「ドンファンの教え」？
あれ面白かった〜！！
ファンマトゥスっていう呪術者の所にカスタネダが弟子入りしていろんな神秘体験をするんだよね。
で、カスタネダがいつもそれをノートに記録してて、ドンファンに「そんなことやめろ！」って怒られるｗ
オレはあのシリーズの哲学的考え方に大いに影響を受けた。
日本では「神秘」とかそういうくくりで本屋に置いてるんだけど、アメリカじゃ立派な哲学書だからね。
もう一回読みたいなぁ・・・

なかなかいいこと言ってるんですね、ドンファン。

「いかなる道もひとつの道にすぎない
心（ハート）に従う限り　道を中断しても蔑む必要はない
あらゆる道を慎重によく見ることだ
必要とあらば何回もやってみることだ
そして自分に　ただ自分ひとりに　次のように尋ねてみるのだ
この道に心（ハート）はあるかと
心があればいい道だし　なければその道を行く必要はない」

「力は人が持っている知の種類による
役にも立たないことを知ることに何の意味がある？
未知との避けることのできない出会いに備えるのに
そういうのは役に立たない」
などなど・・・響く言葉がありました。
でも、私はよけいな知識も大好きなんですけどね・・・
「自分にかまいすぎるな　大事なもんが見えんようになる」とかも納得。
ではまた。　　　カニ

オレがすっごく気にいってるのは、カスタネダが「私が体験したと感じている事は真実なんだろうか？（確か空を飛んでる幻覚？を体験した時だったはず）」ってドンファンにきいた時のドンファンの答え。
「君が体験したと感じている事が君にとっての唯一の真実だ。他の人にそれがどう見えるかなど君にとっては何の価値もない（うろ覚えｗ）」って主旨の言葉。
真理を突いてるなぁって思わず感激したよｗ