http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110111-00000005-pseven-pol

昭和を代表する総理大臣のひとりである中曽根康弘氏に、対立する菅直人総理と民主党・小沢一郎氏との関係について、話をきいた。

　＊　＊　＊
――小沢氏は、今のような政治では政権交代の意味がないと批判している。

中曽根：「独立性を明示することを心掛けているんでしょう。菅君の場合は、鳩山君の行き過ぎを是正するあまり、自民党に近寄り過ぎてしまった、と」

――そうした路線対立の結果、小沢氏は、石もて追われる身になっている。

中曽根：「小沢君にとっては、蠅が飛んでるとか、蜂がブンブン回っているとか、その程度に思ってるんじゃないですか（笑）。要するに政治力の差ですよ。今は内部で党員やら議員をどちらが掴んでいるかという勝負をしている。議員総会やら党大会が、その前哨戦になっているわけですね。小沢君を見ていると、今は我慢の時期だと腹を決めて、党の議論より世論を中心に自分の進む方向を決めているんだろうと思います。それは次の天下を狙う者の当然の在り方ですね」

――国民に見える「政局」では、小沢氏は追い詰められているようにも見える。

中曽根：「それは一種のマヌーバ（戦略）ですよ。初めからいうことを聞いたら存在意義はないわけですから。今は代表選で互角の勝負をした勢力を非常に大事にして、これから外縁勢力を発展・拡大させるということでしょう。それまでは、国民世論やジャーナリズムの批判に対して非常に自重した態度に出ていますね」

※週刊ポスト2011年1月21日号

コメント
01. 2011年1月11日 10:57:30: l6QVcQZAAQ 風見鶏でもある中曽根は政局・政治力を良く分かっている。 田中角栄氏を利用し総理の座に就いた中曽根だけのことはある。 ロッキード事件は米国が介在していたから米国の意のまま進捗した。 小沢氏問題は日本国内問題だから米国の意は限定的だ。この事を最も理解しているのが中曽根って事です。
02. 2011年1月11日 11:00:08: HrsKsUZq1A 　 　あっはははははは 　 　中曽根氏を敵とも思わないが、まぁ一応、敵ながら天晴れなお見立て。 　 　うわっははははは 　 　流石だな。。。
03. 2011年1月11日 11:36:17: kbjD6Oqr1Y 老人の戯言に、安心はしてはいけません。 敵は、複数しかも、権力側。 民主の議員は、今週に決起が必須です。
04. 2011年1月11日 14:53:08: jfFAZGb6iI 有田芳生氏も中曽根氏の発言を参考にされてますね。 「中曽根康弘元首相の情勢分析が新鮮だ。「政治制度というものが成熟するには３年、５年はかかります。新しい路線を目指して進むといういう以上は、国民にも忍耐する義務があると私は思いますね」「あと1年くらい経てば、政権も３年目で、落ち着きと慣れが出てくる。そうすれば独自の戦略も生まれてくるかな。しかし首脳部の力量不足が目につく」」 http://saeaki.blog.ocn.ne.jp/arita/2011/01/post_044b.html 力量は不足も不足、限りなくゼロに近いです。 やはり、「ピンチのときの小沢氏だのみ」じゃないですかねぇ。民主党という党は。
05. 2011年1月11日 15:17:11: S7VWLgfzYU 好きではないが さすがは92まで生きてきた妖怪！ きっと人から話を聞くだけですべてが透けて見えるのだろう！
06. 2011年1月11日 18:09:19: 0VPBzq00sM 風見鶏は風見鶏でも生き延びてその間に戦い時には媚び時には裏切った派閥の領袖が皆二癖三癖もある巨魁。 そこいらのバルカン政治家たちとは一枚も二枚も違うことだけは認めよう。
07. 2011年1月11日 22:27:38: L66dsQkzT2 戦略じゃねえよ。 あんまりお粗末なんで、呆れてるだけだよ、爺さん。
08. 2011年1月12日 01:58:59: VoHQXX9kmw 中曽根は黙って引退してろ。 貴様に最早この世の中に活躍の場は無い。ナベツネ共々消えてくれ。
09. 2011年1月12日 02:15:51: dFQfn0xMh2 いや、中曽根はよく見ている。 小沢一郎は国民と国家の自立を求めている。 村社会、町民文化の相互扶助社会を何千年も続けてきた日本と日本人が 自立をするには、それなりの制度の整備が必要。となれば、その文化を 掌握し、逐次日本支配を担ってきた米側は危機感アリアリだろう。 2012年にDロックフェラーが死去するかもしれないという、12年政治変貌 を吐露したJロックフェラーと知人の小沢はその政治世界の何たるやを心 得ている。隷属下における日本の役割を終え（55年体制）、次のやり方 を模索するための変革は流れとして必然となるとの読みは、個人的には 正しいと思う。反米、中国シフトを期待して支持している勘違い人間も 多いが、それは誤解だ。
10. 2011年1月12日 02:28:33: dFQfn0xMh2 TBS荒川きょうけいのラジオで小西氏が言っていたが、欧米のメディア曰く、 日本の凋落の元凶は人口減少だそうだ。人口の増加は相当な歴史的 災害や国難でなければ解決できない。憲法と人口の多さを武器に成り立って いた日米経済相互扶助社会に変わるコミュニティの再構築を模索しない 限り、人口減少を止めること出来ないだろう。保守的（米的）な層が移民 を提唱しているのはこの点から。つまり保守層は、日本的コミュニティの再構 築を歓迎しないということで、国民一人一人の自立と個人主義志向という 事になる。これは小沢の目指す所に等しい。相互扶助社会の再構築を 狙って支持している勘違い人間は、その点をよく理解したうえで政治を見た 方がいい。小沢は国家、地方行政、団体、はたまた親父、親族に依存する 人間は糞だと言っている。

11. 2011年1月12日 02:36:25: dFQfn0xMh2 小沢が言っている、川上からの選挙戦略も自立のためには自分でやって 自分で勝ち取れとの個人主義的考えに基づいている（資金は出すが、 あとは自分次第だとのこと）。加えて、金を出して恩を売っても、自分の 信念と合わなくなると、突き放す。縦横の人間関係を重視する日本人に とっては納得行かないかもしれないが、これも個人主義者がやる行為と しては別段、不思議な事ではない。
12. 2011年1月12日 02:51:16: dFQfn0xMh2 ちなみに、盟友の平野氏が小沢に日教組を教育しろと言われたという のも、それをよく示している。平野氏は右の俺がなんで左を教育せんと いかんのか？と苦笑いしていた。（今も動画で見れる）
13. 2011年1月12日 07:37:25: KN6MTS0Ops 小沢さんは碁で言えばプロ本因坊クラす。菅、仙谷らはアマ初段クラス。読みが違う。中曽根氏はいいところを、見ている。
14. 2011年1月12日 12:45:04: rBvlYOpyFY 小沢氏寄りの発言をしたから中曽根氏をヨイショするのはどうかと思う。 確かに閉塞感が強いから小沢氏寄りのニュースに飛びつきたくなるのもわからなくは無いが現実を広く見ていないと小沢フリークと呼ばれるファンクラブになってしまう。ファンクラブの小沢礼賛はニュースでは無く感想であり、現実ではない。 お互いにヨイショし合っているのは傷口を舐めあう負け犬の遠吠えである。 ただ中曽根氏の発言は正しいと思う。かつての民主党代表戦が行われたとき党内の意見が集約されて代表になった。小沢氏の主権在民の考え方を取るのであれば国民や党内の意思が熟成されるのを待っているのであろう。自らがリーダーとなって革命を主導するのでは無しに国民の意思がその方向に向くのを待っているのでは無いかと考えている。

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• ロッキード事件中曽根もみ消し要請とCIA立花隆(中曽根も立花もまさか自分の正体がバレるとは思わなかった筈です) 小沢内閣待望論 2011/1/11 12:19:35 (0)

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