、アメリカだったのだからw
政府の管理者が誰であろうと、国民に対する抑圧に反対したのw
ロン・ポールのFRB批判が政府紙幣支持であると全く勘違いしている者たちがいるけど、政府紙幣はそもそも違憲なのよw
ロン・ポールが反対してるのは、政府が管理する現在の裏付け無しの紙幣制度w
政府が法律によって民間銀行組織に独占特権を与えていることが問題なのであって「民間」自体が問題なのではないw
要するに、宗主国の政府に対する「敵意」は、もともと自国政府にも向けられていたから、憲法修正第二条の人民の武装権があるのw

「リバタリズムの由来」は、ヨーロッパの元の「リベラリズム」であり、それを何とか反映したのが合衆国憲法であり、その自由主義思想が20世紀に社会主義者に乗っ取られて破壊されて消失しかけた時に、その元の意味を拾い出してアメリカで発展させたのがリバタリアニズムw
英米圏以外では、元の「リベラリズム」が残っているから、その「リベラル」とリバタリアニズムは対立していないw
元のリベラリズムこそが、私有財産と自由市場に基づいて自己制御しながら有機的に発展する市民社会を信じる思想だったのw
「基本となる対立構造」は、支配する者と支配される者であり、政府の行為を最小限に縮小すべきと主張したのw
すなわち、人間社会であれば、日本を含めて、どこでも当てはまるのw
働く経済法則は同じものであり、ある政策を取ればその結果は民族に依らず同じw
日本を含めて西洋の国々が取ってきた政策の長年の結果が現在の惨状w
リバタリアニズムは、民間で当たり前に受け入れられている倫理(非攻撃者を攻撃しない、他人の財産を盗まない)を社会全体に当てはめて、その倫理から免除される個人や団体を無くするだけの話w
その特権を得ている最たる存在が、「政府」であり「公務員」w
結局、憲法でも抑えきれず、ますます課税してくる政府に対して、インフラや防衛や安全や紛争解決は、税金(国民から盗んだ金)によらず、民間で自由に競争してそのサービスを提供する企業家たちが契約上で利用者との合意に基づく料金や保険の仕組みを利用して普通に運営できるから、政府は要らねえというのが、アナルコ・キャピタリズム(無政府資本主義)w
アナーキーと聞いたら社会崩壊しか想像できないように「教育」されてそれを信じてる者たちでも今なら研究論文が豊富で容易に入手可能だから、リバタリアニズムを理解し、きっちり私有財産と自由市場の仕組みを理解したら、アナルコ・キャピタリストにも無理なく成れるw
それを日本語で説明する知識人がいない隙をついて、笠井みたいな共産主義者が乗っ取り工作を仕掛けているw
まあ騙されるほうが馬鹿なだけだけどw
しかし、社会主義者、共産主義者、福祉主義者からそのままお手軽にリバタリアンに成ることは出来ないw
政府を用いて他人の財産を奪い取ろうと考える卑しい性根を徹底的に叩き直さねばならないw

「村社会」「共同社会」と、リバタリアニズムは何も対立しないw
それらは「私的財産権から最も遠い社会構造」であるわけが無い。
田畑がどこの誰兵衛の持ち物であるという構造に基づいているだろうがw
だいたい古文書なんか、土地の境界や水利の訴訟ばっかりなんだからw
私的財産権が確立していて、誰の所有物であるかを明確にしなければ、どうやって農業するの?w
財産権があるから「共同」が可能になり社会が成立するのw
「村」の共有地だって誰が何株持っているとかになっているでしょw
その株の入札や売買が行われていて、家が逼塞して株を売り払って持っていない家もあるとかw
それが、「村社会」でしょw
ばりばり私有財産権に基づいているw
「相互扶助」は、誰の財産であるかがはっきりしているからその所有者が与えることが出来るわけw
そして有志として村で賞賛されるわけでしょw
そして、まさに、それだけであれば、リバタリアン社会w
リバタリアニズムは、同意に基づかずに暴力や脅迫によって財産を奪い取ることに反対しているだけなのだから。
すなわち課税による「相互扶助」w


27. 2012年5月30日 19:56:21 : UYhuUfPpWY
なんか論点が逸れてるな。重要な論点は森村や笠井が共産主義思想の持ち主であってリバタリアンではないという事。

「進化」「発展」「科学的」とか設計主義や計画主義っぽいリバタリアニズムと関係のない言葉を連発するのも左翼の常套手段。介入による「健全な市場」よりも介入によらない「消極的自由の尊重」を主張するのがリバタリアニズムでしょ。
あくまでリバタリアニズムは消極的自由を尊重する思想であって、効率性や公正を突き詰めようとするのは紛れもない左翼。

偏ってはいけないだの中道が大事だとかも左翼のよくいうこと。「進化」「発展」「科学的」みたいな設計主義を大義名分にリバタリアニズムを乗っ取ろうとしてるだけ。

リバタリアニズムなら消極的自由や自然権との相関性を中心に
議論しなければ話が横道に逸れる。計画主義や設計主義はそれを侵害する可能性を多分に秘めている。

消極的自由を尊重するという単純な思想に、
「進化」「発展」みたいな概念を無理矢理絡ませること自体が乗っ取り行為。


28. 2012年5月30日 21:07:15 : kNRqr9j356
> 25
「正しいから正しい」じゃなくて、まず、出発点として、ある特定の財産権ルールを「正しい」と考えて支持する者を「リバタリアン」と呼ぶのw
それ以外の財産権ルール(政府による富の再分配、市場介入、相続否定)を信じる者は、「リバタリアン」ではないのw
ただそれだけのことをあなたが理解できないのは何故なの?w
その根本(身体所有、入植占有、契約上の交換、売買、贈与、相続)から逸れて、なんで「リバタリアン」なの?w
それを「正しくない」と考える「リバタリアン」って何がしたいの?w
それは、共産主義者の得意芸能である乗っ取り作戦としか考えられないなって話w
今から、その財産権ルールを考えましょうかって話じゃないのよw
すでに、思想家たちが考え抜いて、これがリバタリアニズムの財産権ルールですって、おおよそ確定してるのw
そこから枝葉の議論に入っていくわけw
常に、その財産権ルールに違反していないかを考えるのが、リバタリアニズムなのw
知的財産に関しては長らく議論があったけど、これもおおむね否定の方に議論が進んで、少なくともインターネットで世界で最も購読者がいるリバタリアンのサイトの有名な寄稿者たちが、だいたいそれで一致しているのw
森村や笠井の寝言の「受け売り」とは、「受け売り」するにもレベルが違うのよw
もちろん、「受け売り」するのは、それを読んで理解して納得しているからであり、自分が思想を考え出せるほどの知的能力が無いことを自覚しているからw
その自覚が無いのが、森村と笠井w
何なの、あのメチャクチャな低レベルの「議論」はw

29. 2012年5月30日 22:29:36 : kNRqr9j356
> 24
リバタリアニズムでの「個人の権利」は、財産権のみであり、その個人が自らの身体と財産を所有する権利w
リバタリアニズムが反対する「個人への介入」の「介入」は、必ず暴力か暴力の脅迫を伴うものを指しているw
リバタリアン社会は、その個人が他人を身体的か財産的に攻撃を起こさない限り、その暴力を伴う「介入」が行われないことを保証するシステムw
暴力、盗み、詐欺は対処されるw
最小国家のリバタリアン社会であれば、今よりも法律の量を極小に減らした上で、今のような司法制度で対処されるw
アナルコ・キャピタリズムであれば、26で説明したような民間サービスが行う。
個人の利益の「衝突」は、自発的な交換に基づくシステムである市場で調整されるw
最小国家の場合、国防、警察、司法が課税による資金調達になるけど、それは、はっきりとした特定のサービスの費用を支払うのであって、課税方法も単純化するだろうし、今のようなウジャウジャいる公務員を食わせたり富の再分配の名目で行われている莫大な課税ではないw
政府が福祉、富の再分配を始めたら、政府は制御不能になり、それが西洋の現状w
日本で、今の国が管理する年金制度やらが始まる前に、老人達が餓死していたのか考えればよいw
年金制度も福祉も財政破綻するのは時間の問題。
この制度を続行しようとすれば、経済は疲弊し若者達が餓死するw
基本的にすべてを自由市場化すれば何もかも一変するw
医療内容も変わり価格は押し下げ方向に働くし、無駄を第三者に負担させることが不可能になるw
本当に他人の慈悲にすがらねばならない事態に対処する団体も生まれるw
とにかく、市場介入と財産権の侵害による悪影響が理解できれば、それを「国家が補償」して安心できるとは全く思わなくなるw
アメリカは、中央銀行が生まれては廃止された経験を持っているw
今回が三度目の廃止になるだけw
今のような中央集権化している法律を廃止すれば、民間で分散的に貨幣供給されるw
「国家の庇護」とは考えず、国家は、社会に必要なサービスの一部を行うだけの存在w
セコムの庇護を受けているとは表現しないでしょw

30. 2012年5月31日 01:37:29 : kNRqr9j356
27が指摘したことに関連するけど、似非リバタリアンの流行りの騙しの手口が、「リバタリアニズム」とは「市場での競争」を目指しているというものw
だから「健全な」競争にするために出発する地点を個人間で同じにしなければならないぞとw
ということは相続財産があることは「公正」でないぞとw
これで、リバタリアニズムを乗っ取った気になっている共産主義者たちw
リバタリアニズムは、個人が自由な協業(分業での協同)に入るのに妨げとなる制度上の妨害(政府の介入)を取り除けというだけであり、「競争」しなければならないなんて戒律は無いw
政府の法律が生み出す独占(電力会社を想像すればよい)は、政府の暴力(法律)を取り除いて自由な参入を許せば、その市場が(消費者を求める)競争状態になるというだけの話なのに、共産主義者は逆に、「競争」を実現するために新たな暴力(私有財産の没収)を必要としているという発想になるのw

リバタリアンが自由至上主義と呼ばれることに食いついてきて、その言葉から連想ゲームして、俺様リバタリアニズムみたいな連中がいる。
リバタリアニズムの財産権ルールを「正しい」と考えるに至る道筋が、直感的にとか、宗教的にを除けば、理論的に今三つあって、一つが自然権、一つが帰結主義、一つが立論倫理。
しかし、至る先が同じあの財産権ルールである者のことを「リバタリアン」と呼ぶのであって、帰結した先が共産主義ならば共産主義者を名乗ればいいのw
森村は、「自然権的」共産主義者かwww


31. 人力 2012年5月31日 07:39:52 : IcEmOi2vqF80I : n9gsyjFSVA
>26 >>29

詳しい説明をありがとうございます。
リバタリアンの精神の理解に、非常に役立ちました。

「結果の平等」を求める社会主義と、
「機会の平等」を求めるリバタリズムの違いが良く分かりました。

リバタリズムの根本原理は、「自然権」と「自然発生法」で、
これは農村社会では古来より充分機能して来たと理解してよろしいでしょうか?

ところが国家と貨幣システムが拡大する中で、
経済力の異なる地域間で、通貨による富の偏在化が発生し、
それを補完する形で、徴税による富の再配分が拡大していったと考えれば、
リバタリアンが政府紙幣の発行に否定的なのも理解出来ます。

極端に流動性の高い通貨システムこそが、
世の中に歪みをもたらす元凶と解釈するのがリバタリアン的なのでしょうか?

以前私のブログにて、地域通貨の可能性を検討した事があります。
http://green.ap.teacup.com/pekepon/406.html


32. 2012年5月31日 11:46:27 : UYhuUfPpWY
機会の平等じゃなくて消極的自由の尊重。
機会の平等は社会主義の一種。

森村は遺族の相続権つまり自然権を否定してるから普通に共産主義者。
恣意的に死者の権利ばかり話して論点そらしするのが森村の手法。

遺産相続は他人に迷惑はかからない。
遺族の消極的自由を尊重するために、遺産相続を侵害する規制をかけてはならないと
考えるのがリバタリアニズム。


自然権的には管理通貨制度に反対の一番の理由は私有財産権が恣意的に侵害されるシステムだから。


33. 人力 2012年6月01日 03:01:10 : IcEmOi2vqF80I : n9gsyjFSVA
>32さん

ありがとうございます。
勉強になります。


34. 2012年6月01日 13:11:55 : kNRqr9j356
> 31

どこを誤解されたのか分からないけど、リバタリアニズムは、「結果の平等」には当然反対だが、いわゆる「機会の平等」にも当然反対だよw
あくまで「法の下の平等」のみw
法律が社会の中の誰にでも等しく適用されることw
ある者だけが法律上で特権を与えられることに反対するだけw
そして、リバタリアン社会ならば、平和的に生きている人間に対して暴力を起こすことが合法化されないだけの話w
「結果の平等」「機会の平等」は、何も高尚な政策ではなく、暴力によって社会の誰かの財産を奪い取って他の誰かに与えるという意味でしかないw
奪い取られる側の人間の反対に遭っても、それを実行しようとすれば暴力が必要になるでしょw
どんな名目であろうと、どんなレトリックを用いようとも、財産権の侵害を正当としない政治思想が、リバタリアニズムw
リバタリアズムが実現する社会とは、そういう財産権の侵害の制度化が一切無い社会なのw
その結果は、社会の富の増大、中産階級の拡大、善意による機会拡大であって、社会主義者が言うような弱肉強食社会ではないw

農村だろうが町だろうが、そもそも財産権が無ければ、所有者と泥棒を区別できなくなるでしょw
すなわち文明的な社会が成り立たないw
さらに、リバタリアン社会になれば、お上(おかみ)に奪い取られることが最小になる(最小国家)もしくは無くなる(無政府)w

「徴税による富の再配分」とは、ある者の財産を奪い取って、ある別の者に与えることw
その受け取り側になろうとする動機付けが、社会にとって良いと思う?w
自由市場での自発的な交換であれば、両者がお互いの物を欲しいと思っているから交換が生じて両者両得になるw
物々交換では、自分が欲しい物を得るには、自分が交換に用いる物を欲しがる相手を探さねばならず不便であり、ある物が社会の中で交換手段として選び出されることになる。その物の「流動性」が高まるほど、その物がさらに交換手段として好まれることになり社会の中で一般的な交換手段になる。それを「お金」と呼んでいるだけであり、貨幣経済になっても物と物の交換であることに変わりはないw
それが、歴史的に金や銀を一定の形に加工した製品だったのw
そもそも「流動性」が低い物は「お金」になれないw
売買の際に受け取れないと売り手が断るものは「お金」になれないからw
そういう物は、いったん「換金」しなければならないw
その換金して受け取るものが「お金」なのw
そして、もう一度、その売り手のところに行って、その「お金」で買う、すなわち交換が可能になるのw
ダンゴ屋は、ダンゴ一本よりも100円のお金が欲しいのであり、ダンゴ屋の客は、100円のお金よりもダンゴ一本が欲しいのw
そこで交換が生じて、両者とも「ありがとう」と言って別れるハッピーエンドが生じるわけw
しかし、ここで問題は、現在、その「お金」が、政府に統制されている「通貨」になっていることw
納税をその「通貨」で要求し、市場取引と借金返済をその「通貨」で行えと命令していることw
政府が、中央銀行を設立して、銀行制度を統制していることw
経済を安定させると称して行われる中央銀行の金利統制で、政府への資金調達を容易にして、巨大政府になっていることw
リバタリアンは、この通貨制度に反対しているのw

資本は利益を生むところ(消費者の評価が高いものの生産)に集積されるのであって、「富の偏在化」が起こらねば生産的になれないw
そして、生産的か生産的でないかは利益によって判断できるから、その集積は固定的ではなく消費者の選択に沿って常に配置し直しが行われているw
それに大きく失敗すれば損失が拡大し倒産しなければならないからw
政府が行うことすべては、その市場の試験(利益か損失か)を回避しているから、政府が行うことが大きいほど、社会の要求するものから外れるわけw
政府が、資本の配置を決める割合が多くなるほど、それは社会主義的になり、経済が停滞して当たり前w
すなわち、公共「投資」という名の公共浪費は、社会貧困化への近道w
もちろん金回りが良いのは政治的な繋がりの中にいる寄生者たちであって、生産者ではないw
生産的に資源を用いているかどうかは、市場の価格機構を通した「利益」によってしか判断できないw
社会の中に泥棒が大勢いてその泥棒が盗み金を多く消費したら、それで「経済が回る」かもしれないが、それは、富の生産とは逆に回っているのであって、それまでの生産によって消費するものが豊富にあるだけであって、ひたすら社会の中の富を消費していくだけ。自由市場ならば生産の方向に回ろうとするが、政府は逆の浪費の方向にしか回せないw
20年間、それが政府の行ってきたことw
残ったのは、無用の産物と天下り先と返済不可能の莫大な債務w
これが清算されるまで日本の生産者は疲弊していくのみw
日本の再起のためには、自由市場と貨幣についての理解とリバタリアニズムの理解が必要になるw


35. 2012年6月01日 18:34:39 : tXZhvy2UBo
難しくてよく分かりませんが、
監督クリントイーストウッドの作品を観て、
なーるほどと思うことがありますが、
それと違いますか?


36. 2012年6月01日 20:22:25 : kNRqr9j356
35.は、34.(俺)に対してかな?w
分かりやすく書いているつもりなのにショックw
俺の説明能力はこの程度w
分からない箇所を書いてくれたら、言い方を変えて説明するけどw

どういう作品内容に「なーるほど」と思ったのかを書いてくれないと分からないよw

ところで、よくある似非リバタリアンの騙しの手口(30.)の続きを書いておくw

●「効率」
政府が行っているある分野の「効率」を上げることが、リバタリアンの政策になるというものw
そんなものは、リバタリアンの政策にはならないw
共産主義者ですら政府の「効率」を上げようとするってのw
カストロですら公務員を削減するってのw
リバタリアンは、その分野からの政府の撤退を要求する提案しか行わないw
その分野に対する政府の行為(規制、指導、課税、補助金)を撤廃させるのみw
これを行えば、政府への口利きが必要なくなるから、天下り官僚に対する需要そのものが消えて、その分野に関連する天下り先は全滅するw

●「裁量」
政府の「裁量」を減らすことになる政策だから、リバタリアンも支持するというものw
この騙しが流行っているのがベーシック・インカムw
政府による強奪が済んだ後で、そのお金の分配に対する役人の「裁量」を減らすから、リバタリアンも支持するはずだとw
支持するわけねえだろうがw
リバタリアンは政府による強奪の時点で反対しているのだからw
リバタリアンは、人の財産を政府がある目的で使うと「裁量」すること自体に反対しているのだからw
財産は、その所有者が100%「裁量」権を持つべきであるとねw
リバタリアンならば、絶対にベーシック・インカムを支持しないw
所得税そのものの廃止を訴えるw


37. 2012年6月02日 00:38:02 : kNRqr9j356
●「経済的自由」
リバタリアンは「経済的自由」を目指すというものw
それは、資産を増やすことだとか融通の利く職業に就くことだと思っている者たちがいるw
自分の経済的な自由度を大きくすることだと、橘玲の本を読むことだとw
そんなことは、リバタリアニズムとは一切関係がないw
それは、個人的な人生指南であって、リバタリアンとして語る話ではないw
リバタリアニズムの核心たる『経済的自由』(economic liberty)とは、個人による大小の区別があるものではないw
各個人が等しく持つ権利のことであって、各個人が各個人の財産を自由に用いる権利のことw
貧乏人が自分の財布の中のお金を自由に使うことw
大金持ちが自分の資産を自由に用いることw
それを政府が妨げるな盗むなと主張するのがリバタリアンw
ちなみに、橘玲は有能な「経済小説作家」であり、本物のリバタリアン(Walter Block)の著作の邦訳者ではあるが、俺は、橘自身を「リバタリアン」だとは全く思わないw
もちろん、これは何ら非難ではなく、政策上の話題において、そう判断せざるを得ない発言ばかり彼が行うからw

本場のリバタリアンのサイトを日常的に読んでいる俺からすれば、日本の自称「リバタリアン」たちの発言は、違和感ばかり感じるw
もちろん、森村と笠井は論外だけどw


38. 2012年6月03日 14:01:45 : ii1eSZc2Vo
kNRqr9j356 の必死感は伝わるけど、 援護射撃のUYhuUfPpWY と同一人物なのか。

39. 2012年6月13日 01:21:32 : kNRqr9j356
> 38 何、その一行で、御自分の「必死感」を表す芸当はw

●「社会的同調圧力」
リバタリアンは、社会的、封建的、ムラ社会的な同調的圧力を憎んでいるというものw
似非リバタリアンしか、そんなアホなことは言いませんw
圧力が、強制を伴う(つまり、政府の強制による)ものにのみ反対するのが、リバタリアンであって、「同調圧力」なる強制力のないものには、反対する理由がないw
同調しない自由が存在するのだからw
同調しないことから生じる結果を負えばよいだけの話w
似非リバタリアンの共産主義者ほど、封建的とか家父長主義的という言葉を持ち出すw


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