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一筆啓上、直人さま
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投稿者 稲垣勘尚 日時 2011 年 2 月 24 日 02:37:41: Je/tdYZdw47GA
 

自分の内面に耳をすまし、それ自身が巨大な脳である自然界が媒介するエネルギーの変化を、われわれの内面に感じ取らなければならない時代のだ。
過去5600年の間、人類がおかれたアンバランスな状態は、分裂した意識という、この文明史を支配した意識形態に原因がある。
経済成長への希求は、人間の意識が左脳と右脳に二極分化し、統合できなくなっていた事実にある。この分裂状態から心の限りない空虚感が生まれるのであり、人間はこの空虚感を物質的な満足で充足しようと、あくなき経済成長を希求するようになったのだ。
西欧近代文明はこのような深層心理を随伴し、「我思うゆえに我あり・・」のデカルト的自我を形成した左脳文化である。
最初はイギリス、次にアメリカによるこれまで250年間続いた世界経済の支配はいま終焉しつつある。これに代わって東アジアが世界経済の牽引力として登場してきた。
左脳支配の終焉は、われわれの中では左脳と右脳とのアンバランスが終わりを告げることでもある。そしてバランスの回復とは、単線的な時間や、計量的、戦術的にものごとを考える左脳の影響を受けずに、まさに「いまの一瞬一瞬」を充実して生きるようになることなのだ。(ここまでpowered by;fc2blog引用)

今、政治家に求められているものは「いまの一瞬一瞬」を充実して生きたいという・・草莽の心と通底する・・政治家自身が自分の内面に耳をすますことである。
指導者が自分の内面に耳をすますことに怠惰であることによって・・・民衆は辛酸をなめてきた。今のアラブ民衆の叛乱は長い人類史の一コマとして特別なものではない。
政治的指導者は進歩しないものなのである。そのような人格が、自我が、政治という蜜に群らがるのである。どれだけ民主主義者を標榜しても、裏切られた歴史の一コマ漫画のキャラクターでしかなかったのである。民衆はそれでも目糞鼻くその職業を政治家として追認してきた・・なぜか?
右脳的民衆は左脳的権力を政治家に容認することに於いて、分断された右脳を補完し、精神の自己回復を図りつつ・・「いまの一瞬一瞬」を託して生きているのだ。
日本の政権選択後の民衆のエゴーの分断状態は、乾いたアラブ民衆とは違う・・湿った怨恨を曳きづってはいまいか?
自民党時代の政治は「どうせこの世はそんなもの〜」であったが、民主党政権には分断され続けた民衆の自我回復への熱い思いがあった。
政策以前に・・政治を変える前に政治家が変わってくれる・・という思いが投票所に民衆を走らせた。
鳩山政権になり、その政権運営の不味さはさておき、鳩山由紀夫は「指導者が自分の内面に耳をすます」ことに怠惰ではなかった。
「小沢さん・・申し訳ありません。私と一緒に職を辞しましょう」これは日本の政治史において驚嘆すべきことであった。それを快諾した小沢一郎は草莽の潔さだった。
それ以降、それ以上に、何故に冤罪もどきで小沢を引き回す必要があるのか。
美学=草莽の潔さは武士道である。こんな日本人文化論を菅直人に言って聞かせても無駄であることは承知だ。
この吾人は典型的な左脳政治家なのだ。おまけに小市民運動弥という擬制的右脳を被っているのでタチが悪い。
左翼かぶれしていた頃「スターリンの脳内構造」という文言に接したことがあるが・・権力を掌握した後の行儀の悪さは・・よくも似たものだと驚いた。
鳩山に倣って、菅直人よ、自分の内面に耳をすませ給え・・。
菅直人に、「仙石さん・・申し訳ありません。私と一緒に職を辞しましょう」くらいの美学があったら、支持率17%はなかっただろうに・・民主党にとっても国民にとっても不幸なことだ。
 

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コメント
 
01. 2011年2月24日 07:47:35: QlJNGnD5Bk
>政策以前に・・政治を変える前に政治家が変わってくれる・・という思いが投票所に民衆を走らせた。

名古屋革命を、大衆オポチョニズムだとか迎合だとか、商業マスコミが藪をつついておるが・・名古屋革命の真髄は左脳的近代主義=政治家議員の文化を変えなくては、どんな立派なマニュフェストも目玉のない達磨であることを知らしめたことにあろう。
それに名古屋市民が右脳的思考で喝采したのだ。
民主党革命が迷走しておるのは、過半の民主党議員が55年体制=左脳体質からの自己脱却・自己否定を温存していたからなのだ。政治主導はそれを官僚に強要すればことがすむもではなかった。形を変えた「政治主導」という名の官僚丸投げであった。官僚は議員の足元を見透かしていたのだ。議員が自己革命の返り血を官僚に浴びせる・・党略的鬼迫がなかったのだ。そんなバックグランドのない政権交代の閣僚が・・いくら幹部を集めて書生論を吐いても官僚ドジョウの泥田で田植えをするようなものだった。そして菅直人は泥田のあぜ道を敵前逃亡し「ナベツネの藪」に逃げ込んだのだ。
名古屋という一都市で出来たことが、霞ヶ関で出来ないはずがなかろう。尾張愛知の2人の指導者が菅直人を尋ねずに、小沢一郎を訪ねたことは、この国の政治と政治家がどうあるべきかの国民へのメッセージである。
国家予算の過半を自分たちの生活費に当てている政治家・官僚が「小沢殺し犯罪」に手を貸すのも見え見えである。


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