すなわち大手マスコミ電通の世論操作が外れるのは，簡単なことで，地元のレベルでの人気を，当落の75％を決定すると錯覚するためで，全国レベルの政治的対立概念が，75％の当落を決定するとは思っていない。また人気や候補者の対立抗争やスキャンダルは，投票行動に影響するのは25％なのに，大手マスコミは大合唱したり持ち上げて歓迎するが，この25％は切り捨てられる。この25％の候補者が地方で当選すると全国統計の当落合計では，相殺されてしまう。

大手マスコミは世論操作の捏造や大合唱によって，話題になり，大手メディアに露出した方が勝つと判定する，競っている場合は有権者は迷ったら若い人，女性，そして地力が当落を判定すると判断している，これは間違いであることが過去のデータから検証できる。

大手マスコミ電通の世論操作による当落予測は，地元の人気を一次予測方程式とし，全国の世論操作結果を二次予測方程式として判断するためでもある。だから的確な予測値の変動幅を拡大せざるを得なくなる。大手マスコミの世論調査項目は，投票行動を決定する対立政治概念よりも，羅列的な選択によって，その数字から投票行動を予測するから外れる。地元の人気を二次的な予測にすれば，投票行動の30％が移動する要因を見逃すことはない。

日本の有権者の殆どは中心的な政治対立概念(政党政治の第一対立要素)によって投票行動を決定する。政治対立概念が劇的に移動させることが可能。ただし二つの政治的概念が拮抗している時は，地元の人気が投票行動を決定する。またこの政治対立概念が25％の投票行動を変更させ，投票率を5％ＵＰすることが分かっている。従って前回獲得した得票数の30％のマイナスで当落を判定すれば，近似数となる。

衆議院選挙や統一地方選挙では地方分権が対立軸となるために、地方分権を主張する連合軍が大躍進することがこの予測からすでに分かっている。だから愛知のダブル選挙で減税日本が大勝したのは自然的必然性である。従って減税日本や維新の会などを主張する，橋下知事･河村市長などが中心に日本の政治が動くことを見逃すことはない。日本の政治は、少数政党の離合集散の時代に移行が避けられなくなるし民主党の分裂は避けられない。また二大政党制は腐敗＝不信が助長して，日本や各国で2030年まで機能不全になります。

分かっていることは【対立要素は75％である】
選挙の投票行動の75％を決定するのは，対立する政治概念である。通常は25％の要因を無視してもよい。しかし25％の要因の75％を発見してゆけば，パーフェクト。それで地元の人気を二次的予測にすれば，投票行動を30％移動させる要因を見逃すことはない。第一の対立要素は75%ですが,要素Aと要素Bの関係が75%以下だと,AとBに百%の因果関係をもつ要素Cが隠れている、この場合AとBの関係は無視してもよい。この周期や要素を無視するとデモや暴動や倒閣運動が発生する。小泉氏(飯島氏)はこれを旨く利用した。現状からの脱出に自民党をぶっ壊すといって75％を見つけ，再び25％の郵政民営化を75％であることを見つけ大勝したのである。

日本の有権者の殆どは中心的な政治対立概念(政党政治の第一対立要素)によって投票行動を決定する。政治対立概念が劇的に移動させることが可能。ただし二つの政治的概念が拮抗している時は，地元の人気が投票行動を決定する。またこの政治対立概念が25％の投票行動を変更させ，投票率を5％ＵＰすることが分かっている。従って前回獲得した得票数の30％のマイナスで当落を判定すれば，近似数となる。

また世界も日本も｢ルール厳守/破壊｣の繰り返す40年周期改革が行われている。
歴史では20年ごとに，社会的ルールの破壊が多数派になる時代と，ルールの厳守が多数派になる時代が交代する。2000年〜2020年までの20年間は，ルールが破壊される時代である。前半2011年までは弱者に耐圧を押し付け，格差を助長させ，信用・流通のインフラ・セーフティーネットが破壊される時代で，自民党をぶっ壊すと叫びルールの垣根を壊して人気を集めた小泉氏が破壊的カリスマ氏として熱狂的に活躍した。しかし後半の2011年〜2015年の後半は革新的平和的カリスマ氏が登場して活躍する。

つまり世界も同じ方向で動く，2000年からスタートした革命は2020まで進行する。前半10年間は｢古い政治概念の破壊｣が活性化した。後半は｢新しい政治概念遵守｣に分けられ，20年間で収束される。前半の｢古い政治概念の破壊｣とは2.26事件や大正デモクラシーとクーデターに明け暮れ，平行して，右翼原理主義者の言動が軍人・財閥・政治の指導者に支持され国民が受け入れる時代だった。しかしこのことで｢右翼原理主義｣から｢左翼原理主義｣までと｢イスラム原理主義｣から｢キリスト原理主義｣まで活性化させてしまう。従って日本でも奇人変人の小泉式バフォーマンス靖国復興タイプが自民党を破壊を宣言した人物がスポットライトを浴びた。後半は政治的関心が高まり，中心的概念は大きく反転する。小泉氏と全く逆の革新的平和的なカリスマ氏が登場して大活躍するのである。2020年には収束する。この周期を知っているのが小沢氏と離脱の１６人を誘導したあの人であり飯島氏はこれを疑心暗鬼で旨く活用したと思われている。