元記事
　　　　　　　↓（写真あり）
http://kochi53.blog.ocn.ne.jp/blog/2011/02/post_48e2.html

先ずは基礎履修ですね。

小沢一郎氏の政治資金管理団体・陸山会にまつわる「政治と検察」（注・政治とカネではない）の問題は、小沢氏本人の検審起訴（注・強制起訴ではない）、小沢氏元秘書3名の検察起訴という異常なのごり押し手続きを経て、裁判で黒白を着けることになった。後は、弘中氏ら弁護団に任せれば良い。

私は、世間で言う処の「小沢信者」でも「民主支持者」でもない。第2次世界大戦以降、善くも悪くもアメリカの介入によって成り立ってきたこの国の政治が、今迄のようには行かないことを知るものである。

今、心ある・良質の政治的知識を持つ幾らかの国民が、真実に気付き始めた。恐らく、成人の1%くらいではないかと思っているが、真実を知る者が100人に1人いれば何とかなる。少し落ち着いて情報分析をしよう。。。マスコミの後ろにいて操る者らは権力を持っている。マスコミ自身も莫大な既得権益を持っている。冷静かつ効率的に対処しなければ闘いは徒労に終わる。

◆相手を見究める　〜　政治を撹乱しているのは誰だ？

小沢氏失脚を狙い、それが有利に働く者らの集合体である。。。すなわち、

・マスコミ＝自民政権下で官房機密費の接待で飼い慣らされてきた。
司法記者クラブに代表される既得権益の保護に躍起⇔小沢氏は報道解放論者だから敵視する。

・民主党の反小沢勢力＝菅を支える仙谷・岡田・枝野・前原・野田ら⇔小沢氏が復権すれば、その傘下の議員に、将来の総理の椅子取り合戦で負けるから必死で小沢氏失脚を狙う。

・検察と裁判所＝判検交流で一体化している。政権交代以後、これまでの自民政権で培った「人事」のパイプが機能し辛くなっている。自民政権に戻すか、少なくとも反小沢Gに政権を担わせたい⇔小沢氏は、検事総長の人事に国会採決が必要と主張するなど邪魔だから潰したい。また、これまで旧田中派の議員に国策捜査で冤罪を擦り付けて来たことなどで、国民からの報復を恐れている。

◆世の中の仕組みを知る　〜　政治の実権を握る（内閣の権限）とは？

現在の最高裁判所裁判官を任命内閣順に並べると次のようになる。

古田佑紀（最高検察庁次長検事）第2次小泉内閣
那須弘平（弁護士）第3次小泉内閣
田原睦夫（弁護士）安倍内閣
宮川光治（弁護士）福田内閣
桜井龍子（労働省女性局長）福田内閣
竹内行夫（外務事務次官）麻生内閣
竹崎博允・現最高裁長官（東京高等裁判所長官）麻生内閣
金築誠志（大阪高等裁判所長官）麻生内閣
須藤正彦（弁護士）鳩山内閣
千葉勝美（仙台高等裁判所長官）鳩山内閣
横田尤孝（最高検察庁次長検事）鳩山内閣
白木勇（東京高等裁判所長官）鳩山内閣
岡部喜代子（東京家庭裁判所判事・慶應義塾大学大学院法務研究科教授）鳩山内閣
大谷剛彦（大阪高等裁判所長官）官内閣
寺田逸郎（広島高等裁判所長官）菅内閣

最高裁判所判事（15名）の任命は、内閣が行い天皇が認証する。このうち1名を内閣が最高裁判所長官に指名し天皇が任命する。こうして任命される官吏を「認証官」と呼ぶ。同じく、最高検察庁の検事総長（国務大臣待遇）・次長検事（大臣政務官待遇）、各高等検察庁の検事長（準副大臣・大臣政務官待遇）も認証官であり、内閣が任免し天皇が認証する。

時の内閣、つまりは組閣権を持つ総理大臣から任命されるとされないとでは、生涯賃金が億単位で違ってくる。みんな若い頃から必死で塾に通い、受験で合格し、厳しい社会・法曹界での出世争いに勝ち上がって来たのだ。。。最終的に、どうしても手に入れたい椅子と賃金である。

彼らが今何を考えているのか？

「イラ菅」の逆鱗に触れないように・・・
法曹界の内情に通じている弁護士の仙谷・枝野コンビに逆らわないように・・・

である。

◆弁護士以外の我々はどうすれば？　〜　国民の進む道

皆さん注意して！この国の裁判は異常だ。高知白バイ事件を見れば分かります。上記、法曹界の出世レース参加者らは、実況見分そのものを捏造した高知県警に鉄槌を下すどころか、県警の犯罪を幇助し、止まっていたバスの運転席に乗っていただけで、無実無罪の片岡晴彦さんを投獄したのです。

小沢氏も、こうした者らに裁かれるのです。彼らの都合で判決はどうにでもなります。。。ではどうすれば？

私は、『次期総選挙に伴う国民審査で、全ての最高裁判事にバツ（罰）を！』と、今から叫びます。彼らは、これを最も恐れているから、正しい裁判をせざるを得なくなります。弘中弁護士に風を送りましょう。

高知白バイ事件とベアテ　〜　「伝家の宝刀」は国民が抜く！国民審査で最高裁に民意を示せ

　　　　　　　―　つづく　―

【関連記事】

森ゆう子議員の「100%無罪！どなたが責任をとるの？」に続け　〜　堂々かつ冷静に小沢総理誕生の策を練る15藤島利久
http://www.asyura2.com/11/senkyo106/msg/210.html

石川議員再聴取やりとり詳報！検察とマスコミがグルになった小沢潰し　〜　小沢総理誕生の策を練る13藤島利久
http://www.asyura2.com/11/senkyo106/msg/105.html

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―　３／３高知白バイ事件・鎮魂ウォーク　―　

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コメント
01. 2011年2月02日 12:33:19: cO7jluCzBk 検審法41条の10第１項に従って、東京地裁は、でたらめ起訴をした指定弁護士の指定を取り消せとやればよいのであって、弘中弁護士頼みでははいけません。
02. 街カフェTV 2011年2月02日 13:10:35: FhSY.VZyAvKpM : w3vgWPB7bY ＞でたらめ起訴をした指定弁護士の指定を取り消せとやればよい この通りです。「本案前の答弁」で却下を求めるでしょう。これを弘中氏がするので、国民は世論を高めて裁判所を監視しようと言う意味の記事です。
03. 2011年2月03日 08:14:40: Rg4e8kYURI 法曹界のドロドロとした厭らしい汚らわしいところが見え隠れする。 こんな汚らわしい法曹界は一度改革しなくてはいけない。 相撲協会のようになれあいで悪い方向に進んでいると思う。
04. 2011年2月03日 10:12:22: d28SX4Zixw 03様の言われるように すべての改革が必要でしょう！ それには菅政権を消滅させ「小沢政権」を樹立すべきです！ 起訴？ そんなこと問題なし（笑） 時代は進んでいます

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