「２０７０年・地球家族」と言う応仁著書は、
この当時に成れば、この様な世の中になっておりますよと言う、未来小説ですが
其の一つに
人間様の脳の働きがすべて解明されており、その人の脳から記憶の言うならばコピーが取れる世の中になっていると言う楽しい時代です。
事件が起こり、そして容疑者たちからは即「脳の記憶のコピー」を取り出し、犯罪を起こしたか否かが即判明する。
故に
冤罪と言うフレーズ自体が無くなっている世の中になっている・・・如何ですか？楽しいでしょう？しかし後何年先だよ〜〜〜

現在においては脳の解明は殆ど出来ておませんですな？特にメンタル分野はね。
そこで事件が起きれば、お巡りさんたちもあの手この手を使い、真の犯人捜しをしなければならない事だし、また容疑者に対しては拷問に等しい仕草をしなければと言う事も多々あるのでしょうな？
しかし
濡れ衣を着せられたお方さんはたまったもんでは無かろうね。

その道のお方ならば理解出来ることでしょうが・・・なぬ、その道のお方とは？
ズバリ申せばスパイとの戦いをされている御仁達ですよ。
まあ日本国は何でもスパイＯＫの御国ですからあまりピンとこないでしょうがね。
そうだ
良い例が有りますよ
ほら
砂漠の国で独裁者が倒されて逃亡の末につかまり、絞首刑でこの世からサラバになった小父さん
この小父さんに対して強い御国が取り調べをされましたその中に「退行催眠術」を使った取り調べが有りましたでしょう？
小父さんもこの取調官には最後は心を許したと言う話題も有りましたでしょう。
この取調官（多分ドクターでしょうがね）こそが「退行催眠術」を使いましたのですぜ。
其れも薬と共に使えば殆どの人間達は真の心をゲロをするというこれですよ。

事件が起きる
お巡りさんたちは被害者にかかわりの有りそうな御仁たちにアリバイを聞きますな。
この時（余分な情報が氾濫する前にね）にこそ「退行催眠術」を行使できるようになれば、真の犯人ならば間違いなく分かるはず。
しかし
先の袴田事件の犯人とされるお方には今更退行催眠術を掛けようが、余りにも拷問に等しい取り調べで可笑しな先入観を植え付けられていることでしょうから今さらされても潔白を証明する事は難しいですがね。
しかし一つ良い方法が有りますぞ。
其れはね
当時に取り調べを担当したお巡りさん（刑事＆検事）達が御存命であるならば、お巡りさんたちに退行催眠術を行使して、真の取り調べの状況を知ることも良いのでは有りませんかな？
ついでに死刑を告げた裁判官にも退行催眠術を行使すれば、思ってもみない何かが出てくるかもね。

この項続く・・・