弁護士が控訴忘れ敗訴
2012/04/11 NIKKANSPORTS
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20120411-932360.html

横浜弁護士会所属の男性弁護士（６７）が担当した民事訴訟で敗訴後、依頼人の神奈川県鎌倉市の６０代男性から控訴手続きを頼まれたのに忘れたため、判決が確定していたことが１１日、同弁護士会などへの取材で分かった。

弁護士は取材に「忙しくて控訴手続きを忘れてしまった。大変申し訳ない。男性にはおわびとして１００万円を支払った」などと話している。男性は同弁護士会に相談し、この弁護士の懲戒請求を検討しているという。

同弁護士会に寄せられた相談によると、男性は両親の相続財産をめぐって２００６年に親族から横浜地裁に提訴され、１０年に約１１００万円の支払いを命じる判決を受けた。判決を不服として弁護士に控訴を依頼し、着手金３０万円などを支払った。しかし控訴手続きはされず、男性は判決確定後、地裁に再審を請求したが今年３月に棄却された。

同弁護士会の剣持京助副会長は「事実なら弁護士としてあってはならないミスだ」としている。(共同） 　

コメント
01. 2012年4月20日 12:11:12 : cHRaiaABdc しょっちゅうあることです。 だいたい、弁護士報酬が安すぎて大量に請けないと事務所賃料も事務員給料も払えないから、こうなっても仕方がない。 私の友人の医者は、むちゃくちゃ忙しいから、手術で患者をとりちがえるくらいがなんだ、仕方がない、と言っている。 同じことだよ。

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