ありがとうございました。

わたしは本年の２０１１年こそが世界の民衆にとって２１世紀の開始であると思っております。２００１年から２０１０年は混乱期であり、２０世紀の世界権力にとっての１０年間でありました。世界の民衆は絶望の谷間へと追い詰められてまいりました。

しかし２０１１年の幕開けとともに、世界の民衆にとっての２１世紀が到来してまいりました。２０１１年の壁を押し開いたのが、２０１０年のたたかいであります。イタリアでも１００万人規模のデモを実現させました。起動させたのは女性の心の中からの叫びと呼びかけであります。

小沢一郎氏の「共生の思想、そこにおける日本の役割」には強く納得いたしました。世界を救えるのは日本文明であります。そして天は動いております。

２００９年における日本の政権交代は菅政権により、すべて「反動」へと転化いたしました。本当の政権交代とは無名の庶民・民衆による小沢一郎政権樹立への日本革命であります。

そこにおける日本革命とは、まず首都の遷都を実現しなくてはなりません。江戸は徳川幕藩体制２７０年、江戸は、明治維新で東京と名前を変えて１４２年、合計４１２年も日本の首都でありました。東京はすでに金属疲労を起こし、酸化しサビが出ております。今こそ、東京から京都への遷都が必要であります。

検事総長は民間から三井環先生にやってもらい、とにかく検察の裏金問題を解決しなくてはなりません。検察機構の民主化をやらなくては、日本は検察によって壊滅してしまいます。

最高裁判所の民主化も必要であります。

国家行政機構は各都市に分散させるべきであり、国家権力機構も各都市に分散させるべきであります。経済の中心は東京から大阪に戻すべきであります。そして地方経済の遠心力と求心力を起動し活性化させ地方経済を循環させるべきであります。各地方経済を担う人間の心の回路を大胆にて細心にして開くべきであります。自信がつけば各地方経済は展開していきます。

小沢一郎政権を樹立させる、わたしたち無名の庶民と民衆は今こそ、壮大な日本革命構想を語っていこうではありませんか。それこそが小沢一郎氏が言う「日本国民」の自立であると、わたしは思っております。「日本列島改造」が今こそ必要であり、これが日本革命であります。そのためにはまず遷都であります。