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服部さんの1月10日東京デモ中継動画に民衆ジャーナリストの「信」と「芯」を見た
http://www.asyura2.com/11/senkyo104/msg/238.html
投稿者 愚民党 日時 2011 年 1 月 11 日 00:16:03: ogcGl0q1DMbpk
 

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服部さんが1月10日東京、青山公園から六本木までのデモ、そこでのインタビューは昨年12月5日日比谷からのデモ中継より、素晴らしいと思いました。

一般的観念的な感想ですが、実はわたしたちは、あれほど敗戦後、文学と哲学において論争してきた「近代的自我の確立」「主体性の確立」「主張できる個人の確立」それが
ごく自然にデモ参加者の気概に内在しているとわたしは思った。

敗戦によって、わたしたちは「文学と哲学の無残な精神史的敗北」を経験した。日本はイタリアと違ってレジスタンス運動は壊滅し、全面的な戦争動員体制に巻き込まれてしまった。イタリアの北部はレジスタンス運動によるファシズムからの解放であった。日本は全面的にファシズムによって完全支配されていた。ゆえに日本共産党はアメリカ占領軍が日本国民をファシズムから解放したと規定したこともあったのである。

服部さんがインタビューしたデモ参加者には気概と毅然としたマスメディア・ファシズムに抵抗する個人の日本精神史の現在が内在しているとわたしは思った。

さらに服部さんが何故、白衣裳を着て、中継動画をとるのかも、今回、強く理解できた。「911とジャーナリスト」への思いである。インタビューを受けた男性は911への疑問を語っていた。

インタビューを受けたデモ参加者は「疑問から出発し、ネットで調べて自分で考えた」と誰もが語っていた。デモ参加者は民衆の風のネットジャナーリスト存在であった。

精神と存在の力をわたしは感じた。新しい日本民衆精神史がインターネットから誕生したのである。そして街頭と接続したのだ。これが日本における1989事態である。1989年、ベルリンの壁は崩壊し、独裁的な東欧社会主義政権はなだれをうって瓦解していった。わたしたちは世界に比較して20年も遅れて出発したのかもしれない。しかしこの市民革命は日本と世界にとって巨大な前進であることは間違いないと思う。

阿修羅は昨年から国民的掲示板となった。大阪デモでも日比谷デモでも埼玉入間デモでも、<真実は阿修羅にあり>のプラカードが堂々と行進していた。阿修羅はすでに街頭へと接続している。

中高年者は60年代、70年代、ガリ版刷りで発行した「ミニコミ」といった自分たちのメディアを発行し、数々の「ミニコミ」メディアを読み、すでにマスゴミとの対抗メディアを経験している。インターネットが「対抗メディア」として生成できることは経験的にいっても必然だった。ゆえに高齢者はインターネットを駆使できるのである。

わたしは今回の服部さんの1月10日東京デモ中継動画にみたものは巨大な胎動であった。

さらに青山公園という場所が素晴らしかったと思う。死者たちが眠る青山墓地があった。青山墓地には無名の有名の歴史上の人物たちの墓がある。わたしたちは死者たちの精神と心の継続性によって生存している。その原点を導いてくれる場所が青山公園という場所性でもあった。わたしたちのデモは「信」と「芯」原点から出発したのである。
これが実践において獲得できる空間と人間であると感じた。そして言葉だった。強い心だった。その心を教えてくれたのは青山墓地に眠る死者たちであった。死者とは心の使者である。強い精神と心があるわたしたちはけして敗北しないだろう。なぜなら人を信じているからだ。マスメディアが国民を洗脳し暴走しているが、わたしたちの身体と精神と心は疎外されていない。ゆえに堂々と行進したのである。街頭で言葉を出したのである。正義の言葉は必ず人へと届く。

そのようなことを服部さんの1月10日東京デモ中継動画に感じた。民衆の力で21世紀2010年代の扉を押し開いた回路であり、やがて巨大になる思想の予感だった。

わたしは鈍感な人間だが、動物的直感には自信をもってる。冬でも動物は素足で歩いている。その素足とは大地と空間還流との接続である。地の感触を確かめながら動物たる生命潮流は原野において環境を分析し細心の注意をしながら生存していく。

 

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コメント
 
01. 2011年1月11日 07:15:14: MJCuURRj3o
参加しました。主催者の方々に感謝します。六本木の通過点は祭日は人が殆どいなくて、周りの人々に呼びかけられなくて少し残念でした。警察はわざと人通りが少ない場所を選んで許可を出すのかも知れない。これも、国家権力の悪用で私達は健全な民主主義国家にしなくてはと、静かに闘争心が湧いてきました。

02. 2011年1月11日 08:51:40: cdul68fNmc
小澤その人が出席すれば大ブレイクする。

03. 2011年1月11日 17:27:49: TuoNVXVrVg
北風の吹きすさぶ本当に寒い中のデモだった。デモに参加するという行動が直近の結果につながりはしないことは、わかっているが一度芽生えてしまった大きなうねりは止まらない。皆で大きな虚構の山に気づき、それを裾野から少しづつ地道に削り、ある程度まで削れたら一気に崩れる。そこに真実の芽がすでにあり、それを我々は力強く育てなくてはならない。小沢さんの言うように自立した一人一人の意識と行動が日本を構築していく。

04. 2011年1月11日 21:03:00: GN0nHxtAkS
>さらに青山公園という場所が素晴らしかったと思う。死者たちが眠る青山墓地があった。青山墓地には無名の有名の歴史上の人物たちの墓がある。

実は私も似たような感慨を持ちました。集合場所そばに広がる墓地に向かって、「一緒にデモしましょう!」と心の中でつぶやいていました。


05. 2011年1月11日 22:46:45: oN9HT1EcNk
とにかく、なんらかの化学反応を起こす力が、デモにはある。
特に、この一連のデモは、日本の政治史にとっても意味がある。
NHKはタイガーマスクをトップニュースで扱っていたが、
本来は、このデモの全国的、複数回にわたる広がりを、報道すべきで
ある。NHK特集として、自分たちの小沢の政治とカネの報道の検証を
まじえながらやれば、受信料を払ってもいい。
まあ、根っこが、支配階層のプロパガンダ機関であることからすれば、
到底できない相談なのだろうが。

しかし、読売ごり押しの安西氏が、NHK会長にならずにすんだ。
これは朗報である。化学反応の広がりが、どこかで結果を生み出すに
いたりつつある気がする。


06. めざまし時計 2011年1月12日 04:18:24: DumHW9B/V.1FY : 31ZBZ9iStg
お褒めいただいて、ありがとう、ございます。
(^_^;)

 私もいろいろ勉強させていただいています。(^_^;)
YouTubeにも9本ばかりアップしました。
http://www.youtube.com/watch?v=ov0U0rb2Zts

また下記のようにブログにも書きました。

http://rakusen.exblog.jp/13968894/
「1.10 国民の生活が第一のデモ」の参加者にインタビューして

「1.10 国民の生活が第一のデモ!」が2011年1月10日(月)成人の日に行われ、青山公園から六本木界隈をねり歩きました。いつものように私は「殺されたジャーナリスト(魂)」と言うことで幽霊の格好をして参加されてるみなさんにインタビューしました。

 それぞれみなさんしっかりした考えをお持ちなのにはいつもびっくりさせられます。
それもかなり年配の方でも「阿修羅掲示板を見てやってきた」とか、「もう阿修羅掲示板やブログなどが中心に読んでいて新聞はやめた」とおっしゃる方が多く、もう、新聞やTVに変わってネットメディアが中心になってきたんだな、と思いました。

 さて、今回、インタビューして感動したのは、最初の参加者で、薩摩出身の障害を持たれた元自衛官の方でした。最初、こんな新幹線であっという間に県境を通り過ぎてしまう現代に、何を今さら、薩長とか、西郷隆盛なんだろう、と思っていましたが、話を聞くうちに、あー、こういう「りん(凛)」とした生き方を貫いている人もいるんだ、と、何か、昔のサムライ魂のようなものを見せられ、心を打たれました。
 そのとき、そのときの一時的な状況になるべく柔軟に合わせて生きてきた、私の生き方と逆の凛とした生き方もあるんだ、と教えられたような気がしたのです。いったん、この人は信頼できると思ったら、ふらつくことなく、固い信頼関係を結んでいく、という、かなりコアな人たちが小沢さんを支えているのでした。

 そうそう、途中、カウボーイスタイルの年配者もいて、30年間ずっと、サンケイをとっていたのに、そのサンケイのコラムが小沢批判をしはじめたので、やめて、阿修羅を見ている、という方もいらっしゃいましたね。
 サンケイと言うと、かなり自民党よりの保守的なイメージなのですが、その人たちも真実を求めて、阿修羅掲示板をみている、とのこと。またオリーブニュースという、ほぼ掲示板機能に近くて、動画や写真もアップできるネット新聞を見ている、という別の年配者もいらっしゃいましたね。(そうそう私の撮影したデモなどの画像も著作権フリーですので、どんどん拡散していただいて結構ですよ(^_^;))
http://www.olive-x.com/v3/

 まあ、とにかく、さきほどの薩摩出身の元自衛官の方のように、生まれ育った本籍はいろいろでしょうが、(^_^;)
今の幕藩体制を壊して、新しい政府を作ろう、といろいろな方々が参加しはじめ、大きな平成維新のうねりを感じさせた、デモでした。


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