「なぜ公開許されないのか」＝元海上保安官がコメント−ビデオ流出（時事通信社）

　国家公務員法違反容疑について起訴猶予処分とされた神戸海上保安部の一色正春・元海上保安官（４４）は２１日、弁護士を通じ、「起訴猶予は寛大な処置だが、なぜビデオ公開が許されないかが明らかにならなかったのは残念だ」などとしたコメントを発表した。

　コメント全文は以下の通り。

　今回の処分に当たり、ご迷惑をお掛けした関係各位、国民の皆さんに深くおわび申し上げます。

　何度もためらい、悩んだ末に、安定した職を捨てて、あのような形でビデオを公開したのは、事件の真相を知っていただき、尖閣諸島の問題、日本の領海を脅かす外国船の問題など、どうすべきか考えてほしかったことが唯一の理由です。

　公開の方法が正しかったどうかについては、自分自身今なお判断のつきかねるところですが、一方でそのまま黙っていたら後悔していたとも思っています。

　起訴猶予という処分については、寛大な処置とは思いますが、なぜ、あのビデオが国民に対し秘密とされ、公開が許されないのかが明らかにならないまま終わってしまうことを残念に思います。

　私自身の処分が終わることによって、本当に大事な問題が置き去りにならないことを心より願っております。（2011/01/21-18:51）

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011012100805 　

コメント
01. 2011年1月22日 00:40:22: 3CYWoq7Hgg 統一教会の臭いがプンプンしませんか…？
02. 日高見連邦共和国 2011年1月22日 07:47:52: ZtjAE5Qu8buIw : GpIUsAuiLs 個人の見解が、時の立法府の最高責任者とその判断に優るとお思いナラバそれも良いのでしょうか・・・ 小沢一郎を支持し、菅憎しのオラだって、首相としての菅の判断は最大限に尊重スベキと思いマス。
03. taked4700 2011年1月22日 11:49:03: 9XFNe/BiX575U : wodroydXR6 ＞起訴猶予という処分については、寛大な処置とは思いますが、なぜ、あのビデオが国民に対し秘密とされ、公開が許されないのかが明らかにならないまま終わってしまうことを残念に思います。 よく言うよ。彼の行為によって、尖閣ビデオの全編公開という機運が消されてしまったのだ。 もともと予算委員会で30分のビデオを見せた時点で仕組まれたものだ。あの時、携帯電話さえ保管管理され、映像を映することが厳格に禁じられた。しかし、流出したビデオはどれも、現場検証時のものと見ることが出来るものばかりで、微妙に尖閣諸島沖のだ捕時のビデオかどうか検証ができない映像になっている。 つまり、予算委員会でのビデオ開示を厳格に管理することによって、海自保安官のビデオ流出事件のおぜん立てをしたわけだ。そして、だ捕時の映像を流さないで済むように世論誘導したわけだ。 刑事事件の証拠だから公開できないと言う理屈だったわけで、既に中国人船長は起訴猶予が決まったのだから、ビデオ全編公開ができない理由はなくなった。しかし、そのことを言う政治家もマスコミも一切ない。 これが植民地化された日本の現実だ。韓国と同じ、本当のことが幾らでも覆い隠されでたらめが大手を振ってとおってしまう社会。

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