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閉塞感を打破するためにトンデモ首長を選んだり、トンデモ政党を支持したりすることは昔からよくあることだ。その典型がドイツのナチス政権誕生である。
＜参照＞
ポピュリズム独走市長を、名古屋市民は間違いなく大差で選出し、 奈落の底に沈んでいきます。
ところで、「二大政党」がつくり出した閉塞感の副産物はこちらにも。そう、そう、「みんなの党」のことである。党首の渡辺喜美衆院議員はやたら、「アジェンダ、アジェンダ」と言いまくって新味を出そうとしているが、何のことはない、中身は小泉「痛みに耐えて」改革の単なる焼き直し。
それでもあまり物事を深く考えない人たちの間では結構人気が出てきて最近、支持が急騰しているらしい。
ところがこの党、「アジェンダ、アジェンダ」のかけ声に隠れて実際にやっていることといえば…
みんなの党代表の渡辺喜美議員事務所が、政治活動費でお色気Ｔバック飲食店で遊興ってなことに。
これじゃ、「みんなの党」変じて「みんなNO党」。
この件、本日付の「しんぶん赤旗」も取り上げている。
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政治資金で飲み食い／渡辺みんなの党代表の団体も／年間81回、300万円超す
「しんぶん赤旗」 2011年2月10日 14面
政治家が政治資金で飲み食いしていたことが相次いで問題になっていますが、「みんなの党」渡辺喜美代表の資金管理団体も年間81回、300万円を超す飲み食いをしていたことがわかりました。
今年になって政治資金による飲み食いの不適切さが指摘されたのは、民主党の小沢一郎元代表と、野田佳彦財務相です。
４〜５日に１回
今回、明らかになったのは、渡辺氏の資金管理団体「温故知新の会」。09年の収支報告書によると、組織活動費の「交際費（飲食代）」として、東京・赤坂の日本料理店や同・九段南の高級すし店」同・六本木のショットバー、鎌倉市の居酒屋、横浜市の中華料理店など、81回、計301万4542円の支出を計上しています。
じつに４〜５日に１回という頻度です。
このなかには、同年総選挙の衆院解散直前の7月14日、「はなこ赤坂見附店 1万1209円」という記載もありました。「居酒屋はなこ」のホームページによると、「ビジネスマンのための居食空間」をコンセプトに「セクシー衣装の女性スタッフが出迎えるのが特徴」としています。
小沢氏の関係政治団体「誠山会」の2009年の政治資金収支報告書によると、浜松市内のキャバクラ店に計3万8500円を政治活動費で支払っていました。野田財務相の関係政治団体「野田よしひこ後援会」の09年の収支報告書には、千葉県船橋市内の女性従業員が接客するクラブやスナックなどへの支払いとして、計12回、22万2500円の支出が記載されていました。
自・民のパー券も購入
みんなの党は、党創立時に党の性格付けを「（政界再編の）触媒政党」としましたが、「温故知新の会」は、自民党10人、民主党1人の政治資金集めパーティー券をそれぞれ２万円購入していました。
購入していた相手は、自民党は河野太郎前幹事長代理、平井卓也元国土交通副大臣、後藤田正純元内閣府大臣政務官、梶山弘志前副幹事長など。民主党は同党の「影の内閣」法相も務めた簗瀬進前参院議員でした。
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