デフレでインフラやセーフティーネットが破壊されているのに,輸出産業だけを利する消費税増税と法人税減税と還元、ＴＰＰ参加や一括関税引き下げ、低金利の維持、過剰金融、これではすべてに於いて内外の市場の縮小は加速する。これは元々自民党と官僚・大マスコミの金持ち救済して貧乏人から絞り取る政策である。この丸のみ抱きつきは政党間の対立要素を破棄したことになる。我々国民は現状からの脱出に期待したのであり,マニフエストの破棄は民主党フアンを裏切ることになる。それは二大政党制の腐敗，不信が進み第三党が何れ本格的に進出することを予言している，国民は二大政党制に疑問が持ちました,そこで我々国民は第3の勢力に注目が集まります。みんなの党の成功で地方分権勢力も勢いが増幅するだろうし民主党の分党もその一つになろう。

また統一地方選挙と次期衆議院選挙では、次の対立軸の発生が避けられない。
1.地方分権が対立軸となるために、地方分権を主張する政党が誕生する。(橋下知事･河村市長など)
2.みんなの党の成功で、公認によりも無所属で立候補した方が当選できると考えるため、無所属と小党が増えることが避けられない。
3.世界的信用恐慌の進行は、第三の大底ニ幕三幕に向かうため、連立与党内、民社党内に対立の発生が避けられなくなる。
以上から、日本の政治は、中少数政党の離合集散の時代に移行が避けられなくなる。

古い政治概念を持つ政治家や霞ヶ関官僚は年金・保険・税金などは使い放題、ムダ遣いをする霞ヶ関官僚に天下国家の計画はまかせられない。2000年からスタートした｢古い政治概念の破壊｣は2020年まで進行する。当初少数派だった古い政治概念の破壊は2010年を中間点にして進行する｢新しい政治概念の遵守｣時代で多数派と反転するのである。20年間で収束される。

古い政治概念とは2000年以前の大正デモクラシーと右翼原理主義者のクーデターと暗殺に明け暮れ，社会主義を赤といって排除してきた時代である。2000年から始まった前半期は古い政治概念の破壊の革命期の現象である。古い政治や文化のルールが破壊され、奇人変人で終わる2007年までは人物を熱狂的に支持をして古い政治概念を破壊宣言したパフォーマンス政治だつた。2009年には奇人変人のパフォーマンス政治はしぶとく残るが2011年には賞味期限切れとなって消え去る運命にある。

革命の後半2011年後半からは国民の政治的関心が高まり、その概念は大きく反転する。2009年衆議院選挙は、政治的対立概念の転換点の前兆であった。政治の反転により古い霞ヶ関官僚天下りは2011年から破壊が始まり2020年には収束することになる。2011年〜2015年に,超インフレデフレや超失業率(雇用3分の1)に見舞われた国家に愛国的熱狂によって平和的革新的なカリスマ氏が登場し成功させる可能性は否定できない。三権分立は偽装民主主義だったことも分かってきた。 民主党や自民党のどちらの政権でも国民からデモや暴動や倒閣運動も激しくなろう。