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日航ジャンボ123便 朝日新聞「防衛庁は件数は311件と〜しっぽの吹流しなどを狙うはずの高速標的機を、実際に撃ち落とした
http://www.asyura2.com/11/lunchbreak51/msg/903.html
投稿者 愉快通快 日時 2012 年 2 月 22 日 12:23:28: aijn0aOFbw4jc
 

(回答先: 日航ジャンボ123便 沼津でも日航機破片? 60年末、海岸で見つかる 1986.01.12 東京朝刊 23頁 1社 (全 投稿者 愉快通快 日時 2012 年 2 月 17 日 18:39:06)

ラジコン偵察機「チャカ2」(青鉛筆)
1985.09.01 東京朝刊 23頁 1社 写図有 (全286字) 


 ▽陸上自衛隊が、ジェット偵察機部隊を持つ。ただし、ラジコン機。ミサイル用標的機「チャカ2」にカメラを積み、敵陣を撮影しようというわけ。61年度予算の概算要求に1セット(2機)分を盛り込んでいる。

 ▽敵状を知るのに航空偵察の威力は大きい。が、速度の遅いヘリコプターやプロペラ機では撃墜されてしまう恐れが強い。航空自衛隊のRF4Eジェット偵察機は数が少なく、急場に間に合わないことも考えられる。

 ▽そこで「チャカ2」。小さくて小回りがきき、スピードも出る。撃墜されても人命に被害はない。とはいえ1機で約1億5000万円。誘導装置などを含めたセットで約16億円。けっこうなお値段ではある。


朝日新聞社


財産の守りは薄い防衛庁 墜落事故などで61年の損害は33億
1987.04.17 東京朝刊 26頁 2社 (全1,972字) 


 防衛庁が税金で購入した兵器や備品を失ったり、壊したりしたことによる損害額は昨年、約33億円に上り、全省庁のこうした“無駄遣い”の約6割を占めていることが、16日までに、会計検査院への報告から明らかになった。戦闘機などの墜落に加え、訓練中に高価な魚雷や標的をなくしてしまったりしているためだ。墜落して使い物にならなくなった航空機1機の損害額を1000万円余と報告するなど、金額の算定は極めて低いが、それでも群を抜いており、防衛費が高くつく実態を改めて見せつける結果となっている。


 貴重な国の財産を守り、失ったり壊したりした際の弁償責任などを問うため、法律では、国の財産を(1)現金(2)国有財産(不動産、航空機、船舶、株券など)(3)それ以外の物品、の3つに分類。各省庁に対し、現金と物品の亡失・損傷を発見した時は、大蔵大臣と会計検査院へ通知すること、国有財産の亡失は検査院に報告するよう義務づけている。

 60年11月から昨年10月までの1年間の物品の亡失件数では郵政省の1万528件が断然多いが、切手を売る時、間違えてやぶいてしまったというケースが大部分で、損害額は約9950万円に納まっている。

 これに対し防衛庁は、件数では311件と郵政に次いで2番目だが、金額は6億9319万円余と物品損害の65%を占めた。「回収装置がついていて何度も使えるはずの魚雷(1発2750万円)を訓練中に誤って沈めた」「しっぽの吹き流しなどを狙うはずの高速標的機を、実際に打ち落としたり、魚雷標的を沈めてしまった」などが主な例=表。ほかは隊員が帽子をなくしたなど、細々したものという。

 他の省庁の物品亡失で一番多いのは交通事故による自動車の損傷。そのほかは、刑務所の火災でワープロが焼けた(法務省)、集中豪雨や土石流で記録計が流失(建設省)、あて逃げでブイが壊れた(保安庁)など、やむを得ない場合がほとんどだ。

 現金の損害は法務省の1件以外はすべて郵政省。郵便局の窓口でのミス・盗難・強盗の被害などだ。国有財産の件数では、立ち木の盗難、林野火災がある農水省の101件(約8800万円)が目立つが、金額では防衛庁の25億8734万円余が断然トップ。いずれも航空機の墜落による損害だった=表。

 60年10月、宮崎県沖に墜落した海上自衛隊機の場合、40年度に購入した古いもので、減価償却がほとんど済んでいるとして、防衛庁は「損害額1150万円余」と報告。昨年6月、燃料切れで墜落した戦闘機2機の場合も、それぞれ2億円前後と極めて安い金額を報告している。

 昨年10月までの1年間に、検査院が各省庁から受理、弁償責任の有無を判定するなどの処理をした亡失・損傷は、現金が911件(約2億2500万円)、国有財産が181件(約43億4000万円)、物品が1万1246件(約10億6500万円)の計1万2338件(約56億3000万円)。


 墜落4機の損害額は購入の半分で算定 防衛庁の61年装備損失


 防衛庁は、会計検査院に対し墜落した航空機4機の損害額を計約25億8000万円と報告しているが、調達(購入)価格は計56億7000万円と、報告の2倍以上。しかも、そのうち2機約34億円が失われた事故は燃料切れという初歩的ミス。

 防衛庁は、墜落などの事故で戦闘機などを失った場合、一定の事故率を予想して調達しておいた予備機を充てるが、その価格も配備機と変わらない。このため、損害額は調達価格で出すべきだ、との意見は防衛庁内にもある。今回報告された事故機の調達価格を見ると−−。


 ビーチクラフト機(損害額約1150万円)は昭和40年度調達で7300万円。HSS2Bヘリコプター(同21億5961万円)は55年度調達で22億円。2機のF4EJ戦闘機(同1億9100万円と2億2521万円)は44年度、46年度調達で各17億円と、報告した損害額とは大きな差がある。

 2機のF4EJが同時に燃料切れで墜落した事故は初歩的ミスとして機長2人を停職2日と同1日としたのを始め、上司ら計15人を処分した。


 ◇防衛庁が61年10月までの1年間に出した主な損害


  【国有財産】

 ▽60年10月23日 鹿児島県鹿屋市の海上自衛隊第1航空群所属のビーチクラフト機が海中に墜落(損害額1150万5014円)

 ▽61年3月27日 静岡県御前崎沖で訓練中の海上自衛隊第21航空群(千葉県館山)所属のヘリコプターHSS2Bが行方不明に(21億5961万4278円)

 ▽61年6月16日 航空自衛隊第5航空団(宮崎県新田原基地)のF4EJファントム戦闘機2機が操縦ミスによる燃料切れで墜落(1億9100万4126円と2億2521万7843円)

  【物品】

 ▽魚雷の海没14発(3億8573万2570円)

 ▽高速標的機の撃墜1機(1472万円)

 ▽魚雷標的の海没1基(185万0207円)


朝日新聞社


http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/1949.jpg  

<参考>高速無人標的機MQM-74C(CHUKAR II)チャカ2
http://rightwing.sakura.ne.jp/equipment/jmsdf/other/chukar2/chukar2_01.jpg
最大速度 954km/h
上昇限度 12,200m
http://rightwing.sakura.ne.jp/equipment/jmsdf/other/chukar2/chukar2.html
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/7533.jpg  

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