内ゲバで予算関連法案が潰れたという印象を国民が持つと小沢派もダメージを受けるので、菅一味の法案なんて潰れたほうがマシという国民合意を形成しないと。
この連合赤軍クーデター内閣には何も決めさせたくない。それが国民の総意。
野党も予算関連法案の分割は認めず、すべて廃案にしろ。それで菅、仙谷凌雲会にとって政治家としての致命傷を与えよ。こいつらに二度と執行部なんてやらせるんじゃないという国民合意を明確に形成させることが肝要だ。

子ども手当で地方自治体負担をめぐり反対の声が続々と噴出している。これを受けて現執行部批判をするべきた。それとセットの法人税減税にも疑問を投げかけろ。
減税分を子ども手当の国庫負担の財源に回すことは可能だとして揺さぶれよ。

判ってるだろうが、分割に乗っても子ども手当否決なら税制改正法案も否決だ。
あくまでセットだからね。子ども手当可決、税制改正否決なら構わない。
野党も個人所得税への直接の影響を考慮して話しをつけろよ。
じゃないと、自民にもトバッチリが大きいからな。選挙負けるぜ。

菅は「変節」よりも非道い『芯からの悪党』。暗愚で力のない者が、強者にへつらいのし上がり、賢者を蹴落とす。「非道」が皮膚に張り付き笑っているので、常人には進歩的政治家と見えていた。彼らが権力にたどり着くと、国民は「改革派がいつかは革新的政策を実行するだろう」と期待した。しかし、自公政権より悪逆だ。

権力を握る革新派はKYで、「俺様…」主義。だが、宗主国には「すべて従う」。珍しくもない植民地の奴隷頭タイプを、英米は見慣れ、操縦し尽くして現在がある。

それでも、落ち目の米に菅は縋るのか？「日本に独立旗を立てよう」とした政治家やジャーナリストを米は≪次々と葬った≫。しかし隷米・菅には北方領土・尖閣・竹島と、日本包囲網は容赦なく、アホ菅は≪外交語に疎い≫。さらに、崩壊前の米に、「日本は自分で守れ！と言う米政治家も出た。

『よし、子供たちを産み育て、日本国は自分で守る、鍛えるぞ！』。だが小泉竹中の悪政で日本の『精神風土』は荒廃の極み。子供手当支給こそ、必然と思います。

統一地方選後に公明が予算関連法案に賛成に回るだろうとの見込みで、復活した児童手当の支給を停止して、子ども手当法案の成立を待つということになる。
初回の支給月は６月だが、それに間に合わないと１０月にまとめて支給されることになろう。

不景気で賃上げは期待できない世の中だし、子どもを扶養する世帯の所得補償は不可避だろう。本来は与野党ともに党議拘束を外して重要法案は個々の政治家の判断に任せるべき。公債特例法案も同じだ。党議拘束をかける法案ということは、不成立でも補正予算やコスト削減により何とかなるって理屈になる。予算通す責任を与党側に押し付けるのではなく、野党も党利党略より国民生活を重要視した判断を望みたい。野党議員にもその責任はあるのだ。
追い詰められた現執行部は与野党に党議拘束をしないように呼びかけるしか方策はないだろう。１６人の会派離脱はそれだけインパクトが大きい。会派離脱組は菅が居座るなら予算に造反する。だが、造反なら離党し新党に合流するし、退陣なら賛成するので処分は出来ない。そもそもその段には執行部は交代してるのだ。党議拘束、説得は何ら意味を持たない。まさに究極の策と言えよう。

基本的には菅が辞めれば予算関連法案は通る。辞めずに居座れば民主分党勢力が現政権と袂を分かち、予算関連法案不成立、内閣不信任案可決で民主現執行部の退陣を余儀なくする。解散総選挙を避け内閣総辞職の可能性が高い情勢だが、総辞職引き換えなら予算は通るだろう。
もっとも穏便な方法を取るなら、菅、仙谷など四人組を総辞職で更迭し、ほとぼりが冷めた頃に分党又は離脱、新党設立を促し現民主党から出て行って貰う。そして、民主党は公明と連立するなり、自民リベラル勢力の離党勢力と連立する流れとなろう。