撲という日本固有の文化について国家が介入を始めている。マスコミを使い「公益法人」を盾にした官僚の介入である。そもそもの問題は野球賭博の解明であったものを、警視庁による意図的なリークによって八百長という問題で大騒ぎをさせて「相撲協会」というものを食い物にしようとしている。すでに競馬、競輪、宝くじなどを見れば明らかのように、これらの協会は完全に官僚の天下り先と成り果ててお問題視されている。政権交代によって官僚たちの天下り先は狭められており、彼らはあらゆる場所を公益という名目を使って私利を得ようと必死になっている。

今回の外部委員会の要求は酷いものだ。「理事会の半数を外部委員にしろ」、「年寄株の売買は禁止しろ」、「部屋数が多すぎるから減らせ」、まるで暴力団のやっているような脅しそのものだ。相撲界の力士、元力士たちはこれらの不当な要求を断固として拒否するべきだ。それで公益法人でなくなっても相撲という文化が消え去るよりははるかに良い。国民は文化としての相撲の方を存続してもらいたいのだ、単なる高校野球のようなスポーツとしての大相撲なんかに存在意義は何もない。ましてや相撲に関係のない人間たちが仕切るようなものになったら本当につまらない存在になってしまう。

今マスコミを使って行われている大相撲問題は八百長問題ではない、官僚たちの天下り先確保のための権力闘争である。我々国民は相撲という文化のために断固としてこの介入を非難するべきだ。文化には合理性などもともとないことを理解しなければこの問題は絶対に解決しない。大相撲なのか、官僚による支配なのか、どちらを選ぶかは国民の応援にかかっている。 　

コメント
01. 2011年2月18日 09:25:43: EAo5YST5jk 天下り先を５名も確保しようとさすがだ。
02. 2011年2月18日 09:29:46: AQqyLULhMc 興味深い話ではありますが、板違いでは？
03. 2011年2月18日 10:05:22: rYtxHb0Jgg しかもしかも、利権のかぐわしい匂いを嗅ぎつけたのか、われらが小泉純一郎先生が、理事に紛れこもうとしているんだぜ。 自民党、それに日本をぶっ壊した小泉純一郎先生、今度は日本の国技「大相撲」までぶっ壊すつもりらしい。皆さんどうするね？
04. 2011年2月19日 16:08:06: Xw0D58XDJA 何のことはない。天下り先を増やすのが目的の工作だった。 これでわかった。マスコミを叩き潰せば、彼らの工作は破綻する。
05. 2011年2月20日 11:33:12: b0V4ITxwgY 本日午前中のテロ朝の番組で偏向報道してたね。 委員の一人である慶応の御用学者が年寄株は無価値だ、売買などありえないとするインタビューを放映してたが、それでは藤島親方が年寄株の売買で国税庁から追徴されたのは何だったのか？無価値なら何で税金を追徴されるんだ？ 会計上はいわゆる”のれん”だよ。営業権や商標権のような性質のものさ。 「ルイ・ヴィトンの名前を売ってくれませんか？勿論、タダですよね。」 極論すれば慶応教授の物言いなら、そんな理屈が可能になるな。 それで本当に商学部の教授なのか？ http://www.nri.co.jp/opinion/kinyu_itf/2005/pdf/itf20050807.pdf 野村総合研究所　金融ＩＴイノベーション研究部　2006年 ＤＣＦ法で年寄株の経済価値を試算すると２億５千万円だそうだ。 ホント、テロ朝の報道番組は捏造、偏向のオンパレードだな。 で、その放送すると幾ら儲かる仕組みなんだろうね。

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