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2011.3.14 12:43 (1/2ページ) 産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110314/plc11031412460023-n1.htm
枝野幸男長官が14日午前11時40分、福島第1原発3号機での爆発を受け、首相官邸で開いた記者会見の詳報は以下の通り。
◇
「東京電力福島第1原子力発電所3号機については、昨日来、断続的に海水を炉心に注入してきたところでございます。この3号機において、先ほど11時1分、爆発が発生をしました。爆発の状況などからみて、1号機で発生をした水素爆発と同種のものと推定されております。現地の所長と直接連絡をとりまして確認をいたしましたが、現地の所長の認識としては、格納容器は健全であるという認識を一番直近のところで専門家として担当している現地の所長は、本日11時30分ごろ報告をいたしております」
「従いまして、放射性物質が大量に飛び散っている可能性は低いと認識を致しております。ただ、1号炉で同種の水素爆発が生じたときと同様の放射能のレベルの上昇というものは、推測をされるところでございますので、現在、20キロ圏内からの退避の途上であったごく少数のみなさん、残っておられましたが、こうしたみなさんに直ちに建物の中に念のため退避するよう指示を下したところでございます。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110314/plc11031412460023-n2.htm
現在、圧力容器の圧力、あるいは注水が継続しているというデータが届けられておりまして、こうした状況が確実なデータあれば、現地の所長の報告を裏付けるものであるというふうに思っております。今、鋭意、放射線濃度など現場周辺の情報、データを収集をいたしているところでございますので、よろしければ引き続き情報収集と分析に戻らせて頂きたいと思いますがよろしゅうございますでしょうか」
−−格納容器に影響がないというのはどういう理由か
「その根拠となっているところのは、今、東京に届いているデータ、情報の中からは注水が継続されている。あるいはその圧力の数値が若干低下はしていますが、一定の数値の範囲にある、こうした情報と、そうした情報を一番直ちに把握している現地の所長と直接確認をしたその報告に基づくものでございます。こうしたものを裏付けるデータが今後、東京の方にも入ってきますので、それを分析した上で、最終的な確定をさせなければいけないというふうに思っておりますが、現地点の正確な情報としては、現地の所長の報告として格納容器は健全であるという報告がきているということです」
−−けが人は
「今のところそうした情報を確認はしておりませんが、これも把握をして分かり次第ご報告をさせていただきます。よろしゅうございますか、ありがとうございます」
(完)
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