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日本は、米戦争屋のシマとして譲る。その代り、中国とのコネは是が非でもキープする、というのが、オバマ政権の極東戦略でしょう
http://www.asyura2.com/11/senkyo105/msg/742.html
投稿者 TORA 日時 2011 年 1 月 28 日 15:59:44: CP1Vgnax47n1s
 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu232.html
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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日本は、米戦争屋のシマとして譲る。その代り、中国とのコネは
是が非でもキープする、というのが、オバマ政権の極東戦略でしょう。

2011年1月28日

◆オバマ大統領の一般教書演説、日本に言及なし 1月28日 朝鮮日報
http://news.livedoor.com/article/detail/5301367/

米国のバラク・オバマ大統領が25日(現地時間)に行った一般教書演説で、韓国や中国には何度も言及した一方、日本については一度も言及しなかったことに対し、日本の各メディアが鋭く反応している。

 読売新聞によると、オバマ大統領は、韓国については「米国を上回るインターネット接続環境を持っている」、中国については「世界最速のコンピューターを持っている」と紹介したのに対し、日本には触れなかったた。同紙は「中国やインドといった新興国の経済的な台頭が目立つ中、米国にとって日本は評価すべき点に乏しく、印象が薄くなっていることが改めて浮き彫りになった」と報じた。

 産経新聞も、オバマ大統領が韓国に5回、中国に4回、インドに3回、ロシアにも2回言及したが、対照的に日本には全く言及がなかったと報じた。同紙は「米国にとって国際競争の相手が、財政危機が続いているヨーロッパや、デフレに陥った日本といった先進国から、急成長する新興国へと変わったいう印象」と記した。

 また、共同通信は「米国は、日本には模範とすべき点がないと判断したようだ」と報じた。


◆オバマ一般教書演説:日本は米国戦争屋に丸投げされた 1月27日 新ベンチャー革命
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/22367655.html

2010年11月、米中間選挙でオバマ民主党が敗北して以降、下野している米戦争屋および共和党の勢いが増しています。

 そして、日本では親オバマであった小沢・鳩山政権が崩壊し、今、親・戦争屋の菅政権です。このざまでは、オバマが日本を無視するのは納得です。

 アンチ戦争屋のオバマ政権と復権著しい米戦争屋は、極東覇権争奪をめぐって、取引していると想像されます。とりあえず、日本は、米戦争屋のシマとして譲る。その代り、中国とのコネは是が非でもキープする、というのが、オバマ政権および同政権を支援する銀行屋(=アンチ戦争屋、ジェイRF派)の極東戦略でしょう。このオバマ政権の極東戦略は基本的に昔から変わっていません。

 韓国は経済規模が小さいので、重要度は低いでしょうが、極東において、中国と日本は、米国に次ぐGDPを誇っています。そこで、米国寡頭勢力のうち銀行屋(ジェイRF系)は中国を優先、戦争屋(デビッドRF系)は日本を優先することで両者、棲み分けされていると思われます。

 米戦争屋は中国を仮想敵国化している関係で、中国との関係を表だって、友好化できませんが、オバマ政権にはそれが可能であり、実際、そのようになっています。

3.日本は米戦争屋の極東でのラストリゾート(最後の切り札)

 以上の経緯でわかるように、このところ、米戦争屋の菅政権への介入が露骨になって、日々、それが強化されています。その証拠に、現在の日米外交に関して、まったく正統性をもたないリチャード・アーミテージ(悪徳ペンタゴンかつ米戦争屋系ジャパンハンドラーの一人)が、堂々と首相官邸に出入りしているようです。

 オバマ政権の対日後退戦略のおかげで、まったく外交的正統性をもたない戦争屋ジャパンハンドラーが堂々、霞が関で蠢いているのは、居直り以外の何ものでもありません。

 首相官邸、外務省、大手マスコミ、そろって、悪徳ペンタゴンですから、このような居直りが通用しているのです。この現象は、日本国にとって、とんでもないことです。にもかかわらず、マスコミはまったく、その異常性を指摘しません。彼らはもう狂っています。

4.国民は日本が米戦争屋のカモにされることに早く気付け

 今、悪徳ペンタゴンが居直り放題となっているのは、アンチ戦争屋のオバマ政権(=米国の正統権力)から、日本の悪徳ペンタゴンに圧力が掛かってくる恐れがなくなったからでしょう。ただし、戦争屋の隠れエージェント・ヒラリー・クリントンはオバマ政権にいて、実は、戦争屋系です、誤解なきように・・・。

 2009年1月、アンチ戦争屋・オバマ政権が米国で誕生、その9月、今度は、日本にアンチ戦争屋・小沢・鳩山政権が誕生し、筆者は、日本の独立シナリオの実現可能性がでたと非常に、期待しました、そして、自民党時代に日本に巣食ってきた悪徳ペンタゴンがいよいよ征伐されると大変、期待しました。

 しかしながら、今となっては、これらの期待がすべて裏切られました。それは詰まる所、国民の大半が、マスコミに踊らされて、小沢・鳩山政権を死守しなかったからです。

 ここで世界情勢を見渡してみると、全体的には、米戦争屋に逆風が吹いているとみなせます。その中で、米戦争屋が死守できそうな属国は世界でも日本とチリくらいではないでしょうか。自国経済の小さい韓国はしたたかに、おいしい中国に接近しそうですから。

 そこで能天気日本はこのまま行くと、米戦争屋に徹底的に国富を搾り取られるでしょう。

 今の日本の政治の世界は、民主党がどうの、自民党がどうのというレベルではなくなりました。


(私のコメント)


オバマ大統領の一般教書演説で、日本国に一度も触れられていなかった事が新聞のニュースになっていましたが、去年の演説でも同じように日本の国名は出てこなかった。中国や韓国が4,5回出てきたのに比べると日本の国名が出てこないのは意図的なものがあるのだろう。一般教書演説は入念に作られるから日本をはずしたのは、日本が共和党勢力の牙城であり、いまだに特定のジャパンハンドラーが日本を支配しているためだ。

大雑把に考えても、レーガンからブッシュにかけての共和党大統領時代には日本は景気が良かったが、クリントン民主党大統領時代になるとバブル崩壊やら円高やらで日本経済が低迷した。息子のブッシュ共和党時代には円も120円まで下がってミニバブルが来ましたが、オバマ民主党大統領になるとまた円が上がって80円まで吊り上げられた。

アメリカから見れば、共和党の縄張りの国と民主党の縄張りの国に分かれているらしい。日本は典型的な共和党勢力の縄張りであり、深い利権で結びついているようだ。日本における民主党政権の誕生はこの流れを変える可能性がありましたが、ジャパンハンドラーが介入してきて、鳩山・小沢のラインを外した。それ以来菅民主党政権は自民党と同じ外交政策を採るようになり、政権交代の意味も無くなってしまった。

アメリカでは中間選挙で共和党が大勝して、下院では共和党が多数派となりオバマ大統領は中道よりの政策に切り替えざるを得なくなってきた。オバマ大統領自身はイラク戦争反対の立場で大統領になったほどの左翼的大統領であり、マイノリティーや不法移民に対しても理解のある大統領なのですが、共和党支持勢力から追い込まれている。


以前にも『日本人が知らない「二つのアメリカ」の世界戦略』という本を紹介したことがありますが、アメリカという国は一つではなく二つの顔を持った国家であり、それが共和党政権の対日政策と民主党政権の時の対日政策の違いになって現れてくる。株式日記でも民主党政権ができれば日本叩きが復活するだろうと予測しましたが、90年代との大きな違いは中国の台頭であり、むやみに日本を叩けなくなって来た。

一番の危機は、鳩山民主党がアメリカ離れを模索し始めたことであり、それに対してアーミテージやマイケル・グリーンといったジャパンハンドラーを総動員して鳩山首相を引き摺り下ろした。二人はオバマ政権とは関係のない共和党の人物であり、日本に対してこれほどの力を振るえるのは、それだけ深く人脈があり利権が結びついた関係だからだ。

アメリカに進出しているトヨタ自動車なども共和党と深い関係であり、だからオバマ民主党政権からトヨタ叩きが始まった。アメリカの歴史は共和党と民主党の戦いの歴史でもあり、南軍は民主党なら北軍が共和党の歴史を持っている。リンカーン大統領は共和党最初の大統領であり、星条旗を見ればアメリカの歴史は共和党の歴史でもある。

それに対して民主党は南軍に起源があり南部が民主党の地盤だった。奴隷制に賛成していた南軍と反対していた北軍とはイメージが異なりますが、民主党は新しくやってきた移民を支持層にするようになって現在の民主党になっている。だから共産主義に対しても共和党と民主党とは異なり、外交政策にもそれが現れる。ソ連の共産党政権が倒れたのもレーガンからブッシュにいたる共和党政権だったからであり、民主党政権だったらどうなっていただろうか?

だから対日政策でも中国の共産主義の壁としての日本と、中国の共産主義に親近感を持つ民主党では日本に対する扱いも違ってくる。アメリカにおけるティーパーティー運動は保守系の市民運動ですが、中国の台頭はアメリカに危機感をもたらしている。オバマ大統領の提唱した米中のG2は民主党にしてみれば自然な政策であり、中国の台頭を歓迎する立場だ。

このような流れは日本にとっては米中に挟み撃ちにされて袋叩きになるかと思いましたが、クリントン国務長官が中国に対して対抗的になってきたのが意外な展開になってきた。その意図はよく分かりませんが、このまま中国が経済的軍事的に台頭してアメリカに逆らう傾向が出てきたので、米中外交にも変化が出てきたのでしょう。

日本の鳩山政権が、本来は味方であるはずのオバマ大統領に冷たくされたのは、オバマ大統領自身が政権内でも孤立しているからだろう。オバマ大統領はウォール街からの資金献金で大統領になりましたが、リーマンショックでウォール街には力がなくなった。クリントンの変節もその辺に原因があるのだろう。オバマ大統領の一般教書演説はせめてものリップサービスであり、外交的に見れば彼の支持基盤は中国であり韓国で、日本ではない。

アメリカにしてみれば日本の支持なしには、アメリカの対アジア政策は成り立たないのであり、日本は共和党の支持基盤でもある。鳩山・小沢政権が日本の共和党利権を切り崩していれば、どうなったか分かりませんが共和党が日本の利権を手放すはずがない。日米の歴史を見れば日本に戦争を仕掛けて原爆を落としたのが民主党なら、A級戦犯を釈放して首相にしたのが共和党だ。オバマ大統領の一般教書演説の裏には、日本に対する無言のメッセージがある。

 

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